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現役医師、循環器内科医(Dr. I)が医療について、詳しくわかりやすく解説するブログ。 引用、転載は自由ですが、その際は必ず引用元を明記して下さいね!
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第4回 医療の未来を考える会
毎年恒例の、「医療の未来を考える会
が今年も開催されますよー。
毎年、各界の有名人に講演してもらって、
すごくおもしろい話が聞ける会なので。
今年も楽しみですね。

今年は、6月19日の日曜日にやります。
テーマは、「医療情報と患者さん
Health2.0で医療が変わる
」です。



第4回 医療の未来を考える会のご案内


3月11日の東日本大震災により甚大な被害を
受けられた皆様に、心からお見舞いを申し上げます。
さて、来る6月19日に第4回
医療の未来を考える会」を
開催いたしたいと存じ上げます。


テーマ:「医療情報と患者さん
Health2.0で医療が変わる」

これまで医療経営や病院建築、そして
在宅医療などでしたが、今回の震災でわかったよう
ツイッターやFacebookのような
ソーシャルメディアが役立つことはわかりました。

では、実際にこれからの患者さんに必要な
情報をどう伝えて行くのか?
という点からお二人の方に
お話いただくことになりました。


日時:2011年6月19日、日曜日

会場:東京都千代田区神田美土代町
7番地住友不動産神田ビル10階
メディカル・データ・ビジョン株式会社 
会議室
『メディカル・データ・ビジョン』


時間:午後1時半~午後4時

会費:1500円(資料代込み)

<人数>
先着50名様(医師、看護師、学生のほか、
一般の方も歓迎いたします)


講演1:DPCデータと情報公開(仮)
演者:株式会社 ケアレビュー 
代表取締役:加藤良平氏

『株式会社 ケアレビュー 』

全国の急性期病院をかなり細かく分析、
比較できる医療情報サイト「病院情報局」
を運営している会社です。

『病院情報局』

病院情報局】は、全国の急性期病院
患者数・平均在院日数などの診療実績や、
医師数・看護師数・病床数などの基本情報を
比較できる医療情報サイトです。

厚生労働省が集めているDPCデータからわかる
手術件数や病院が得意とする診療分野など、
これまで患者さんが得られなかった情報は、
21世紀の医療に変革をもたらすか?
について講演をいただきます。


講演2:「闘病体験の共有と傾聴 
~ソーシャル・リスニングの時代へ~」
演者:株式会社 イニシアティブ 
代表 三宅 啓氏

『TOBYO(闘病)』

TOBYO(闘病)とは、ネット上のすべての
闘病体験を可視化し検索可能に
することをめざすプロジェクト。
うつ病、乳がん、関節リウマチから希少難病まで、
1000疾患、28000件の闘病サイトに
蓄積された貴重な体験と知識へアクセスできる、
最大級の闘病ポータルサイトです。

従来の医療では見えなかったこと、
そしてこれからの医療について講演をいただきます。



<申し込みは下記のフォームよりお送りください>

『第4回医療の未来を考える会、参加申し込み』




『病院情報局』
は、全国の急性期病院の実績なんかがわかるので。
この病院に行こう、と思ったときとか、
自分の地元の病院って、どんな病院かな。
と思ったときに、重宝されるサイトです。

テレビ「がっちりアカデミー」で紹介された事もあって、
今すごい人気のようですよ。

『「がっちりアカデミー」2010.4.16』

きちんとした病院は、当然、自分の病院
データーを公開していますから、
参考になると思いますよ。

ごくわずかですけど、データーの公表をこばんでいる、
という病院もあるようですけど。
何か、やましい事やっているんでしょうかねー。
ちょっと、信用できないかもしれませんね。

東電もそうですけど、情報をきちんと公開しない、
というのは、今の時代、
信用されないのは当たり前だと思います。

良い子の皆さんは、きちんと調べてから
ちゃんとした病院に行ってね。



注目すべき映像:Health2.0の潮流

web2.0およびクラウドコンピューティングの
影響をうけ、ネットでの医療情報の扱いも
変わってきたというHealth2.0の潮流を
紹介したものなので、reshape2009という
オランダでのweb医療の研究会での
オープンニングに使われたビデオなのですが、
内容がすごいです。


◆世界最大のSNSであるfacebookの
 加入者は3億人を超え、世界で4番目に
 多い国の人口に匹敵する

◆「友達」意味がかわってきた

◆ボストン大学がメールアドレスを学生に
 配布するのをやめて、SNS中心の
 コミニケーションにしたという
 SNSを中心としたweb環境の推移とともに

◆10分間の診察室での話の
 50-60%しか患者の記憶にない

◆30%の人はネットの情報で医者を選ぶ

◆57%の患者が自分の医療情報をネット上で共有する

◆1/4のアメリカの患者が、ネット情報でERを選ぶ

◆次のヘルスケアパートナーはonline上にいる?

というショッキングな内容をつたえています。
是非ご覧あれ。

『注目すべき映像:Health2.0の潮流』



 <本の紹介>

「医療が変わるto2020」
―DPC/PDPS・地域連携・P4P・臨床指標・
RBRVS・スキルミクス・etc

国際医療福祉大学院教授の
武藤正樹先生が、本を出されましたよ。

1年後,5年後,10年後に日本の医療
医療制度がどう変わっているか,
医療機関はその変化にどう対応すればいいのか,
そのために今為すべきことは何か?

変わりつつある「現状」と,「未来」へと向かう
日本の医療の「潮流」を明快に描出されています。

興味ある人は、是非どうぞ。
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