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現役医師、循環器内科医(Dr. I)が医療について、詳しくわかりやすく解説するブログ。 引用、転載は自由ですが、その際は必ず引用元を明記して下さいね!
08年度から健診で腹囲径測定 
2008年度から40歳以上の人が受ける新しい健康診断の検査項目に、腹囲(へそ回り)の測定が加わりましたねー。

ま、予想通りなんですけどね。

「メタボリックシンドロームの記事」


でも書いたように、メタボリックシンドロームの診断基準ってのは、

メタボリックシンドロームの診断基準(日本内科学会雑誌2005;94:188-203)


1,内臓脂肪蓄積(内臓脂肪面積100平方cm以上)
  腹囲径が男性で85cm、女性で90cm以上
  

      かつ

2、血清脂質異常(トリグリセリド値150mg/dL以上、またはHDLコレステロール値40mg/dL未満)

3、血圧高値(最高血圧130mmHg以上、または最低血圧85mmHg以上)

4,高血糖(空腹時血糖値110mg/dL以上)


1は必須でそれに加えて、2,3,4の3項目のうち2つ以上を有する場合をメタボリックシンドロームと診断する。


です。


で、メタボリックシンドロームになると、心筋梗塞や脳梗塞、そしてそれらによる死亡率は数倍になっちゃうんですよー。

だから、健康診断腹囲も測りましょうって事なんですね。

まー、妥当だと思いますよ。

腹囲を測るのは、メジャー1本あれば出来る事ですからね。
採血したり、レントゲン撮ったりするのは、1人当たり数十円とか数百円位かかりますからね。
日本人1億2000万人のうち半分が健診受けるとして、一回百円だとすると6000万人x100円で60億円かかりますからね。
毎年。
新しく何か検査を追加するとしたらね、例えば。

メジャー1本、数百円で、何百人も測れて何年も使えるから、安いよね、これ。

いや、けちって言ってるんじゃないですよ。
安くて、簡単で効率の良い検査だから、「決まって良かった」って褒めてるんですよ、珍しく(笑)。

だから、このメタボリックシンドロームの診断基準が発表されて、この間新聞なんかで取り上げられた時、きっとこうなるなーって思ったんですよ。

医療費削減を掲げてますからね、厚生労働省は。
安くて簡便な検査ってわかったんで。

健診は医療じゃないから、保険適応にならないんですけどね。
まー、経済界の負担は小さくなりますかね。
替わりに尿検査と心電図が必須でなくなりますから。

あの記事の元原稿に、きっと数年後には腹囲健診の項目に入りますよ。
って書いたんですよ、実は。
でも、あまりにも記事が長くなったんで、削っちゃったんですよね、最後に。

やっぱ書いとけば良かったかなー。
そしたら、予想通りって言えたのに、後から言ってもねー。
なんかちょっと悔しいっす。

書いたと思って、ブログの過去の記事見たら、書いていなくってちょっとがっかりしちゃったっす。

今日の記事、予想通りでしたー、この記事見てー、って書こうとしたら、書いてなかったもんね、俺(涙)。

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