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『とくダネ!』6/8、「医師の技量」
本日もとくダネ!』を見てみました。
6/8放送分、とくダネ!』の放送内容と感想です。

今日は、「医師の技量」についてでした。

(5)【未熟な手術で患者死亡…見えぬ医師の技量
 6月8日(金)放送予定

参照:「こちらフジテレビ」

ホントは、ブログ書いてる場合じゃないんだけどなー、俺。
いっぱいやる事あるけど、現実逃避っす(汗)

最初、「大動脈弁閉鎖不全症」の高校3年生の子が。
ロス手術」って難易度の高い手術を行って、
手術亡くなったという患者の遺族のVTRがあって。
この医師経験不足だ、って話が出て。

中堅の心臓血管外科医北海道大野病院って、
年間250件くらい心臓手術をやっている病院に、
技術を学び直すために入り直した話が出ていました。
大野病院の院長の道井(どい)先生は、
心臓手術が上手い、って事で有名ですよね。

次に、昨年日本心臓外科学会が発表した
手術施設の年間症例数と死亡率の表が出ていました。
(後天性の心臓に関して)

年間症例数1〜24例だと、死亡率4.9%
手術件数が多くなるほど、死亡率が下がって、
100例以上だと、2.3%になるから。
症例数の多い病院ほど、死亡率が低い。
2倍以上だ、って結論を出していました。

100件以上心臓手術を行っている病院は、
日本で76
1〜24件と少ない病院160で、
症例数が少ない病院の方が数が多い。
って話がその次に出てきました。

そして、その次の表が
日本とアメリカ、ドイツの心臓手術の件数比較の表です。

手術件数
日本 約5万
アメリカ 約25万
ドイツ 約10万

手術施設数
日本 539
アメリカ 1015
ドイツ 79

1施設当たりの平均手術数(年間)
日本 約100
アメリカ 約240
ドイツ 約1250


ドイツは集約化して、これで十分だ。
って話をジャーナリストの伊藤氏が言っていました。

ちょっと、この話だけで終わった事に関して、
私には不満が残りましたね。

何故かっていうと、アメリカ、ドイツなど
世界的に心臓手術の死亡率が何%かって事を
きちんと言っていないからです。

日本では、月1,2件しか心臓手術をやっていない
病院でも、死亡率4.9%なんですけど。
世界的に、心臓手術死亡率約5%なんですよ。

参照:2003.Nov27 New England Journal of Medicine
の記事によればアメリカのAC -bypassの手術関連死は
多く施行している施設で4.0%, 少ない施設で5.4%。

逆に言うと、日本ではそれしか心臓手術をしていない
病院でも世界標準レベルなんですよ。
もっと多い病院は、それ以上のレベルなんですよ。

それって、すごいでしょ。
その事は伏せておいて。
アメリカやドイツは、1施設当たりの手術の件数が多い。
って話だけ出すのは、不公平じゃないですかね。
昨日までの放送内容に関しては、
比較的評価していましたけど、私。
今日の放送内容には、正直言って満足していません。


その後、話は変わって。
ニューヨークの取り組みが出ていました。
ニューヨーク州では、心臓バイパス術死亡率
1989年には3.5%だったのですが。
病院、各医師手術成績を
発表
するようになってから、1.6%になった。
1998年にニューヨーク州で心臓バイパス手術
の成績がワースト2位(6.27%)だった病院が、
優秀な先生を呼んで、いろいろアドバイスを受けて。
そいで、5年後の2003年には心臓バイパス手術
死亡率0.82%とトップクラスになった。
って話でした。

腕のある医師の報酬を上げた方が良い。
もっと日本も情報公開をした方が良い。

って話も、その後出ていましたが。
それに関しては、私も賛成です。


で、最後の方で、医療ジャーナリストの伊藤氏が、
本を書きました、って宣伝していましたよ。
「最強ドクター治せる!108人」って本です。

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あ、ここで彼の本、宣伝しちゃいました(笑)
大野病院の道井先生も出ているみたいでしたけど。
多分、彼の待機的心臓バイパス手術死亡率は、
0.1%0.2%位ですよ。

はっきり言って、心臓手術の場合。
施設毎の成績差」よりも、「術者の腕の差
の方が大きいですから。
2倍どころか、何十倍ですからね。
タイトルの「医師の技量」そのものですね。

テレビで「医師叩き」ばっかやったら、
この本の信用がなくなると思ったから、
この番組では医師叩きをやらなかったのかなー。
とか思っちゃいました。
なんか、ちょっとがっかりというか。
一応、この番組とくダネ!』に関して、
彼の言動は評価していたのですが。
本に関係なく、今後もこういう事を言ってくれれば良いなー、
って思っています。

無理か?


病院選びは、慎重にしてね!
大学病院とか、名前に騙されちゃ駄目ですよ。

→ 「大学病院のうそ」 〜現役医師(Dr. I)が暴露する、大学病院の秘密

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