宇和島徳洲会病院の生体腎移植で、臓器売買があった件で、
医者個人が叩かれていますねー。
万波誠先生(65)って医師なんですが。
正直言って、この先生を全面的に擁護する気はないんですけどね、私。
脇の甘さとか、そういうのがあったのは明らかですし。
だから、他の先生がブログに書いてもスルーしようかと
思っていたんですが。
でも、なんかマスコミの書き方は医師個人に責任を押しつけるようで、
賛成できないんで、経過と問題点を整理してみましょうか。
1,宇和島徳洲会病院で生体腎移植が行われたが、その際、
レシピエントからドナーへ金銭の提供があった(臓器売買)。
2,手術をする際、「保険証」で本人確認を行ったが、
戸籍謄本や免許証、HLAやDNA鑑定による本人確認は行わなかった。
3,手術をする時に、万波医師は口頭では説明をしたが、
文書を発行しなかった。
4,万波医師は任意加入の、日本移植学会に所属していなかった。
参考:sky Team先生の「同意文書や学会加入は必須なのかな?」の記事と、
そのコメント(kitty先生)
1,宇和島徳洲会病院で生体腎移植が行われたが、その際、
レシピエントからドナーへ金銭の提供があった(臓器売買)。
確かに臓器売買はいけない事ですね、当然。
でも、臓器売買が行われている事を知っていて、それでも手術をした。
とか、医者個人もお金を貰ったとかれあれば問題ですが。
現時点ではそういう事はないようですし。
こっそり患者間で行われていた事を、病院や医師が知るはずもありません。
法律で言う善意の第三者って事になりますね。
質屋が盗品を泥棒から買っても、それが盗品ってわかっていて
買ったのでなければこの質屋を罰する事はできません。
元の持ち主が、返せってこの質屋を訴えても、裁判では勝てません。
これは、法律で決まっています。
だから、これに関しては医師個人や病院が攻められる筋合いはありません。
もちろん今後の調査で、医者が金を貰っていたとか、
臓器売買であることを知っていて、敢えて目をつぶったとか、
そういう事があれば、全く別の話になりますけどね。
何か医者から車の提供を求められたとか、そういう記事が
どっかに出ていましたけど。
現段階では、この件に関しては、万波医師は悪くありません。
2,手術をする際、「保険証」で本人確認を行ったが、
戸籍謄本や免許証、HLAやDNA鑑定による本人確認は行わなかった。
全く本人確認をしていないんじゃなくって、「保険証」で確認を
しているわけですよね、これって。
銀行や証券会社なんかで口座を作る時なんかでも、
免許証または、保険証で本人確認をするわけで。
一般的に世間で行われている、きちっとした方法で
本人確認を行っているにもかかわらず。
今回の件では、医師個人が攻められていますよね。
これに関しては、本来はあまり問題にならないはずなんですけどね。
生体腎移植って、いうくらいだから、まあ臓器移植なんですが。
ある意味、「血液」っていうのも「臓器」に入るんですよね。
輸血の合併症にGVHDって、拒絶反応の一種があるくらいですから。
そういう意味では、献血をするのに、必ず戸籍謄本か
写真付きの免許証がないと、献血できないって言っているのと
同じですよね。
献血するときに、戸籍謄本を求められた人いますか?
病院なんかで、患者の取り違えとかって問題になったことがあって。
それに対処するために、患者のIDとかが入った腕輪を
手術する患者にしてもらって、バーコードで確認するとか。
そういう作業をしている病院も、最近は多いですけどね。
それも、元になるのは全て患者の「保険証」なんですが。
もし別人の保険証を患者が持ってきたら、防ぎようがないんですけど。
それでも、入院するときとか、手術をする時に
患者から戸籍謄本を持ってきて貰わなかったから、
医者や病院が悪いって訴えられるんですかね。
心臓止まったり、呼吸が止まっている人に、
戸籍謄本がないと、心臓マッサージなどの処置はできません。
って言って断らないと駄目ですかね。
それとも、HLAやDNA鑑定をしなきゃ駄目ですか?
結果が出るのに何日もかかるんですけど。
「戸籍謄本も免許証も持っていないなら、HLAまたは
DNAによる確認を行います。
結果が出るでは、心臓が止まっていても呼吸が止まっていても
当院では治療はできません。」
って病院なら、マスコミに叩かれないんですかね?
百歩譲っても、本人確認は病院の事務の役目でしょ。
そんな事まで、全て医者個人がやらされるんですか。
医師不足って中には、医者がやる必要もないことを
医者がやらされているから、って面もあるって。
さんざん私は書いてきましたが。
やっぱり、こういう事務的な仕事も
医者個人にやらせようとするんですか?
ちなみに、偽装結婚とかもあるようですけど。
そんなのがあったら、戸籍謄本をわざわざ取り寄せても
わからないんですが。
それでも、きっと難癖つけて、医者個人の責任にするんですかね。
3,手術をする時に、万波医師は口頭では説明をしたが、
文書を発行しなかった。
今の時代、何かあったら医者が訴えられる事もあるので。
文書で同意をとったから何をしても許されるって訳ではないんですが。
でも、小さい手術や手技でも同意書を取るのが当たり前の時代に、
文書で同意書を取らないってのは、どうかと思いますね。
65歳の医師ですから。
何十年も前はそれでも良かったのかもしれませんけどね。
しかし、口頭では説明しているので、一応説明責任は
果たしているって事にはなると思いますけどね。
ま、賛成はできませんけど。
どっかの保険会社の説明書みたいに、
ものすごーく小さい、虫眼鏡を使わないと読めないくらいの字で
書いた書類を渡すだけより、口頭できちんと説明した方が
丁寧なような気はするんですけどね。
ま、これに関しては攻められる余地はあるとは思います。
4,万波医師は任意加入の、日本移植学会に所属していなかった。
これって、あくまで任意加入ですし。
いくらかかるかしりませんが。
絶対会費とかも取られますよね。
加入するメリットがあれば入っても良いとは思いますが。
金払ってまで加入するメリットがない、って判断したから、
この学会に万波医師が入らなかっただけの事でしょ。
どっか、攻められる余地があるんですかね。
親族からしか生体腎移植は認められないっていうのも、
この学会のガイドラインで決めただけで。
別に法律で決まっているわけではないんですよ。
だから、結果的に本人確認ができなくって、
親戚以外から生体腎移植をしても、法的には
全く問題もないんですけどね。
一部のメディアで、医師が車を要求したとか、
なんかちょっと怪しい感じもする医師ですが。
口頭で説明しても、文書を渡すって事をしないだけで、
ここまで医師個人が攻められる世の中になってしまいましたね。
ここで腎移植を受けた患者は糖尿病で、透析になったらしいんです。
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医者個人が叩かれていますねー。
万波誠先生(65)って医師なんですが。
正直言って、この先生を全面的に擁護する気はないんですけどね、私。
脇の甘さとか、そういうのがあったのは明らかですし。
だから、他の先生がブログに書いてもスルーしようかと
思っていたんですが。
でも、なんかマスコミの書き方は医師個人に責任を押しつけるようで、
賛成できないんで、経過と問題点を整理してみましょうか。
1,宇和島徳洲会病院で生体腎移植が行われたが、その際、
レシピエントからドナーへ金銭の提供があった(臓器売買)。
2,手術をする際、「保険証」で本人確認を行ったが、
戸籍謄本や免許証、HLAやDNA鑑定による本人確認は行わなかった。
3,手術をする時に、万波医師は口頭では説明をしたが、
文書を発行しなかった。
4,万波医師は任意加入の、日本移植学会に所属していなかった。
参考:sky Team先生の「同意文書や学会加入は必須なのかな?」の記事と、
そのコメント(kitty先生)
1,宇和島徳洲会病院で生体腎移植が行われたが、その際、
レシピエントからドナーへ金銭の提供があった(臓器売買)。
確かに臓器売買はいけない事ですね、当然。
でも、臓器売買が行われている事を知っていて、それでも手術をした。
とか、医者個人もお金を貰ったとかれあれば問題ですが。
現時点ではそういう事はないようですし。
こっそり患者間で行われていた事を、病院や医師が知るはずもありません。
法律で言う善意の第三者って事になりますね。
質屋が盗品を泥棒から買っても、それが盗品ってわかっていて
買ったのでなければこの質屋を罰する事はできません。
元の持ち主が、返せってこの質屋を訴えても、裁判では勝てません。
これは、法律で決まっています。
だから、これに関しては医師個人や病院が攻められる筋合いはありません。
もちろん今後の調査で、医者が金を貰っていたとか、
臓器売買であることを知っていて、敢えて目をつぶったとか、
そういう事があれば、全く別の話になりますけどね。
何か医者から車の提供を求められたとか、そういう記事が
どっかに出ていましたけど。
現段階では、この件に関しては、万波医師は悪くありません。
2,手術をする際、「保険証」で本人確認を行ったが、
戸籍謄本や免許証、HLAやDNA鑑定による本人確認は行わなかった。
全く本人確認をしていないんじゃなくって、「保険証」で確認を
しているわけですよね、これって。
銀行や証券会社なんかで口座を作る時なんかでも、
免許証または、保険証で本人確認をするわけで。
一般的に世間で行われている、きちっとした方法で
本人確認を行っているにもかかわらず。
今回の件では、医師個人が攻められていますよね。
これに関しては、本来はあまり問題にならないはずなんですけどね。
生体腎移植って、いうくらいだから、まあ臓器移植なんですが。
ある意味、「血液」っていうのも「臓器」に入るんですよね。
輸血の合併症にGVHDって、拒絶反応の一種があるくらいですから。
そういう意味では、献血をするのに、必ず戸籍謄本か
写真付きの免許証がないと、献血できないって言っているのと
同じですよね。
献血するときに、戸籍謄本を求められた人いますか?
病院なんかで、患者の取り違えとかって問題になったことがあって。
それに対処するために、患者のIDとかが入った腕輪を
手術する患者にしてもらって、バーコードで確認するとか。
そういう作業をしている病院も、最近は多いですけどね。
それも、元になるのは全て患者の「保険証」なんですが。
もし別人の保険証を患者が持ってきたら、防ぎようがないんですけど。
それでも、入院するときとか、手術をする時に
患者から戸籍謄本を持ってきて貰わなかったから、
医者や病院が悪いって訴えられるんですかね。
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戸籍謄本がないと、心臓マッサージなどの処置はできません。
って言って断らないと駄目ですかね。
それとも、HLAやDNA鑑定をしなきゃ駄目ですか?
結果が出るのに何日もかかるんですけど。
「戸籍謄本も免許証も持っていないなら、HLAまたは
DNAによる確認を行います。
結果が出るでは、心臓が止まっていても呼吸が止まっていても
当院では治療はできません。」
って病院なら、マスコミに叩かれないんですかね?
百歩譲っても、本人確認は病院の事務の役目でしょ。
そんな事まで、全て医者個人がやらされるんですか。
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医者がやらされているから、って面もあるって。
さんざん私は書いてきましたが。
やっぱり、こういう事務的な仕事も
医者個人にやらせようとするんですか?
ちなみに、偽装結婚とかもあるようですけど。
そんなのがあったら、戸籍謄本をわざわざ取り寄せても
わからないんですが。
それでも、きっと難癖つけて、医者個人の責任にするんですかね。
3,手術をする時に、万波医師は口頭では説明をしたが、
文書を発行しなかった。
今の時代、何かあったら医者が訴えられる事もあるので。
文書で同意をとったから何をしても許されるって訳ではないんですが。
でも、小さい手術や手技でも同意書を取るのが当たり前の時代に、
文書で同意書を取らないってのは、どうかと思いますね。
65歳の医師ですから。
何十年も前はそれでも良かったのかもしれませんけどね。
しかし、口頭では説明しているので、一応説明責任は
果たしているって事にはなると思いますけどね。
ま、賛成はできませんけど。
どっかの保険会社の説明書みたいに、
ものすごーく小さい、虫眼鏡を使わないと読めないくらいの字で
書いた書類を渡すだけより、口頭できちんと説明した方が
丁寧なような気はするんですけどね。
ま、これに関しては攻められる余地はあるとは思います。
4,万波医師は任意加入の、日本移植学会に所属していなかった。
これって、あくまで任意加入ですし。
いくらかかるかしりませんが。
絶対会費とかも取られますよね。
加入するメリットがあれば入っても良いとは思いますが。
金払ってまで加入するメリットがない、って判断したから、
この学会に万波医師が入らなかっただけの事でしょ。
どっか、攻められる余地があるんですかね。
親族からしか生体腎移植は認められないっていうのも、
この学会のガイドラインで決めただけで。
別に法律で決まっているわけではないんですよ。
だから、結果的に本人確認ができなくって、
親戚以外から生体腎移植をしても、法的には
全く問題もないんですけどね。
一部のメディアで、医師が車を要求したとか、
なんかちょっと怪しい感じもする医師ですが。
口頭で説明しても、文書を渡すって事をしないだけで、
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