現役医師、循環器内科医(Dr. I)が医療について、詳しくわかりやすく解説するブログ。 引用、転載は自由ですが、その際は必ず引用元を明記して下さいね!
ジェネリック医薬品
最近テレビや新聞なんかでジェネリック医薬品って
言葉が出てきてますよね。
この言葉自体は前からある言葉なんですけど、最近よく聞きますね。
コマーシャルでもやってるし。

ジェネリック医薬品ってなんか、強そー。

いや、でもそんなに強くないっていうか、

強いとか、弱いとかは関係ないっすから。
ですから。

最近よく聞く言葉なんですけど、新しくできた言葉じゃなくって、
前からある言葉なんですよ。
医療関係者はみんな知ってますね。
昔は「ぞろ」って言っていたんですが。
なんか、弱そー。



新薬を開発するのって、ものすごいお金と
十何年って年月がかかるんです。
一つ良いを作ろうと思ったら、100位失敗しますからね。
何十億円とか下手したら百億円とかいきますから。

で、そんだけお金と時間をかけてを開発したのに、
すぐに偽物というか同じが出たら製薬会社が困りますよね。

そいで、特許の関係だかで20年位は保護されるんですよ。

んで、一定期間が過ぎると、真似して良いっていうか、
同じ成分で同じ効能、効果を持つを発売出来るようになるんです。

ジェネリック医薬品っていうのは、後から販売された同じ成分で同じ効能、効果を持つの事を言います。
値段は、研究開発費がかからないため価格が3-7割安いです。

同じ成分で、安かったら普通は安い方を選びますよね。
どんな商品でも。

でも、今までは「医者が処方するもので、
患者は黙って医者が出すを飲んでろ」みたいな雰囲気があったので、
やむを得ず高いを飲んでいたんですよね、一般の人は。

押し売りの人に、家まで売りに来られて断れなかった
気の小さい人みたいもんすかね。

今までは、まあしょうがねえかっていうか、こういうがあるという事を医療界が隠していたっていうか、
あんまり公にしていなかったんです。

自分たちが儲からなくなるからですね。

でも、最近厚生労働省が医療費抑制のために安い薬を使えって事で、さんざん宣伝して、やっと知っている人も多少出てきたって所ですね。

ジェネリック医薬品お願いカード」ってのも作られて、これを見せれば医者に直接言わなくても、安いに換えて貰えるようになったんですよ、今年の4月からは。

押し売りに売りに来られたら断れないような気の小さい人は、このカード持っていた方が良いんじゃないですかね。

別に高いを飲んだからって、医者に歩合制で給料が入るわけではないので、そんなこと気にする必要ないっすよ。

結構大きいですよ、代って。
毎日飲んでる人は特に。

くれぐれも、自己判断でお願いしますね。

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