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現役医師、循環器内科医(Dr. I)が医療について、詳しくわかりやすく解説するブログ。 引用、転載は自由ですが、その際は必ず引用元を明記して下さいね!
奈良、大淀病院でお産中止2
「大淀病院、分娩中止。マスコミを訴えろ!」の記事で書きましたが。
奈良の大淀病院で、お産が中止になったんですよ。
で、その記事の書き方が、各新聞社、テレビ局によって
違うようなので、ちょっと比較してみました。


まずは、NHKの報道。
こちらは、ハッキリ「事件のせい」と書いています。

妊婦死亡 搬送元の産科休診へ

この問題は、奈良県大淀町の町立大淀病院で、ことし8月、
妊婦さん(当時32歳)が出産中に意識不明になり、
ほかの19の病院に受け入れを断られて大阪の病院まで運ばれ、
出産後に脳内出血で死亡したものです。

大淀病院では、常勤の医師1人とほかの病院から派遣されている
非常勤の医師2人のあわせて3人で、年間150件ほどの出産を扱っていますが、
関係者によりますと、死亡した妊婦さんの出産にあたっていた常勤の医師
産科の診療をやめる意向を示したということです。

病院は、ほかに産科の常勤の医師を確保するめどが立たないことから、
来年3月いっぱいで出産の扱いを取りやめ、産科を休診にするということです。
この常勤の医師は「産科のスタッフが少なく、肉体的に負担が大きい」
と理由を説明しているということですが、
この妊婦さんの死亡がきっかけであることも関係者にほのめかしているということです。
奈良県内には出産を扱う病院が29ありますが、
県北部に集中しており、これによって県南部で
出産を扱う病院がなくなることになります。


前の記事で書いたので、文章は載せませんが、
朝日新聞は、こちら「asahi.com:2006.12.22」

ま、直接「マスコミの報道のせい」とは言っていませんが。
お産を行っていた、唯一の産科医の先生が、
心労が重なった」、と言っていますから。
暗に、マスコミの報道のせい、と言っているようなもんでしょう。


で、今回スクープだって言って、最初に誤報を報じた
毎日新聞は、というと。


産科休診:妊婦死亡の病院で 奈良県南部分べん施設ゼロに

今年8月、入院中の妊婦さん(当時32歳)
=奈良県五條市=が転送先探しの難航の末、
死亡する問題が起きた同県大淀町立大淀病院
(原育史=やすひと=院長)が、
来年4月から産科を休診することが分かった。

県南部(五條市・吉野郡3町8村)で分べんができる
医療施設はゼロになる。婦人科は継続する。
病院側は「医師が辞めるわけではないが、十分な看護師、
助産師を確保できず、リスクが大きいと判断した」と説明している。


「毎日新聞:2006.12.22」


ま、はっきり言って、誰がどう考えても。
大淀病院お産が出来なくなったのは、マスコミのせいです。

適切な処置をして、一生懸命搬送先を探したが、
非常に重症で夜中だった為に、搬送先を探すのに
一時間二十分の時間がかかった。

そして、重症の脳出血で誰が処置をしても
助けられなかった患者なのに、
6時間放置したから、この医師が患者を殺した。」
という様な報道をしたから。
この産科医の先生は、大淀病院お産を止めざるを得なくなった。

当然、そんな病院でお産をする、という産科医医師
いるはずもないから、後任も決まらず。
その結果、お産が出来なくなった、と。
そんな事は誰でもわかりますよね。

この59歳の産科の先生も、「お産止める」意向を示していますから。
だから、大淀病院でお産が出来なくなる、という事なんですが。

しかし、一体この毎日新聞の報道はなんですか?

医師が辞めるわけではないが、十分な看護師、
助産師を確保できず、リスクが大きいと判断した」
って、病院が言っているから、分娩が中止になった。


はあー?

この後に及んで、自分たちマスコミが行った事を棚に上げて、
しかも病院がそう言っている、って病院のせいにしてるんですか?

この医師は、「産科診療を止める」って言ってるんですよ。
それで、産科をやる後任の「医師」がいないから、
お産」ができないんでしょ。

人手不足看護師、助産師がいないんじゃなくて
医師」がいないからでしょ。
誰がどう考えても。

私は、基本的に個人攻撃とか。
特定のマスコミとか、政党、人物を叩く事は極力避けてきましたが。
この毎日新聞の記事は、おかしいんじゃないですかね、明らかに。

毎日新聞と言えば、今回の件で問題になった「青木絵美記者」がいる
新聞社のようですが。
この記者だけじゃなくて、新聞社全体がそう考えているんでね。

ちょっと、怒りを通り越してあきれてしまいました。


ありがとうございましたー。
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大淀病院、分娩中止。マスコミを訴えろ!
前にこのブログでも取り上げて、
非常に反響の大きかった、奈良大淀病院で、
分娩が中止になるそうですね。
ブログ上で、「時間の問題でこの病院
お産ができなくなるだろう」、と
私が予測した通りになっちゃいましたね。
残念ながら。
奈良南部、奈良の6割の地域
お産を一手に引き受けていた病院だったのにね。


奈良・大淀病院分娩対応中止へ 
県南部のお産の場消える

奈良県大淀町の町立大淀病院で8月、
重体になった妊婦(当時32)が計19病院に
搬送の受け入れを断られた末、
大阪府内の病院で死亡した問題で、
病院が来年3月で分娩(ぶんべん)の取り扱いを
休止することがわかった。

病院の産婦人科にはこの妊婦を担当した常勤の
男性医師(59)しかおらず、
長年にわたる激務や妊婦死亡をめぐる対応で心労が
重なったほか、別の産科医確保の見通しが
立たないことなどが理由とみられる。

県などによると、同病院は来年3月末で産科診療を休止し、
その後は婦人科外来のみ続ける方針。
スタッフの拡充を検討したが、
県内の公立病院に産科医を派遣してきた
奈良県立医大の医師不足などから、
新たに医師が確保できず、
分娩対応の継続ができないと判断した。

男性医師は県立医大から非常勤医師の応援を得ながら、
年間150件以上のお産を扱っていた。
宿直勤務は週3回以上で、妊婦が死亡した後、
「ここで20年以上頑張ってきたが、
精神的にも体力的にも限界」と周囲に漏らしていたという。


「asahi.com:2006.12.22」

はっきり言って、原因はマスコミ
適切な処置をして、一生懸命搬送先を探した、
この産科の先生60歳以上だと前に書いたんですが、59歳
だったみたいです、すいません)
を「殺人犯扱い」した、誤報のせいですよね。
間違いなく。

一生懸命に正しいことをやったのに、
袋だたきに合ったら、当然体力的よりも、
精神的につらかったでしょうね。
59歳と、普通だったら定年間近の年なのに、
労働基準法で決められた当直回数(週一回)の
約3倍の当直をこなして1人で頑張って来たこの医師に対して、
そんな仕打ちをしたら当然ですよね。

この産科医の先生マスコミ
名誉毀損で訴えたら良いんじゃないですかね。
お金、うんぬんよりも、今後同じ様な事が起きないように、
マスコミに対するいましめとして。

名誉毀損に関しては、こんな判例が最近でましたよね。


やしきさんと毎日放送に賠償命令 
「番組で名誉棄損」

タレントのやしきたかじんさん(57)が出演した
深夜番組をめぐり、女性タレントと離婚した
近畿地方の50代男性が
「うその発言で名誉を傷つけられた」として、
やしきさんと毎日放送(MBS、大阪市)に慰謝料など
2200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が22日、
大阪地裁であった。

瀧華聡之裁判長は
「発言に公益性はなく、男性のプライバシーに
配慮せずに興味本位に取り上げており名誉を棄損した」
と判断。
毎日放送に対しては「編集のうえ意図的に放送した」
として共同不法行為責任を認め、
同社とやしきさんに連帯して330万円を支払うよう命じた。

判決によると、男性は89年に女性タレントと結婚し、
99年に離婚した。
やしきさんはこの離婚について、
05年10月18日深夜に毎日放送が放送した
公開収録の娯楽番組「たかじんONE MAN」で、
「別れるときは大変やった。最高裁までいった」
「男が絶対別れへん言うた」などと発言。

判決は、「番組を見た視聴者に発言が真実であり、
男性が円満な交際や家庭生活に不向きな人物
という印象を抱かせた」と述べ、
男性の社会的評価を低下させたことを認めた。

被告側は、「フィクションや脚色などを加えて面白く見せる
娯楽番組での発言は、報道番組と違って
名誉棄損の許容範囲は広い」と主張した。
これに対し、判決は「視聴者が娯楽番組の内容のすべてを
虚偽だとは考えていない」として退け、
番組を編集して放送した毎日放送の共同責任も認定した。

男性の代理人弁護士は「判決は、視聴率のためなら
何を言ってもいいという傾向がある娯楽番組に
歯止めをかけるのではないか」と話している。


「asahi.com:2006.12.22」

>フィクションや脚色などを加えて面白く見せる
娯楽番組での発言は、報道番組と違って
名誉棄損の許容範囲は広い。


って事は、新聞ニュースなどの報道番組は、
名誉毀損許容範囲は狭いって事ですよね。

適切な処置をして、一生懸命搬送先を探したが、
非常に重症で夜中だった為に、搬送先を探すのに
一時間二十分の時間がかかった。

そして、重症の脳出血で誰が処置をしても
助けられなかった患者なのに、
6時間放置したから、この医師患者を殺した。」
という印象を読者や視聴者に与えましたよね。
報道番組である、ニュース新聞で。

立派に名誉毀損になるんじゃないですかね。

同じasahi.comの12/23に
「asahi.com:2006.12.23」

ある局のバラエティー番組制作経験もあるプロデューサーは
「プライバシーが尊重される今、今回の判決は仕方ないと感じる。
際どいところを狙う番組なので、
(こんな事態が)いつか来ると思っていた。」
問題となった番組が生放送ではなく
収録だったことから、
「たとえ面白い場面だったとしても、
放送しない勇気が放送局に求められる。
難しい判断になるだろうが」


と、話しているそうですよ。
バラエティー番組でさえ、こういう意識なんですが。

ニュース新聞で、しかも人の命を扱う記事で。
2ヶ月も経ってからの記事なのに、たいした検証もせず、
この産科医を「人殺し」扱いした大手新聞社や、
テレビ局は、一体どういう意識なんでしょうかね。
訴えられて当然だと思いますよ。

しかも、結果的にこの報道のせいで、
奈良県の南部では、お産ができなくなったんですよ。
マスコミには責任を取ってもらいたいですね。


>男性が円満な交際や家庭生活に不向きな人物
という印象を抱かせた

という事で、毎日放送一社で330万円ですから。

各新聞社、テレビ局それぞれに、
人殺し」扱いされたんですから。
数千万円は取れるんじゃないですか、この産科医の先生。
一生懸命、何十年も奈良県南部のお産を1人で一手に引き受けて、
人殺し」扱いされたんですから。
退職金替わりに、いい加減なマスコミからこのくらいの金額を貰っても、
ばちは当たらないんじゃないですかね。


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ま、同じテレビや情報源って事で、今日はこれ!


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エコーでわいせつ?
いやー、なんか嫌な世の中になっちゃいましたねー。
私は循環器内科医なので、心臓のエコー(心エコー)っていう
検査は、よくやるんですけどね。
診断治療をする上で、絶対に必要な検査ですから。

心エコーではないけど、お腹のエコーをやっただけで、
わいせつ」って訴えられた、臨床検査技師がいるんですねー。

もちろん詳しいことは知らないんですけどね。
元になったのは、毎日新聞のこの記事です。

わいせつ検査:元臨床技師に無罪判決 京都地裁

検査と称して女性(当時39歳)にわいせつな行為をしたとして、
準強制わいせつ罪に問われた京都第二赤十字病院
(京都市上京区)の元臨床検査技師(55)に対し、
京都地裁(東尾龍一裁判長)は18日、
無罪(求刑・懲役3年)を言い渡した。

「患者への配慮に欠けた点はあったが、
わいせつ行為と認定するには合理的疑いが残る」と判断した。

被告は05年7月、腹痛で受診した主婦の腹部の超音波検査時に、
わいせつ目的で検査器具を下腹部の不要な部分に
押し当てたとして起訴された。

判決は「女性の触れられた感覚は明らかでなく、
供述も変遷して表現の誇張や記憶の変容の疑いが濃厚」
などとし、器具が触れた部分は検査の必要範囲だったと認定。

検察側は▽露出した胸や尻にタオルを掛けなかった
▽強引に下着を下げた行為などを
わいせつ性推認の根拠としたが、
「配慮を欠いたと言えるが、
わいせつ目的を推測するには無理がある」とした。


「毎日新聞:2006年12月18日」


CTの検査は、放射線を患者の体に当てて、
体の中を輪切りにする検査なので。
体に触れる必要のない検査なんですけどね。

エコーっていうのは、患者の体にゼリーを塗って、
その上に検査器具を置いて、体に直接当てないと、
できない
検査なんですよ。

心エコーなら、
腹部エコーなら、お腹に「直接」です。
下着とか、服の上から検査する事はできません。

そして、部屋を暗くしないとエコーの画像が見にくいんですよ。
ま、映画を見る時に、映画館の中が暗くなりますよね。
あんな感じで、暗くないと画像が見にくいんですよ。
正確な診断ができないので、検査をするときは、
部屋の中を暗くしてやります。


で、今回の場合は、腹部の超音波検査
って書いてありますから。
お腹のエコーなんですね。
腹痛」って言っているようですから。
胆嚢炎とか、膵炎とか、腸炎とかを疑って、
腹部エコーをやったんですね、多分。

で、下着の上からでは検査はできませんから。
下着のない部分は、そのまま機械を当てて検査したけど、
下着にかぶさっている部分に検査が必要になったから、
下着をちょっとずらして、検査したんですよね、きっと。

で、それが「わいせつ」に当たるそうですわ。

>わいせつ目的で検査器具を下腹部の不要な部分に押し当てた

って、本当にわいせつなら、検査器具を当てるんじゃなくて。
手で触るとか、下着を脱がすとか。
そうしませんかね、普通。

わいせつで検査器具を押し当てる、って。
わざわざそんな事する人いるんですかね?

他の新聞記事とかを見ると。
たまたま、「検査後に患者が話したメモ」が見つかって、
それが患者の供述と違ったから、今回の判決は、
原告側の意見は信憑性がない」って認定されたようですが。

もし、このメモがなかったら、有罪になった可能性が
あるんですよね、これ。

臨床技師(55)に無罪判決

ってわざわざって書いていますから。
この技師さん、わいせつ罪で訴えられて、
この病院を辞めさせられたんですよね、多分。
55歳だから、検査歴30年以上のベテラン技師さん
だったと思うんですよ。
55歳だから、30年以上勤めて定年間近だったと思うんですが。
多分、今回訴えられて、病院を辞めざるを得なくなった
んじゃないですかね。

年金貰うまでに、あと10年くらいあるんですが。
えん罪で訴えられて、病院を辞めさせられて、
それまで暮らすお金がなくなったら、逆に訴える
事はできないんですよね、きっと。

あと5年勤めていたら、退職金も満額貰えて、
悠々自適の老後生活が待っていたかもしれないんですが。
全てパーになっちゃったんでしょうねー、
このおばちゃんに難癖つけられたせいで

55歳だから、きっと新しい就職先を見つけるのも
難しいでしょうねー、当然。
かわいそー。


記事のタイトルが、

>わいせつ検査

っていうのも、明らかに医療従事者に敵対していますよね。
無罪なんだから、「わいせつ」じゃないんですがね。
むしろ、このおばちゃんに難癖をつけられて、
この技師さんは被害者なんですが。


別の新聞記事では、たしか原告側の弁護士のコメントで

検査器具を押し当てて、下腹部を往復させており、
あきらかにわいせつ目的である。


みたいな事が書いてありましたが。

いや、そういう検査なんですけど、エコーって。
どういう「わいせつ目的」か、全然意味わかんないんっすけど。

エコーの検査っていうのは、CTと違って。
エコーをする術者の「腕」がものを言う検査なんですよ。
どこの部分にどの角度で、検査器具を当てるかで、
同じ人でも、臓器が見えたり見えなかったりしますから。

一番良く見える部分に当たるまで、いろいろな角度、部位
検査器具を当てる検査なんですよ。
エコーっていう検査は。

だから、むしろこの弁護士の言っている

検査器具を押し当てて、下腹部を往復させて

っていうのは、真面目に検査をした証拠として
採用しても良いくらいなんですよ。
わいせつ目的じゃなくって。


いやー、ホント人ごとじゃないですよ、私。

エコーをやる場合は、エコーで、暗い中で
1対1で検査しますから。

本当は、女性相手の場合は、女性看護師とかに
隣についていてもらいたいんですけどね。
こういう風に、「なんくせ」つけられる可能性があるので。

でも、看護師も忙しいですから。
エコー検査って20分くらい時間かかるんですが。
看護師もその間、じーっとただ黙って待っている位なら、
その時間で、他の仕事もしたいでしょうから。
結局、「検査終わったら、連絡下さい。」
って言って、すぐ戻ってしまうんですよ。

看護師も不足していますからね、どこの病院でも。


私の場合は、エコーを行う際の、自己防衛策として。

できるだけ、部屋の中を真っ暗じゃなくて、
少しだけでも明かりをつけておく。


とか。

検査をする時にゼリーを胸(正確には器具の先にゼリーをつけて、
それを胸につけるんですが)につけるんですが。
胸についたゼリーを拭くのは、自分でやってもらう。


とか。

胸に検査器具を当てるのは、仕方ないんですが。
自分の指や手が、胸に当たらないように注意する。


とか。

そういう事に気をつけています。

本当は、検査器具を手で持って、小指と薬指を患者の体につけて、
その器具が動かないように固定した方が、
きれいな画像が撮れるんですけどね。

昔そうやって、検査しなさいって
先輩に心エコーの当て方を教わりましたけど。
今の時代、そんな事やって、間違って訴えられでもしたら、
誰も恨めない
ですからねー。
実際、その可能性もありますし。

残念ながら、検査の正確性よりも、自分の身を守る事
優先しなければならない時代になってきましたね。

もちろん、これやったからって、訴えられないって補償はないですし。
訴えられたら、今回のようにたまたま、
メモが見つかって無罪になったけど、
そうでなければ有罪になってしまう可能性もありますけどね。

できるだけ難癖をつけられる可能性のある事を、
減らさなきゃなんないですからね。

嫌な世の中になっちゃいましたねー。


ちなみに、私の診察時の自己防衛策として、他には、

若い女性を診察する時は、必ず看護師に同席してもらう。

とか、

女性のお腹の触診をする時に、下着をずらす必要があったら、
必ず患者本人にやってもらうか、看護師にやってもらい、
私はタッチしない。


とか。
あと、「わいせつ」や「セクハラ」とは関係ないんですが。

患者に説明をする時は、看護師に同席を求める。

とか、ですかねー。
訴えられた時に、何を説明したのか証人になってもらえますから。
できれば、看護記録に記録してもらいます。


このブログ医師の方もたくさんみていらっしゃるようなので。
細かい事ですけど、もし、まだやっていない方がおられたら、
自己防衛の為に、今からでもやった方が良いと思いますよ。

はーっ。
もっと患者の命を救うとか、病気を治すとか、
有意義な事に神経をつかいたいんですけどねー、どうせなら。

一時、なぜかコメントできないようになっていたみたいですが。
もう大丈夫みたいですよ!
なんでコメントできなかったのか、よくわかんないんですけど。
また、コメントよろしくね!

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72%の病院が違法
平成15~16年にかけて厚生労働省労働基準局監督課が、
医師宿日直業務に関しての調査を行ったんですがね。
その調査では72.1%病院労働基準法等関係法令違反だったんですよ。

元ネタはこちらです。
「医師の宿日直勤務と労働基準法」

(1)監督実施件数 596(100%)
(2)何らかの法違反 430(72.1%)
(3)三二条違反<宿日直時> 17(2.9%)
(4)三七条違反<宿日直時> 101(16.9%)
(5)三七条違反<許可のある医師の宿日直時> 50(8.4%)
(6)許可のある医師の宿日直 348(58.4%)
 (7)専用指導文書交付 249(41.8%)
  (8)宿日直勤務が通常の勤務時間の拘束から、完全に
    解放された後のものとなっていないこと 53(8.9%)
(9)夜間休日に従事する業務について 、昼間と同態様の労働に
    従事することが稀でないこと  195(32.9%)
  (10)宿直の回数が週一回の原則を超えていること 105(17.6%)
  (11)日直の回数が月一回の原則を超えていること 81(13.6%)


(1),実施時期は、平成15年度第4四半期~平成16年度第1四半期。
  実施地域は、全国。
(2),596機関のうち、何らかの労働基準法等関係法令違反が
  認められたもの。
(3),労働基準法第32条〔法定労働時間〕違反件数
  (態様:36協定の未締結、通常勤務時の法定時間外労働が
  限度時間超、宿日直勤務時の「通常の労働」等の法定時間外労働が
  限度時間超)のうち、宿日直勤務時の「通常の労働」等による
  法定時間外労働が限度時間超などにより法違法となっているもの。
(4),労働基準法第37条〔割増賃金〕違反
  (態様:通常勤務時の法定時間外労働等に対する
  法定割増賃金の未払(全部又は一部、以下同じ。)、
  宿日直勤務時の「通常の労働」等による法定時間外労働等に
  対する法定割増賃金の未払)のうち、
  宿日直勤務時の「通常の労働」による法定時間外労働等に対する
  法定割増賃金の未払が法違反となっているもの。
(5),(4)のうち、許可のある医師の宿日直勤務時に関するもので、
  その「通常の労働」による法定時間外労働等に対する
  法定割増賃金の未払が法違反となっているもの。
(7),許可のある医師の宿日直勤務を行っている医療機関に
  対する専用指導文書の交付件数
(8)~(11),(7)の専用指導文書の交付理由
  (交付理由が複数にわたる医療機関あり。)


全国の72%病院違法、って言ったら多いなー、って最初は思ったけど。
内容をきちんと見たら、これでもかなり遠慮した数字ですね。

というのはね、多分これは「全国の病院」が対象、ってなっていますから。
老人病院」とか、そういう病院とかもたくさん含まれているって事っすよ。

はっきり言って、今問題になっているような、いわゆる「一般病院
特に「地方の中堅クラス病院」は、ほぼ100%違法ですよ、きっと。

「医者の当直2」の記事でも書いてますけどね。

だって、例えば
 (8)宿日直勤務が通常の勤務時間の拘束から、完全に
   解放された後のものとなっていないこと 53(8.9%)


って、なっいてますけど。
これをきちんと守るには、本当は平日の業務が5時までに終わって、
一回家に帰って、それから病院に来て5時から当直業務をしなければ、
これを守った事にならないんですよ。

ま、家に帰るかどうかは別として、5時までには完全に業務が
終わっていなければ
ならないんですけどね。

ま、無理ですよ、普通。
たまたま調査した日が、すごい暇だったってだけか、
きちんと調査してないかどっちかなんじゃないですかね。
少なくとも、普通の病院でほとんどの医師は、5時までに
全ての業務を終えてはいませんからね。
8.9%って事はないですよ。

ま、百歩譲って、この結果が老人病院とかを含んで、
正しいとしても、それでも72.1%病院労働基準法違反なんですが。

この検査したの、2年前なんだけど。
今まで、厚生労働省は何やってきたんだかねー。
これでも、まだ医師偏在化で、不足ではないって言ってるんだもんねー。

一体何がやりたいか、さっぱりわかりませんねー。



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静脈瘤を除去?
また医療事故があったみたいですねー。
詳細がわからないので、詳しい事はなんとも言えないんですがね。
状況からは、医師側が悪いようにも見えますが。
でも、明らかにこの記事は、医学的に間違っていますので。
その点を訂正しましょうかねー。

心肺蘇生ミス 80歳女性死亡 
低酸素脳症で 伊達赤十字病院

【伊達】伊達市の伊達赤十字病院(前田喜晴院長)で十月、
胆振管内洞爺湖町の女性患者(80)に食道静脈瘤(りゅう)手術を行った際、
心肺蘇生(そせい)措置が遅れたため低酸素脳症となった女性が、
約一カ月後に死亡したことが七日分かった。
病院は判断が甘かったとして、遺族に謝罪した。

病院によると、女性は食道静脈瘤と診断され、
十月十六日に入院して内視鏡手術を受けた。
医師が麻酔を投与後、内視鏡を食道に挿入したが、
患者が苦しがったため、その後三回に分けて麻酔を追加投与した。

投与後、女性の血圧低下や呼吸の弱まりが確認されたが、
医師は手術を続行。
静脈瘤を除去した段階で女性は心肺停止に陥った。
直ちに人工呼吸器や心臓マッサージなどによる蘇生を試みたが、
自発呼吸は戻らず、女性は低酸素脳症で十一月十七日に死亡した。

前田院長は「女性に対する麻酔は特別多い量ではない」とする一方で、
「麻酔による呼吸停止は起こり得る。
呼吸が完全に止まる前に蘇生処置を始めていれば、
このような事態にならなかった可能性が高い」と話している。


「北海道新聞:2006/12/08」


まずは、医学用語の解説。

食道静脈瘤
食道」っていうのは、胃と口の間にある、管ですね、要は。
口に物を入れて、何か食べたら喉の中を通っていきます。
そして食道→胃→小腸→大腸→肛門っていう順番で
物は流れていきます。

心臓から、動脈を通って、血液が体中を流れていくんですけどね。
その血液の一部は、肝臓を通るんですよ。
でも肝硬変などの肝臓の病気がある場合、
肝臓にたくさんの血流が戻れなくなります。
肝臓に戻れなくなった血液は、抜け道を求めて、
肝臓のまわりの細い血管に流れていきます。
食道の細い血管にも、肝臓に戻れなかった血液があふれて
流れ込んできます。
そしたら本来、細かった血管も、流れる血液の量が多くなって、
だんだん太くなり、コブ状に膨れます。
これを「静脈瘤」と呼びます。

食道静脈瘤ができる病気が、「食道静脈瘤」です。

食道静脈瘤治療

血管がコブのように膨れているので、出血しやすいんですよー。
だから破裂する前に予防的な治療をするんです。
もし破裂しちゃったら、一刻も早い止血が必要ですがね、もちろん。

具体的には、

1)内視鏡的静脈瘤結紮術EVL

内視鏡(胃カメラ)から、輪ゴムを使って静脈瘤を縛ってつぶします。

2)内視鏡的硬化療法EIS

内視鏡(胃カメラ)を使って、静脈瘤の位置を確認しながら、
内視鏡のチューブの先から穿刺針を出して、
静脈瘤の中に直接、血管内を硬める物質を注射します。

3)食道静脈瘤圧迫止血法

のどに麻酔をした後、鼻からチューブを挿入して、
食道に潰れた風船を入れて、そこで膨らませて、
圧力で止血
するやり方です。

出血量が多く、輸血や輸液といった救急処置だけでは、
すぐには静脈瘤の治療に移ることができない場合や、
肝機能の低下が著しく、ほかの治療法が適さないときに
行われる、一時的な止血法です。

4)外科手術

をがばっと開けて、肺などの周囲の組織から
食道をはがした後、食道の下3分の1にあたる部分を
静脈も含めて切り離して血液を流れないようにします。
そして止血後に元どおりにつなぎ合わせる手術です。

最近は内視鏡が発達していますし。
肝硬変で非常に状態が悪い人の場合は、大きな手術に耐えられない
人も多いですから。
最近は、あまりやっていないですね、手術は。


これをふまえて、この記事を読み直してみましょう。

医師が麻酔を投与後、内視鏡を食道に挿入したが、
患者が苦しがったため、その後三回に分けて麻酔を追加投与した。

投与後、女性の血圧低下や呼吸の弱まりが確認されたが、
医師は手術を続行。

静脈瘤を除去した段階で女性は心肺停止に陥った。

内視鏡を使った治療って事ですから。
治療法の1)か2)ですね、多分。
1)の可能性が最も高いと思いますが。
そして、麻酔をかけて内視鏡(胃カメラ)食道に入れた、と。

そいで、そいでー。

静脈瘤を除去

え、胃カメラ静脈瘤は取り去れないよ!
胃カメラの中を通して、水とか血管内を硬める物質、
輪ゴムのような物は入れる事はできますけどね。

食道静脈瘤」を取り出すのは、を開けなきゃー。
ま、食道の下の方なら、お腹を開ける手術でも良いですけどね。

でも、いずれにせよ、大きな手術が必要ですよ。
胃カメラじゃー、無理っすよ、どう頑張っても。

多分、輪ゴムで縛るって事なんでしょうけどね。
それは、「静脈瘤除去」ではないっすよ。

前に王監督の手術の時も、腹腔鏡手術なのに、内視鏡(胃カメラ)
を使った手術って書いた新聞があったけど。
やっぱ、全国に発信する記事には、正確な事を書かなきゃ。
信用されないっすよ、ホント。


でも、まあ、今回の件。
麻酔を投与後、その後三回に分けて麻酔を追加投与

って書いてあるから。
なんの麻酔かわからないし、一回の量がどの位かもわからないけど、
多分ホリゾンとか、そこらへんでしょうかね。
80歳の女性ホリゾン4バイアル注射したら、さすがに多すぎだと思いますよ。
ま、一回に、ものすごい少ない量をちょっとづつ使って、
合計の量は少ない、って事もあり得ますし。
一回に半分づつ使って、合計2バイアルなら、
普通の人ならそんなでもないけど。
80歳の小柄な女性にしたら、ちょっと多いかなって量ですかね。
麻酔が効かなくって、胃カメラが飲み込めなかったら、
検査も治療もできませんから。
麻酔の量をある程度まで増やすこと自体は、良いでしょうけどね。

詳細がわからないと、なんとも言えないんですが。

しかも、
投与後、女性の血圧低下や呼吸の弱まりが確認されたが、
医師は手術を続行。
静脈瘤を除去した段階で女性は心肺停止に陥った。


って、これがホントなら、ちょっとまずいかな、って思いますね。
いったん内視鏡手術を中断して、まず血圧を上げる処置や、
呼吸抑制がかかっているなら、酸素投与
それでも駄目なら気管内挿管するとか。
そういう処置をして。
それで落ち着いてから、改めて内視鏡的手術をする。
というのが普通かと思うので。

こういうのが専門なのは消化器内科医って言うんですがね。
ま、私は循環器内科医なので専門外なので詳しくはわからないんですが。

ちょっと気になったので、書いてみました。

この報道通りだとすると、医者の側にも問題があるように思えますが。
明らかなのは、記事の医学的な記述間違いだって事です。


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無銭飲食と治療費未払い
前から書こうと思っていたことを、
先に『勤務医 開業つれづれ日記』に書かれてしまったので、
二番煎じになってしまいましたが(笑)

今回は無銭飲食(食い逃げ)と、医療費未払いはどう違うかについてです。
まずは、北海道新聞のこの記事をご覧下さい。


治療費未払い病院圧迫 
自己負担増響く 5年前から倍増の例も

道内の病院で、患者や家族が診療や入院などの
治療費の自己負担分を病院に支払わない「未収金」が
大きな問題となっている。
平均で年間五百万円を超えるという実態調査も明らかに。

医療制度改革による自己負担引き上げや、
雇用の不安定化、患者のモラルの低下などが
未収金の増加につながっていると関係者はみる。
病院側は、治療費の分割払いの相談や
専門の業者に未収金の回収を委託するなど
回収に力を入れるが、これといった決め手がなく、
頭を痛めている。

近年の医師や看護師不足による人件費の高騰などから
来年はさらに病院経営を圧迫するのは避けられない情勢だ。

札幌市東区の脳神経外科の専門病院
病院では、医療制度改革でサラリーマンの自己負担が
二割から三割に増えた二○○三年四月ごろから
未収金が目立ち始めた。

○一年四月の一カ月間に外来窓口で発生した未収金
(入院費は除く)は百十万円。
○三年四月は百七十万円に増えた。

同年はひと月の未収金が二百万円を超す月もあった。
今年四月の未収金は二百五十万円と、
五年前の倍以上にも増えた。
病院患者が払いやすいように、
分割払いや支払い延期の相談にすすんで応じている。
しかし「長期入院中に解雇され、無保険者となり、
退院後、連絡がとれなくなる人も少なくない」
と同病院の事務部長は嘆く。

一方で、支払い能力があるにもかかわらず、
治療費を払わない患者や家族も増えている。

未収金問題に積極的に取り組む、
リハビリ治療が専門の苫小牧市内の病院でも
未収金は増加傾向にある。患者は高齢者が多く、
年金受給者の親が入院中に、
子どもが親の年金を受けとって生活費に充ててしまい、
親が退院後に入院費を払えなくなるケースも決して少なくない。
この二つの病院では、回収困難な未収金の一部について
債権回収の専門業者に委託している。

未収金は会計上は利益扱いとなり、課税対象となるだけに、
民間病院の経営を脅かす存在だ。

市立札幌病院でも、診療費未収金の累積が
今年九月末現在で二億三千八百万円となったことが
明らかになっている。
「生活が苦しい」などの理由で支払いに苦しむ患者
後を絶たず、○五年度末の二億二千四百万円から
一千四百万円増加した。

全日本病院協会副会長を務める西澤寛俊・
西岡病院理事長(札幌市豊平区)は
「全道的に病院経営が厳しさを増す中、
未収金の与える影響は年々大きくなっている。
健康保険法では、不払い患者への督促など病院
一定以上の努力をすれば、患者が加入する公的保険に
不払い金を請求できる規定がある。
病院側の回収努力と合わせて、この規定を
真剣に考える時期に来ている」と話している。


『2006/12/04 北海道新聞』

食べ物屋に客が来て、お金を持っていないとわかっていて、
その人に食事を出す店はありませんよね、基本的に。
どうしても食べたいという人がいたら「善意」で、
食べさせてあげる店もあるかもしれませんが。
あくまでもそれは、「店の善意」によるものです。

持っていないのに、「何で飯食わせてくれないんだー。」
ってわめいても、誰も相手にしませんよね。
持ってないなら、店に来るな、って言うだけで。

餓死しそうな人が来たとしても、その人に食事を出す義理は、
お店にはありません、当然。
あくまで「善意」でご飯を食べさせてあげる事はあってもね。

でも、同じ様な事は病院では良くあるんですよ。
何回も医療費を踏み倒している人が来て、
早く治療しろ」ってわめいて。
それで当然の顔してるんですよ。
しかも、何かあったら訴える。
そんな事が、病院患者では当たり前の様にあるんですよ。

死にそうな患者が来ていたら、患者を助ける前に、
まず財布を見るって事は、日本ではしませんよ。
アメリカなんかでは、似たような事が行われていますが。
でも、別に今死にそうってわけでもないのに、
無銭飲食とほぼ同じ様な、医療費踏み倒し常習犯、
って言うのが、でかい顔して病院に来ることは、良くあるんですよ。

病気が悪くて身よりもなくって、働けなくって、
それで食う物もなっくって医療費も払えない。
という人なら、「善意」でなんとかしてあげよう。
という気にもなりますけどね。

たいした事のない病気で、病院にかかって。
結構良い時計とかして、温泉に行ったりギャンブルとかして、
それなりの生活をして、それでも医療費を払わない人がね。
我が物顔して、病院で偉そうな顔して、病人だから治療を受けて当然。
しかも、当然の如く治療費は払わない。
って事があるんですよ、実際。

無銭飲食(食い逃げ)をしたら逮捕されるのに。
どうして医療費を踏み倒すやつは、逮捕されないんですか?
そんなやつがまた病院に来ても、
なんでそいつの治療をしなきゃいけないんですか?
食い逃げとの違いが私にはわかりません。

しかも、税務上も問題があるんですよ。

>未収金は会計上は利益扱いとなり、
課税対象となるだけに、
民間病院の経営を脅かす存在だ。


ついこの間まで、サラ金業界では「グレーゾーン」って高金利
庶民に金を貸して荒稼ぎしていましたよね。
数年前の長者番付サラ金会社の社長がずらっと並んでましたし。
覚えている人も多いんじゃないですかね。

これ、かなり問題になって、国民から相当クレームが来て、
やっと最近、政府も重い腰を上げて改善しましたけどね。
これも、最高裁で判決が出て、それで国民から
猛反発をくらって、何年も経ってはじめてなんですけどね。

こういう荒稼ぎした会社でさえ、お金を貸して回収できなかった
お金は「貸し倒れ金」として、損金扱いになるので。
課税対象にはならないんですけどね。
何故か、病院の場合は、患者を払わなかったとしても、
全額払った事にして、それは病院の利益って事になって、
その額に対しても税金を払わなきゃなんないんですよ。

厚生労働省の政策のせいで、多くの病院が収益が減ってるのに、
更に税金の問題でも病院は損をしているんですよ。

これって、やっぱ変じゃないですかね。

医者善意をまた食事の例に例えますがね。

例えば、一軒家に人の良い夫婦が住んでいて。
隣に下宿の学生が住んでいるとします。
当然、隣に住む他人の学生に、食事を出す義務は、
この夫婦にはないんですけどね。
善意」で、毎日晩ご飯を食べさせてあげたとします。
あくまで「善意」ですから、この夫婦学生ご飯を食べさせる
義務」はないんですけどね。

学生は、毎日この夫婦の家で晩ご飯を食べていると、
それが自分の当然の権利だと勘違いして。
食事がまずい、とか。
フランス料理を出せとか。
夜中の12時に突然何の約束もなしにやってきて、
高級中華料理を作れとか。
そういうわがままを言ってるんですよ。
この学生

誰がどう考えても変ですよね、この学生
悪いのはこの学生ですよね、誰がどう考えても。

でもね、今の病院医者の現状。
病院には当直医はいるけど、当直医というのは、
あくまで入院患者の簡単な指示とか。
そういうのは出来るとしても。
外来の患者を診る「義務」はないんですよ。
でも、医者は「善意」で患者を診ている。
日本の医療費というのは、国民皆保険で、
世界的に見ても安い。
ま、医師の技能が不当に抑えられているからって面も
あるんですけどね。
それで、一部しか医療費を負担しないで、
時間外の料金もたいした金でもないけど。
夜中だろうが、たいした病気でもないのに、時間外に病院に来て、
患者なんだから、診てもらって当然という顔をする患者
そして、時間外でわざわざ放射線技師を呼ばないとできない、
CT,MRI等の最高級の医療も、受けて当然。
もしそれをやらなかったら、訴訟で何千万円だって訴える。
そんな患者は、良いんですかね。
いっぱいいるんですけどね、そういう患者
でも、それは当然って感じしませんか。
昨今のマスコミの報道なんかを見ていると。

この「食事をたかるわがままな学生」とどう違うんですかねー。

こちらのブログも参考にしましたよ!
「心の僻地」、ETV特集を見ての記事でも登場した、
「伊関友伸」さんのブログ

『治療費未払い病院圧迫 自己負担増響く 5年前から倍増の例も』


食事の例がでましたが。食事療法と言えば、糖尿病。
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看護師の配置基準見直し
いやー、びっくりしたー。
今年の7月から新しくなった、看護師の配置基準を
もう見直す方向で議論に入ったそうですよ。
5ヶ月しか経っていないんですけどねー。

朝令暮改とは、まさにこの事ですねー。
ま、今に始まった事ではないんですがね。


診療報酬改定:中小病院で看護師不足、
病院が囲い込み 配置基準、再見直しへ

厚生労働相の諮問機関、中央社会保険医療協議会(中医協)
は29日、06年度の診療報酬改定で7月に変えたばかりの
看護師の配置基準を見直す方向で議論に入った。

政府は「看護師1人で患者7人」という手厚い看護体制(7対1)
を敷く病院の収入を高くなるように設定したが、
大病院が看護師の囲い込みに乗り出し、
中小や地方の病院が看護師不足に陥っている
現状を受けたものだ。

今年7月、「7対1」の入院基本料は、1日1万2690円
から1万5550円に増額された。
手厚い看護で患者の入院日数を減らす目的だった。
しかし、看護師増が増収に結びつくことに目をつけた
大手医療機関が採用増に奔走。
中小があおりを受けているとされ、横浜市の中堅病院
看護師不足は深刻。廃院の危機だ」と訴える。

500床の病院の場合、「10対1」なら年間の入院基本料
収入は約23億2000万円。
なお、500床の病院で10対1を達成する場合、
実際には250人の看護師が必要なため、
昨年まではこの体制を2対1と呼んでいた。
だが看護師は3交代勤務で、常時250人体制ではないため、
今年度から表記を10対1に改めた。

10対1を「7対1」にすれば108人の増員となる半面、
収入は約5億2000万円増える。
増員分1人当たりの人件費を482万円未満にすれば、
増収となる。

厚労省によると、5月に7対1の医療機関(一般病棟)は
280病院(4万4831床)だったのに、10月1日時点では
544病院(10万3836床)へと倍増。
07年度の看護師採用内定数は、国立大学病院(45施設)が
前年比2212人増の4509人なのに対し、
済生会(81施設)は58人減の1583人にとどまっている。

29日の中医協総会では、「小病院はもっと採用難だ」など
と危機を訴える声も飛び出した。
今後、7対1の報酬を厚くする基本は変えないものの、
対象を救急や産科など、人手不足感が深刻な
病棟に絞ることなどが議論される見通しだ。

毎日新聞社:2006年11月30日


何がびっくりしたってね。

>「看護師1人で患者7人」という手厚い看護体制(7対1)
を敷く病院の収入を高くなるように設定したが、


って、これをやったら病院が収益を上げるために、
看護師を増員するに決まっているじゃないですか。

厚労省の先を見通さない診療報酬改定の引き下げのおかげで、
ほとんどの病院は収益が悪化しているんだから。

そして結局、力のある病院看護師を確保して、
小さい病院は競争に負けて、看護師を確保できないって。
看護師は決まっているんですから。

今はやりの、格差社会病院にも来るって話ですよ。
もう来ていますがね。

現場で働いている医療関係者や、経済に詳しい人。
ちょっとでも自分で考える能力のある人なら、
誰でもわかる事なんですけどね。

実際これを導入する時に、私が今いるような小さな病院は、
院長はじめ大騒ぎでしたよ、ホント。

それを、
予想できなかったから、やっぱり元に戻します。」
って。

厚労省官僚のトップは東大をトップクラスで卒業したり、
公務員試験I種の難しい試験優秀な成績で通った人
なんでしょうけど。

こんな事も予想できないんですか?
所詮ペーパー試験がいくらできても、実際の現場では
全く役に立たないって典型ですね、ホント。

しかも、
>手厚い看護で患者の入院日数を減らす目的だった。

って。
看護師の数が増えたら、入院患者の在院日数が減ったってデーターが
どこかにあるんですか?

看護師の数が増えれば、「看護」の質は上がるでしょうよ。
人が増えるのだから、二重、三重のチェックが可能になり
単純ミス」とかが減るとかもあるかもしれませんが。

でも、それはあくまで「看護」とかマンパワーが増えるって
事だけ、ですから。

患者短期間で退院するためには、
短期間で濃厚な治療ができる、「医療」、
そして、ある程度落ち着いたら、慢性期の病院もしくは施設に
転院できる
システム」が必要です。

看護」の質とは一切関係ありません。

そんな事は、現場で働いている人間なら、誰でもわかる事なんですが。
やはり、こういう方針を決める人間が、現場の事を知らない
偉い人ばっかだと、とんでもない事が起こりますねー。

今回の件でも、決してミスは認めてないですよね、厚労省

>7対1の報酬を厚くする基本は変えないものの、
対象を救急や産科など、人手不足感が深刻な病棟に絞ること


なーんて言っているんだから。
あくまで、基本方針は変えないでマイナーチェンジって事っすもんね。

当然、看護師の数を増やした病院は、
すぐにやっぱいらないので、あなたクビってわけにはいかないので。
また、赤字が増えるって事ですよね。

で当然、厚労省は何の責任も取らない、と。

どうにかなんないんですかね、ホント。

実は、こうなる事わかっていて、
わざと病院潰す為にやってるんですかね。

たくさんの人達にメルマガを推薦していただきました。
本当にありがとうございました。

もうやることやったので、悔いはないです。
ノミネートされたら、また応援よろしくね!



大病院と言えば、大学病院
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「大学病院のうそ」 ~現役医師(Dr. I)が暴露する、大学病院の秘密 

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労働者酷使法2(ホワイトカラー・イグゼンプション2)
『労働者酷使法(ホワイトカラー・イグゼンプション)』
の記事を書いた後、
同じ様な事を書いている人がいないか、ちょっと調べたんですがね。

やっぱり、ブログで「ホワイトカラー・イグゼンプション」について
書いている人は、何人もいたんですが。

予想通り、年収400万円なら安すぎて反対だが、
1000万円なら良いんじゃないか。
みたいな意見が多かったんですよ。
見事に厚生労働省策略に嵌っていますね、残念ながら。

『労働者酷使法(ホワイトカラー・イグゼンプション)』の記事で書いたように、
これに関しては、適用される用件は、「年収」ではなくて、
裁量労働」ができる仕事でないと、
絶対に許されないと思います。

裁量労働制」っていうのは、1987年の労働基準法改正で認められた
専門業務型裁量労働制」(労基法38条の3)によると。

専門業務型裁量労働制が認められるのは、以下の業種です。

(1)新商品若しくは新技術の研究開発又は人文科学・
   自然科学に関する研究の業務
(2)情報処理システム(電子計算機を使用して行う情報処理を目的として
   複数の要素が組み合わされた体系であってプログラムの設計の
   基本となるものをいう。)の分析又は設計の業務
(3)新聞・出版事業の記事の取材・編集の業務、
   又は放送番組制作のための取材編集の業務
(4)衣服、室内装飾、工業製品、広告等の新たなデザインの考案の業務
(5)放送番組、映画等の制作の事業におけるプロデューサー
   又はディレクターの業務
(6)コピーライター、公認会計士、弁護士、一級建築士、
   不動産鑑定士、弁理士の業務
(7)情報処理システム活用のコンサルティングの業務
(8)建築物内の照明器具、家具等の配置のコンサルティングの業務
(9)ゲームソフト創作の業務
(10)証券アナリストの業務
(11)金融工学等の知識を用いる金融商品の開発の業務
(12)二級建築士又は木造建築士の業務
(13)税理士の業務
(14)中小企業診断士の業務


参考:『専門業務裁量労働制』

はい、これには「医師」は入っていませんね。
当たり前ですね。
時間外に来る患者や、夜中急変する患者に関して、
医師裁量労働できるはずがありませんから。

『厚生労働省:今後の労働時間制度に関する研究会報告書(概要)』
を見ても

裁量労働制
業務の遂行手段や時間配分について裁量性の高い業務について、
労使であらかじめ定めた時間を働いたものとする制度

管理監督者
企業経営上の必要から事業経営の管理者的立場等にある者は、
労働時間規制を適用除外している制度(深夜業に関する規定は適用)



新しい自律的な労働時間制度
より自由で弾力的に働くことにより、自らの能力を十分に発揮できると
納得する場合に、労働時間規制に関わらず、
働くことができることを選択することができる制度。

裁量労働制は制度及び運用の改善を検討。
管理監督者については要件の明確化や適正化を図るとともに、
深夜業に関する規定の適用除外の可否も検討。

【対象者の具体的なイメージ】
(1) 中堅の幹部候補者で管理監督者の手前に位置する者
(2) 研究開発部門のプロジェクトチームのリーダー

という事ですから。

年収要件の設定に当たって厚労省は、
労基法で有期契約労働の期間の上限を
通常の3年より長い5年としている
「高度で専門的な知識等を有する者」の基準に着目。


って、どこから出てきたんでしょうかねー。

医者を「労働者酷使法(ホワイトカラー・イグゼンプション)」の
対象にしたいから。
医者の多くは「年収1000万円以上」だし。
で、医者は「高度で専門的な知識等を有する者」なので、
って事で、後からこういう用件をつけただけのような気がするんですが。

まさに、医者ねらい打ちの悪法だと思うのは、私の考えすぎでしょうか。


厚生労働省は、実際に役に立つ仕事は全く出来ないくせに。
悪知恵だけは働くようで。

まず、「ホワイトカラー・イグゼンプション」って横文字にして、
わざと意味がわからない様にして、制度をごまかして

経済界は、400万円以上と言っているのに、
1000万円以上妥協したように見せかけて。
論点をずらして、「労働者酷使法(ホワイトカラー・イグゼンプション)」を導入。
最初は年収1000万円以上という、労働者の4.8%しか
いない層をターゲットにして、国民の反対を最小限に抑え
同時に、医者をねらい打ち。

そして、その後年収1000万円の用件を800万円
600万円400万円と下げて、ほとんどの
日本の労働者に適用させて、企業が残業代を払わなくて
済むようにさせる、という作戦ですかね。

ホント、何重にも罠をしかけた、悪どいやり方ですね。

アメリカの例を見ると。

ただの平社員でも、部下が1人か2人いれば、
○○長とかって役職にして、
名前だけは管理職にして残業代を払わない。
という事が行われているようですから。

日本も、こういう悪い所は真似すると思いますよ。

医者弁護士にしか、関係ない。
なーんて思った人。
甘すぎますよ、考えが。

小泉―安倍内閣になって。
企業側の政策ばかりが通っていますから。
このままいったら、この悪法が通っちゃいますよ、ホント。

これを阻止する為には、世論が反対しなければ、絶対に無理です。
百歩譲って、これが通ったとしても、
名ばかりの管理職にされて、労働者の正当な労働の対価である、
時間外労働手当がカットされるという自体を避ける為に。
「裁量労働の範囲をきちっと決める。」
「年収は関係ない。」

という事を言わないと、大変な事になりますよ。


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まぐまぐ大賞2006(11/24からオープンです!)
http://www.mag2.com/events/mag2year/2006/

今年も「まぐまぐ大賞」の季節がやってきました。
メールマガジンを発行している人の中から、
読者さんの推薦と投票により決定により、日本一を決定しようという、
年の瀬限定のスペシャルイベントです。

このブログを読んでいる皆さんにも、是非とも応援して頂きたいです。
私、Dr. Iのメルマガ、「やぶ医師のひとりごと」は2006年1月に
発行していますから。
新人賞の権利がありまーす。
皆さん、応援よろしくね!

『まぐまぐ大賞2006』
上のURLから、
メールマガジンタイトル: やぶ医師のひとりごと
メールマガジンID: 0000180417

と書いて、推薦理由も書いて頂ければありがたいです。
よろしくお願いします。
推薦期間は11/24~12/4までになっています。

まだ読んだことのない人は、この機会に是非読んでみて下さいね!
ブログとはがらっと変わって、病気にならないように、
予防に重点をおいて、病気の解説を主にしています。

バックナンバーは、こちらでーす。

→ 『やぶ医師のひとりごと、バックナンバー』

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