現役医師、循環器内科医(Dr. I)が医療について、詳しくわかりやすく解説するブログ。 引用、転載は自由ですが、その際は必ず引用元を明記して下さいね!
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08年度から健診で腹囲径測定 
2008年度から40歳以上の人が受ける新しい健康診断の検査項目に、腹囲(へそ回り)の測定が加わりましたねー。

ま、予想通りなんですけどね。

「メタボリックシンドロームの記事」


でも書いたように、メタボリックシンドロームの診断基準ってのは、

メタボリックシンドロームの診断基準(日本内科学会雑誌2005;94:188-203)


1,内臓脂肪蓄積(内臓脂肪面積100平方cm以上)
  腹囲径が男性で85cm、女性で90cm以上
  

      かつ

2、血清脂質異常(トリグリセリド値150mg/dL以上、またはHDLコレステロール値40mg/dL未満)

3、血圧高値(最高血圧130mmHg以上、または最低血圧85mmHg以上)

4,高血糖(空腹時血糖値110mg/dL以上)


1は必須でそれに加えて、2,3,4の3項目のうち2つ以上を有する場合をメタボリックシンドロームと診断する。


です。


で、メタボリックシンドロームになると、心筋梗塞や脳梗塞、そしてそれらによる死亡率は数倍になっちゃうんですよー。

だから、健康診断腹囲も測りましょうって事なんですね。

まー、妥当だと思いますよ。

腹囲を測るのは、メジャー1本あれば出来る事ですからね。
採血したり、レントゲン撮ったりするのは、1人当たり数十円とか数百円位かかりますからね。
日本人1億2000万人のうち半分が健診受けるとして、一回百円だとすると6000万人x100円で60億円かかりますからね。
毎年。
新しく何か検査を追加するとしたらね、例えば。

メジャー1本、数百円で、何百人も測れて何年も使えるから、安いよね、これ。

いや、けちって言ってるんじゃないですよ。
安くて、簡単で効率の良い検査だから、「決まって良かった」って褒めてるんですよ、珍しく(笑)。

だから、このメタボリックシンドロームの診断基準が発表されて、この間新聞なんかで取り上げられた時、きっとこうなるなーって思ったんですよ。

医療費削減を掲げてますからね、厚生労働省は。
安くて簡便な検査ってわかったんで。

健診は医療じゃないから、保険適応にならないんですけどね。
まー、経済界の負担は小さくなりますかね。
替わりに尿検査と心電図が必須でなくなりますから。

あの記事の元原稿に、きっと数年後には腹囲健診の項目に入りますよ。
って書いたんですよ、実は。
でも、あまりにも記事が長くなったんで、削っちゃったんですよね、最後に。

やっぱ書いとけば良かったかなー。
そしたら、予想通りって言えたのに、後から言ってもねー。
なんかちょっと悔しいっす。

書いたと思って、ブログの過去の記事見たら、書いていなくってちょっとがっかりしちゃったっす。

今日の記事、予想通りでしたー、この記事見てー、って書こうとしたら、書いてなかったもんね、俺(涙)。

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小児科3番人気
 新人医師が2年間義務付けられている臨床研修の修了後の進路として、不足が指摘されている小児科を希望する人が、内科、外科に次いで多いことが23日、厚生労働省の調査でわかった。

厳しい職場環境を研修で経験することで、小児科が敬遠されるのではとの懸念もあっただけに、同省は「やりがいで進路を選んでいるようだ」と、ひとまず胸をなで下ろしている。

 調査は、今年3月に研修2年目だった医師7344人を対象に行い、2500人から回答があった。

 研修修了後に専門としたい診療科を決めていた人は、2154人。そのうち、内科が14・4%で最も多く、次いで外科8・5%、小児科8・4%の順だった。
小児科と同様、医師不足が問題となっている産婦人科は4・8%で8位だった。

(2006年5月24日 読売新聞)


まあ、これは読売新聞の記事なんですけどね。
他のメジャーな新聞も、ネット上でチェックしましたが、ほぼ同じ内容でしたね。

話は変わって、まず現在の医者の科別の割合を見てみましょう。

「もしも医者が100人の村だったら」


この記事に内科30人って書いていますが、昔は今みたいに専門が分かれていなかったし、外科を引退して内科というか、老人病院の先生になっている医者とかも入っていますからね。

この場合、内科呼吸器科3人、 消化器科(胃腸科)8人、 循環器科6人、神経内科2人の、合わせて19人って考えた方が良いかもしれませんね。

小児科は6人ですね。

多い順に内科、一般外科、整形外科、で小児科と精神科が4番目です。


はい、ここで問題。

日本で一年間に産まれる子供は約110万人。
一方、カンボジアでは約50万人の子供が産まれています。
カンボジア人口はすごい勢いで増えています。

これを読んで、日本人口が増えているカンボジアよりも、多くの子供が産まれているから、それ以上に人口が増えるって考え方になりますか?

なりませんね。

なんでかっていうと、日本の方が人口が多いからです。
日本人口は約1億2600万人、カンボジアの人口は約1400万人です。
だから、日本の方が多くの方が亡くなっているんですよ。

ご存じの方も多いとは思いますが、日本人口は減っています。
人口が増えているカンボジアよりも、日本で産まれている子のが多いのですが、だけを比較する事は意味がないんですよ。

人気のある皮膚科耳鼻科よりも、小児科に入る医師が多いからって、だけではもの言えないんですよ。

元々のや、必要な人数、他に辞めてしまう医師も考慮しないとね。

元々4番目に多い科の医師を志望する医師が、3番目に多いってだけで、「胸をなでおろして」ちゃ駄目なんですよ。
厚生労働省の人達。

他の科より、多くて当たり前なんですから。

元々6%の医師がいるが、志望する医師は8.4%とそれより多いとか、結婚などで辞めていく医師を考慮しても、医師は増えるとか、そういう事まで考慮して、「胸をなでおろしている」というのなら良いのですが。

「小児科学会、子育て医師にネットで求人」


の記事でも書きましたが、小児科医って女性が多く、結婚を機に辞めていく人も多いですからね。

少なくともこの記事からは、そこまで考えて、「胸をなでおろしている」という風には読みとれませんね。
どこかの記者が最初に元のネタを書いて、その記事を各新聞社で真似しているんだと思いますが。

もうちょっと、工夫したというか、違う記事を書く人はいなかったんですかね。
真実を追究するのがジャーナリストだと思うんですけど。
みんな誰かの真似っこですか。

医者たたき」がはやってるから、ブームに乗って、一部の医者の事だけを取り上げているように思えるんですけどね。

これだけみると、内科医は一番人気だから問題ないってなるかもしれませんが、地味に19%から14.4%に減っているんですけどね。

誰も指摘していないみたいですね。

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医療紛争解決に中立機関を
福島県立大野病院で帝王切開を受けた女性が死亡し、医師
逮捕、起訴された医療事故で、全国医学部長病院長会議は5月19日
、「中立の立場で、適正な医学的根拠に基づき、医療行為の是非を判定できるシステムの早急な確立が必要」などとする声明を発表した。


出たー、「全国医学部長病院長会議」。

「若手医師、大学敬遠」


の記事でも出てましたね、この会議。

ブログ書くようになって、こういう医療系の記事を細かく見るようになって、はじめて知りました。
実は結構有名だったんですね(汗)。

前の記事も5/19ってのは偶然なんでしょうか。
同時に発表したんですかね。

これ共同通信社の5/22の記事なんですけどね。

 川崎二郎厚生労働相は5月23日、厚労省内で産婦人科医の不足問題などについて、日本医師会や日本産婦人科学会の代表らと意見交換し、医師側は「背景には医療紛争が多い特有の事情がある」と強調、解決のための、中立機関の整備を要望した。

 厚労省によると、福島県立大野病院で帝王切開を受けた女性が死亡し、執刀医が逮捕、起訴されたケースが話題となり、出席者は医療事故が起きた場合、警察ではなく中立的な第三者機関が調査する仕組みの整備を求めた。


そうなんですよー。

確かに医者が明らかに、誰がどう考えてもおかしい事をやったり、カルテを改ざんしたりすれば問題はありますよ。

はっきり言って、そういう医者まで擁護する気はありませんよ。

でも、今回の産婦人科医のケースのように、手術をして、難しい予想外の出来事が起こって、人が少ないのに一生懸命やって、その結果がうまくいかなかったらそれで逮捕されるようになったら、誰も手術なんかしなくなっちゃうんですよ。

そーなったら、困るのは患者さんなんですよ。

別に医者がやることは絶対正しいんだから、素人は口出すな。
なんて言いませんよ。

日本医師会や日本産婦人科学会も、今回医者が逮捕されるって自分たちに都合の悪い事が起こったから、慌てて第三者機関が調査するようにとか、情報を彼らに公開するとか言ってちゃ駄目だと思いますよ。

自分たちに都合が良いとか悪いとか言っていないで、情報は患者の物だから、診療報酬もカルテも公開する方向。
だから医療事故が起こったとしても、それも公開して第三者機関に中立で判断してもらうって立場の方が一貫性があると思うんですけどね。

今回の「警察ではなく中立的な第三者機関が調査する仕組みの整備」というのは良い案だと思いますよ、正直。



私は医師会のやることなす事、批判するってつもりはありません。

ただ、もうちょっと患者の方向を向いて、一貫性のある意見を通して欲しいだけですよ。


参考記事:共同通信社


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Dr. Iのブログがasahi.comで紹介
な、なんとDr. Iのもう一つのブログ
「やぶ医師のつぶやき」~健康、病気なし、医者いらずを目指して


が、5/22にasahi.comで紹介されました。

それが、こちら。
asahi.com



gooでも紹介されています。
goo ニュース



おかげさまで、本日だけで約3万人の方に来て頂いております。
そこで、このブログのコンセプトというか、私の考えを改めて紹介させて頂きます。

このブログは、現役の医師 Dr. Iが新聞やネットなどに出た、医療に関するニュースや、医療界の裏話、研修医の話、映画やドラマでよくある医学的な場面の解説などを行っているわけですが。


あくまで、Dr. Iの独断と偏見によるものです。


一般の人達も多く見ておられますので、おもしろおかしく、わかりやすくする為に、

誇張や、わざとおもしろく書いている事もあります。

また、私は今までに一般病院数カ所と大学病院で勤務及び研究をした経験があるのですが、


あくまで私個人の経験というのを元に、このブログを書いております。

ですから、病院によってとか、地域によって、科によって等、医者の中でも、いろんな意見があるのは当然だと思います。


ですから、あくまでも末端の一医者の意見として読んで下さい。

私の意見が全てではありませんし、いろんな意見はあって当然だと思います。

 asahi.comで紹介された記事


で、耳鼻科医皮膚科医の先生を悪く言っているような表現がありましたが、その表現自体に関しては、確かに一生懸命働いている耳鼻科皮膚科医師に対して失礼な意見だったかもしれません。
もし気を悪くされた方がいらっしゃいましたら、その事に対しては謝ります。

耳鼻科医の先生のご指摘の通り、その部分だけを見たら耳鼻科医は楽している、というような印象を与えてしまったかもしれません。
私の知り合いの耳鼻科医でも毎日遅くまで外来や手術をしている先生もおられますので、全ての耳鼻科医がそうだと言うつもりは全くありません。

私が言いたかった事は、事実として

1, 産婦人科、小児科、脳外科等の科に比べて、耳鼻科、皮膚科、眼科等の科の医師は夜中等に緊急で呼ばれる事は少ない。

2,若手医師、大学病院敬遠


の記事や
asahi.com


の記事でも書いてあるように、今年新しく医者になった医師形成外科、皮膚科、麻酔科、耳鼻科に多く入り、脳外科、産婦人科、小児科等になった医師は少ない、と言う事です。

皮膚科や耳鼻科の先生達を悪く言うつもりは決してありません。
それぞれのお医者さんは、一生懸命に仕事をしていらっしゃる方が大半だとは思います。



あくまで私の知る限りの知識ですが。

医者(勤務医)の給料は普通のサラリーマンよりは、総額は少し多い位だと思います。
しかし、大企業の社員とはそんなに変わらないくらいだと思います。

チーム制をとっている病院もありますが、私のように主治医として入院患者を診ている場合。
医者は自分の患者がいる限り、土日、祝日でも基本的には毎日病院に行きます。

ですから、完全な休みというのは、一年のうち正月と夏休みと合わせて10日位という医者も多いです。

普通の会社でも残業等はあるとは思います。
もちろん医者も9時5時で終わる人はほとんどいません。
しかも医者の場合は、急患が来れば24時間365日、どんな夜中でも、何をしていても呼ばれます。

当直をしてもその次の日は朝から晩まで働らかされて、36時間連続勤務等は、どこの病院でも当たり前にやっています。

しかも、訴訟のリスクを常に抱えています。

最近では新聞やテレビ、ネット等でも医療訴訟の話等が多く、医者が悪者にされる傾向があります。

そういった環境で、勤務医の給料は、ちょっと良い会社の給料と総額で同じ位です。
時給にしたら、間違いなくそれをはるかに下回ります。

地方に行けば行くほど、医師の数が少なくなって、医師1人当たりの仕事が増える為、益々地方に行く医者が少なくなるという悪循環があります。

小児科や産婦人科等の医者は、更にそれ以上働いている現状があります。

そういった現状がありながら、医者の数は足りているはずだ、と言う人達。
全く現場の事をわからない役人達が作っているシステム。
例えば2年前から始まった研修医のシステム
研修医のシステム


こういう現状やシステム、それらを作った人達に物申す為。
実際の医療の現場はこんな風だ、というのを、一般の人達に少しでも知ってもらうために、私はブログを書いております。

現状のままだと、大変な事になる。
手遅れになる前に、なんとかした方が良い。

という事を現場の一医師の立場で訴えているんです。

その一例として、科によって給料を上げた方が良いのではないか、という意見を言ったのです。

本来であれば、能力給の方が良いとは思いますが、能力を評価するのが難しい現状では、科によって給料を変えるというのが、一つの手ではないか、という事です。

決して特定の科の医者が働かないとか、そういう事を言っているわけではありませんので、そこら辺はご了承下さい。

これからも過激と思われる発言があるかとは思います。
そういう時に、反対意見でも構わないので、意見をいただけるとありがたいです。
明らかな荒らしや、誹謗中傷のたぐい以外は、必ずコメントを返しますので。

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若手医師、大学病院敬遠
全国80の国公私立大と付属病院からなる全国医学部長病院長会議は5月19日、臨床研修を終えて大学に残る若手医師の割合が、4年前に比べて20ポイント減少したという調査結果を発表した。

へー、そんな会議があったんですか、知りませんでした(汗)。

大学を卒業し、その大学で後期臨床研修を受けた若手医師の割合は、平均で51%。02年の72%に比べ21ポイント減った。

うーん、なんとなく大学を卒業したらその大学の医局に入るってイメージがあったんですが。

今の人達は、半分だけですか。
02年の時点で70%ってのも実は意外でした。
まあ、大学によるんでしょうけどね。
私のいた大学は、8年前には90%近く大学に残ってましたからね。
これは、全国でもかなり多い方だったみたいですけどね。

四国と北海道は元々7割位残っていたのに、 今年は3割ちょっとしか残ってないそうです。
いやー、これは厳しいねー。
3人に2人は他の病院とか大学にいっちゃうんですか。
医者1人育てるのに何千万円だか、何億円だかかかったと思ったけど、三分の二は外にいっちゃうんですかー。
まさに大学からしたら、無駄金ですか。
まあ、良い医者になってくれればよいのかもしれませんけど。

研修後の診療科目別の増減率をみると、最も減少率が大きかったのは脳神経外科で42%減、次が外科(33%)、小児科(28%)、整形産婦人科と続きます。

反対に、形成外科は41%増で、ほかに皮膚科(24%)、麻酔科(23%)、耳鼻科が増加してるんです。

形成、皮膚科、耳鼻科ってのは予想通りなんですけど、麻酔科が増えてるってのは意外でしたね。

結構訴訟とか多そうなイメージがあるんですけどね。

まあ、麻酔科でも、ばりばり救急やってる医者も、麻酔をかけるだけで、しかも手術の件数とかもきっちり制限してる医者も、いろいろいるんですけどね。

まあ、麻酔かけるだけ、って言っても、簡単なものではないんでしょうけどね。

地味に眼科が減っていたのが一番意外でしたね、私的には。

参考:asahi.com



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やりましたー。

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日本一発行部数の多いメルマガ、ウィークリーまぐまぐ総合版の、まぐまぐ特選!おすすめメルマガコーナーで推薦されました。

ばんざーい、ばんざーい!

何と言ったって日本一のメルマガです。
なんと、読者の数は550万人以上ですから。

550万人って言ったら、北海道の人口と同じくらいですよ。
いやー、良かった、良かった。

おかげさまで、読者が一週間で500人増えました。
応援してくれた皆様、ありがとうございました。

本当は5/10に紹介されたんですが、なかなかバックナンバーが公開されないんで。
違う所に書いてあったので、それを貼っておきまーす。

5/10、まぐまぐ特選!お勧めメルマガ



ういーくりー紹介


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小児科学会、子育て医師にネットで求人 
日本小児科学会小児科医を確保するために、主に子育てで休業中の女性医師向けに、病院側が労働条件を提示するインターネットの案内板「小児科医バンク」制度を計画したそうです。
もう大阪府の病院を中心に試験運用を始めたみたいっすよ。


日本小児科学会によると、小児科勤務医は20代では4割以上が女性だが、30代で3割、40代だと2割以下に減っちゃうそうです。

夜呼ばれる事も多いし、休日や時間外の勤務が多いからねー、小児科医者は。

女医さんが子供生んだら、それをきっかけに仕事辞めちゃう人が多いですよね、そりゃあ。

どこの病院も小児科医不足は深刻ですからねー。
小児科医に引き上げられて、小児科を閉鎖しちゃったって病院も、ちらほら聞くしねー。

小児科学会は、勤務時間などの条件が合えば、医師の仕事に戻りたい女性もいるとみて、バンク構想を打ち出したんだって。

小児科学会も結構行動力あるねー。

病院側は経験年数、「週一回の外来と月一回の夜勤」などの基本的な条件。
その他に、勤務時間を臨時に変えることができるか、残業、託児所があるかなどを提示するんだそうです。

そいで、小児科学会は仲介はしないで、具体的には当事者間で決めてもらうってやり方みたいですよ。

うまくいくと良いんですけどねー。

うーん、それにしても、脳外科学会小児科学会も自分の所の学会の会員数が減るとなると、行動早いなー。

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新人脳外科医2割減少
脳神経外科医を志望する新人医師が、2004年に始まった新臨床研修制度の影響で、同制度導入前と比べて約2割減ったんだとさ。

日本脳神経外科学会が5/14に調査したんだそうだけど、学会がそんな調査やるんだー。

いやー、かなり気合い入ってるねー。
危機感がわかります。

日本脳神経外科学会は、「勤務時間の長さや、患者の生死に直面する重圧などで敬遠されているのでは」と分析しているんだわ。

まあ、志望する人が減ったっていうのは、かわいそうって言えばかわいそうだけどさー。

日本って世界一脳神経外科医が多いんだぜ。
人口当たりにすれば。

日本脳神経外科学会員は約8000人で、人口当たりの数は100万人あたり47人。
人口当たりの数はアメリカの約5倍なんだよねー。

元が多いからねー、日本には脳外科医

まあ、アメリカは脳外科医の数も少ないんだけど、給料もべらぼうに高いからね。

アメリカでは勤務医の年収は、一般内科だと1000万円位なんだけど、心臓外科医なら5000万円、脳外科医は4500万円位だからねー。

日本では、開業医の収入が高くって、勤務医は診療科によらず低めです。
例えば、大学教授の年収ですら、1000万円前後位だしねー。

日本も科によって給料あげるとかしないと、みんな耳鼻科医とか皮膚科医とかになちゃうぜ、ホント。

参考:2006年2月13日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/karadaessay/20060508ik07.htm

うーん、ここ2回長い記事と、堅苦しい医学と関係ない原爆の記事を書いたから、アクセス数が激減してます。
今までで一番勉強して、時間かけたんだけどなー。
がっかり。


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原爆症、原告全員を認定…大阪地裁、却下取り消し
原爆症の認定申請を却下された被爆者が、国に却下処分の取り消しと1人300万円の損害賠償を求めた集団訴訟で、大阪、兵庫、京都の3府県に住む被爆者9人についての判決が5月12日、大阪地裁でありました。

判決は、厚生労働省が2001年に導入した認定基準を「放射線と疾病との因果関係を判断するための要素の一つにすぎず、機械的に適用して判断する事は適当でない」と指摘。

 そのうえで、原告それぞれの被爆前後の生活状況や健康状態などを総合的に判断し、全員を原爆症と認定しました。



厚労省は01年5月以降、爆心地からの距離で推定される放射線の被爆(ひばく)線量の計算式(DS86)に加え、性別や被爆時の年齢ごとに算出された「原因確率」をもとに、因果関係の有無を審査する新基準を採用したんです。



で、ここで問題が2つありました。

1,基準そのものが遠距離での放射線の影響を過小評価している可能性があること

これに関しては結構いろんな新聞やネットでも言われているんで、ややこしい文献とか読んで、素人なりにすげー勉強したんですが、また長くなるので省きます。

で、もう一つの方

2,現状は病気の発生確率が10%未満の場合に、ほぼ影響が無いと判断しているそうですが、確率が低いからって、可能性がないわけじゃないって事 。



あくまで私は素人なんで、今日いろんな資料とかは見ましたけど、ネットや新聞に書いてある断片的な知識しか知りません。
その中で、私の医者としての考えを述べます。

私は循環器内科が専門なので、循環器の病気を例にだしますね。

例えば、心筋梗塞っていうのは、いわゆる生活習慣病ですから、普通は中年以降の人がなる病気なんですよ。
20歳代で心筋梗塞になる確率は、正確にはわかりませんけどまあ、0.1%とかそれ以下だと思います。

例えば、20代の若い子が胸が痛いって病院に運ばれてきたとします。

そいで、心電図や採血、心エコーなんかの検査をして心筋梗塞って診断するわけです、普通はね。

はっきり言って、20代の心筋梗塞はめったにいませんので、まさか心筋梗塞じゃないよなー、って思いながらも、一応頭の片隅には置きながら検査するわけですよ、医者は。
で、心電図や採血、心エコーなんかの検査をして、「げっ」、と思っても、症状や検査が心筋梗塞を示していれば、やっぱり心筋梗塞だって診断するんです。

まあ、他の病気でもそうですね。
はっきり言って当たり前です。

決して「20代なら確率は低いから、心筋梗塞ではない」って診断はしません。

そういう風に診断する医者の事を世間では「やぶ医者」、と呼びます。

この際、私が「やぶ医師のひとりごと」ってメルマガを発行してるって事は別としてね。

もし、こんな事を言って、その子に訴えられたら、100%負けます。

当たり前です。

って事は「病気の発生確率が10%未満の場合に、ほぼ影響が無いと判断する」ってのは間違いだって事になりますよね。

誰もその点は指摘してませんけど。

厚生労働省の専門家がたくさんいて、その人達が判断しているみたいなんですけど、その専門家には医者もいますよね、当然。
その医者って、いっつもそういう風に診断しているんだろうか。
どうやら、偉―いお医者さんみたいなんですけどね。

私は、絶対にかかりたくないです。

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メタボリック症候群、中年男性の25%
昨日、今日と新聞やテレビで取り上げまくっていたメタボリック症候群(内臓脂肪症候群)について、今日は便乗して書いていきますね。

ここに来る人達はメタボリックシンドローム(症候群)について知っている方も多いとは思いますが。
診断基準を書きますね。

メタボリックシンドロームの診断基準(日本内科学会雑誌2005;94:188-203)


1,内臓脂肪蓄積(内臓脂肪面積100平方cm以上)
  腹囲径が男性で85cm、女性で90cm以上
  

      かつ

2、血清脂質異常(トリグリセリド値150mg/dL以上、またはHDLコレステロール値40mg/dL未満)

3、血圧高値(最高血圧130mmHg以上、または最低血圧85mmHg以上)

4,高血糖(空腹時血糖値110mg/dL以上)


1は必須でそれに加えて、2,3,4の3項目のうち2つ以上を有する場合をメタボリックシンドロームと診断する。
と規定しています。



50年位前から、高血圧糖尿病高脂血症等の病気があったり、タバコを吸っていると、心筋梗塞や狭心症等の虚血性心疾患になる確率が高いって事はわかっていたんです。


で、何年か経って太っている人は血圧も高いし、血糖も高い。
コレステロールや中性脂肪も高い人が多くって、心筋梗塞になる確率も高いなー、って思う人がたくさん出てきたんですよ。


その後、単に太っているから血圧が上がったり血糖値が上がったりするんじゃなくって、お腹に脂肪が蓄積する上半身肥満の方が下半身肥満より、虚血性心疾患になりやすいって事がわかってきたんです。


で、内臓脂肪が蓄積すると、インスリン抵抗性ってのになる事もわかってきました。



インスリンってのは血糖を下げるホルモンなんですけど、それは膵臓から分泌されます。

血糖値が高いと、血糖値を下げようとして膵臓が頑張ってインスリンを出します。

で、徐々にインスリンの効きが悪くなってインスリンがいっぱい出ちゃいます。
この事をインスリン抵抗性っていうんです。

そいで、インスリン抵抗性があると、糖尿病になったり、高血圧高脂血症にもなる。

そうなると動脈硬化が進むって事もわかってきました。



わかりやすく、イメージ図にすると

いっぱい食べて、運動しない
    ↓
お腹に内臓脂肪が貯まる
    ↓
 インスリン抵抗性
    ↓
高血圧、高脂血症、糖尿病
    ↓
  動脈硬化進む
    ↓
心筋梗塞、狭心症、脳梗塞等になる

って感じですかね。


で、いろいろ世界中で研究が進んで、「お腹に内臓脂肪が貯まる」ってのはどの位かってのがわかってきて、それはCTで内臓脂肪面積が100平方cm以上だと虚血性心疾患になる確率が高いってわかってきました。

日本の場合は、日本肥満学会がいろいろ調べて、腹囲径が男性で85cm、女性で90cm以上だとこれに該当するって事がわかっています。

ちなみにこれは国によって違います。
欧米(NCEP)の基準では男性102cm、女性88cmとなってます。
まあ、体つきが違うから当たり前なんですけどね。




そしてなんと、イメージ図の

 インスリン抵抗性
    ↓
高血圧、高脂血症、糖尿病

の所。

高血圧糖尿病の診断基準を満たさない、その一歩手前の予備軍の人達でも虚血性心疾患になる確率が高いってわかっちゃったんですよー。



具体的に言うと

 ●高脂血症の診断基準

1,総コレステロール 220mg/dl以上
2,中性脂肪 150mg/dl以上
3,LDLコレステロール 140mg/dl以上
4,HDLコレステロール 40mg/dl以下

ですから、これの中性脂肪、HDLコレステロールが当てはまれば立派な高脂血症なんですけど。


 ●高血圧の診断基準

病院での血圧  140/90mmHg以上

ですから、

血圧高値(最高血圧130mmHg以上、または最低血圧85mmHg以上)

高血圧ではないですよね。
まあ、高血圧予備軍ですね。


同じく糖尿病でも

 ●糖尿病の診断基準

1,空腹時血糖   126 mg/dl以上
2,75gOGTT(糖負荷試験)  200 mg/dl以上
3,随時血糖   200 mg/dl以上

ですから、

高血糖(空腹時血糖値110mg/dL以上)

は、糖尿尿ではなくって、糖尿病の一歩手前、糖尿病予備軍なんです。
まっ、以上だから糖尿病も入りますけどね。



一つ一つの病態は重症じゃなくっても、いくつかが重なると動脈硬化が進んで、心筋梗塞や脳梗塞などになりやすくなるって事ですわ。

どの位なりやすいかっていうと、心筋梗塞や脳梗塞、そしてそれらによる死亡率は約3倍にもなります。



そいでやっと本題に入るんですけど、5月8日、厚生労働省の2004年国民健康・栄養調査で成人のメタボリックシンドロームは約1300万人と推計されることがわかりました。

 有病者一歩手前の「予備軍」も約1400万人で、両方合わせると約2700万人。40ー74歳では有病者が約940万人、予備軍が約1020万人。

 割合は中高年になるほど増加傾向を示し、40ー74歳に限ると男性では2人に1人、女性では5人に1人がメタボリックシンドローム予備軍

男性では4人に1人が、女性は10人に1人メメタボリックシンドロームでした。



そこのあなた。

人ごとじゃないんですよー。



あ、ちなみにお腹の径っていってもいわゆるお腹のくびれのウエスト径ではなくって、ちょうどお臍の位置で測った時の値を腹囲径って呼びます。


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医師の過重労働、厚労相「好ましくない」
衆院には厚生労働委員会ってのがあって、そこでは高齢者の負担増や入院日数の短縮で医療給付費を抑制する医療制度改革関連法案の質疑なんかをしているんです。

そこで、民主党の山井和則氏が、小児救急医療に携わる医師が長時間の時間外労働など過酷な勤務を強いられていると追及したんっすよ。

そしたら、川崎二郎厚労相は「医師の長時間に及ぶ過重な労働は、医療の質を保つ観点から好ましくない」って言ったんです。

まあ、当たり前といえば当たり前なんですけどね。
医者労働基準法に違反する位働いている人は、ものすごくたくさんいますけど、それって違法ですからね。
当たり前ですね。

医療事故も増えるの、明らかだしね。



共産党の高橋千鶴子氏は「今回の改革は、高齢者、長期療養患者にとっては負担増で、医療提供体制にとっては診療報酬、ベッド数削減で深刻な不安をもたらす」などと、政府案を批判した。
社民党の阿部知子氏は、医療従事者の劣悪な労働環境に対する政府の対応を批判した。
野党側が「とんでもない話だ」と反発する場面もあった。

改革、改革っていうけど、改悪というかなんというか。
全部悪くなるとは言いませんけど、やっぱりお役所仕事というか。
現場をわかっていない人間が案をつくるから、こうなるんですね。

結局、いかに医療費を減らすかしか考えていないですからね。
しかも自分の懐は痛まないようにしてってね。

根本的解決になってないんですよ。
はっきりいって、旧厚生省がベッド数が足りないからって無駄にベッド数を増やしたんですね。
無計画に。
当時医師会とべったりだったんで、言われたんですかね。
知りませんけど。

そいで、法律でベッド当たり医者何人、看護師何人って決まってるんです。
だから人が足りなくなってるんですよ。

人口当たりの医者の数は先進国の中でも普通なのに、ベッド当たりの医者の数が足りないのはこういう理由なんですね。
今更ベッド減らすったって、病院にしてみりゃあ商売道具なんで、そう簡単に「はい」って言うわけもないし。

で、医者労働環境が悪くなっているんですね。

厚労相は自分で原因を作っておいて、好ましくないって言ってるんですね。

人の家に勝手に上がり込んで、いいだけ飲み食いして食い散らかして、この家は汚れていて好ましくないって言ってるようなもんですかね。

まいっちゃうねー。

まあ、彼は当時厚労相だったわけではないんですけどね。

一体どうなっちゃうんでしょうね。
日本の医療


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健診医がガン発見できず賠償命令
京都府中市の市民医療センター(現保健センター)で健康診断を受けた女性(54)が「エックス線写真でがんの陰影を見落とされ、治療が遅れた」と府中市に約2600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は4月26日、市に450万円の支払いを命じた。

って判決が出ました。

藤山雅行(ふじやま・まさゆき)裁判長は手術が約1年遅れ
、女性の術後5年の生存率が30%低下したと認定。「見落と
しで、がんによる死の不安、恐怖が高まった」として、慰謝料
と弁護士費用相当分の支払い義務を認めた。

いやー、この裁判官すごいねー。
きっと医者なんでしょうね。
5年生存率が30%低下って判断出来るくらいだからね。

 判決によると、女性は2002年に健康診断を受け、エックス線写真では肺に影が写っていたが、医師は「異常なし」と説明。翌年、別の病院で肺がんと診断され、手術を受けた。

まあ、有罪になるくらいだから、この医者は一年前のレントゲン写真で誰がどう見てもガンがあったのに見落としているんでしょうけど、怖いですねー。
一年前はなんともなくってその後ガンになった人だって、腐るほどいるんですけどねー。
恐ろしい時代になりました。
人ごとではありません。

大きな病院とか、健診センターで、胸部レントゲン写真なら呼吸器内科医が診る。
心電図なら循環器内科医が診るって所以外は、いつ訴訟になるか怖くて健診もできませんね。
ホント、普通の病院訴訟が怖いから健診はしないって事になったらどうするんでしょうか。
まじで、可能性はあり得ます。

こういう判例が一回でも出てしまうと、今後これをふまえて判決が出ることになるんですよね、日本の裁判って。

おー、こわっ。
正直言って健診とかしたくないねー。

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医者の当直
医者当直の現状

今日は当直です。
今、時間がちょっとあるので、ブログに医者当直の現状について書くことにしました。

病院には24時間必ず誰か医者がいないといけないって事になってるんですね。
法律で。
なんて法律かは忘れましたけど。
そいで、各病院で毎日誰かが当直をやっています。

普通は若い医者というか、50才以下とか年齢制限はありますけどね。
まあ、偉くなると当直がなくなったり、少なくなったりするのはどこの世界でも一緒でしょう。

普通の病院は1人医者がいれば良いんですけど、大学病院には各科に医者が1人当直してます。

大学病院だから、内科なら、消化器内科、循環器内科、呼吸器内科とかがあって、外科も一般外科、胸部外科、整形外科とかがあります。
それに加えて小児科、産婦人科、耳鼻科、皮膚科等、だいたい20位あるんじゃないですかね、どこの大学でも。

各科に1人だから、自分が専門の病気の人しか来ないので、正直言うとそんなにプレッシャーはないんですね。
専門だから、全然わかんないとかいう事はまずないので。

仮に訳のわからないのが来ても、病院内に20人も医者がいるので、誰かは知ってそうな人がいるのでその人を呼べば良いんですよね。
同じ病院内にいるんだから。

だから、大学病院当直っていうのはそんなにプレッシャーはないです。
当直で診て、その後に偉い先生の外来にかかって、後からうだうだ言われるとか言うことはありますけどね。
そういうのも嫌ですけど、それが命に関わるわけではないんで。

一方民間病院とか、普通の病院では当直医っていうのは1人の事が殆どです。
救急当番の日みたいに、最初から沢山患者さんが来るってわかっている日は2人って病院もありますけど、基本的には医者1人です。

そういう時に困るのは、専門外の患者です。
私の場合は循環器内科なので、胸が苦しいとか血圧が下がったとか、呼吸が止まりそうとか、内科系の疾患で重症患者が来ても、大変ではありますがやることはわかっているのでそんなには困りません。

他の科の先生はこういうのが一番困るのかもしれませんけどね。
で、一番嫌なのが事故の患者と子供です。

内科は基本的には手術はしないんで、明らかに手術が必要な患者では何もできません。
基本的に傷は小さいものしか見ないので、よくわかりません。
一応ちょっと縫ったり位はもちろんできるんですが、専門ではない事に手を出して、後々訴えられたりする事もこのご時世あり得るので、基本的にはお客さんです。

子供ってのは、大人とは別の生き物って思えと言われる位、大人とは全く違うんですよ。
薬の量を半分にするだけなら簡単なんですけどね。
そうもいかないんで。
使う薬とかも全然違うし、どうなったらまずいとかいうのも、大人と違うんですよね、全く。

はっきりいって、救急外来で子供を扱うのに慣れている看護師の方がはるかにできます。
真面目な話、ほとんどの小児科医以外の医者はそう思っているはずですよ、言わないだけで。

って事で、今日は医者当直の現状と、得意な分野、不得意な分野の話でした。

あくまで私の経験した病院の話なので、うちは違うって方いらっしゃったら是非教えてください。

今日の当直の看護師は、この間も一緒に当直だった、子供に関してもできる看護師なので、ちょっと安心して過ごせそうです。

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