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現役医師、循環器内科医(Dr. I)が医療について、詳しくわかりやすく解説するブログ。 引用、転載は自由ですが、その際は必ず引用元を明記して下さいね!
健診医がガン発見できず賠償命令
京都府中市の市民医療センター(現保健センター)で健康診断を受けた女性(54)が「エックス線写真でがんの陰影を見落とされ、治療が遅れた」と府中市に約2600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は4月26日、市に450万円の支払いを命じた。

って判決が出ました。

藤山雅行(ふじやま・まさゆき)裁判長は手術が約1年遅れ
、女性の術後5年の生存率が30%低下したと認定。「見落と
しで、がんによる死の不安、恐怖が高まった」として、慰謝料
と弁護士費用相当分の支払い義務を認めた。

いやー、この裁判官すごいねー。
きっと医者なんでしょうね。
5年生存率が30%低下って判断出来るくらいだからね。

 判決によると、女性は2002年に健康診断を受け、エックス線写真では肺に影が写っていたが、医師は「異常なし」と説明。翌年、別の病院で肺がんと診断され、手術を受けた。

まあ、有罪になるくらいだから、この医者は一年前のレントゲン写真で誰がどう見てもガンがあったのに見落としているんでしょうけど、怖いですねー。
一年前はなんともなくってその後ガンになった人だって、腐るほどいるんですけどねー。
恐ろしい時代になりました。
人ごとではありません。

大きな病院とか、健診センターで、胸部レントゲン写真なら呼吸器内科医が診る。
心電図なら循環器内科医が診るって所以外は、いつ訴訟になるか怖くて健診もできませんね。
ホント、普通の病院訴訟が怖いから健診はしないって事になったらどうするんでしょうか。
まじで、可能性はあり得ます。

こういう判例が一回でも出てしまうと、今後これをふまえて判決が出ることになるんですよね、日本の裁判って。

おー、こわっ。
正直言って健診とかしたくないねー。

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