すいません。
「 Dr. IのブログがNHKに」の記事で書いたように、6/22、19:30からNHKのクローズアップ現代「医療事故にどう向き合うか」で私のもうひとつのブログ
「やぶ医師のつぶやき」〜健康、病気なし、医者いらずをめざして
が放送される予定だったのですが。
前の日に、「誤解されるかもしれないから、やっぱやーめた」って内容のメールがNHKのプロデューサーから来て、放送中止になりました。
楽しみにしていた人、見てくれた人、本当にすいませんでした。
本当はどういう経過で中止になったかを、NHKのプロデューサーからのメールを公開して、読者の方に詳細に検討して貰おうと思ったのですが。
残念ながらメール公開の許可が下りませんでした。
という事で、単に私が感じた、この放送の感想を今日は書きますね。
ちなみにこのプロデューサーが番組の感想を聞かせて欲しいって言うから、ここに書いた感想と同じ様な内容を3日前に送ったのですが、無視されています。
NHK側の言い分も含めてブログに書こうと思ったのですが、残念ながらそれは出来ませんでしたので、私の感想だけで。
まずは、NHKのHPをご覧下さい。
↓HPからの内容に関する抜粋 http://www.nhk.or.jp/gendai/
-------------------------------------------------------
6月22日(木)放送
医療事故にどう向き合うか
医療事故がこの10年で10倍以上に急増する中、隠蔽や改ざんが相次ぎ、医療現場への不信が増大している。
こうした中、今年2月福島県で起きた医師の逮捕が全国に波紋を広げている。
リスクを伴う医療現場でどこまで医師に責任を問うべきなのか。
医師からは、「逮捕されるくらいならリスクの高い診療はしたくない」という声も上がり、市民が受ける医療サービスの低下が懸念されている。
一方、医療の閉鎖体質を変え患者に向き合おうという動きも出ている。
事故の被害者を安全対策者として病院に招き、医師の意識改革を図ったり、患者と医師の仲介役を果たしてもらうなどの取り組みが始まっている。
医療者と患者のあるべき関係を考える。
-------------------------------------------------------
この文章を見ると、医者の立場と患者の立場を公平中立に検討して。
というような内容に一見すると見えるのですが。
本当の番組の内容はというと、はっきりいって明らかに偏った見方に基づくものだったように私は思いました。
ちなみに、冒頭の部分は見逃してしまいましたので、コメンテーターが誰なのかとか、私にはわかりませんのであしからず。
番組の真ん中〜後半の部分は、呉の病院の話でした。
これは中立な立場のリスクマネージャーを置いて、という試みでした。
その放送の仕方自体も、よくできていると思いましたし、全く私も同意見でした。
これだけで終わればすばらしい内容の放送だったと思います。
しかし、前半の司会者ともう1人のやりとり。
これによって放送そのものが、ぶちこわしになったと思いました。
一般の人にとっては耳障りの良い言葉なのかもしれませんが、少なくとも医者や、中立な立場で放送している、まっとうなマスコミ関係者(いるかどうか知りませんが)にとっては許されない、偏った見方をした報道だったように感じました。
まず、司会者が
「訴えられることが怖くてリスクのある医療をしないと言うことは、医師としての責任を放棄していませんか」
みたいな、意見を言っていました。
こういうとんでもない意見が、マスコミで何も考えずに垂れ流しにされているから、多くの国民が勘違いする事になっていると思うんですよね、私は。
今までは、「善意」で多くの医者がリスクを覚悟で、それこそ自分の命を削ってまで他人の命を救っていたんですよ。
それを、
「医者は訴えられようが、何しようが医者なんだから当然。」
「患者の為には馬車馬のように働くのが医者の使命だ。」
みたいな馬鹿みたいな意見が、一人歩きしているんですよー。
そういう間違った感覚が、マスコミを中心に国民の間で流れているので、それを少しでも正していこう。
そういう目的があって私は、ブログを書いて現場の一医師としての意見を言っているんです。
ちなみに私のブログの
「医療紛争解決に中立機関を」の記事の、この部分のみ
「でも、今回の産婦人科医のケースのように、手術をして、難しい予想外の出来事が起こって、人が少ないのに一生懸命やって、その結果がうまくいかなかったらそれで逮捕されるようになったら、誰も手術なんかしなくなっちゃうんですよ。」
この部分のみを、前後の文章を入れないで、放送する予定だったようです。
この流れで私のブログのこの部分のみが流れたら、
「医者が本来やるべき責任を放棄した、たんなるわがままな医者」
ですからねー、私。
私の趣旨は、全く反対なんですが。
私のブログを前から読んでいる人は、ご存じだと思いますけどね。
格好つけて言えば、
「マスコミの偏った見方に反発して、弱い立場ながら声を上げている、現場の一医師の悲痛な叫び」
って所ですか、私。
あ、ちょっと格好つけすぎっすかね(笑)
たしかに、あの流れでどんなコメントを入れても、どんなフォローをしようとしても、視聴者には私の意見は伝わらないでしょうね。
誤解を与える恐れ、どころか、故意に誤った方向へ誘導しようとしか思えない内容でしたから。
はっきり言って、結果的には、全く違う意見の放送で流されなくて良かったです。
そういう意味では、直前に放送しないという決断をした、NHKのプロデューサーに感謝をするべきなのかもしれませんね。
あ、まだ言いたいことあるんですが、長くなっちゃったので一回ここでで切りますね。
続きは次回って事で。
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「やぶ医師のつぶやき」〜健康、病気なし、医者いらずをめざして
が放送される予定だったのですが。
前の日に、「誤解されるかもしれないから、やっぱやーめた」って内容のメールがNHKのプロデューサーから来て、放送中止になりました。
楽しみにしていた人、見てくれた人、本当にすいませんでした。
本当はどういう経過で中止になったかを、NHKのプロデューサーからのメールを公開して、読者の方に詳細に検討して貰おうと思ったのですが。
残念ながらメール公開の許可が下りませんでした。
という事で、単に私が感じた、この放送の感想を今日は書きますね。
ちなみにこのプロデューサーが番組の感想を聞かせて欲しいって言うから、ここに書いた感想と同じ様な内容を3日前に送ったのですが、無視されています。
NHK側の言い分も含めてブログに書こうと思ったのですが、残念ながらそれは出来ませんでしたので、私の感想だけで。
まずは、NHKのHPをご覧下さい。
↓HPからの内容に関する抜粋 http://www.nhk.or.jp/gendai/
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6月22日(木)放送
医療事故にどう向き合うか
医療事故がこの10年で10倍以上に急増する中、隠蔽や改ざんが相次ぎ、医療現場への不信が増大している。
こうした中、今年2月福島県で起きた医師の逮捕が全国に波紋を広げている。
リスクを伴う医療現場でどこまで医師に責任を問うべきなのか。
医師からは、「逮捕されるくらいならリスクの高い診療はしたくない」という声も上がり、市民が受ける医療サービスの低下が懸念されている。
一方、医療の閉鎖体質を変え患者に向き合おうという動きも出ている。
事故の被害者を安全対策者として病院に招き、医師の意識改革を図ったり、患者と医師の仲介役を果たしてもらうなどの取り組みが始まっている。
医療者と患者のあるべき関係を考える。
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この文章を見ると、医者の立場と患者の立場を公平中立に検討して。
というような内容に一見すると見えるのですが。
本当の番組の内容はというと、はっきりいって明らかに偏った見方に基づくものだったように私は思いました。
ちなみに、冒頭の部分は見逃してしまいましたので、コメンテーターが誰なのかとか、私にはわかりませんのであしからず。
番組の真ん中〜後半の部分は、呉の病院の話でした。
これは中立な立場のリスクマネージャーを置いて、という試みでした。
その放送の仕方自体も、よくできていると思いましたし、全く私も同意見でした。
これだけで終わればすばらしい内容の放送だったと思います。
しかし、前半の司会者ともう1人のやりとり。
これによって放送そのものが、ぶちこわしになったと思いました。
一般の人にとっては耳障りの良い言葉なのかもしれませんが、少なくとも医者や、中立な立場で放送している、まっとうなマスコミ関係者(いるかどうか知りませんが)にとっては許されない、偏った見方をした報道だったように感じました。
まず、司会者が
「訴えられることが怖くてリスクのある医療をしないと言うことは、医師としての責任を放棄していませんか」
みたいな、意見を言っていました。
こういうとんでもない意見が、マスコミで何も考えずに垂れ流しにされているから、多くの国民が勘違いする事になっていると思うんですよね、私は。
今までは、「善意」で多くの医者がリスクを覚悟で、それこそ自分の命を削ってまで他人の命を救っていたんですよ。
それを、
「医者は訴えられようが、何しようが医者なんだから当然。」
「患者の為には馬車馬のように働くのが医者の使命だ。」
みたいな馬鹿みたいな意見が、一人歩きしているんですよー。
そういう間違った感覚が、マスコミを中心に国民の間で流れているので、それを少しでも正していこう。
そういう目的があって私は、ブログを書いて現場の一医師としての意見を言っているんです。
ちなみに私のブログの
「医療紛争解決に中立機関を」の記事の、この部分のみ
「でも、今回の産婦人科医のケースのように、手術をして、難しい予想外の出来事が起こって、人が少ないのに一生懸命やって、その結果がうまくいかなかったらそれで逮捕されるようになったら、誰も手術なんかしなくなっちゃうんですよ。」
この部分のみを、前後の文章を入れないで、放送する予定だったようです。
この流れで私のブログのこの部分のみが流れたら、
「医者が本来やるべき責任を放棄した、たんなるわがままな医者」
ですからねー、私。
私の趣旨は、全く反対なんですが。
私のブログを前から読んでいる人は、ご存じだと思いますけどね。
格好つけて言えば、
「マスコミの偏った見方に反発して、弱い立場ながら声を上げている、現場の一医師の悲痛な叫び」
って所ですか、私。
あ、ちょっと格好つけすぎっすかね(笑)
たしかに、あの流れでどんなコメントを入れても、どんなフォローをしようとしても、視聴者には私の意見は伝わらないでしょうね。
誤解を与える恐れ、どころか、故意に誤った方向へ誘導しようとしか思えない内容でしたから。
はっきり言って、結果的には、全く違う意見の放送で流されなくて良かったです。
そういう意味では、直前に放送しないという決断をした、NHKのプロデューサーに感謝をするべきなのかもしれませんね。
あ、まだ言いたいことあるんですが、長くなっちゃったので一回ここでで切りますね。
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