昨年のこのくらいの時期。
メジャー系の新聞は、
記事のタイトルから
「たらい回し」という言葉は減ったなー。
という印象があったのですけど。
残念ながら、勘違いでしたね。
いまだに「たらい回し」という言葉が
平気で使われているようです。
その時に一緒に必ず出る言葉が、
「受け入れ拒否」。
これも、「受け入れ不能」だ、
って医療関係者は事あるごとに
言っているんですけど。
やっぱり、こういう恣意的な報道する
マスコミも医療崩壊の原因ですね。
残念です。
メージャー系新聞「読売新聞」から
昨年の救急搬送、
重症患者3.6%たらい回し
総務省消防庁は3月19日、
2008年に救急搬送された
患者について、
医療機関の受け入れ状況の
調査結果を発表した。
重症患者(入院3週間以上)の
3・6%にあたる1万4732人が
3回以上断られていた。
前年(3・9%)比微減で、
「たらい回し」問題は依然、
改善されていない。
調査は昨年に続き2回目。
福井県を除く46都道府県で
3回以上の受け入れ拒否があった。
重症患者に占める割合は、
奈良県12・5%、東京都9・4%、
埼玉県8・7%、大阪府8・2%、
兵庫県6・2%の順に高く、
前年と同様、大都市圏に
多い傾向がみられた。
10回以上の拒否も、
23都道府県で903人
(前年22都府県、1074人)に上った。
東京都内では、吐血した
40歳代の男性が、
「内視鏡検査ができない」などと、
48回も断られたケースがあった。
医療機関が拒否した理由は、
「処置困難」22%、
「手術や診察中」21%、
「ベッド満床」20%の順で多かった。
『2009年3月20日 :読売新聞)』
「たらい回し」っていう言葉に
定義があるのか知りませんけど。
読売新聞的には、
>3回以上断られていた。
>3回以上の受け入れ拒否があった。
というのを「たらい回し」の定義に
しているようですね。
初めて知りました。
>医療機関が拒否した理由は、
「処置困難」22%、
「手術や診察中」21%、
「ベッド満床」20%の順で多かった。
これ、全部受け入れる事ができない、
って事なんですけど。
こういうのも「受け入れ拒否」
って言っているんですね。
新聞の紙面がいっぱいだから
報道する事ができないって事は、
報道拒否って事でも良いんでしょうね。
>吐血した40歳代の男性が、
「内視鏡検査ができない」などと、
48回も断られたケースがあった。
吐血っていうのは、
胃とか食道とかから
出血して血を吐いている、
って事なんですけど。
胃や食道から
出血しているんですから、
その出血を止めるためには、
内視鏡(胃カメラ)が出来ないと
無理なんですよ。
吐血の治療っていうのは、
内視鏡(胃カメラ)で見て、
胃や食道から出血してたら、
そこにクリップを止めて、
止血をするんですけど。
これ、内視鏡(胃カメラ)
をやって、直接胃や食道を見る事が
できないと無理でしょ。
「内視鏡ができない」病院で、
受け入れなかったらけしからん。
って、言っている意味がわかりません。
最初から内視鏡(胃カメラ)が
出来る病院で受け入れれば助かって。
出来ない病院を
経由したから助からなかった、
っていう事があったら、
その時は誰が責任取るんでしょうか。
どんな病院でも、病院の中に入れば
病気は治る、不死身になる。
なんて事はないんですよ。
適切な治療ができる病院に行って、
適切な治療を行うから病気が治る。
軽快する、っていう事ですからね。
医者はそんな事は
当然わかっているから、
自分の病院では
受け入れても助からないから、
別の病院で助けてもらう。
そっちの方が、患者にとって良い。
と判断したから、
別の病院に行ってもらった。
それの、どこが悪いんでしょうか。
病院なんだから、
患者を受け入れて当然。
それ以外は許さん。
という考え方は、
どこから来ているんでしょうか。
患者を助けるため、
っていう考えがあるなら、
患者を助ける事ができる病院に運ぶ。
という事を優先させるべきでしょう。
自分達は「患者の味方」という
スタンスをとっている
つもりなんでしょうけど。
全く、患者の事なんか
考えてないんですね。
こういう報道をする新聞社は。
>「たらい回し」問題は依然、
改善されていない。
「たらい回し報道」問題も依然、
改善されないようですね。
誰のせいで、医療崩壊が進んでいる
んでしょうかねー。
→ 誰が日本の医療を殺すのか―「医療崩壊」の知られざる真実
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メジャー系の新聞は、
記事のタイトルから
「たらい回し」という言葉は減ったなー。
という印象があったのですけど。
残念ながら、勘違いでしたね。
いまだに「たらい回し」という言葉が
平気で使われているようです。
その時に一緒に必ず出る言葉が、
「受け入れ拒否」。
これも、「受け入れ不能」だ、
って医療関係者は事あるごとに
言っているんですけど。
やっぱり、こういう恣意的な報道する
マスコミも医療崩壊の原因ですね。
残念です。
メージャー系新聞「読売新聞」から
昨年の救急搬送、
重症患者3.6%たらい回し
総務省消防庁は3月19日、
2008年に救急搬送された
患者について、
医療機関の受け入れ状況の
調査結果を発表した。
重症患者(入院3週間以上)の
3・6%にあたる1万4732人が
3回以上断られていた。
前年(3・9%)比微減で、
「たらい回し」問題は依然、
改善されていない。
調査は昨年に続き2回目。
福井県を除く46都道府県で
3回以上の受け入れ拒否があった。
重症患者に占める割合は、
奈良県12・5%、東京都9・4%、
埼玉県8・7%、大阪府8・2%、
兵庫県6・2%の順に高く、
前年と同様、大都市圏に
多い傾向がみられた。
10回以上の拒否も、
23都道府県で903人
(前年22都府県、1074人)に上った。
東京都内では、吐血した
40歳代の男性が、
「内視鏡検査ができない」などと、
48回も断られたケースがあった。
医療機関が拒否した理由は、
「処置困難」22%、
「手術や診察中」21%、
「ベッド満床」20%の順で多かった。
『2009年3月20日 :読売新聞)』
「たらい回し」っていう言葉に
定義があるのか知りませんけど。
読売新聞的には、
>3回以上断られていた。
>3回以上の受け入れ拒否があった。
というのを「たらい回し」の定義に
しているようですね。
初めて知りました。
>医療機関が拒否した理由は、
「処置困難」22%、
「手術や診察中」21%、
「ベッド満床」20%の順で多かった。
これ、全部受け入れる事ができない、
って事なんですけど。
こういうのも「受け入れ拒否」
って言っているんですね。
新聞の紙面がいっぱいだから
報道する事ができないって事は、
報道拒否って事でも良いんでしょうね。
>吐血した40歳代の男性が、
「内視鏡検査ができない」などと、
48回も断られたケースがあった。
吐血っていうのは、
胃とか食道とかから
出血して血を吐いている、
って事なんですけど。
胃や食道から
出血しているんですから、
その出血を止めるためには、
内視鏡(胃カメラ)が出来ないと
無理なんですよ。
吐血の治療っていうのは、
内視鏡(胃カメラ)で見て、
胃や食道から出血してたら、
そこにクリップを止めて、
止血をするんですけど。
これ、内視鏡(胃カメラ)
をやって、直接胃や食道を見る事が
できないと無理でしょ。
「内視鏡ができない」病院で、
受け入れなかったらけしからん。
って、言っている意味がわかりません。
最初から内視鏡(胃カメラ)が
出来る病院で受け入れれば助かって。
出来ない病院を
経由したから助からなかった、
っていう事があったら、
その時は誰が責任取るんでしょうか。
どんな病院でも、病院の中に入れば
病気は治る、不死身になる。
なんて事はないんですよ。
適切な治療ができる病院に行って、
適切な治療を行うから病気が治る。
軽快する、っていう事ですからね。
医者はそんな事は
当然わかっているから、
自分の病院では
受け入れても助からないから、
別の病院で助けてもらう。
そっちの方が、患者にとって良い。
と判断したから、
別の病院に行ってもらった。
それの、どこが悪いんでしょうか。
病院なんだから、
患者を受け入れて当然。
それ以外は許さん。
という考え方は、
どこから来ているんでしょうか。
患者を助けるため、
っていう考えがあるなら、
患者を助ける事ができる病院に運ぶ。
という事を優先させるべきでしょう。
自分達は「患者の味方」という
スタンスをとっている
つもりなんでしょうけど。
全く、患者の事なんか
考えてないんですね。
こういう報道をする新聞社は。
>「たらい回し」問題は依然、
改善されていない。
「たらい回し報道」問題も依然、
改善されないようですね。
誰のせいで、医療崩壊が進んでいる
んでしょうかねー。
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