8/22、長野県佐久市の県厚生連佐久総合病院名誉総長、
若月俊一先生(96)が、肺炎のために亡くなられました。
若月先生といえば「実践医学」を訴えて、
「医学とは、人々の幸せと命を守るものだ」。
という名言を残し、農村医療にまい進した事で有名ですので、
ご存じの方も多いとは思います。
若月先生を慕って長野に集い、
全国で地域医療を支える医師は多いようですし。
もちろん地域医療、農村医療を確立した若月先生の功績は、
非常にすぐれておりますし、私もその点でも尊敬しております。
しかし、ここでは敢えて、先生が言った私の好きな、もう一つの名言
「予防は治療に勝る」について書いていきたいと思います。
若月先生は東京帝国大医学部を卒業した後、
戦時中の1945年3月に佐久総合病院に外科医として赴任。
当時農民たちは、忙しさや貧しさなどで病院に通院したがりませんでした。
このため、先生は田畑で使う牛車に医療器具を積み込んで
周辺の村々を訪ね歩く出張診療を行ったそうです。
医師が出かけて寄生虫駆除やけんしょう炎などを治療する、
この「農村医療」を確立。
また、病院職員が演劇や人形劇をして、
病気の予防知識を普及させるユニークな取り組みを行われました。
1959年からは「予防は治療に勝る」として、近隣の旧八千穂村
(現在は佐久穂町)の「全村健康管理」を実施。
15歳以上の村民を対象に、年1回の健康診断を実施するだけでなく、
一人一人の健康台帳を作成。
健診だけでなく、生活ぶりや環境要因なども記入。
さらに、村民に健康意識を持たせるため、
各自が記入する健康手帳も取り入れました。
この方式は長野県全体に広がり、さらに全国のモデルになっています。
参考: (毎日新聞) - 8月23日
今から50年以上も前に、こんな事が行われていたんですねー。
尊敬しますね、ホントに。
「予防は治療に勝る」というのは、若月先生の専売特許ではありません。
美人女医さんのジュリ先生も言っておられますが、
中国医学では、ン千年の昔より
「病気を治す医者より、病気を予防する医者のほうが名医である」
と言われているようですしね!
全くおっしゃる通りだと、私も思います。
また野球に例えますが。
名選手というのは、素人が見てファインプレーをする
選手ではないんですよ。
守備のうまい選手は、どこに打球が飛んでくるのかを、
人よりも早く判断する。
そして、第一歩を早くして、早く打球に追いついて、しっかり捕球する。
そういう選手が守備の達人と言われる選手です。
最初の一歩が遅いから、ぎりぎりで打球に追いついて、一見ファインプレー
に見える、というのは、本当のファインプレーではありません。
もちろん、最初の一歩が早くて、普通では追いつけない打球に、
ぎりぎりで追いついて捕球できるという、
本当のファインプレーもありますけどね。
医学でもそうです。
病気が悪くなって、それを治したら、それが名医ではないんですよ。
名医というのは、病気にならないように予防する。
または、病気が悪くなる前に見つけて、悪化する前に治療できる。
そういう医者が「名医」だと私も思います。
「名医」という「医者」個人だけでなく、
国としても治療よりも予防に重点を置く事が必要だ、と私は思います。
具体的には、予防にもっと金と手間をかけろって事です。
今更になって、厚生労働省は予防に力を入れだしているようですが。
やっている事は中途半端です。
中途半端に予算を組んでも、効果は半減されますし。
相変わらずの、縦割り行政も見受けられます。
例えば、「タバコ」
タバコが医学上は百害あって一利なし。
と言うことは、はっきりしています。
タバコを吸えば、肺ガンの確率は10倍以上。
心筋梗塞の確率も約3倍になりますし。
他のガンや生活習慣病のリスクも大幅に上がります。
そして、喫煙率を下げるのに最も効果的なのは、
タバコの値段を上げるって事は、世界中の例ではっきりしています。
なのに、日本のタバコの値段は、他の先進国から見たら、激安です。
一部の団体や、半端な税収の事なんか考えずに、
ドカンとタバコ税を大幅に上げれば、何十年か後の医療費は
大幅に削減されるのは、目に見えているんですが。
しかし、医療費削減と言っている割には、
弱者の負担を増やす事しか今の行政は考えていないようです。
50年前から、若月先生は「予防は治療に勝る」と言っているのですが。
今の日本の行政は、50年経ってもまだ本気でそれを
実践しているようには、私には思えません。
ちなみに私のメールマガジン「やぶ医師のひとりごと」
これは、予防医学に重点を置いて、病気の解説をしているものです。
そして、もし病気になったとしても病気の正しい知識を身につけて、
病気を軽い状態のまま悪化させないでいよう。
という事をコンセプトにしています。
若月先生には遠く及びませんが、病気の事をわかりやすく解説して、
一般の方達にもわかるように書いているつもりです。
もし興味のある方がおられたら、ご覧になっていただければありがたいです。
Dr. Iのメルマガ「やぶ医師のひとりごと」
興味のある人はブログの左上のサイドバーから登録して下さいね。
FC2ブログランキングに参加しています。
ただいま健康部門第4位です。
1位を目指しているので、応援よろしくお願いします。
↓ ↓ ↓

若月俊一先生(96)が、肺炎のために亡くなられました。
若月先生といえば「実践医学」を訴えて、
「医学とは、人々の幸せと命を守るものだ」。
という名言を残し、農村医療にまい進した事で有名ですので、
ご存じの方も多いとは思います。
若月先生を慕って長野に集い、
全国で地域医療を支える医師は多いようですし。
もちろん地域医療、農村医療を確立した若月先生の功績は、
非常にすぐれておりますし、私もその点でも尊敬しております。
しかし、ここでは敢えて、先生が言った私の好きな、もう一つの名言
「予防は治療に勝る」について書いていきたいと思います。
若月先生は東京帝国大医学部を卒業した後、
戦時中の1945年3月に佐久総合病院に外科医として赴任。
当時農民たちは、忙しさや貧しさなどで病院に通院したがりませんでした。
このため、先生は田畑で使う牛車に医療器具を積み込んで
周辺の村々を訪ね歩く出張診療を行ったそうです。
医師が出かけて寄生虫駆除やけんしょう炎などを治療する、
この「農村医療」を確立。
また、病院職員が演劇や人形劇をして、
病気の予防知識を普及させるユニークな取り組みを行われました。
1959年からは「予防は治療に勝る」として、近隣の旧八千穂村
(現在は佐久穂町)の「全村健康管理」を実施。
15歳以上の村民を対象に、年1回の健康診断を実施するだけでなく、
一人一人の健康台帳を作成。
健診だけでなく、生活ぶりや環境要因なども記入。
さらに、村民に健康意識を持たせるため、
各自が記入する健康手帳も取り入れました。
この方式は長野県全体に広がり、さらに全国のモデルになっています。
参考: (毎日新聞) - 8月23日
今から50年以上も前に、こんな事が行われていたんですねー。
尊敬しますね、ホントに。
「予防は治療に勝る」というのは、若月先生の専売特許ではありません。
美人女医さんのジュリ先生も言っておられますが、
中国医学では、ン千年の昔より
「病気を治す医者より、病気を予防する医者のほうが名医である」
と言われているようですしね!
全くおっしゃる通りだと、私も思います。
また野球に例えますが。
名選手というのは、素人が見てファインプレーをする
選手ではないんですよ。
守備のうまい選手は、どこに打球が飛んでくるのかを、
人よりも早く判断する。
そして、第一歩を早くして、早く打球に追いついて、しっかり捕球する。
そういう選手が守備の達人と言われる選手です。
最初の一歩が遅いから、ぎりぎりで打球に追いついて、一見ファインプレー
に見える、というのは、本当のファインプレーではありません。
もちろん、最初の一歩が早くて、普通では追いつけない打球に、
ぎりぎりで追いついて捕球できるという、
本当のファインプレーもありますけどね。
医学でもそうです。
病気が悪くなって、それを治したら、それが名医ではないんですよ。
名医というのは、病気にならないように予防する。
または、病気が悪くなる前に見つけて、悪化する前に治療できる。
そういう医者が「名医」だと私も思います。
「名医」という「医者」個人だけでなく、
国としても治療よりも予防に重点を置く事が必要だ、と私は思います。
具体的には、予防にもっと金と手間をかけろって事です。
今更になって、厚生労働省は予防に力を入れだしているようですが。
やっている事は中途半端です。
中途半端に予算を組んでも、効果は半減されますし。
相変わらずの、縦割り行政も見受けられます。
例えば、「タバコ」
タバコが医学上は百害あって一利なし。
と言うことは、はっきりしています。
タバコを吸えば、肺ガンの確率は10倍以上。
心筋梗塞の確率も約3倍になりますし。
他のガンや生活習慣病のリスクも大幅に上がります。
そして、喫煙率を下げるのに最も効果的なのは、
タバコの値段を上げるって事は、世界中の例ではっきりしています。
なのに、日本のタバコの値段は、他の先進国から見たら、激安です。
一部の団体や、半端な税収の事なんか考えずに、
ドカンとタバコ税を大幅に上げれば、何十年か後の医療費は
大幅に削減されるのは、目に見えているんですが。
しかし、医療費削減と言っている割には、
弱者の負担を増やす事しか今の行政は考えていないようです。
50年前から、若月先生は「予防は治療に勝る」と言っているのですが。
今の日本の行政は、50年経ってもまだ本気でそれを
実践しているようには、私には思えません。
ちなみに私のメールマガジン「やぶ医師のひとりごと」
これは、予防医学に重点を置いて、病気の解説をしているものです。
そして、もし病気になったとしても病気の正しい知識を身につけて、
病気を軽い状態のまま悪化させないでいよう。
という事をコンセプトにしています。
若月先生には遠く及びませんが、病気の事をわかりやすく解説して、
一般の方達にもわかるように書いているつもりです。
もし興味のある方がおられたら、ご覧になっていただければありがたいです。
Dr. Iのメルマガ「やぶ医師のひとりごと」
興味のある人はブログの左上のサイドバーから登録して下さいね。
FC2ブログランキングに参加しています。
ただいま健康部門第4位です。
1位を目指しているので、応援よろしくお願いします。
↓ ↓ ↓

スポンサーサイト
最初に。
私は循環器内科医で、心臓等が専門です。
胃が専門なのは、消化器内科、消化器外科ですから、あくまで私は専門家ではありません。
しかも、テレビや新聞などで報道されている、一般の人達が得ている情報と同レベルの情報を元に書いていますから。
医者が立場上知りうる事をブログ上で書いたら、医師法の守秘義務違反にあたりますから、それはできませんからね。
っていうか、そんな情報、俺に入って来るはずもないんですけどね。
現ソフトバンクホークスの監督で、WBCでは日本代表の監督だった、王貞治監督が胃に腫瘍があるって事で、入院されましたね。
アメリカで行われたWBCで日本が優勝した時は、全くそんな事は予想もできませんでしたけどねー。
腫瘍っていうのは、良性腫瘍と悪性腫瘍があるんですが。
あえて、報道ではぼかして「腫瘍」って言っていますけど、入院して早めの手術が必要なのですから、恐らく悪性腫瘍(ガン)なのではないかと思われます。
病理の結果を見て入院って言ってましたから、診断は確定しているはずです。
まあ、わざわざマスコミに言う必要はないんですけどね。
テレビで見る限り、明らかにげっそり痩せていましたからね、王監督。
ワイシャツの首のところが、ぶかぶかになっていましたもんね。
ああいう痩せ方をするのは、あまり良くない場合が多いですねー。
ガンとか、未治療の糖尿病で長期間経った時とか。
王監督の場合、内視鏡手術って言って胃カメラを使った手術をするかもしれないって。
腹腔鏡手術の名医である、慶応病院の部長がやるって某スポーツ新聞には書いてありましたが。
腹腔鏡と胃カメラは違うんですけどねー。
テレビでは緊急手術って言っていたのもあるけど。
普通緊急手術って言うのは、病院に患者が来てその日とか、せいぜい次の日の手術の事なんですが。
王監督の場合は検査して、病理の結果が出るまで数日待って、その結果を見て入院ですからね。
更に手術の前に、転移がないか造影CT等の検査をしてから手術するはずです。
放っておいてガンが治るって事はないですから、手術は早い方が良いですから、早めに入院して手術ってだけなんで、緊急手術ではないんですがね。
橋本龍太郎元首相の時もそうでしたが、新聞等マスコミの記述は、かなりいいかげんですね。
そのくせ、医療事故だ、訴訟だって、医者には正確さを要求しているような気がしますが。
胃カメラでも胃ガンのごく初期だったら治療できるんですが。
おそらくそんな初期の胃ガンでは、あんなに痩せないのではないかと思います。
あくまで、消化器が専門ではない、一般的な医者の意見ですけどね。
単に過労で痩せただけであれば良いのですが。
どなたか詳しい方がおられましたら、守秘義務に反しない程度で教えて頂ければありがたいです。
ところで、橋本龍太郎元首相の葬儀に出ていた、海部元首相は、王監督以上にげっそり痩せていたんですが、大丈夫なんでしょうかねー。
人ごとながら心配です。
2人とも元気になると良いんですが。
Dr. Iのメルマガ「やぶ医師のひとりごと」
興味のある人はブログの左上のサイドバーから登録して下さいね。
FC2ブログランキングに参加しています。
ただいま健康部門第3位です。
一位めざしているので、応援よろしくお願いします。
↓ ↓ ↓

私は循環器内科医で、心臓等が専門です。
胃が専門なのは、消化器内科、消化器外科ですから、あくまで私は専門家ではありません。
しかも、テレビや新聞などで報道されている、一般の人達が得ている情報と同レベルの情報を元に書いていますから。
医者が立場上知りうる事をブログ上で書いたら、医師法の守秘義務違反にあたりますから、それはできませんからね。
っていうか、そんな情報、俺に入って来るはずもないんですけどね。
現ソフトバンクホークスの監督で、WBCでは日本代表の監督だった、王貞治監督が胃に腫瘍があるって事で、入院されましたね。
アメリカで行われたWBCで日本が優勝した時は、全くそんな事は予想もできませんでしたけどねー。
腫瘍っていうのは、良性腫瘍と悪性腫瘍があるんですが。
あえて、報道ではぼかして「腫瘍」って言っていますけど、入院して早めの手術が必要なのですから、恐らく悪性腫瘍(ガン)なのではないかと思われます。
病理の結果を見て入院って言ってましたから、診断は確定しているはずです。
まあ、わざわざマスコミに言う必要はないんですけどね。
テレビで見る限り、明らかにげっそり痩せていましたからね、王監督。
ワイシャツの首のところが、ぶかぶかになっていましたもんね。
ああいう痩せ方をするのは、あまり良くない場合が多いですねー。
ガンとか、未治療の糖尿病で長期間経った時とか。
王監督の場合、内視鏡手術って言って胃カメラを使った手術をするかもしれないって。
腹腔鏡手術の名医である、慶応病院の部長がやるって某スポーツ新聞には書いてありましたが。
腹腔鏡と胃カメラは違うんですけどねー。
テレビでは緊急手術って言っていたのもあるけど。
普通緊急手術って言うのは、病院に患者が来てその日とか、せいぜい次の日の手術の事なんですが。
王監督の場合は検査して、病理の結果が出るまで数日待って、その結果を見て入院ですからね。
更に手術の前に、転移がないか造影CT等の検査をしてから手術するはずです。
放っておいてガンが治るって事はないですから、手術は早い方が良いですから、早めに入院して手術ってだけなんで、緊急手術ではないんですがね。
橋本龍太郎元首相の時もそうでしたが、新聞等マスコミの記述は、かなりいいかげんですね。
そのくせ、医療事故だ、訴訟だって、医者には正確さを要求しているような気がしますが。
胃カメラでも胃ガンのごく初期だったら治療できるんですが。
おそらくそんな初期の胃ガンでは、あんなに痩せないのではないかと思います。
あくまで、消化器が専門ではない、一般的な医者の意見ですけどね。
単に過労で痩せただけであれば良いのですが。
どなたか詳しい方がおられましたら、守秘義務に反しない程度で教えて頂ければありがたいです。
ところで、橋本龍太郎元首相の葬儀に出ていた、海部元首相は、王監督以上にげっそり痩せていたんですが、大丈夫なんでしょうかねー。
人ごとながら心配です。
2人とも元気になると良いんですが。
Dr. Iのメルマガ「やぶ医師のひとりごと」
興味のある人はブログの左上のサイドバーから登録して下さいね。
FC2ブログランキングに参加しています。
ただいま健康部門第3位です。
一位めざしているので、応援よろしくお願いします。
↓ ↓ ↓

寿命:医療進歩で2030年までに平均100歳 米で予測
って記事が新聞に出てましたね。
がん治療などの医療や老化防止研究が現在のペースで進み
普及すれば、人間の平均寿命が2030年までに
百歳前後になる可能性が高いとの予測を米スタンフォード大の
シュリパド・トゥルジャパーカー教授(生物学)がまとめた。
らしいです。
ただし、恩恵は高価な先端医療を受けられる先進国に限られ、
“命の南北格差”は拡大する見通しだ。
同大広報部が明らかにした教授の研究によると、
世界各地の人口増加率や経済レベルのデータに、
医療や老化防止の進歩と普及の予測を当てはめると、
現在80歳前後の先進国の寿命は10年から30年にかけて
飛躍的に延び、100歳前後に達すると推測できるという。
結局、金持ってるやつは良い医療が受けられるから、
寿命も伸びるだろうという考えみたいですね。
でも、私はそうは思いません。
世界的な大先生に意見するって訳ではないんですけど、
私の考えは違います。
はっきり言って、お金持ちの方がおいしい物食べているので、
太っている人が多いです。
そういったこともあって、糖尿病や高血圧、高脂血症などの
病気になる人も多いです。
その結果、心筋梗塞や脳梗塞になる人も多いです。
大腸ガンとかは肉類をたくさん食べるとなりやすいですし、
他のガンでも食事なんかの生活習慣に関係のあるガンは多いです。
ですから、高度に医療が発達したからといって、
寿命が伸びるという訳ではないと思います。
確かに、同じ病気になったら、お金持ちはすぐに病院に行って、
良い医療が受けられれば、助かる確率が高いので,寿命が伸びる
とは思いますが、病気になる確率が高くなりますから。
一概には言えないと思います。
医療の発達が病気の増加より勝れば,寿命は伸びるでしょうし、
逆に医療は発達したけれど、それ以上に病気が増えれば逆に
寿命が縮むことまであり得ると思います。
お金持っていて、健康にもすごく気を遣って、
おいしい物食べるのも抑えられて、運動もすれば、
寿命は伸びるのだとは思いますが。
金持ってる、持っていないに関わらず、予防が一番大事ですから。
大きな病気になってしまったら、いくら金持っていても、
死ぬときは死にますから。
FC2ブログランキングに参加しています。
おーい、健康部門第4位のままだよー。
一位めざしているので、応援よろしくお願いします。
↓ ↓ ↓

って記事が新聞に出てましたね。
がん治療などの医療や老化防止研究が現在のペースで進み
普及すれば、人間の平均寿命が2030年までに
百歳前後になる可能性が高いとの予測を米スタンフォード大の
シュリパド・トゥルジャパーカー教授(生物学)がまとめた。
らしいです。
ただし、恩恵は高価な先端医療を受けられる先進国に限られ、
“命の南北格差”は拡大する見通しだ。
同大広報部が明らかにした教授の研究によると、
世界各地の人口増加率や経済レベルのデータに、
医療や老化防止の進歩と普及の予測を当てはめると、
現在80歳前後の先進国の寿命は10年から30年にかけて
飛躍的に延び、100歳前後に達すると推測できるという。
結局、金持ってるやつは良い医療が受けられるから、
寿命も伸びるだろうという考えみたいですね。
でも、私はそうは思いません。
世界的な大先生に意見するって訳ではないんですけど、
私の考えは違います。
はっきり言って、お金持ちの方がおいしい物食べているので、
太っている人が多いです。
そういったこともあって、糖尿病や高血圧、高脂血症などの
病気になる人も多いです。
その結果、心筋梗塞や脳梗塞になる人も多いです。
大腸ガンとかは肉類をたくさん食べるとなりやすいですし、
他のガンでも食事なんかの生活習慣に関係のあるガンは多いです。
ですから、高度に医療が発達したからといって、
寿命が伸びるという訳ではないと思います。
確かに、同じ病気になったら、お金持ちはすぐに病院に行って、
良い医療が受けられれば、助かる確率が高いので,寿命が伸びる
とは思いますが、病気になる確率が高くなりますから。
一概には言えないと思います。
医療の発達が病気の増加より勝れば,寿命は伸びるでしょうし、
逆に医療は発達したけれど、それ以上に病気が増えれば逆に
寿命が縮むことまであり得ると思います。
お金持っていて、健康にもすごく気を遣って、
おいしい物食べるのも抑えられて、運動もすれば、
寿命は伸びるのだとは思いますが。
金持ってる、持っていないに関わらず、予防が一番大事ですから。
大きな病気になってしまったら、いくら金持っていても、
死ぬときは死にますから。
FC2ブログランキングに参加しています。
おーい、健康部門第4位のままだよー。
一位めざしているので、応援よろしくお願いします。
↓ ↓ ↓
