「医療事故にどう向き合うか1」
「医療事故にどう向き合うか2」の続きです。
こちらを読んでいない方は、まずこちらを読んで下さい。
この記事を書いた後、たくさんのコメントを頂きました。
ほとんどの方が私の意見に同意して頂いた、好意的な意見でした。
しかし、世の中の多くの人はむしろ違う考えの様な気がします。
私に敵対しているというわけではなく、少ない情報からしか判断できないのであれば、ある程度はやむを得ない面もあるとは思うのですが。
マスコミの情報が少ないのが偶然なのか、意図的に医者に都合の悪い情報しか流していないから少ないのかは、私にはわかりませんが。
ここで、いくつかの質問を頂いたので、素朴な疑問に対して答えていきたいと思います。
多分同じ様な事を考えた方もいると思うので。
もっとも私は産婦人科医ではなく、ただの循環器内科医なので産婦人科の手術や手技など、技術的な事に関する事はお答えできません。
技術的な専門的な事なんかは、こちらのブログで詳しく書いてありますので、よかったら見てみて下さい。
ある産婦人科医のひとりごと
こちらに、たくさんこの件についたブログなどがありますから、興味があったらこちらも見て下さいね。
ふか、もけ産婦人科医リンク集
福島県産科医師不当逮捕に対し陳情書を提出するホームページ、リンク
質問
>人が少ないのに一生懸命やって、
この部分には問題があるんじゃないでしょうか?
この段階で「手遅れです」とか「うちでは無理です」とお断りするべきじゃないでしょうか?
それでも患者側からは「ダメでもいいですから、何とかやってみてください!」と言われるはずです。その同意の元に行うべきじゃないでしょうか?
私の答え
ちょっと専門的になるんですけどね、今回の件で問題になるのは。
癒着胎盤っていうのは、事前に予測できないって事なんですよ。
手術して、お腹を開けてみないとわからないんです。
で、頻度も何千人に一人とか一万人に一人って頻度なのです。
最初からわかっていて、一人では手に負えないのに、一人で無理をして失敗したのであれば、これは医師にも問題はあると思います。
> 医者の経験不足じゃないんでしょうか?
私の答え
単純計算で、年200人のお産を取り上げる中堅病院だと、一万人に一人の症例を診るのは50年に一人になりますよね、平均して。
平均だから50年産婦人科医をやっていて、診たことない人もいるって事になりますよね。
産婦人科医のキャリア50年以上じゃないとお産を取り上げたらいけないってのは、さすがに現実的ではないような気がします。
この産婦人科医は医者たしか9年くらいやっていて、お産も年200例位取り上げて、専門医も持っているんですよ。
それで、経験不足ではないってのが、医者達の立場なんです。
50年キャリア積まないとだめですか?
今回マスコミが問題にしているのは、2点だと思います。
経験不足ってのと、胎盤をハサミの様な器具を使ってはがしたって事です。
経験に関しては上に上げたとおりです。
胎盤のはがし方ってのも、手術の状況を知らないで言うのもあれなんですけどね。
癒着胎盤だから、くっついてるんですよ、胎盤が。
産婦人科医でない私が言っても、正しいかはわかんないんですけどね。
まあ、例えると「のり」で紙が机にくっついているとしますかね。
まず、そおっと手ではがしますよね、普通は。
それではがれれば、まあ良いんですよ。
で、はがれなかったら、定規の裏側を使ってそーっとはがしませんかね。
まあ、定規じゃなくても良いんですけど。
ハサミで雑に「ばーっ」と切って「どーっ」と血が出て何もしなかったなら、医療ミスですよね、明らかに。
でも、最初にそーっと手ではがそうとして、駄目だったからハサミの裏側をつかってそーっとはがそうとした。
それでも血が出て不幸なことに患者さんが亡くなった。
それでも事故じゃなくて、ミスでしょうか。
机のように平らじゃないんですよ、人間の体は。
きっとはがすの難しいと思うんですよね。
手術場でどういう状況だったかわからないんですが、少なくとも、どっちの状況かわからないのに、医療ミスだ、逮捕だってのは不当じゃないかって言っているんです。
状況が明らかで、明らかにミスというのであれば、そんなに騒いでいないつもりですよ、私は。
少なくとも、手術の時の状況を客観的に分析した放送をする、とかそういう事が必要ではないかっていうのが、私の意見です。
その結果やはり医療ミスというのであれば、それ以上私は言うつもりはありません。
>警察が医療行為に対して、確証がなく逮捕するでしょうか?
恐らく、「ハサミの様な器具を使ってはがす」という行為が行ってはならない行為だったってことじゃないでしょうか?
私の答え
こういう考え方は、私はしないようにしています。
それを言うと、NHKが放送してるんだから正しいとか。
~新聞だから正しい、ということにつながるので。
それを言ってしまったら、専門的な知識を持った産婦人科医の99%以上が今回の件は医療ミスではない、と言っているのですから、医療ミスではないって結論になってしまいませんか。
私はどっちの方向にも偏らずに、中立で一応見ようと思っています。
医者なので、医者側って見方もあるんでしょうが、極力そうならないような見方をしているつもりです。
産婦人科医の先生もこちらのブログを見に来て頂いておりますので、何か技術的な点とか、例えが悪いとかありましたら、ご意見頂けるとありがたいです。
よろしくお願いします。
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しかし、世の中の多くの人はむしろ違う考えの様な気がします。
私に敵対しているというわけではなく、少ない情報からしか判断できないのであれば、ある程度はやむを得ない面もあるとは思うのですが。
マスコミの情報が少ないのが偶然なのか、意図的に医者に都合の悪い情報しか流していないから少ないのかは、私にはわかりませんが。
ここで、いくつかの質問を頂いたので、素朴な疑問に対して答えていきたいと思います。
多分同じ様な事を考えた方もいると思うので。
もっとも私は産婦人科医ではなく、ただの循環器内科医なので産婦人科の手術や手技など、技術的な事に関する事はお答えできません。
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質問
>人が少ないのに一生懸命やって、
この部分には問題があるんじゃないでしょうか?
この段階で「手遅れです」とか「うちでは無理です」とお断りするべきじゃないでしょうか?
それでも患者側からは「ダメでもいいですから、何とかやってみてください!」と言われるはずです。その同意の元に行うべきじゃないでしょうか?
私の答え
ちょっと専門的になるんですけどね、今回の件で問題になるのは。
癒着胎盤っていうのは、事前に予測できないって事なんですよ。
手術して、お腹を開けてみないとわからないんです。
で、頻度も何千人に一人とか一万人に一人って頻度なのです。
最初からわかっていて、一人では手に負えないのに、一人で無理をして失敗したのであれば、これは医師にも問題はあると思います。
> 医者の経験不足じゃないんでしょうか?
私の答え
単純計算で、年200人のお産を取り上げる中堅病院だと、一万人に一人の症例を診るのは50年に一人になりますよね、平均して。
平均だから50年産婦人科医をやっていて、診たことない人もいるって事になりますよね。
産婦人科医のキャリア50年以上じゃないとお産を取り上げたらいけないってのは、さすがに現実的ではないような気がします。
この産婦人科医は医者たしか9年くらいやっていて、お産も年200例位取り上げて、専門医も持っているんですよ。
それで、経験不足ではないってのが、医者達の立場なんです。
50年キャリア積まないとだめですか?
今回マスコミが問題にしているのは、2点だと思います。
経験不足ってのと、胎盤をハサミの様な器具を使ってはがしたって事です。
経験に関しては上に上げたとおりです。
胎盤のはがし方ってのも、手術の状況を知らないで言うのもあれなんですけどね。
癒着胎盤だから、くっついてるんですよ、胎盤が。
産婦人科医でない私が言っても、正しいかはわかんないんですけどね。
まあ、例えると「のり」で紙が机にくっついているとしますかね。
まず、そおっと手ではがしますよね、普通は。
それではがれれば、まあ良いんですよ。
で、はがれなかったら、定規の裏側を使ってそーっとはがしませんかね。
まあ、定規じゃなくても良いんですけど。
ハサミで雑に「ばーっ」と切って「どーっ」と血が出て何もしなかったなら、医療ミスですよね、明らかに。
でも、最初にそーっと手ではがそうとして、駄目だったからハサミの裏側をつかってそーっとはがそうとした。
それでも血が出て不幸なことに患者さんが亡くなった。
それでも事故じゃなくて、ミスでしょうか。
机のように平らじゃないんですよ、人間の体は。
きっとはがすの難しいと思うんですよね。
手術場でどういう状況だったかわからないんですが、少なくとも、どっちの状況かわからないのに、医療ミスだ、逮捕だってのは不当じゃないかって言っているんです。
状況が明らかで、明らかにミスというのであれば、そんなに騒いでいないつもりですよ、私は。
少なくとも、手術の時の状況を客観的に分析した放送をする、とかそういう事が必要ではないかっていうのが、私の意見です。
その結果やはり医療ミスというのであれば、それ以上私は言うつもりはありません。
>警察が医療行為に対して、確証がなく逮捕するでしょうか?
恐らく、「ハサミの様な器具を使ってはがす」という行為が行ってはならない行為だったってことじゃないでしょうか?
私の答え
こういう考え方は、私はしないようにしています。
それを言うと、NHKが放送してるんだから正しいとか。
~新聞だから正しい、ということにつながるので。
それを言ってしまったら、専門的な知識を持った産婦人科医の99%以上が今回の件は医療ミスではない、と言っているのですから、医療ミスではないって結論になってしまいませんか。
私はどっちの方向にも偏らずに、中立で一応見ようと思っています。
医者なので、医者側って見方もあるんでしょうが、極力そうならないような見方をしているつもりです。
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「医療事故にどう向き合うか1」の続きです。
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6/22、19:30からNHKのクローズアップ現代「医療事故にどう向き合うか」で私のもうひとつのブログ
「やぶ医師のつぶやき」~健康、病気なし、医者いらずをめざしてが放送される予定だったのですが、中止になったので、この放送の感想の続きです。
番組の真ん中~後半の部分は良かったが、放送の前半のコメンテーターの話
「訴えられることが怖くてリスクのある医療をしないと言うことは、医師としての責任を放棄していませんか」
が偏った見方だ、という感想でした。
で、その後にコメントした、もう1人の右側の人。
NHKの解説員らしいですが。
「医者や病院が情報を隠すから、民事では無理だから刑事事件になった。」
というような意見を言っていたような気がします。
今回、産婦人科医の件では、全く刑事事件に相当しない事件で刑事になっているから問題だって我々医者は言っているんですよ。
彼は、一生懸命に患者の命を救おうとした。
しかも、一万人に一人しかいないような難解な症例で、十分な輸血もない病院で、しかも1人で。
で、その結果、逃亡の恐れも全くないのに、病院の中で大勢の患者さんの前で手錠をはめられて逮捕されてるんですよ、事故から一年後に。
だから問題だって言ってるんですよ、こっちは。
それをなんですか、あれ。
「医者や病院は悪者だから、民事じゃだめだから、刑事って。」
明らかに一方的な意見なのではないですかねー。
最初、NHKもそう思って、現場の医者の意見を入れてって思ったんでしょうけど。
そいで、私を含めて数人の医者と交渉していたみたいですけど。
医者の側の意見を直前でカットしたから、明らかに偏った報道になっていると思うんですが。
まあ、当たり前ですよね。
右、左の両方の意見があって、中立な立場の放送になるんでしょうけど。
片方の意見を削除したら、偏った意見になるっての。
天秤の両側に重りがあって釣り合っているのに、片方の重りだけとったら、傾くっての。
一体なにが言いたいのか、まったくわかりません。
少なくとも、ああいう偏見に基づいた、一方的な立場だけの放送は、現場の一医者としては許す事はできませんね、私には。
はっきり言って、あの呉の病院を除いたコメンテーターのやりとり。
一見NHKで堅い番組を装っていますが。
正直言って、「民放のくだらない医者たたきの番組」と同程度にしか見えませんでしたね、私には。
わかりやすく、今回の番組で例えましょうか。
産婦人科医の件を。
NHKのプロデューサーが、クローズアップ現代という番組を作って、
「公平中立な立場で、医者の立場からも患者の立場からも考えた、立派な番組を作って、医療事故の原因について検証しよう」
という報道をしようとしました。
でも、この番組は医者からみたら、
「医者や病院が情報を隠す悪者だから、民事では無理だから刑事事件が必要だ。だから医者は逮捕されて当然。」
というように映った。
はっきりいって、医者を侮辱する内容です。
だから、医師会がNHKという会社(特殊法人ですか、知りませんけど)ではなく、NHKのプロデューサー個人を侮辱罪で訴えた。
そして、NHKのプロデューサーが公衆の面前で手錠をはめられて逮捕されたって事ですよ。
簡単に言えば。
ま、一部の人間は「ざまーみろ」って思うかもしれませんよね。
今回のように偏った意見を流されて、被害を被った人間とか。
でも、それって正しい事ですか?
本当にそんなんで、逮捕されて良いんですか?
誰がどう考えても違いますよね。
多分そんな事があったら、マスコミは朝から晩まで、不当逮捕だってテレビや新聞を通じて報道しまくりますよ、きっと。
私の偏った見方なのかもしれませんが、参考までに他の先生の意見もこちらにかいてありますので、興味のある方は見てみて下さいね。
いっちゃんの小児科奮闘膝栗毛、「げんだい」
東京日和、[無責任なのか?]医療事故にどう向き合うか
この2人の先生のブログもNHKで放送される予定だったのに、私のせいで放送中止になったのだとしたら、すいませんでした。
読者の方達で、放送を楽しみにしていた方達も、ほんとうにすいませんでした。
動画を見つけたので、ここに貼っておきますね!
「You tube クローズアップ現代、医療事故にどう向き合うか」
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「やぶ医師のつぶやき」~健康、病気なし、医者いらずをめざしてが放送される予定だったのですが、中止になったので、この放送の感想の続きです。
番組の真ん中~後半の部分は良かったが、放送の前半のコメンテーターの話
「訴えられることが怖くてリスクのある医療をしないと言うことは、医師としての責任を放棄していませんか」
が偏った見方だ、という感想でした。
で、その後にコメントした、もう1人の右側の人。
NHKの解説員らしいですが。
「医者や病院が情報を隠すから、民事では無理だから刑事事件になった。」
というような意見を言っていたような気がします。
今回、産婦人科医の件では、全く刑事事件に相当しない事件で刑事になっているから問題だって我々医者は言っているんですよ。
彼は、一生懸命に患者の命を救おうとした。
しかも、一万人に一人しかいないような難解な症例で、十分な輸血もない病院で、しかも1人で。
で、その結果、逃亡の恐れも全くないのに、病院の中で大勢の患者さんの前で手錠をはめられて逮捕されてるんですよ、事故から一年後に。
だから問題だって言ってるんですよ、こっちは。
それをなんですか、あれ。
「医者や病院は悪者だから、民事じゃだめだから、刑事って。」
明らかに一方的な意見なのではないですかねー。
最初、NHKもそう思って、現場の医者の意見を入れてって思ったんでしょうけど。
そいで、私を含めて数人の医者と交渉していたみたいですけど。
医者の側の意見を直前でカットしたから、明らかに偏った報道になっていると思うんですが。
まあ、当たり前ですよね。
右、左の両方の意見があって、中立な立場の放送になるんでしょうけど。
片方の意見を削除したら、偏った意見になるっての。
天秤の両側に重りがあって釣り合っているのに、片方の重りだけとったら、傾くっての。
一体なにが言いたいのか、まったくわかりません。
少なくとも、ああいう偏見に基づいた、一方的な立場だけの放送は、現場の一医者としては許す事はできませんね、私には。
はっきり言って、あの呉の病院を除いたコメンテーターのやりとり。
一見NHKで堅い番組を装っていますが。
正直言って、「民放のくだらない医者たたきの番組」と同程度にしか見えませんでしたね、私には。
わかりやすく、今回の番組で例えましょうか。
産婦人科医の件を。
NHKのプロデューサーが、クローズアップ現代という番組を作って、
「公平中立な立場で、医者の立場からも患者の立場からも考えた、立派な番組を作って、医療事故の原因について検証しよう」
という報道をしようとしました。
でも、この番組は医者からみたら、
「医者や病院が情報を隠す悪者だから、民事では無理だから刑事事件が必要だ。だから医者は逮捕されて当然。」
というように映った。
はっきりいって、医者を侮辱する内容です。
だから、医師会がNHKという会社(特殊法人ですか、知りませんけど)ではなく、NHKのプロデューサー個人を侮辱罪で訴えた。
そして、NHKのプロデューサーが公衆の面前で手錠をはめられて逮捕されたって事ですよ。
簡単に言えば。
ま、一部の人間は「ざまーみろ」って思うかもしれませんよね。
今回のように偏った意見を流されて、被害を被った人間とか。
でも、それって正しい事ですか?
本当にそんなんで、逮捕されて良いんですか?
誰がどう考えても違いますよね。
多分そんな事があったら、マスコミは朝から晩まで、不当逮捕だってテレビや新聞を通じて報道しまくりますよ、きっと。
私の偏った見方なのかもしれませんが、参考までに他の先生の意見もこちらにかいてありますので、興味のある方は見てみて下さいね。
いっちゃんの小児科奮闘膝栗毛、「げんだい」
東京日和、[無責任なのか?]医療事故にどう向き合うか
この2人の先生のブログもNHKで放送される予定だったのに、私のせいで放送中止になったのだとしたら、すいませんでした。
読者の方達で、放送を楽しみにしていた方達も、ほんとうにすいませんでした。
動画を見つけたので、ここに貼っておきますね!
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すいません。
「 Dr. IのブログがNHKに」の記事で書いたように、6/22、19:30からNHKのクローズアップ現代「医療事故にどう向き合うか」で私のもうひとつのブログ
「やぶ医師のつぶやき」~健康、病気なし、医者いらずをめざして
が放送される予定だったのですが。
前の日に、「誤解されるかもしれないから、やっぱやーめた」って内容のメールがNHKのプロデューサーから来て、放送中止になりました。
楽しみにしていた人、見てくれた人、本当にすいませんでした。
本当はどういう経過で中止になったかを、NHKのプロデューサーからのメールを公開して、読者の方に詳細に検討して貰おうと思ったのですが。
残念ながらメール公開の許可が下りませんでした。
という事で、単に私が感じた、この放送の感想を今日は書きますね。
ちなみにこのプロデューサーが番組の感想を聞かせて欲しいって言うから、ここに書いた感想と同じ様な内容を3日前に送ったのですが、無視されています。
NHK側の言い分も含めてブログに書こうと思ったのですが、残念ながらそれは出来ませんでしたので、私の感想だけで。
まずは、NHKのHPをご覧下さい。
↓HPからの内容に関する抜粋 http://www.nhk.or.jp/gendai/
-------------------------------------------------------
6月22日(木)放送
医療事故にどう向き合うか
医療事故がこの10年で10倍以上に急増する中、隠蔽や改ざんが相次ぎ、医療現場への不信が増大している。
こうした中、今年2月福島県で起きた医師の逮捕が全国に波紋を広げている。
リスクを伴う医療現場でどこまで医師に責任を問うべきなのか。
医師からは、「逮捕されるくらいならリスクの高い診療はしたくない」という声も上がり、市民が受ける医療サービスの低下が懸念されている。
一方、医療の閉鎖体質を変え患者に向き合おうという動きも出ている。
事故の被害者を安全対策者として病院に招き、医師の意識改革を図ったり、患者と医師の仲介役を果たしてもらうなどの取り組みが始まっている。
医療者と患者のあるべき関係を考える。
-------------------------------------------------------
この文章を見ると、医者の立場と患者の立場を公平中立に検討して。
というような内容に一見すると見えるのですが。
本当の番組の内容はというと、はっきりいって明らかに偏った見方に基づくものだったように私は思いました。
ちなみに、冒頭の部分は見逃してしまいましたので、コメンテーターが誰なのかとか、私にはわかりませんのであしからず。
番組の真ん中~後半の部分は、呉の病院の話でした。
これは中立な立場のリスクマネージャーを置いて、という試みでした。
その放送の仕方自体も、よくできていると思いましたし、全く私も同意見でした。
これだけで終わればすばらしい内容の放送だったと思います。
しかし、前半の司会者ともう1人のやりとり。
これによって放送そのものが、ぶちこわしになったと思いました。
一般の人にとっては耳障りの良い言葉なのかもしれませんが、少なくとも医者や、中立な立場で放送している、まっとうなマスコミ関係者(いるかどうか知りませんが)にとっては許されない、偏った見方をした報道だったように感じました。
まず、司会者が
「訴えられることが怖くてリスクのある医療をしないと言うことは、医師としての責任を放棄していませんか」
みたいな、意見を言っていました。
こういうとんでもない意見が、マスコミで何も考えずに垂れ流しにされているから、多くの国民が勘違いする事になっていると思うんですよね、私は。
今までは、「善意」で多くの医者がリスクを覚悟で、それこそ自分の命を削ってまで他人の命を救っていたんですよ。
それを、
「医者は訴えられようが、何しようが医者なんだから当然。」
「患者の為には馬車馬のように働くのが医者の使命だ。」
みたいな馬鹿みたいな意見が、一人歩きしているんですよー。
そういう間違った感覚が、マスコミを中心に国民の間で流れているので、それを少しでも正していこう。
そういう目的があって私は、ブログを書いて現場の一医師としての意見を言っているんです。
ちなみに私のブログの
「医療紛争解決に中立機関を」の記事の、この部分のみ
「でも、今回の産婦人科医のケースのように、手術をして、難しい予想外の出来事が起こって、人が少ないのに一生懸命やって、その結果がうまくいかなかったらそれで逮捕されるようになったら、誰も手術なんかしなくなっちゃうんですよ。」
この部分のみを、前後の文章を入れないで、放送する予定だったようです。
この流れで私のブログのこの部分のみが流れたら、
「医者が本来やるべき責任を放棄した、たんなるわがままな医者」
ですからねー、私。
私の趣旨は、全く反対なんですが。
私のブログを前から読んでいる人は、ご存じだと思いますけどね。
格好つけて言えば、
「マスコミの偏った見方に反発して、弱い立場ながら声を上げている、現場の一医師の悲痛な叫び」
って所ですか、私。
あ、ちょっと格好つけすぎっすかね(笑)
たしかに、あの流れでどんなコメントを入れても、どんなフォローをしようとしても、視聴者には私の意見は伝わらないでしょうね。
誤解を与える恐れ、どころか、故意に誤った方向へ誘導しようとしか思えない内容でしたから。
はっきり言って、結果的には、全く違う意見の放送で流されなくて良かったです。
そういう意味では、直前に放送しないという決断をした、NHKのプロデューサーに感謝をするべきなのかもしれませんね。
あ、まだ言いたいことあるんですが、長くなっちゃったので一回ここでで切りますね。
続きは次回って事で。
Dr. Iのメルマガ「やぶ医師のひとりごと」
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「 Dr. IのブログがNHKに」の記事で書いたように、6/22、19:30からNHKのクローズアップ現代「医療事故にどう向き合うか」で私のもうひとつのブログ
「やぶ医師のつぶやき」~健康、病気なし、医者いらずをめざして
が放送される予定だったのですが。
前の日に、「誤解されるかもしれないから、やっぱやーめた」って内容のメールがNHKのプロデューサーから来て、放送中止になりました。
楽しみにしていた人、見てくれた人、本当にすいませんでした。
本当はどういう経過で中止になったかを、NHKのプロデューサーからのメールを公開して、読者の方に詳細に検討して貰おうと思ったのですが。
残念ながらメール公開の許可が下りませんでした。
という事で、単に私が感じた、この放送の感想を今日は書きますね。
ちなみにこのプロデューサーが番組の感想を聞かせて欲しいって言うから、ここに書いた感想と同じ様な内容を3日前に送ったのですが、無視されています。
NHK側の言い分も含めてブログに書こうと思ったのですが、残念ながらそれは出来ませんでしたので、私の感想だけで。
まずは、NHKのHPをご覧下さい。
↓HPからの内容に関する抜粋 http://www.nhk.or.jp/gendai/
-------------------------------------------------------
6月22日(木)放送
医療事故にどう向き合うか
医療事故がこの10年で10倍以上に急増する中、隠蔽や改ざんが相次ぎ、医療現場への不信が増大している。
こうした中、今年2月福島県で起きた医師の逮捕が全国に波紋を広げている。
リスクを伴う医療現場でどこまで医師に責任を問うべきなのか。
医師からは、「逮捕されるくらいならリスクの高い診療はしたくない」という声も上がり、市民が受ける医療サービスの低下が懸念されている。
一方、医療の閉鎖体質を変え患者に向き合おうという動きも出ている。
事故の被害者を安全対策者として病院に招き、医師の意識改革を図ったり、患者と医師の仲介役を果たしてもらうなどの取り組みが始まっている。
医療者と患者のあるべき関係を考える。
-------------------------------------------------------
この文章を見ると、医者の立場と患者の立場を公平中立に検討して。
というような内容に一見すると見えるのですが。
本当の番組の内容はというと、はっきりいって明らかに偏った見方に基づくものだったように私は思いました。
ちなみに、冒頭の部分は見逃してしまいましたので、コメンテーターが誰なのかとか、私にはわかりませんのであしからず。
番組の真ん中~後半の部分は、呉の病院の話でした。
これは中立な立場のリスクマネージャーを置いて、という試みでした。
その放送の仕方自体も、よくできていると思いましたし、全く私も同意見でした。
これだけで終わればすばらしい内容の放送だったと思います。
しかし、前半の司会者ともう1人のやりとり。
これによって放送そのものが、ぶちこわしになったと思いました。
一般の人にとっては耳障りの良い言葉なのかもしれませんが、少なくとも医者や、中立な立場で放送している、まっとうなマスコミ関係者(いるかどうか知りませんが)にとっては許されない、偏った見方をした報道だったように感じました。
まず、司会者が
「訴えられることが怖くてリスクのある医療をしないと言うことは、医師としての責任を放棄していませんか」
みたいな、意見を言っていました。
こういうとんでもない意見が、マスコミで何も考えずに垂れ流しにされているから、多くの国民が勘違いする事になっていると思うんですよね、私は。
今までは、「善意」で多くの医者がリスクを覚悟で、それこそ自分の命を削ってまで他人の命を救っていたんですよ。
それを、
「医者は訴えられようが、何しようが医者なんだから当然。」
「患者の為には馬車馬のように働くのが医者の使命だ。」
みたいな馬鹿みたいな意見が、一人歩きしているんですよー。
そういう間違った感覚が、マスコミを中心に国民の間で流れているので、それを少しでも正していこう。
そういう目的があって私は、ブログを書いて現場の一医師としての意見を言っているんです。
ちなみに私のブログの
「医療紛争解決に中立機関を」の記事の、この部分のみ
「でも、今回の産婦人科医のケースのように、手術をして、難しい予想外の出来事が起こって、人が少ないのに一生懸命やって、その結果がうまくいかなかったらそれで逮捕されるようになったら、誰も手術なんかしなくなっちゃうんですよ。」
この部分のみを、前後の文章を入れないで、放送する予定だったようです。
この流れで私のブログのこの部分のみが流れたら、
「医者が本来やるべき責任を放棄した、たんなるわがままな医者」
ですからねー、私。
私の趣旨は、全く反対なんですが。
私のブログを前から読んでいる人は、ご存じだと思いますけどね。
格好つけて言えば、
「マスコミの偏った見方に反発して、弱い立場ながら声を上げている、現場の一医師の悲痛な叫び」
って所ですか、私。
あ、ちょっと格好つけすぎっすかね(笑)
たしかに、あの流れでどんなコメントを入れても、どんなフォローをしようとしても、視聴者には私の意見は伝わらないでしょうね。
誤解を与える恐れ、どころか、故意に誤った方向へ誘導しようとしか思えない内容でしたから。
はっきり言って、結果的には、全く違う意見の放送で流されなくて良かったです。
そういう意味では、直前に放送しないという決断をした、NHKのプロデューサーに感謝をするべきなのかもしれませんね。
あ、まだ言いたいことあるんですが、長くなっちゃったので一回ここでで切りますね。
続きは次回って事で。
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6/17に最高裁で「B型肝炎訴訟」の判決がでましたね。
「 Yahoo!ニュース 6/17」
最高裁は「乳幼児期に受けた集団予防接種で注射器を連続使用したことが原因」と、接種と感染の因果関係を認めたうえで、国に対し、5人に計2750万円を支払うよう命じる判決を言い渡しました。
原告(患者側)から見たら全面勝訴。
国にとっては完全敗訴ですね。
このときに問題になった点が2点あります。
1,肝炎の原因が他にあるか
2,賠償請求権が消滅する除斥期間(20年間)
厚生労働省は他に肝炎の原因があるかもしれないから、国が原因とは言えないってずっと逃げてきました。
で、そういう人が何十万人もいるので、赤ちゃんの時に予防接種を受けて、その後輸血とかそういうのを全然やっていなくって、丁度良いっていったら言い方悪いけど、そういう人を原告の弁護団がやっと見つけました。
札幌在住の彼、亀田谷和徳くんですか。
それで、他から感染する確率が、限りなくゼロに近い症例をやっと見つけたんですよ、弁護団は。
それでも厚生労働省は反論していました。
どんな反論かってのは、例を出すとわかりやすいかと思います。
例)殺人事件
AさんがBさんを殺したって容疑がかかりました。
AさんはBさんと知り合いで、その日に合う約束をしていて、AさんがBさんの家に入るのを目撃されています。
そして、Bさんの家の中から口論がする声も聞かれています。
で、Bさんがナイフで刺されて殺されました。
そのナイフにはAさんの指紋がついていました。
Aさんの服にはBさんと同じ血液型の血がついてました。
もちろんAさんにアリバイはありません。
はっきり言って、この例ではAさんがBさんを殺したって明白ですよね。
誰がどう見ても。
裁判になっても間違いなく有罪でしょう。
でも、確率としては、この例でも他の人が殺した可能性はあるんですよ。
>AさんはBさんと知り合いで、その日に合う約束をしていて、AさんがBさんの家に入るのを目撃されています。
そして、Bさんの家の中から口論がする声も聞かれています。
これ、単に見間違いかもしれませんし。
仮に口論したとしても、それが必ずしも殺人とは限りませんし。
>そのナイフにはAさんの指紋がついていました。
>Aさんの服にはBさんと同じ血液型の血がついてました。
誰か別の人がAさんの家に勝手に入って、ナイフを持っていっ
たとか、Aさんにナイフを持たせて、わざと指紋をつけたって
事もありますからね。
服もそうですね。
>もちろんAさんにアリバイはありません。
これ、殆どの人がアリバイないんですよね。
私、一人暮らしだから、その時に家にいたって証言できる人は
いませんし、家族の証言は認められませんからね。
国、厚生労働省はAさんの例です。
「他の人が俺の家に入ってきて、俺のナイフを持っていって、俺の服にも血をつけて、誰にも見つからずにBさんの家に入って殺したかもしれない。だから俺は無罪だ」
って言っているのと同じですかね。
わかりやすく言えば。
まあ、例えですけどね。
これを認めたら、AさんがBさんを殺したその現場にビデオカメラでも持っていって、カメラでAさんの顔とBさんを映して、Bさんを刺したその瞬間、刺している場面もビデオで取って、しかも鮮明に映っていない限り、誰も有罪にならないんじゃないですかね。
こういう殺人の時に、裁判でAさんを有罪にできるのは、総合的に客観的に判断してそれ以外にはあり得ないって、誰もが認めるからですね。
だから、今回の件もそれに沿った判決で妥当だと思います。
で、さすがに亀田谷和徳くんの例では、この言い訳は無理があ
るって思ったんでしょう。
それで、国が札幌高裁の判決を上告した時には、また別の言い訳を用意しました。
それが
2,賠償請求権が消滅する除斥期間(20年間)の起算点の問題です。
なにか問題があったんなら、ある一定の時間以内に訴訟を起こさないと無効ですよっていうのが、法律で決まってるんですよ。
で、その問題が起こった時点ってのが、起算点です。
で、国はこの起算点が発病の時期ではなくて、接種の時期って主張しているみたいですが。
控訴期限は20年です。
この理屈が通るんなら、極端な話をすれば、潜伏期間が20年以上の病気を感染させたら国は何を感染させようが、何百万人殺そうが一切責任は問われないって事ですよね。
だって、20年以上しないと病気になったってわかんないんだから。
病気になったのは国の予防接種のせいだって思って訴えようと思ったら、もう時効って事ですから。
まあ、国に限らないんですけどね。
多分他の人が同じ主張をしたら、絶対反論しますよね、国は。
だから、これも妥当だと思います。
おそらく日本国民の99%はそう思っていると思います。
こんな当たり前の結論が出るのに17年もかかって、非常に残念です。
いつの時代になっても厚生労働省や国は、自分の責任を認めないんでしょうね。
情けないことです。
今日C型肝炎でも、一部国の責任を認めるって判決が大阪高裁で出たみたいですけど。
また、言い訳して逃げるんでしょうね、国は。
今度は、どんないい訳を用意してるんでしょうかね。
また、できればブログで書いてみたいと思います。
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「 Yahoo!ニュース 6/17」
最高裁は「乳幼児期に受けた集団予防接種で注射器を連続使用したことが原因」と、接種と感染の因果関係を認めたうえで、国に対し、5人に計2750万円を支払うよう命じる判決を言い渡しました。
原告(患者側)から見たら全面勝訴。
国にとっては完全敗訴ですね。
このときに問題になった点が2点あります。
1,肝炎の原因が他にあるか
2,賠償請求権が消滅する除斥期間(20年間)
厚生労働省は他に肝炎の原因があるかもしれないから、国が原因とは言えないってずっと逃げてきました。
で、そういう人が何十万人もいるので、赤ちゃんの時に予防接種を受けて、その後輸血とかそういうのを全然やっていなくって、丁度良いっていったら言い方悪いけど、そういう人を原告の弁護団がやっと見つけました。
札幌在住の彼、亀田谷和徳くんですか。
それで、他から感染する確率が、限りなくゼロに近い症例をやっと見つけたんですよ、弁護団は。
それでも厚生労働省は反論していました。
どんな反論かってのは、例を出すとわかりやすいかと思います。
例)殺人事件
AさんがBさんを殺したって容疑がかかりました。
AさんはBさんと知り合いで、その日に合う約束をしていて、AさんがBさんの家に入るのを目撃されています。
そして、Bさんの家の中から口論がする声も聞かれています。
で、Bさんがナイフで刺されて殺されました。
そのナイフにはAさんの指紋がついていました。
Aさんの服にはBさんと同じ血液型の血がついてました。
もちろんAさんにアリバイはありません。
はっきり言って、この例ではAさんがBさんを殺したって明白ですよね。
誰がどう見ても。
裁判になっても間違いなく有罪でしょう。
でも、確率としては、この例でも他の人が殺した可能性はあるんですよ。
>AさんはBさんと知り合いで、その日に合う約束をしていて、AさんがBさんの家に入るのを目撃されています。
そして、Bさんの家の中から口論がする声も聞かれています。
これ、単に見間違いかもしれませんし。
仮に口論したとしても、それが必ずしも殺人とは限りませんし。
>そのナイフにはAさんの指紋がついていました。
>Aさんの服にはBさんと同じ血液型の血がついてました。
誰か別の人がAさんの家に勝手に入って、ナイフを持っていっ
たとか、Aさんにナイフを持たせて、わざと指紋をつけたって
事もありますからね。
服もそうですね。
>もちろんAさんにアリバイはありません。
これ、殆どの人がアリバイないんですよね。
私、一人暮らしだから、その時に家にいたって証言できる人は
いませんし、家族の証言は認められませんからね。
国、厚生労働省はAさんの例です。
「他の人が俺の家に入ってきて、俺のナイフを持っていって、俺の服にも血をつけて、誰にも見つからずにBさんの家に入って殺したかもしれない。だから俺は無罪だ」
って言っているのと同じですかね。
わかりやすく言えば。
まあ、例えですけどね。
これを認めたら、AさんがBさんを殺したその現場にビデオカメラでも持っていって、カメラでAさんの顔とBさんを映して、Bさんを刺したその瞬間、刺している場面もビデオで取って、しかも鮮明に映っていない限り、誰も有罪にならないんじゃないですかね。
こういう殺人の時に、裁判でAさんを有罪にできるのは、総合的に客観的に判断してそれ以外にはあり得ないって、誰もが認めるからですね。
だから、今回の件もそれに沿った判決で妥当だと思います。
で、さすがに亀田谷和徳くんの例では、この言い訳は無理があ
るって思ったんでしょう。
それで、国が札幌高裁の判決を上告した時には、また別の言い訳を用意しました。
それが
2,賠償請求権が消滅する除斥期間(20年間)の起算点の問題です。
なにか問題があったんなら、ある一定の時間以内に訴訟を起こさないと無効ですよっていうのが、法律で決まってるんですよ。
で、その問題が起こった時点ってのが、起算点です。
で、国はこの起算点が発病の時期ではなくて、接種の時期って主張しているみたいですが。
控訴期限は20年です。
この理屈が通るんなら、極端な話をすれば、潜伏期間が20年以上の病気を感染させたら国は何を感染させようが、何百万人殺そうが一切責任は問われないって事ですよね。
だって、20年以上しないと病気になったってわかんないんだから。
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今度のは真面目に病気(生活習慣病)の話です。
その名も
日本一わかりやすい!「糖尿病」
糖尿病の事を、超わかりやすく循環器専門医のDr. Iが解説していますよ。
日本一って言うのは、所詮は主観ですからねー。
「日本で二番目だろー」って言う人がいましたら、一番の本を教えて頂ければ、私それ読みますので。
まあ、中身はDr. Iのメルマガ「やぶ医師のひとりごと」の、糖尿病シリーズで書いていた物を編集して、更にパワーアップさせた物なんですけどね。
バックナンバーを非公開にしてから、「公開してくれ」って声が多かったので、いくつか付け足して、無料レポートとして出してみました。
メルマガ「やぶ医師のひとりごと」は医者、看護師、そして医療系のメルマガの作者など、結構医療関係者の方で読んで頂いている方が多いんですが、その方達から評価高かったんですよー。
すごくわかりやすいって。
調子に乗って、日本一!とか書いてしまいました(笑)
是非こちらも読んでみて下さいね。
ブログでは毒吐きまくっていますけど、一応「循環器専門医」ですから。
こいうのが本職ですからね。
まー、一応なんですけど(笑)
ちなみに無料レポート第一弾が読みたいって人はこちら。
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「大学病院のうそ」 ~現役医師(Dr. I)が暴露する、大学病院の秘密
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「研修医のシステム」の記事に対して貴重な意見を頂きました。
他の方にも私の文章を読んで誤解を与えてしまったかもしれません。
コメントの返事としては、異常に長くなってしまったので、ブログの本文に書きかせて頂きます。
「コメント」
>例えば、トヨタに新入社員が入りました。
>新入社員を全員オールマイティーな社員にするために、3ヶ月は工場で車を作らせて、3ヶ月は営業、3ヶ月は経理という風に、いろんな部署を全員2年間回らせる事にしたって事です。
私の会社(製造業)ではやってました。営業1ヶ月、開発1ヶ月、工場2ヶ月といった感じです。
もちろん各部署で一人前になれるはずはないですが、異文化交流という点では意味がありましたよ。同じ会社でも、各部署であまりに文化が違うので驚きました。
そうですか、民間企業でもそういうのをやっている会社がありましたか。
それは知りませんでした。
私の勉強不足でした。
私が言いたいのは、「異文化交流」とか、「他の視点を持つ」って言う意味でも駄目だって事ではないんですよ。
実は私の時代でも、他科研修ってのがあって、自分の専門の科以外の科に2,3ヶ月研修に行っていました。
ずーっと最初から最後まで、自分の所の世界しか知らないより、他の世界を若いうちに知っておくって事は、大事だと思うので、そう言う意味では全てを否定する気はないんですよ。
でも、問題なのは厚生労働省は、数ヶ月他の科を廻ったら、「なんでもできる医者」ができるって思ってこのシステムを作ったって事なんですよ。
それと、会社の場合は就職活動をして初めて知った、とかテレビや雑誌で見た事があるってだけで、実際に入社してみないと、この会社が実際に何をやっているかわからないって事も多いですよね。
そういう意味では現場を見学するって事は一定の意味はあると思います。
医者の場合は、全員6年制の医学部を出て、実習もしているんですよ。
医学部生の時は、医師免許を持っていませんから、実際の医療自体はできないんですけどね。
でも見学や、カルテとか検査とかを見る、他の医者の意見を聞いたり、自分で考える。
って所まではできるんですよね。
患者と話をしたり、コミュニケーションを取ったりとかね。
だから、「他の科がどういう事をやっているか」を知る、とか「他の科はどんな検査、どんな治療をやっているのか」を知るとか「他の科の患者とコミュニケーションを取る」とかだったら、学生時代の実習をもっと強化するとか、方法があると思うんですよね。
どうせ数ヶ月しかいないんだから、その科でしかできない専門的な検査や治療の技術を習得する事は不可能ですから。
なんでも診られる医者(プライマリー医)を育てるというのは、前回も書きましたけど、あくまでも机上の空論なんですよ。
現場を知らない人間がシステムを作ると、こういう事が起こって、実際に現場では大きな弊害が出ているって事です。
私は現場の一医者ですので、他の事はあまり知りませんので、いろんな意見を言って頂けると、本当に勉強になります。
今後とも反対意見を含め、いろんな意見を待っていますので、よろしくお願い致します。
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>新入社員を全員オールマイティーな社員にするために、3ヶ月は工場で車を作らせて、3ヶ月は営業、3ヶ月は経理という風に、いろんな部署を全員2年間回らせる事にしたって事です。
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もちろん各部署で一人前になれるはずはないですが、異文化交流という点では意味がありましたよ。同じ会社でも、各部署であまりに文化が違うので驚きました。
そうですか、民間企業でもそういうのをやっている会社がありましたか。
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私が言いたいのは、「異文化交流」とか、「他の視点を持つ」って言う意味でも駄目だって事ではないんですよ。
実は私の時代でも、他科研修ってのがあって、自分の専門の科以外の科に2,3ヶ月研修に行っていました。
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でも、問題なのは厚生労働省は、数ヶ月他の科を廻ったら、「なんでもできる医者」ができるって思ってこのシステムを作ったって事なんですよ。
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そういう意味では現場を見学するって事は一定の意味はあると思います。
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どうせ数ヶ月しかいないんだから、その科でしかできない専門的な検査や治療の技術を習得する事は不可能ですから。
なんでも診られる医者(プライマリー医)を育てるというのは、前回も書きましたけど、あくまでも机上の空論なんですよ。
現場を知らない人間がシステムを作ると、こういう事が起こって、実際に現場では大きな弊害が出ているって事です。
私は現場の一医者ですので、他の事はあまり知りませんので、いろんな意見を言って頂けると、本当に勉強になります。
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な、なんとー。
NHKから取材依頼が来ました。
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「やぶ医師のつぶやき」~健康、病気なし、医者いらずを目指して
がNHKで放送されそうです。
ま、ブログの中身は、こっちのブログ「健康、病気なし、医者いらず」とほぼ同じなんですけどね。
本当はこのブログを向こうにただリンクさせたかったんですが、無理って言うんで、二度手間だけどコピーしているだけなんです。
で、NHKは顔は写さなくても良いし、声も替えるからカメラで写させて欲しいって言ってきたんですが、それは断りました。
私、知り合いにはブログやメルマガを書いているって言ってないんですよー。
ブログや無料レポートの内容が内容なんで。
医師会とか偉―い医者の中には、私の事を快く思っていない人がきっといるので。
医者の世界って狭いんですよー。
知り合いが見たら、いくら顔を隠していても、私ってわかってしまうと思うんですよ。
教授は見ないでしょうけど、もっと下の医者が見て話題になったら、教授の耳に入るのは時間の問題なので。
電話かメールなら良いよって言ったつもりだったんですが、結局ブログの一部がテレビに映るだけになっちゃいました。
ちょっともったいなかったような、気もしますが。
今のところ6月22日(木)19:30からの放送を予定してるそうです。
たしかクローズアップ現代って番組だったかな。
ただのNHKでしたよね、NHK教育じゃなくって。
「医療トラブルをどう解決するか」(仮題)というテーマらしいっす。
逮捕された産婦人科医の話が中心になるらしく、実名で福島県の医者数人が出るみたいですよ。
テレビに出るってブログの記事はこちら。
医療紛争解決に中立機関を
暇な人はちょっと見てみて下さいね。
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で、NHKは顔は写さなくても良いし、声も替えるからカメラで写させて欲しいって言ってきたんですが、それは断りました。
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医師会とか偉―い医者の中には、私の事を快く思っていない人がきっといるので。
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今日は言わずとしれた、ワールドカップサッカー。
日本vs.オーストラリア戦が行われる日です。
そんな歴史的な日だろうが、正月だろうが、必ず病院には医者が誰かは当直しなければなりません。
どんな日でも、病気の人はいますからね。
外来に患者が来る可能性はありますし、入院患者はいますから。
うわー、かわいそー。
今日も当直の医者が世の中には沢山いるんだー。
今日は6月12日。
えーっと、今日の当直医は誰かなー。
俺だー。
げっ。
そういえば、6月12日に当直って、どこかの当直表に書いてあったような、なかったような。
しもーたー。
当直予定表に6月12日は「×」ってつけるの忘れてたー。
くっそー、俺当直係に嫌われる事した覚えはないんだけどなー。
あのやろー、
いや、たまたまでしょう、たまたま。
でも、がっかし。
ショボーン。
試合中は患者が来ないことを祈るしかないっすね。
これも日頃の行いのせいかなー。
まいっか、日本、応援しよっ。
午後10時が待ち遠しいっす。
病院内で奇声を上げないように注意しよっと。
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「医者の資質、看護師の資質1」で、看護師の資質の事についてしか書いていない、不公平だ。
という全くまっとうな意見を頂きましたので、医者の資質に問題がある例を挙げていきたいと思います。
私は循環器内科医なので、また循環器の病気、心筋梗塞を例に出してみましょう。
心筋梗塞っていうのは、心臓の表面にある血管(冠動脈)が詰まって、胸が痛くなる病気です。
心臓というのは、心筋という筋肉でできていて、それは冠動脈によって血液が供給されて生きています。
で、冠動脈が詰まると、そこから先に血が流れないので、酸素が運ばれません。
そうなると時間が経つと、心筋細胞が死んでしまいます。
多くは6時間位すると死んでしまって、24時間くらい経つとほぼ全ての心筋細胞が死んでしまいます。
だから、完全に心筋細胞が死んでしまう前に、詰まった血管を広げる治療(心臓カテーテル治療、経皮的冠動脈形成術)が行われます。
それができれば、一部の心筋は死なないで済むからです。
出来れば6時間以内、それが無理でも血管が詰まってから24時間以内であれば、緊急でカテーテルによる治療(経皮的冠動脈形成術)を行います。
もちろん、そういう治療ができる施設での話ですけどね。
ちなみに、心筋梗塞になってから6時間以内の事をゴールデンタイムと言います。
例えば心筋梗塞の患者で夜中、病院に救急車で運ばれてきた。
当然事前情報は入っていますから、医者は来ます。
まずその日の当番の循環器内科医が診て、あ、これは心筋梗塞で緊急カテーテルによる治療が必要だ。
と判断したら、他の循環器の医師数名を呼んでカテーテル検査と治療をします。
カテーテルによる治療(経皮的冠動脈形成術)っていうのは、小さい手術ですから1人ではできなくって、普通は3人位でやります。
まあ、施設にもよるんですけどね。
で、みんなで治療してカテーテルが終わると、当番以外の医者は一応家に帰ります。
普通は当番の医者がその患者の主治医になるので、後の処置とかは任せるんです。
ものすごい重症で、1人じゃ無理って時はもちろん残りますけどね。
で、主治医は一応、いろいろ検査とか処置とかして、適切な指示を看護師に出して、何時間か経過を見て、大丈夫そうなら家に帰ります。
心筋梗塞になって丸一日とかは、不整脈とか命に関わる重篤な合併症が起きやすいので、私が研修医だった時は、ほぼ全例病院に泊まっていましたけどね。
もちろん、無給で。
まあ、適切な処置とか指示が出せて、大丈夫と判断できたなら帰っても良いですよ。
実際今なら私もそうしていますし。
でもその後、その日でも次の日の夜中でも良いけど、心筋梗塞になって数日の患者が、胸が痛いって病院から呼び出しがあったら、何を置いても駆けつけなきゃ駄目ですよ。
例え次の日にお酒飲んでいようが、明け方でほとんど寝ていなくてもね。
心室細動などの不整脈は心筋梗塞になったその日か、次の日に出やすいんですが、数日後には最梗塞(広げた血管がまた詰まる事)や、急性の弁膜症、心破裂なんかの合併症が出ることがありますからね。
これらは全て、下手したら死んでしまう重篤な合併症です。
だからそういう患者が、胸が痛い、胸が苦しいって言ったら、まず病院に駆けつけなきゃ駄目ですよ、絶対に。
で、まずは診察して、細かく症状を聞いて、心電図とか血圧、脈拍、酸素飽和度、心エコーとか必要であれば採血なんかもやって、ああ大丈夫だってなれば、それは良いですよ。
それ全部の検査をやらないとしても、自分で診てからじゃないと、大丈夫とは言えませんよ。
前にも書きましたが、どんな名医でも自分で診察をしないと診断は出来ませんから。
それなのに、患者を診もしないで痛み止め出しておいて、とかいう医者は、医者として失格ですよ。
心筋梗塞になって数日に、そういう重篤な合併症が起こる可能性がある、って知識として知らないのかもしれませんけどね。
仮にそうだとしたら、そういう知識がない医者を心筋梗塞の患者の主治医にする事も問題ありますけど。
でも、基本的には患者が苦しがっているのに、診もしないでただ対症療法の指示を出す医者ってのは、問題ありですよ。
看護師は基本的には医者が指示した事しかできないから、そう指示されたらそうするしかできませんからね。
軽症の患者が、いちいち細かい訴えをしたからって言って、毎回休日でも夜中でも病院に行けとは言いませんよ。
でも、少なくとも命に関わる重症の場合は、それをやったら駄目ですよ。
それは医者でも看護師でも同じです。
自分が休みたいとか、仕事したくないとか、仕事を早く終わらせたい、とかいう気持ちは私にも、もちろんありますけど。
そういうのは、少なくとも患者の命に関係ない所でしか、出しちゃ駄目ですよ。
って事で、医者の例でした。
タイトルを医者の資質に替えても良いんですが。
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私は循環器内科医なので、また循環器の病気、心筋梗塞を例に出してみましょう。
心筋梗塞っていうのは、心臓の表面にある血管(冠動脈)が詰まって、胸が痛くなる病気です。
心臓というのは、心筋という筋肉でできていて、それは冠動脈によって血液が供給されて生きています。
で、冠動脈が詰まると、そこから先に血が流れないので、酸素が運ばれません。
そうなると時間が経つと、心筋細胞が死んでしまいます。
多くは6時間位すると死んでしまって、24時間くらい経つとほぼ全ての心筋細胞が死んでしまいます。
だから、完全に心筋細胞が死んでしまう前に、詰まった血管を広げる治療(心臓カテーテル治療、経皮的冠動脈形成術)が行われます。
それができれば、一部の心筋は死なないで済むからです。
出来れば6時間以内、それが無理でも血管が詰まってから24時間以内であれば、緊急でカテーテルによる治療(経皮的冠動脈形成術)を行います。
もちろん、そういう治療ができる施設での話ですけどね。
ちなみに、心筋梗塞になってから6時間以内の事をゴールデンタイムと言います。
例えば心筋梗塞の患者で夜中、病院に救急車で運ばれてきた。
当然事前情報は入っていますから、医者は来ます。
まずその日の当番の循環器内科医が診て、あ、これは心筋梗塞で緊急カテーテルによる治療が必要だ。
と判断したら、他の循環器の医師数名を呼んでカテーテル検査と治療をします。
カテーテルによる治療(経皮的冠動脈形成術)っていうのは、小さい手術ですから1人ではできなくって、普通は3人位でやります。
まあ、施設にもよるんですけどね。
で、みんなで治療してカテーテルが終わると、当番以外の医者は一応家に帰ります。
普通は当番の医者がその患者の主治医になるので、後の処置とかは任せるんです。
ものすごい重症で、1人じゃ無理って時はもちろん残りますけどね。
で、主治医は一応、いろいろ検査とか処置とかして、適切な指示を看護師に出して、何時間か経過を見て、大丈夫そうなら家に帰ります。
心筋梗塞になって丸一日とかは、不整脈とか命に関わる重篤な合併症が起きやすいので、私が研修医だった時は、ほぼ全例病院に泊まっていましたけどね。
もちろん、無給で。
まあ、適切な処置とか指示が出せて、大丈夫と判断できたなら帰っても良いですよ。
実際今なら私もそうしていますし。
でもその後、その日でも次の日の夜中でも良いけど、心筋梗塞になって数日の患者が、胸が痛いって病院から呼び出しがあったら、何を置いても駆けつけなきゃ駄目ですよ。
例え次の日にお酒飲んでいようが、明け方でほとんど寝ていなくてもね。
心室細動などの不整脈は心筋梗塞になったその日か、次の日に出やすいんですが、数日後には最梗塞(広げた血管がまた詰まる事)や、急性の弁膜症、心破裂なんかの合併症が出ることがありますからね。
これらは全て、下手したら死んでしまう重篤な合併症です。
だからそういう患者が、胸が痛い、胸が苦しいって言ったら、まず病院に駆けつけなきゃ駄目ですよ、絶対に。
で、まずは診察して、細かく症状を聞いて、心電図とか血圧、脈拍、酸素飽和度、心エコーとか必要であれば採血なんかもやって、ああ大丈夫だってなれば、それは良いですよ。
それ全部の検査をやらないとしても、自分で診てからじゃないと、大丈夫とは言えませんよ。
前にも書きましたが、どんな名医でも自分で診察をしないと診断は出来ませんから。
それなのに、患者を診もしないで痛み止め出しておいて、とかいう医者は、医者として失格ですよ。
心筋梗塞になって数日に、そういう重篤な合併症が起こる可能性がある、って知識として知らないのかもしれませんけどね。
仮にそうだとしたら、そういう知識がない医者を心筋梗塞の患者の主治医にする事も問題ありますけど。
でも、基本的には患者が苦しがっているのに、診もしないでただ対症療法の指示を出す医者ってのは、問題ありですよ。
看護師は基本的には医者が指示した事しかできないから、そう指示されたらそうするしかできませんからね。
軽症の患者が、いちいち細かい訴えをしたからって言って、毎回休日でも夜中でも病院に行けとは言いませんよ。
でも、少なくとも命に関わる重症の場合は、それをやったら駄目ですよ。
それは医者でも看護師でも同じです。
自分が休みたいとか、仕事したくないとか、仕事を早く終わらせたい、とかいう気持ちは私にも、もちろんありますけど。
そういうのは、少なくとも患者の命に関係ない所でしか、出しちゃ駄目ですよ。
って事で、医者の例でした。
タイトルを医者の資質に替えても良いんですが。
医者の資質、看護師の資質2にしちゃいました。
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医者や看護師などの医療従事者に、最も必要な資質ってなんでしょうかね。
知識や技術でしょうかね。
厚生労働省は、そう考えて研修医制度を変えたり、看護学校を3年から4年に伸ばそうとしたり、高校の看護学校をなくしたりしているようですが。
本当に最も大事なのは、知識や技術なんですかね。
私は循環器内科医なので、心筋梗塞や心不全など、心臓に関する重症患者を診ることが多いです。
例えば、心不全や心筋梗塞または、その疑いの患者が他の病院から救急車で送られて来るとします。
で、そういう重症かも知れない患者が来るかもしれないってわかっているので、当然、医者はその患者が来たら呼んでって、看護師に頼んでおきます。
ずーっと入院病棟や救急外来で医者が待っているっていう方法もあるんですが、医者にはそれ以外にも外来や検査、他の入院患者の処置、書類書き、等たくさん仕事があるので、そのためだけに、来るまでにどの位時間がかかるかわからない人を待ってるわけにはいきません。
重症かもしれませんので、当然連絡があったらそれ以外の仕事はすぐに止めて飛んでいけるように、待機してはいるんですけどね。
で、患者が来た、と。
そしたら看護師はすぐ患者の所に行きますよね、当たり前ですけど。
そしたら、すぐ医者を呼んで欲しいんですよね、こっちは。
看護師だけでなく、医者もすぐ患者の所に行って診たいから。
だって、心筋梗塞や心不全って、すぐに死んでしまうかもしれない重い病気なんですよ。
心不全にも心筋梗塞にも軽症から重症までいろいろあるし、他の病院の診断が間違ってるって事もありますけどね。
でも、まずは診てみないとわからないんですよ、絶対。
どんな名医でもね。
だから、何を差し置いても、まず医者を呼んで欲しいんですよ。
でもね、看護師の中にはまず、ルーチンの業務で入院の説明をしたり、トイレがどことか話をしたり、ただ血圧だけ測って、後は入院に必要な書類を書いていたりする人がいるんですよ。
医者を呼ばずにね。
百歩譲って、ベテランの看護師で、経験も知識も豊富で、判断もほとんど正しいという看護師が、病態の把握を自分なりにして、その結果そうするなら許せますよ。
でも、99%そうではなくって、自分の仕事を早く終わらせたいとか、そういう理由ですよ。
まあ、それがたまたま軽症なら良いですよ。
ひどいのになると、心不全って紹介されて酸素もつけてきて、患者も明らかに横になれずに「はあはあ」って呼吸苦しがっている。
こういうの、心不全の時によくなる起座呼吸っていうんですけどね。
で、患者の家族も心配そうな顔して見ている。
そういう人が来て、一時間も大部屋に放っておいて、こっちがまだ来ないのって連絡するまで、何もしない。
とかね。
それって、有り得ますか、看護師として。
というより人間として。
素人の家族だって、苦しがっているってわかるんですよ。
看護師なら、酸素飽和素を測ったり、それが悪かったら医者に報告するとか、それ以前にまず、医者呼べって言われているんだから、早く呼べってんですよ。
まあ、確かに知識も経験もないから、この患者が重症ってわからないとしてもね。
やばそうな雰囲気を感じるとか、そういう重症かもしれない患者が来たときは、そういう判断ができない新米看護師を担当にしないとか、何も考えずにすぐ医者を呼ぶとか、いくらでも方法はあると思うんですよ。
それって、別に技術や経験がいることじゃないけど、一番大切な事じゃないですかね。
患者の事を考えて、患者をよくするために、ベストをつくすっていう心構えというか、そういう気持ちって。
どこの病院でも、看護師は時間によって交代するので、看護師同士の引継ぎってしますけど。
それって、患者のために、より良い看護をするのが、本来の目的だと思うんですけど。
でも、看護師同士の自己満足になってる病院って多くないですかね。
ま、医者のカンファレンスも同じなんですが。
例えば心筋梗塞の患者がいる。
その患者を治す為には、心筋梗塞と診断をしなければならない。
そのために知識がいる。
そして、診断や治療をするためには、心エコーの技術がいたり、カテーテルの検査や治療の技術がいる。
って順番で、最も大切なのは、患者を治すとか、助けたいって気持ちじゃないですかね。
医者も看護師も。
間違ってますかね、私。
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本当に最も大事なのは、知識や技術なんですかね。
私は循環器内科医なので、心筋梗塞や心不全など、心臓に関する重症患者を診ることが多いです。
例えば、心不全や心筋梗塞または、その疑いの患者が他の病院から救急車で送られて来るとします。
で、そういう重症かも知れない患者が来るかもしれないってわかっているので、当然、医者はその患者が来たら呼んでって、看護師に頼んでおきます。
ずーっと入院病棟や救急外来で医者が待っているっていう方法もあるんですが、医者にはそれ以外にも外来や検査、他の入院患者の処置、書類書き、等たくさん仕事があるので、そのためだけに、来るまでにどの位時間がかかるかわからない人を待ってるわけにはいきません。
重症かもしれませんので、当然連絡があったらそれ以外の仕事はすぐに止めて飛んでいけるように、待機してはいるんですけどね。
で、患者が来た、と。
そしたら看護師はすぐ患者の所に行きますよね、当たり前ですけど。
そしたら、すぐ医者を呼んで欲しいんですよね、こっちは。
看護師だけでなく、医者もすぐ患者の所に行って診たいから。
だって、心筋梗塞や心不全って、すぐに死んでしまうかもしれない重い病気なんですよ。
心不全にも心筋梗塞にも軽症から重症までいろいろあるし、他の病院の診断が間違ってるって事もありますけどね。
でも、まずは診てみないとわからないんですよ、絶対。
どんな名医でもね。
だから、何を差し置いても、まず医者を呼んで欲しいんですよ。
でもね、看護師の中にはまず、ルーチンの業務で入院の説明をしたり、トイレがどことか話をしたり、ただ血圧だけ測って、後は入院に必要な書類を書いていたりする人がいるんですよ。
医者を呼ばずにね。
百歩譲って、ベテランの看護師で、経験も知識も豊富で、判断もほとんど正しいという看護師が、病態の把握を自分なりにして、その結果そうするなら許せますよ。
でも、99%そうではなくって、自分の仕事を早く終わらせたいとか、そういう理由ですよ。
まあ、それがたまたま軽症なら良いですよ。
ひどいのになると、心不全って紹介されて酸素もつけてきて、患者も明らかに横になれずに「はあはあ」って呼吸苦しがっている。
こういうの、心不全の時によくなる起座呼吸っていうんですけどね。
で、患者の家族も心配そうな顔して見ている。
そういう人が来て、一時間も大部屋に放っておいて、こっちがまだ来ないのって連絡するまで、何もしない。
とかね。
それって、有り得ますか、看護師として。
というより人間として。
素人の家族だって、苦しがっているってわかるんですよ。
看護師なら、酸素飽和素を測ったり、それが悪かったら医者に報告するとか、それ以前にまず、医者呼べって言われているんだから、早く呼べってんですよ。
まあ、確かに知識も経験もないから、この患者が重症ってわからないとしてもね。
やばそうな雰囲気を感じるとか、そういう重症かもしれない患者が来たときは、そういう判断ができない新米看護師を担当にしないとか、何も考えずにすぐ医者を呼ぶとか、いくらでも方法はあると思うんですよ。
それって、別に技術や経験がいることじゃないけど、一番大切な事じゃないですかね。
患者の事を考えて、患者をよくするために、ベストをつくすっていう心構えというか、そういう気持ちって。
どこの病院でも、看護師は時間によって交代するので、看護師同士の引継ぎってしますけど。
それって、患者のために、より良い看護をするのが、本来の目的だと思うんですけど。
でも、看護師同士の自己満足になってる病院って多くないですかね。
ま、医者のカンファレンスも同じなんですが。
例えば心筋梗塞の患者がいる。
その患者を治す為には、心筋梗塞と診断をしなければならない。
そのために知識がいる。
そして、診断や治療をするためには、心エコーの技術がいたり、カテーテルの検査や治療の技術がいる。
って順番で、最も大切なのは、患者を治すとか、助けたいって気持ちじゃないですかね。
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医学や病院をテーマにしたドラマで有名なのはアメリカのドラマERでしょうけど。
医龍って心臓外科医を主人公にしたドラマが、毎週木曜日の夜10時から、フジテレビでやってますね。
結構人気あるんですかね、あのドラマ。
坂口憲二が出てるから、きっと女性ファンがたくさん見てるんでしょうね。
大学病院の内部事情とか、バチスタ手術なんかの話で面白いですよね。
いつの間にかDr. Iの無料レポート「大学病院のうそ」がランキング1位になってたのは、その影響なんでしょうか。
「大学病院のうそ」 ~現役医師(Dr. I)が暴露する、大学病院の秘密
このドラマのメインテーマでもある、バチスタ手術っていうのは、「拡張型心筋症」の手術です。
拡張型心筋症って病気は簡単に言うと、心臓の筋肉がよたってきて、だんだん心臓が大きくなって、動きが悪くなる病気です。
原因は今のところわかっていません。
昔は重症の場合には心臓移植しか有効な治療法がなかったんです。
でも、1990年代初めに、ブラジル人のバチスタ医師が、拡張した左心室の心筋の一部を切り取って小さくすることで、心臓の収縮力を増す手術を考えたんです。
バチスタ先生が考えたから、バチスタ手術なんですね。
発想がすばらしいですよね。
大きくなった心臓の一部だけを切り取って小さくする手術をするなんてね。
で、10年くらい世界中で、はやったんですが。
残念ながら、今は日本以外ではあまりこの手術は行われていません。
アメリカで心臓の手術等で超有名な病院「クリーブランドクリニック」で、死亡率や術後の再発を挙げ「移植手術の代替にはならない」っていうデーターが出たからです。
だから、意味がないのでそんな手術をやる位なら、心臓移植をしようってなったんですね。
今は両室を同時にペーシングをするペースメーカーや、電気ショック付きのペースメーカーもあるので、拡張型心筋症の治療も、内科的な治療が他に少しはありますからね。
でも、これらの内科的な治療では、なかなか生存率は上がらないですし、日本では心臓移植も年間数例しかないので、バチスタ手術が今も行われています。
アメリカで「、バチスタ手術の意味がない。」って言われたのは、心臓を単純に小さくするだけだった可能性がある。
だったら、心臓を単純に小さくするんじゃなくって、悪いところだけ切り取って良いところを縫い合わせて小さくしたら、もっと手術成績が良くなるんじゃないか。
って思って日本ではいろいろ工夫してやってるんですね。
で、日本の、バチスタ手術の第一人者でもあり、1996年に日本で初めて、バチスタ手術をした医者が、須磨先生って心臓血管外科医なんですが。
この方が、医龍の医療監修をしているんだそうです。
(2006年6月7日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/20060607et08.htm
へー、初めて知りました。
確かに日本の医療系のドラマにしては、結構しっかりしているような気がします。
ドラマでは日本で初めてバチスタ手術とかって話が出てましたから、1996年位の設定なんでしょうかね。
で、この悪い心筋の事を医龍のドラマでは、変性部位って言って、その特定方法がどうこうとか、加藤先生や朝田先生が言ってますよね。
朝田先生が、結局手で触って変性部位を見つけて、そこを切っているわけですが。
あれって、実は私、経験あるんですよ。
あ、もちろん人間じゃないですよ。
動物実験の話なんですが。
医龍って漫画はビッックコミックって雑誌でもう何年も前からやっていて、それ昔読んでいてちょっと気になってたんです。
私、大学病院で動物を使って心筋梗塞を作ったりする実験をしていた事があるんです。
そいで、心筋梗塞になった動物の、梗塞になった部分を手で触ると、やっぱり正常な所とは違う感触があるんですよー。
人間でも心筋梗塞の手術は見た事ありますが、梗塞になった心筋は明らかに動きが悪いし色も悪いので、簡単に見ればわかるんですけどね。
まあ、心筋梗塞と拡張型心筋症、人間と動物では違うのかもしれませんけどね。
あれって、加藤先生は触ってもわかんない、って設定でしたが。
人間はどうなんでしょうかね。
ちょっと触ってみたいなー、なんて思ったら不謹慎なんですかね。
あくまで、命を救うためにって事なんですけどね。
半分は興味本位なんですが。
今、須磨先生とかは、どうやって変性部位を特定しているんでしょうか。
ちょっと興味ありますね。
大学病院の内部事情なんかに興味のあるって人は、こちらからどうぞ。
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結構人気あるんですかね、あのドラマ。
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原因は今のところわかっていません。
昔は重症の場合には心臓移植しか有効な治療法がなかったんです。
でも、1990年代初めに、ブラジル人のバチスタ医師が、拡張した左心室の心筋の一部を切り取って小さくすることで、心臓の収縮力を増す手術を考えたんです。
バチスタ先生が考えたから、バチスタ手術なんですね。
発想がすばらしいですよね。
大きくなった心臓の一部だけを切り取って小さくする手術をするなんてね。
で、10年くらい世界中で、はやったんですが。
残念ながら、今は日本以外ではあまりこの手術は行われていません。
アメリカで心臓の手術等で超有名な病院「クリーブランドクリニック」で、死亡率や術後の再発を挙げ「移植手術の代替にはならない」っていうデーターが出たからです。
だから、意味がないのでそんな手術をやる位なら、心臓移植をしようってなったんですね。
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だったら、心臓を単純に小さくするんじゃなくって、悪いところだけ切り取って良いところを縫い合わせて小さくしたら、もっと手術成績が良くなるんじゃないか。
って思って日本ではいろいろ工夫してやってるんですね。
で、日本の、バチスタ手術の第一人者でもあり、1996年に日本で初めて、バチスタ手術をした医者が、須磨先生って心臓血管外科医なんですが。
この方が、医龍の医療監修をしているんだそうです。
(2006年6月7日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/20060607et08.htm
へー、初めて知りました。
確かに日本の医療系のドラマにしては、結構しっかりしているような気がします。
ドラマでは日本で初めてバチスタ手術とかって話が出てましたから、1996年位の設定なんでしょうかね。
で、この悪い心筋の事を医龍のドラマでは、変性部位って言って、その特定方法がどうこうとか、加藤先生や朝田先生が言ってますよね。
朝田先生が、結局手で触って変性部位を見つけて、そこを切っているわけですが。
あれって、実は私、経験あるんですよ。
あ、もちろん人間じゃないですよ。
動物実験の話なんですが。
医龍って漫画はビッックコミックって雑誌でもう何年も前からやっていて、それ昔読んでいてちょっと気になってたんです。
私、大学病院で動物を使って心筋梗塞を作ったりする実験をしていた事があるんです。
そいで、心筋梗塞になった動物の、梗塞になった部分を手で触ると、やっぱり正常な所とは違う感触があるんですよー。
人間でも心筋梗塞の手術は見た事ありますが、梗塞になった心筋は明らかに動きが悪いし色も悪いので、簡単に見ればわかるんですけどね。
まあ、心筋梗塞と拡張型心筋症、人間と動物では違うのかもしれませんけどね。
あれって、加藤先生は触ってもわかんない、って設定でしたが。
人間はどうなんでしょうかね。
ちょっと触ってみたいなー、なんて思ったら不謹慎なんですかね。
あくまで、命を救うためにって事なんですけどね。
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Dr. Iの話は、医療や医者、病院、健康とか厚生労働省の話ばかりでつまらん。
という人の為に(いないか?)、今日はちょっと別の話題を。
と、言っても相変わらず新聞のネタなんですけどね。
医学以外のネタって事で。
愛媛県は5日、勤務時間中に職場の公用パソコンを使い自分のブログに書き込みなどをしていた県西条地方局勤務の40歳代の男性係長級職員を、職務専念義務違反で戒告の懲戒処分=5月29日付=にしたと発表した。
県人事課によると、職員は昨年11月16日~今年4月11日、趣味で開いているアウトドア情報交換などのブログを61回更新したほか、コメント作成やリンク先への書き込みを重ねていた。
県はこれらに費やした約28時間を欠勤扱いにし、給与や勤勉手当約7万5000円を返還させる。
県は公用パソコンの私的利用を内規で禁止している。
同課によると、都道府県職員が勤務時間中のブログ書き込みで懲戒処分を受けたのは初めて。
(毎日新聞) - 6月6日
だってさ。
ちなみにこれ、私の話ではないですよ(笑)
私はこれでも医者ですから、病院勤務で、結構忙しいですからね。
あ、みんなわかってるか。
ブログの更新時間を見て頂ければわかるとおり、ほとんど夜中ですから、私のブログが書き終わるの。
30分や1時間で書ける内容ではないので、どうしてもこの時間になってしまうんですよ。
でも、これちょっと思慮が浅すぎないかい?
職場の公用パソコンなんだから、チェックされてるのはわかってるんだろうし。
ブログへの投稿とかコメント書いたりすると、時間も一緒に書かれますからね。
なんてブログか知りませんが、ばればれですよね。
仕事時間中に書いていたって事なんで、ほぼ間違いなく内部告発なんでしょうけどね。
そうじゃなきゃ、そんなブログ誰も知りませんからね。
まっ、懲戒処分っていったって、給料が減らされる訳ではないんですけどね。
公務員の人達は。
ただ注意されるだけですから。
Dr. Iのメルマガ「やぶ医師のひとりごと」
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と、言っても相変わらず新聞のネタなんですけどね。
医学以外のネタって事で。
愛媛県は5日、勤務時間中に職場の公用パソコンを使い自分のブログに書き込みなどをしていた県西条地方局勤務の40歳代の男性係長級職員を、職務専念義務違反で戒告の懲戒処分=5月29日付=にしたと発表した。
県人事課によると、職員は昨年11月16日~今年4月11日、趣味で開いているアウトドア情報交換などのブログを61回更新したほか、コメント作成やリンク先への書き込みを重ねていた。
県はこれらに費やした約28時間を欠勤扱いにし、給与や勤勉手当約7万5000円を返還させる。
県は公用パソコンの私的利用を内規で禁止している。
同課によると、都道府県職員が勤務時間中のブログ書き込みで懲戒処分を受けたのは初めて。
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30分や1時間で書ける内容ではないので、どうしてもこの時間になってしまうんですよ。
でも、これちょっと思慮が浅すぎないかい?
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Dr. Iが半年位前に書いた無料レポート
「大学病院のうそ」 ~現役医師(Dr. I)が暴露する、大学病院の秘密
が、な、なんとー。
無料レポートランキングの健康部門で1位になっていました。

わーい、わーい。
なんか最近、宣伝ばっかになってていません。
でも、こんな事滅多にないんで、書かせて下さい。
正直、ちょっと意外でした。
私のブログ「やぶ医師のつぶやき」~健康、病気なし、医者いらずを目指して、が新聞に載ったり、
メルマガ「やぶ医師のひとりごと」が日本一のメルマガで紹介されたりして、たくさんの人に見て頂いているようだとは思っていたんですが。
無料レポートに関しては、最近全く相互紹介もしていなかったし、「まぐぞう」というシステムが休止になってからは、増えていないと思っていたんですが。
ラッキーでした。
あくまで瞬間風速だと思うので、これからもっと多くの人に読んでもらいたいです。
ちなみに、こんな感じの内容です。
■大学病院だから安心だ。
■大学病院は手術が一番上手だ。
■大学病院は最高の医療を提供しているはずだ。
皆さんそう思っていませんか。
これを読めば、「大学病院だから大丈夫。」という大学病院神話は崩れるかも、、、、、。
医師ならば当然知っているが、今まで皆が口をつぐんできたタブーを、現役医師Dr. Iがこっそり教えます。
このレポートに書いてあることは、ショッキングですが事実です。
「大学病院のうそ」 ~現役医師(Dr. I)が暴露する、大学
病院の秘密
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■大学病院は手術が一番上手だ。
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これを読めば、「大学病院だから大丈夫。」という大学病院神話は崩れるかも、、、、、。
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2004年の厚生労働省の調査によると中3男女の15%以上に
喫煙経験があり、高3男子の13%は毎日喫煙するという結果でした。
日本人の約1/3、男は半分近くがタバコ吸ってるからねー。
大人が吸ってれば、子供も真似するよねー。
「健康増進法」厚生労働省
「第25条:受動喫煙の防止」
学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、事務所、官公庁施設、飲食店その他の多数の者が利用する施設を管理する者は、これらを利用する者について、受動喫煙(室内又はこれに準ずる環境において、他人のタバコの煙を吸わされることをいう。)を防止するために必要な措置を講ずるように努めなければならない。
なーんて法律が平成15年にできたんだけど。
ほとんどの都道府県庁は、自分の所は全面禁煙にはしてませんからね。
人にはやれって言っておいて。
まあいつもの事なんでしょうけど。
5月31日~6月6日までの1週間は禁煙週間です。
だから、この一週間は県庁内を全面禁煙にしている所があるみたいだけど。
法律施行されて、もう4年以上経ってるのに、自分の所は一週間だけってのはねー。
子供に、タバコ吸うな、なんて言ったって子供はちゃんと見てるからねー。
大人がまずやらなきゃ、説得力ないですよねー。
しかも偉―い人達なんだから。
口でばっかり偉そうな事言ってないで、行動で示さなきゃねー。
長野県や鳥取県は全面禁煙や完全分煙にして、自販機まで撤去した県もあるんだから、やる気になればできるはずなんだけどね。
やる気全くないんでしょうね、きっと。
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喫煙経験があり、高3男子の13%は毎日喫煙するという結果でした。
日本人の約1/3、男は半分近くがタバコ吸ってるからねー。
大人が吸ってれば、子供も真似するよねー。
「健康増進法」厚生労働省
「第25条:受動喫煙の防止」
学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、事務所、官公庁施設、飲食店その他の多数の者が利用する施設を管理する者は、これらを利用する者について、受動喫煙(室内又はこれに準ずる環境において、他人のタバコの煙を吸わされることをいう。)を防止するために必要な措置を講ずるように努めなければならない。
なーんて法律が平成15年にできたんだけど。
ほとんどの都道府県庁は、自分の所は全面禁煙にはしてませんからね。
人にはやれって言っておいて。
まあいつもの事なんでしょうけど。
5月31日~6月6日までの1週間は禁煙週間です。
だから、この一週間は県庁内を全面禁煙にしている所があるみたいだけど。
法律施行されて、もう4年以上経ってるのに、自分の所は一週間だけってのはねー。
子供に、タバコ吸うな、なんて言ったって子供はちゃんと見てるからねー。
大人がまずやらなきゃ、説得力ないですよねー。
しかも偉―い人達なんだから。
口でばっかり偉そうな事言ってないで、行動で示さなきゃねー。
長野県や鳥取県は全面禁煙や完全分煙にして、自販機まで撤去した県もあるんだから、やる気になればできるはずなんだけどね。
やる気全くないんでしょうね、きっと。
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札幌市医師会は5月22日から、市内の病院が連携してインターネットを使い入転院の必要がある患者の条件に合った病院を自動的に探し出すシステムを稼働させたみたいっすよ。
患者の容体に応じてきめ細かく対応できるのが特徴らしいっす。
医師会によると、食事が自分でできるかや床擦れ、人工呼吸器の使用状況など16の検索項目で患者にぴったりの病院を選ぶことができるそうなんですよ。
へー、こりゃあ便利だねー。
っていうか、他の産業じゃ当たり前のようにやってる事だから、今更なんですけどね。
コンビニなんかだと、どの地域でどの製品がいくつ必要とか、天気や時間によってどのくらい必要、とかまで管理してますからね。
数十年遅れてやっとですかね、医者の世界は。
まあ、それでも始めただけ、かなりの進歩だとは思いますけどね。
療養型の病院が私の近くでも閉鎖されていってるので、長期入院になりそうな患者さんの転院先を探すのって、結構大変なんですよね。
こういうシステムがあれば、ちょっとは楽になるとは思うんですけどね。
早く全国に広まって欲しいですね。
開業医さんも大変なんでしょうけどね。
国が急性期病院は、急性期で。
長くなる患者は療養型の病院に。
という方針だったから、急性期以外の病院は療養型ベッド中心の病院にしたと思ったら、いきなり療養のベッドはなくすとかって方針に変わっちゃったからね。
まさに行き当たりばったり。
さすが厚生労働省。
屋根に上げられた後にハシゴをはずされたようなもんだ、って思っている医者も多いと思いますよ。
ちょっと不安なのが、医師会が作ったシステムかって所ですね。
民間で、例えばコンビニとかでこういうシステムを何十年も前から使っている所に任せたんなら良いんですけど。
独自に開発とかだと、なんか使いづらそうですね。
偏見ですかね。
参考:共同通信社、2006年5月19日
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患者の容体に応じてきめ細かく対応できるのが特徴らしいっす。
医師会によると、食事が自分でできるかや床擦れ、人工呼吸器の使用状況など16の検索項目で患者にぴったりの病院を選ぶことができるそうなんですよ。
へー、こりゃあ便利だねー。
っていうか、他の産業じゃ当たり前のようにやってる事だから、今更なんですけどね。
コンビニなんかだと、どの地域でどの製品がいくつ必要とか、天気や時間によってどのくらい必要、とかまで管理してますからね。
数十年遅れてやっとですかね、医者の世界は。
まあ、それでも始めただけ、かなりの進歩だとは思いますけどね。
療養型の病院が私の近くでも閉鎖されていってるので、長期入院になりそうな患者さんの転院先を探すのって、結構大変なんですよね。
こういうシステムがあれば、ちょっとは楽になるとは思うんですけどね。
早く全国に広まって欲しいですね。
開業医さんも大変なんでしょうけどね。
国が急性期病院は、急性期で。
長くなる患者は療養型の病院に。
という方針だったから、急性期以外の病院は療養型ベッド中心の病院にしたと思ったら、いきなり療養のベッドはなくすとかって方針に変わっちゃったからね。
まさに行き当たりばったり。
さすが厚生労働省。
屋根に上げられた後にハシゴをはずされたようなもんだ、って思っている医者も多いと思いますよ。
ちょっと不安なのが、医師会が作ったシステムかって所ですね。
民間で、例えばコンビニとかでこういうシステムを何十年も前から使っている所に任せたんなら良いんですけど。
独自に開発とかだと、なんか使いづらそうですね。
偏見ですかね。
参考:共同通信社、2006年5月19日
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