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現役医師、循環器内科医(Dr. I)が医療について、詳しくわかりやすく解説するブログ。 引用、転載は自由ですが、その際は必ず引用元を明記して下さいね!
医者の当直
医者当直の現状

今日は当直です。
今、時間がちょっとあるので、ブログに医者当直の現状について書くことにしました。

病院には24時間必ず誰か医者がいないといけないって事になってるんですね。
法律で。
なんて法律かは忘れましたけど。
そいで、各病院で毎日誰かが当直をやっています。

普通は若い医者というか、50才以下とか年齢制限はありますけどね。
まあ、偉くなると当直がなくなったり、少なくなったりするのはどこの世界でも一緒でしょう。

普通の病院は1人医者がいれば良いんですけど、大学病院には各科に医者が1人当直してます。

大学病院だから、内科なら、消化器内科、循環器内科、呼吸器内科とかがあって、外科も一般外科、胸部外科、整形外科とかがあります。
それに加えて小児科、産婦人科、耳鼻科、皮膚科等、だいたい20位あるんじゃないですかね、どこの大学でも。

各科に1人だから、自分が専門の病気の人しか来ないので、正直言うとそんなにプレッシャーはないんですね。
専門だから、全然わかんないとかいう事はまずないので。

仮に訳のわからないのが来ても、病院内に20人も医者がいるので、誰かは知ってそうな人がいるのでその人を呼べば良いんですよね。
同じ病院内にいるんだから。

だから、大学病院当直っていうのはそんなにプレッシャーはないです。
当直で診て、その後に偉い先生の外来にかかって、後からうだうだ言われるとか言うことはありますけどね。
そういうのも嫌ですけど、それが命に関わるわけではないんで。

一方民間病院とか、普通の病院では当直医っていうのは1人の事が殆どです。
救急当番の日みたいに、最初から沢山患者さんが来るってわかっている日は2人って病院もありますけど、基本的には医者1人です。

そういう時に困るのは、専門外の患者です。
私の場合は循環器内科なので、胸が苦しいとか血圧が下がったとか、呼吸が止まりそうとか、内科系の疾患で重症患者が来ても、大変ではありますがやることはわかっているのでそんなには困りません。

他の科の先生はこういうのが一番困るのかもしれませんけどね。
で、一番嫌なのが事故の患者と子供です。

内科は基本的には手術はしないんで、明らかに手術が必要な患者では何もできません。
基本的に傷は小さいものしか見ないので、よくわかりません。
一応ちょっと縫ったり位はもちろんできるんですが、専門ではない事に手を出して、後々訴えられたりする事もこのご時世あり得るので、基本的にはお客さんです。

子供ってのは、大人とは別の生き物って思えと言われる位、大人とは全く違うんですよ。
薬の量を半分にするだけなら簡単なんですけどね。
そうもいかないんで。
使う薬とかも全然違うし、どうなったらまずいとかいうのも、大人と違うんですよね、全く。

はっきりいって、救急外来で子供を扱うのに慣れている看護師の方がはるかにできます。
真面目な話、ほとんどの小児科医以外の医者はそう思っているはずですよ、言わないだけで。

って事で、今日は医者当直の現状と、得意な分野、不得意な分野の話でした。

あくまで私の経験した病院の話なので、うちは違うって方いらっしゃったら是非教えてください。

今日の当直の看護師は、この間も一緒に当直だった、子供に関してもできる看護師なので、ちょっと安心して過ごせそうです。

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