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現役医師、循環器内科医(Dr. I)が医療について、詳しくわかりやすく解説するブログ。 引用、転載は自由ですが、その際は必ず引用元を明記して下さいね!
医師等資格確認検索
インターネット上で、死んだ医者まで登録されている、
って話題になっている医師資格確認検索」
4/1から始まりましたね。

「厚生労働省、医師等資格確認検索」

おもしろそうなんで、私もやってみました。

参考:ブログ勤務医 開業つれづれ日記
「医師等資格確認検索 厚生労働省」とコメント欄


悪名高き、731部隊の創設者としても知られている、
石井 四郎(1892年6月25日 - 1959年10月9日)
試しに、この人を検索してみました。

>検索結果
>検索結果  1件

>番号/1>職種/医師>氏名/石井 四郎>性別/男>登録年/大正15年


ほー。
今は2007年なので。
1892年生まれだとすると、115歳になりますかね。
この人もカウントされているんですかw

次は、以前にこのブログの記事「予防は治療に勝る」
でも紹介した、昨年の8/22に亡くなられた
私の尊敬する若月俊一先生

>番号/1>職種/医師>氏名/若月 俊一>性別/男>登録年/昭和13年

ほー、まだご健在でしたか。
それは、良かった。


産婦人科の重鎮3名
坂元 正一先生
野澤 志朗先生
飯塚 理八先生


内科の重鎮5名も、幽霊になっても働いているようですね。
山村 雄一先生
吉利 和先生
高安 正夫先生
日比野 進先生
勝木 司馬之助先生


某掲示板より転記
佐藤進 大正9年
佐藤正 大正10年
佐藤弘 大正11年

大正9年っていうのは、西暦でいうと1920年
今だと、現役で医学部に受かって、留年も国家試験浪人もしないで、
最短で医者になれるのは24歳ですから。
1920年(大正9年)で24歳だとしても、
2007年だと111歳ですかね。

そんな大昔の医者の数も入れて、日本の医師って
カウントしているそうですよ、厚生労働省は。
その医師数を根拠に、医師不足ではない
って言ってるそうです。

生きていれば100歳以上とか、
とっくの昔に亡くなった医者も全部合わせて、
日本の医師は、10万人当たり200人弱
OECD平均300人くらいですから。
大幅に水増ししても、まだ足りていないんですねー

本当の医師は、発展途上国以下かもしれないですね。


Yosyan先生の、ブログ「新小児科医のつぶやき」では、
「医師等資格確認検索余話」
数人の医師に協力してもらって、すでに亡くなった
医師をこれで検索
してもらったようです。
そしたら、物故者123名のうち75名が医籍に健在
したそうですよ。

医師公共性が高いから、って理由で。
国民の税金を使って作ったシステムなんですがねー。
国民の税金から給料を貰っている「公務員」
ではやっていないシステムを。

こんな、いい加減なシステムを大金かけて作って。
儲けたのは、厚労省の役人の天下り先かなんかの、
このシステムを作った企業だけなんでしょうねー。

ちなみに、私がそれ以外に試しに検索した人は。

野口 英世
森 鴎外 (本名 森 林太郎)
手塚 治虫 (手塚 治)
北里 柴三郎
武見 太郎 (前 医師会会長 通称ケンカ太郎)
おおたわ 史絵
香山 リカ


全員検索しても、載ってませんでしたw
下2人は、まだ生きてるはずなんだけどなー。
芸名なのかな?

ちなみに、渡辺 淳一氏は同姓同名が4人でした。

皆さんも、試しにやってみて、
面白い結果がでたら教えて下さいね!

「厚生労働省、医師等資格確認検索」


能登半島地震で問題になっている、エコノミークラス症候群
について知りたい人は、これを読んでね!


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