再来年から、薬の取り違えをなくすために、
全ての薬にバーコードがつくんですねー。
08年から薬にバーコード 取り違え防止で厚労省
品名や包装がよく似た医薬品の取り違え事故を防ぐため、
厚生労働省は10月26日、医師が処方する医薬品に
2008年9月から識別用のバーコードを取り付けるよう
メーカーなどに伝えたと発表した。
対象は約1万4000品目の医療用医薬品すべてで、
薬局などで売られる一般用医薬品は対象外。
年1回しか製造していないワクチンなど
特段の事情があるものは09年9月以降の実施となる。
バーコードには商品コード、有効期限、製造番号、
数量といった情報を盛り込み、外箱だけでなく、
錠剤やカプセル剤などを包装したシートや瓶、
注射薬のアンプルなど最小単位にも付ける。
バーコードを活用すれば取り違えの医療事故を防ぐことが
できるだけでなく、製造、流通、者患への使用までの流れを
記録し、後で問題が起こった時にもさかのぼって
調べることが可能になる。
共同通信社:2006年10月27日
これは医者や看護師、薬剤師などの医療従事者にとっても、
もちろん患者にとっても非常に良い事だと思いますよ。
電子カルテが導入されて、何を飲んでいるか全てがわかる病院
一カ所だけに通院している人なら楽なんですが。
同じ病院でも、電子カルテじゃない病院だと、
患者がなんの薬を飲んでいるか、他の科のカルテを
全部見ないとわからないですし。
ましてや、他の病院にかかっている人だと、
それはもう、大変なんですよー。
薬の相互作用とか、そういうのがあるので。
新たに薬を出す人には、基本的に今までどんな薬を
飲んでいるかを必ず聞きます。
患者が入院する時は、必ず他の病院にかかっている人は、
飲んでいる薬を全部持って来てもらうんですが。
調剤薬局でもらった、何の薬をどの位飲んでる、
って事が書いてある説明文書を持ってきて貰えれば良いんですけど。
薬そのものだけ、裸で持ってくる患者も多いんですよねー。
そうなったら、薬剤師の方に判別してもらうんですが。
たまーに、判別不能とか言われて、困っちゃう事があるんですよ。
全ての薬にバーコードがついたら、鑑別するのも簡単だし。
薬害肝炎訴訟みたいに、何か薬を使ってその後病気を
発症した、とか副作用が出たとかそういう時にも、
役に経ちますよね。
誤薬の確率も減るでしょうし。
ちなみに誤薬の確率ってどの位か知っていますか?
「平成10年度疑義照会等状況調査」(調剤と情報6:87,2000)によると、
調査した処方せん1,545,703件のうち「安全上の疑義」があった
10,361件の80%(8,279件)が処方変更されているんです。
わかりやすく言うと、間違ったけど、途中で修正してセーフだった件数ですね。
それは調査した総処方せん枚数の0.54%(8,279件/1,545,703件)にあたるんです。
このパーセンテージって小さいように見えますけどね、
日本での年間の処方回数が約13億回ありますから。
この頻度を単純に当てはめるとなんと702万件にものぼるんですよー。
参考:「医薬分業の役割Ⅰーリスクマネージメントシステムとしての薬剤師業務」
前から言っていますが、医療ミスの確率っていうのは、
絶対にゼロにはならないんですよ。
だけど、ゼロに近づける為のシステムを作る事は重要なんです。
そういう意味では、一歩前進ですかね。
ま、非常に小さい一歩なんですけどね。
これを導入すると、儲かる業者がいるから導入した。
って思うのは、考えすぎでしょうかねー。
儲かる業者がいなくても、国民の健康の為に、
どんどんこういうシステムを導入して欲しいですね。
誤薬って言うけど、大学病院でもあるのかなー。
大学病院について知りたいって思ったあなた。
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全ての薬にバーコードがつくんですねー。
08年から薬にバーコード 取り違え防止で厚労省
品名や包装がよく似た医薬品の取り違え事故を防ぐため、
厚生労働省は10月26日、医師が処方する医薬品に
2008年9月から識別用のバーコードを取り付けるよう
メーカーなどに伝えたと発表した。
対象は約1万4000品目の医療用医薬品すべてで、
薬局などで売られる一般用医薬品は対象外。
年1回しか製造していないワクチンなど
特段の事情があるものは09年9月以降の実施となる。
バーコードには商品コード、有効期限、製造番号、
数量といった情報を盛り込み、外箱だけでなく、
錠剤やカプセル剤などを包装したシートや瓶、
注射薬のアンプルなど最小単位にも付ける。
バーコードを活用すれば取り違えの医療事故を防ぐことが
できるだけでなく、製造、流通、者患への使用までの流れを
記録し、後で問題が起こった時にもさかのぼって
調べることが可能になる。
共同通信社:2006年10月27日
これは医者や看護師、薬剤師などの医療従事者にとっても、
もちろん患者にとっても非常に良い事だと思いますよ。
電子カルテが導入されて、何を飲んでいるか全てがわかる病院
一カ所だけに通院している人なら楽なんですが。
同じ病院でも、電子カルテじゃない病院だと、
患者がなんの薬を飲んでいるか、他の科のカルテを
全部見ないとわからないですし。
ましてや、他の病院にかかっている人だと、
それはもう、大変なんですよー。
薬の相互作用とか、そういうのがあるので。
新たに薬を出す人には、基本的に今までどんな薬を
飲んでいるかを必ず聞きます。
患者が入院する時は、必ず他の病院にかかっている人は、
飲んでいる薬を全部持って来てもらうんですが。
調剤薬局でもらった、何の薬をどの位飲んでる、
って事が書いてある説明文書を持ってきて貰えれば良いんですけど。
薬そのものだけ、裸で持ってくる患者も多いんですよねー。
そうなったら、薬剤師の方に判別してもらうんですが。
たまーに、判別不能とか言われて、困っちゃう事があるんですよ。
全ての薬にバーコードがついたら、鑑別するのも簡単だし。
薬害肝炎訴訟みたいに、何か薬を使ってその後病気を
発症した、とか副作用が出たとかそういう時にも、
役に経ちますよね。
誤薬の確率も減るでしょうし。
ちなみに誤薬の確率ってどの位か知っていますか?
「平成10年度疑義照会等状況調査」(調剤と情報6:87,2000)によると、
調査した処方せん1,545,703件のうち「安全上の疑義」があった
10,361件の80%(8,279件)が処方変更されているんです。
わかりやすく言うと、間違ったけど、途中で修正してセーフだった件数ですね。
それは調査した総処方せん枚数の0.54%(8,279件/1,545,703件)にあたるんです。
このパーセンテージって小さいように見えますけどね、
日本での年間の処方回数が約13億回ありますから。
この頻度を単純に当てはめるとなんと702万件にものぼるんですよー。
参考:「医薬分業の役割Ⅰーリスクマネージメントシステムとしての薬剤師業務」
前から言っていますが、医療ミスの確率っていうのは、
絶対にゼロにはならないんですよ。
だけど、ゼロに近づける為のシステムを作る事は重要なんです。
そういう意味では、一歩前進ですかね。
ま、非常に小さい一歩なんですけどね。
これを導入すると、儲かる業者がいるから導入した。
って思うのは、考えすぎでしょうかねー。
儲かる業者がいなくても、国民の健康の為に、
どんどんこういうシステムを導入して欲しいですね。
誤薬って言うけど、大学病院でもあるのかなー。
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