「モンスターペイシェント」に関して、
いろんな方達から、たくさんの意見を頂きました。
貴重なご意見ありがとうございました。
「モンスターペイシェント2」の記事に関して。
コメントが長くなったから、記事にした。
って事もあるんですけどね。
口調はともかく、多かれ少なかれ、彼と同じ様な
事を考えている一般の人達もいるだろうな。
って思って、敢えて記事にしたんですよ。
少し、コメント欄が荒れてしまいましたけど。
もっと建設的な意見が交換出来れば良いな。
って思っています。
そいで、本文やコメント欄で書いていた、
8/20読売新聞の記事。
これも、「モンスターペイシェント」関係なんですけどね。
これについて、私の意見を書いていきますね。
モラルを問う
暴力封じへ 病院一計
入院時に誓約書/警察OB配置
一部の患者からの暴力や暴言が増えている問題で、
全国各地の病院が、医師や看護師を守るための
対策に取り組み始めた。
非常警報ベルの設置などハード面の整備に加え、
暴力に及んだ場合には退院を約束する
誓約を患者側と交わしたり、
警察OBに危機管理を委ねたりする所も。
一方で、職員が不適切な言葉遣いを
していないかどうか、点検する病院もあり、
識者は「病院側も患者側の不満を受け止め、
信頼関係を築く努力が必要」と指摘している。
医療問題に詳しい飯田英男弁護士(68)の話
「暴力に対し、ただちに警察に通報するような
対策はもちろん必要だが、
それだけでは問題は解決しない。
医療過誤や病院の不十分な説明に対する不信が
患者側に蓄積し、暴力や暴言を引き起こしている。
病院側は、患者本位の医療は何なのかを
見つめ直し、情報公開を進めて誠実な
医療を行うことで、患者側のモラル向上を
促すことができるのではないか」
読売新聞、2007年8月20日から抜粋
以前の記事にも書いたように。
「モンスターペイシェント」って言葉は、
まだ一般には認知されていませんけど。
理不尽なクレームをつけたり、暴言、暴行を
行ったりする患者や患者の家族の事です。
ここで問題になるのは。
「モンスターペイシェント」が出るのは、
病院や医者が悪いからだ。
って論調です。
この読売新聞の記事でも、
識者とか、医療問題に詳しい弁護士とかを出して。
モンスターペイシェントのモラル低下は、
病院側の責任だ。
みたいな論調で書いていますけど。
医療問題に詳しいんだかなんだか知りませんけど。
少なくとも、医療現場の事は全然知らないであろう、
弁護士が、知った風な事を言って。
>医療過誤や病院の不十分な説明に対する不信が
患者側に蓄積し、暴力や暴言を引き起こしている。
って言っていますけどね。
本当に、これ、病院側が悪いんでしょうか。
マスコミが医療ミスじゃない、合併症とかを、
医療ミスだ、医者が悪い、って偏見で
新聞記事を書いたり、テレビで報道したりして。
そいで、患者側が病院や医者に対する不信感を
持っているのではないですか。
もちろん、病院側の説明不足や医療過誤も、
ないわけではないですから。
全部が間違っている、って訳ではないのですけど。
でも、もっと大きいのは、明らかに
マスコミの偏見報道の影響だと思いますけど。
それと、今回の記事では出ませんでしたけど。
その前の読売新聞には、こう書いてありましたね。
待ち時間が長いから、患者も怒る。
みたいな事を。
待ち時間が長いのは、本当に病院のせいですか?
日本の人口当たりの医師数は、先進国中最下位。
そいで、患者の数は約5倍いるんですから。
日本の医者は、他の先進国の
7~10倍くらいの患者を診ているんですよ。
そんなに患者診たら、少し待ったっとしても
やむを得ない面はありませんかね。
待ち時間が長い、って言ったって。
予約も何もせず、軽症の患者でも。
1~2時間位ですよね。
イギリスとか、他の国でも。
何日も、何週間も。
下手したら、何ヶ月待ち、って事だってあるんですよ。
先進国で、医者の数も日本より多くって。
患者の数も少ない国でさえ。
それでも、病院が悪いんですか?
医者の数が少ないのは、
政府が医師数削減政策をとっているからですが。
それは、病院が悪いんですか。
それとも、医者のせいですか?
説明不足に関してもそうです。
内科外来って、患者50人とか来るんですよ。
朝9時から午後1時までの、午前の枠で。
30分に6人で、4時間で48人ですよ。
そしたら、1人当たり平均5分です。
それも、患者が入ってきて、服を脱いで。
今度の予約を取ったりとか。
診察と関係ない時間を合わせて5分です。
待合室に呼びに行って、いない患者とか
そういうのがいたら、もっと時間かかるんですよ。
実質3分って所ですよ。
外来の診察時間。
これで、説明不足、って。
それは、医者の責任ですか。
30分かければ、できますけど。
そしたら、他の患者は5、6時間待ち。
とかになりますけど。
それでも良いのですか。
アメリカみたいに、一時間で4人とか。
そういう予約制にしますか?
医者は、大歓迎ですよ。
そしたら、1~2時間待ちじゃなくって。
何日か何週間か待ちますけどね、患者は。
患者の待ち時間が長いとか。
医者の説明不足とか。
全部とはいわないけど。
ほとんど医者や病院のせいにする論調は、
おかしくないですか。
はっきり言って。
モンスターペイシェント問題で。
一番の原因は、患者のモラル低下です。
患者側の要因です。
その原因で大きいのは、教育の問題。
それと、マスコミの偏見報道による
患者側の勘違いですよ。
待ち時間に関しては。
一番大きいのは、政府の医師数削減政策。
そして、医療費削減政策をする事によって、
病院の数も減らそうとしていますから。
ベッド数は、実際、減っていますし。
政府が悪いんですよ。
患者の待ち時間が長かったり、
医者が説明する時間が短いのは。
病院側が出来る対策も、
全くないわけではないですので。
できる範囲ではやるべきなので。
もちろん、多少は病院側にも問題ありますけど。
割合としては、かなり小さいと思いますよ。
それと、もう一つ。
金払っているんだから、患者は客だ。
医療はサービス業なんだから、
客の言うことを聞くのは当然だろ。
って態度ですよね。
モンスターペイシェントは。
モンスターペイシェントまではいかなくても、
ちょっとしたクレームとか言う患者や。
クレームはつけないけど、
そう思っている人も多いですよね。
マスコミの論調もそうですけど。
でも、これ間違っています。
マスコミや患者が勘違いしている事として。
医療はサービス業だ。
って事に関してなんですけど。
これは、間違いだと思いますよ。
Q、病院は、どちらに近いですか。
A,警察、消防
B,映画館、デパート
Aって答えるでしょ、皆さん。
病院っていうのは、警察や消防なんかと同じ。
国民が生活する上で、
なくてはならないものなんですよ。
医者や看護師の愛想が悪い。
とかって、言う人いますけど。
確かに、他のサービス業の、デパートの定員とか、
そういう人達に比べたら、愛想悪いかもしれませんけど。
警察官や消防隊員より、愛想悪いですか?
私には、そうは思えないんですけど。
総務省のHPにも書いてありますけど。
参照:「総務省HP,日本標準産業分類」
日本標準産業分類(平成14年3月改訂)
日本標準産業分類の変遷と第11回改訂の概要
2) 「医療,福祉」及び「教育,学習支援業」
L-サービス業は,全産業の事業所数,
従業者数の約4分の1を占め,
各種経済活動が混在していることから,
産業の実態をより明確にするため,
医療,福祉に関する分野は,
介護福祉に係る新産業の出現・多様化等に伴い,
産業規模が拡大していることから,
L-サービス業から分離して,大分類を新設。
総務省も医療福祉に関する分野。
要は、病院はサービス業じゃない。
って言っているんですよ。
残念ながら、平成14年の改訂でそうなったので。
その前までは、医療はサービス業
って言っていたのですけどね。
政府、及び総務省は。
だから、国民やマスコミが今でも勘違いしている
一番の原因は、政府なんですけどね。
でも、病院や医療はサービス業じゃありません。
今は、政府、総務省もそれを認めていますから。
もし、知らなかったのであれば、
これからは、きちんと認識するべきですよ。
そんな訳で。
モンスターペイシェントに関して。
病院や医者、看護師側にも全く責任がない。
とは、言いませんよ、私は。
だから、できる範囲で改善すべき点は、改善すべきです。
しかし、割合としては多くないですから。
全部改善されたとしても、おそらくモンスターペイシェントの
問題は解決しないでしょう。
でも、それをほとんど病院や医者の責任だ。
って言うマスコミの論調は、
間違っていると思います。
前回のコメントにも頂きましたけど。
>信頼関係が増せば、クレームも減るのではないでしょうか。
これは、全くその通りです。
しかし、1人の患者に対して3分しかなければ、
それは非常に難しくないですか?
3分でも信頼関係が築ける人もいますけど。
多くは、時間がかかると思いますよ。
学校でのモンスターペアレント問題では。
学校や教師のせいにする論調は少ないのに。
モンスターペイシェント問題で、
患者のモラル低下は、医者や病院のせい。
って論調は、偏見が入っていませんかね。
それよりも、マスコミが間違った報道を
した事によって、患者が勘違いしている。
って事の方が、大きいと思います。
マスコミは、それを自覚して報道すべきです。
医者のホンネを知りたい人は、これを読んでね!
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いろんな方達から、たくさんの意見を頂きました。
貴重なご意見ありがとうございました。
「モンスターペイシェント2」の記事に関して。
コメントが長くなったから、記事にした。
って事もあるんですけどね。
口調はともかく、多かれ少なかれ、彼と同じ様な
事を考えている一般の人達もいるだろうな。
って思って、敢えて記事にしたんですよ。
少し、コメント欄が荒れてしまいましたけど。
もっと建設的な意見が交換出来れば良いな。
って思っています。
そいで、本文やコメント欄で書いていた、
8/20読売新聞の記事。
これも、「モンスターペイシェント」関係なんですけどね。
これについて、私の意見を書いていきますね。
モラルを問う
暴力封じへ 病院一計
入院時に誓約書/警察OB配置
一部の患者からの暴力や暴言が増えている問題で、
全国各地の病院が、医師や看護師を守るための
対策に取り組み始めた。
非常警報ベルの設置などハード面の整備に加え、
暴力に及んだ場合には退院を約束する
誓約を患者側と交わしたり、
警察OBに危機管理を委ねたりする所も。
一方で、職員が不適切な言葉遣いを
していないかどうか、点検する病院もあり、
識者は「病院側も患者側の不満を受け止め、
信頼関係を築く努力が必要」と指摘している。
医療問題に詳しい飯田英男弁護士(68)の話
「暴力に対し、ただちに警察に通報するような
対策はもちろん必要だが、
それだけでは問題は解決しない。
医療過誤や病院の不十分な説明に対する不信が
患者側に蓄積し、暴力や暴言を引き起こしている。
病院側は、患者本位の医療は何なのかを
見つめ直し、情報公開を進めて誠実な
医療を行うことで、患者側のモラル向上を
促すことができるのではないか」
読売新聞、2007年8月20日から抜粋
以前の記事にも書いたように。
「モンスターペイシェント」って言葉は、
まだ一般には認知されていませんけど。
理不尽なクレームをつけたり、暴言、暴行を
行ったりする患者や患者の家族の事です。
ここで問題になるのは。
「モンスターペイシェント」が出るのは、
病院や医者が悪いからだ。
って論調です。
この読売新聞の記事でも、
識者とか、医療問題に詳しい弁護士とかを出して。
モンスターペイシェントのモラル低下は、
病院側の責任だ。
みたいな論調で書いていますけど。
医療問題に詳しいんだかなんだか知りませんけど。
少なくとも、医療現場の事は全然知らないであろう、
弁護士が、知った風な事を言って。
>医療過誤や病院の不十分な説明に対する不信が
患者側に蓄積し、暴力や暴言を引き起こしている。
って言っていますけどね。
本当に、これ、病院側が悪いんでしょうか。
マスコミが医療ミスじゃない、合併症とかを、
医療ミスだ、医者が悪い、って偏見で
新聞記事を書いたり、テレビで報道したりして。
そいで、患者側が病院や医者に対する不信感を
持っているのではないですか。
もちろん、病院側の説明不足や医療過誤も、
ないわけではないですから。
全部が間違っている、って訳ではないのですけど。
でも、もっと大きいのは、明らかに
マスコミの偏見報道の影響だと思いますけど。
それと、今回の記事では出ませんでしたけど。
その前の読売新聞には、こう書いてありましたね。
待ち時間が長いから、患者も怒る。
みたいな事を。
待ち時間が長いのは、本当に病院のせいですか?
日本の人口当たりの医師数は、先進国中最下位。
そいで、患者の数は約5倍いるんですから。
日本の医者は、他の先進国の
7~10倍くらいの患者を診ているんですよ。
そんなに患者診たら、少し待ったっとしても
やむを得ない面はありませんかね。
待ち時間が長い、って言ったって。
予約も何もせず、軽症の患者でも。
1~2時間位ですよね。
イギリスとか、他の国でも。
何日も、何週間も。
下手したら、何ヶ月待ち、って事だってあるんですよ。
先進国で、医者の数も日本より多くって。
患者の数も少ない国でさえ。
それでも、病院が悪いんですか?
医者の数が少ないのは、
政府が医師数削減政策をとっているからですが。
それは、病院が悪いんですか。
それとも、医者のせいですか?
説明不足に関してもそうです。
内科外来って、患者50人とか来るんですよ。
朝9時から午後1時までの、午前の枠で。
30分に6人で、4時間で48人ですよ。
そしたら、1人当たり平均5分です。
それも、患者が入ってきて、服を脱いで。
今度の予約を取ったりとか。
診察と関係ない時間を合わせて5分です。
待合室に呼びに行って、いない患者とか
そういうのがいたら、もっと時間かかるんですよ。
実質3分って所ですよ。
外来の診察時間。
これで、説明不足、って。
それは、医者の責任ですか。
30分かければ、できますけど。
そしたら、他の患者は5、6時間待ち。
とかになりますけど。
それでも良いのですか。
アメリカみたいに、一時間で4人とか。
そういう予約制にしますか?
医者は、大歓迎ですよ。
そしたら、1~2時間待ちじゃなくって。
何日か何週間か待ちますけどね、患者は。
患者の待ち時間が長いとか。
医者の説明不足とか。
全部とはいわないけど。
ほとんど医者や病院のせいにする論調は、
おかしくないですか。
はっきり言って。
モンスターペイシェント問題で。
一番の原因は、患者のモラル低下です。
患者側の要因です。
その原因で大きいのは、教育の問題。
それと、マスコミの偏見報道による
患者側の勘違いですよ。
待ち時間に関しては。
一番大きいのは、政府の医師数削減政策。
そして、医療費削減政策をする事によって、
病院の数も減らそうとしていますから。
ベッド数は、実際、減っていますし。
政府が悪いんですよ。
患者の待ち時間が長かったり、
医者が説明する時間が短いのは。
病院側が出来る対策も、
全くないわけではないですので。
できる範囲ではやるべきなので。
もちろん、多少は病院側にも問題ありますけど。
割合としては、かなり小さいと思いますよ。
それと、もう一つ。
金払っているんだから、患者は客だ。
医療はサービス業なんだから、
客の言うことを聞くのは当然だろ。
って態度ですよね。
モンスターペイシェントは。
モンスターペイシェントまではいかなくても、
ちょっとしたクレームとか言う患者や。
クレームはつけないけど、
そう思っている人も多いですよね。
マスコミの論調もそうですけど。
でも、これ間違っています。
マスコミや患者が勘違いしている事として。
医療はサービス業だ。
って事に関してなんですけど。
これは、間違いだと思いますよ。
Q、病院は、どちらに近いですか。
A,警察、消防
B,映画館、デパート
Aって答えるでしょ、皆さん。
病院っていうのは、警察や消防なんかと同じ。
国民が生活する上で、
なくてはならないものなんですよ。
医者や看護師の愛想が悪い。
とかって、言う人いますけど。
確かに、他のサービス業の、デパートの定員とか、
そういう人達に比べたら、愛想悪いかもしれませんけど。
警察官や消防隊員より、愛想悪いですか?
私には、そうは思えないんですけど。
総務省のHPにも書いてありますけど。
参照:「総務省HP,日本標準産業分類」
日本標準産業分類(平成14年3月改訂)
日本標準産業分類の変遷と第11回改訂の概要
2) 「医療,福祉」及び「教育,学習支援業」
L-サービス業は,全産業の事業所数,
従業者数の約4分の1を占め,
各種経済活動が混在していることから,
産業の実態をより明確にするため,
医療,福祉に関する分野は,
介護福祉に係る新産業の出現・多様化等に伴い,
産業規模が拡大していることから,
L-サービス業から分離して,大分類を新設。
総務省も医療福祉に関する分野。
要は、病院はサービス業じゃない。
って言っているんですよ。
残念ながら、平成14年の改訂でそうなったので。
その前までは、医療はサービス業
って言っていたのですけどね。
政府、及び総務省は。
だから、国民やマスコミが今でも勘違いしている
一番の原因は、政府なんですけどね。
でも、病院や医療はサービス業じゃありません。
今は、政府、総務省もそれを認めていますから。
もし、知らなかったのであれば、
これからは、きちんと認識するべきですよ。
そんな訳で。
モンスターペイシェントに関して。
病院や医者、看護師側にも全く責任がない。
とは、言いませんよ、私は。
だから、できる範囲で改善すべき点は、改善すべきです。
しかし、割合としては多くないですから。
全部改善されたとしても、おそらくモンスターペイシェントの
問題は解決しないでしょう。
でも、それをほとんど病院や医者の責任だ。
って言うマスコミの論調は、
間違っていると思います。
前回のコメントにも頂きましたけど。
>信頼関係が増せば、クレームも減るのではないでしょうか。
これは、全くその通りです。
しかし、1人の患者に対して3分しかなければ、
それは非常に難しくないですか?
3分でも信頼関係が築ける人もいますけど。
多くは、時間がかかると思いますよ。
学校でのモンスターペアレント問題では。
学校や教師のせいにする論調は少ないのに。
モンスターペイシェント問題で、
患者のモラル低下は、医者や病院のせい。
って論調は、偏見が入っていませんかね。
それよりも、マスコミが間違った報道を
した事によって、患者が勘違いしている。
って事の方が、大きいと思います。
マスコミは、それを自覚して報道すべきです。
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モンスターペイシェントは一つの例=木、でちゅよね?
I先生が立ち向かうテーマとしてるもの=森、は政府の医療費削減政策やそれにより生じた医師不足や医療裁判だと、過去エントリーを読んできて頭にみちっと詰め込まれてます。
OECD対比最低の医師数による、世界水準No.1の医療は、現場の医師達の血と汗と涙と寝不足で支えられていまちゅ。
医療通訳の方に、「外国人の方に検査の説明をする時は日本の特殊な事情も教えて下さい。」と教えて貰いました。「今からCTですよMRIですよなんて言ったらびーーっくりしてがたがた震えます。海外ではとても高額だし、一ヶ月待ちとか普通なんで。それをそんなにすぐにするとは私はそんなに重病の疑いなのかとパニックを起こす場合もあります。」とのお話しでちた。飛び込みでCTして貰えるのもありがたいのに「待たされた」と言う人もいますね。
あと、環境の整備ではアメリカのキャンペーンではPCI(経皮的冠動脈再建術)チームが喚ばれたら数分で全員集合出来るような体制作りが全米で取られたりしていますね。救命率も上がっています。加古川は、日本どこでもいつでもPCI出来るような制度にないのに、医師が責められました。
いじめの問題でもいじめた方よりいじめられた方が悪いというような乱暴な論調もありますが、今報道もそれに似た危険な香がします。
また、医療を金を払ったサービスと未だ捉えられる風潮、ではお金を払えないと健康を保てない?背筋が寒くなりまちた。
家庭医の育成にも政府や大学は力を入れていません。スペシャリストとしての教育が必要な分野と聞き知ります。
医師がたくさんいてお休みがとれて(夏休みのなかった先生もいっぱいいますよね)、元気でゆとりを持って働けることは患者さんのために大切なことだと思いまちゅ。
希望の光を見つけていきましょう。出来るはず!
I先生が立ち向かうテーマとしてるもの=森、は政府の医療費削減政策やそれにより生じた医師不足や医療裁判だと、過去エントリーを読んできて頭にみちっと詰め込まれてます。
OECD対比最低の医師数による、世界水準No.1の医療は、現場の医師達の血と汗と涙と寝不足で支えられていまちゅ。
医療通訳の方に、「外国人の方に検査の説明をする時は日本の特殊な事情も教えて下さい。」と教えて貰いました。「今からCTですよMRIですよなんて言ったらびーーっくりしてがたがた震えます。海外ではとても高額だし、一ヶ月待ちとか普通なんで。それをそんなにすぐにするとは私はそんなに重病の疑いなのかとパニックを起こす場合もあります。」とのお話しでちた。飛び込みでCTして貰えるのもありがたいのに「待たされた」と言う人もいますね。
あと、環境の整備ではアメリカのキャンペーンではPCI(経皮的冠動脈再建術)チームが喚ばれたら数分で全員集合出来るような体制作りが全米で取られたりしていますね。救命率も上がっています。加古川は、日本どこでもいつでもPCI出来るような制度にないのに、医師が責められました。
いじめの問題でもいじめた方よりいじめられた方が悪いというような乱暴な論調もありますが、今報道もそれに似た危険な香がします。
また、医療を金を払ったサービスと未だ捉えられる風潮、ではお金を払えないと健康を保てない?背筋が寒くなりまちた。
家庭医の育成にも政府や大学は力を入れていません。スペシャリストとしての教育が必要な分野と聞き知ります。
医師がたくさんいてお休みがとれて(夏休みのなかった先生もいっぱいいますよね)、元気でゆとりを持って働けることは患者さんのために大切なことだと思いまちゅ。
希望の光を見つけていきましょう。出来るはず!

論点がずれてしまうかもしれませんが・・・
確かに政府の方針が悪いのかもしれませんが、医師は悪くないと言い切れますでしょうか?
先進的な医療を行っている病院では考えられないかもしれませんが、町医者の中には・・・本当に必要なの?と考えさせられるお薬を何種類も、しかも何年も処方し続けている医師もいます。検査も同様・・。要求されるがままに薬を処方し、食事改善や生活改善で必要無くなるものもあると言うのに・・・予防・体質改善をせず、何年、何十年と処方し続けている医師がいます。
福祉施設を併設し、介護サービスによる短期入所・通所介護の利用の際に、病院を定期受診させ検査を行っているところもあります。
そんな“小さな事?”の積み重ねが膨大な医療費につながっているのではありませんか?
患者のモラル低下を指摘するならば、医師のモラル低下も指摘して欲しいと思います。すばらしい医師もたくさんいらっしゃいますが、マスコミから指摘されても仕方ないような医師もまた多い現実を、もっと知って欲しいと思います。
確かに政府の方針が悪いのかもしれませんが、医師は悪くないと言い切れますでしょうか?
先進的な医療を行っている病院では考えられないかもしれませんが、町医者の中には・・・本当に必要なの?と考えさせられるお薬を何種類も、しかも何年も処方し続けている医師もいます。検査も同様・・。要求されるがままに薬を処方し、食事改善や生活改善で必要無くなるものもあると言うのに・・・予防・体質改善をせず、何年、何十年と処方し続けている医師がいます。
福祉施設を併設し、介護サービスによる短期入所・通所介護の利用の際に、病院を定期受診させ検査を行っているところもあります。
そんな“小さな事?”の積み重ねが膨大な医療費につながっているのではありませんか?
患者のモラル低下を指摘するならば、医師のモラル低下も指摘して欲しいと思います。すばらしい医師もたくさんいらっしゃいますが、マスコミから指摘されても仕方ないような医師もまた多い現実を、もっと知って欲しいと思います。

いつも拝読しています。
自分も医者のはしくれなのでI先生の話は非常に共感できるのですが…。
「社長をだせ!―実録クレームとの死闘(川田 茂雄 著)」とかにも書いてますが、いろいろな種類のクレームがありますよね。真摯なものから、謝罪を要求するもの、金品目当てのもの、クレームが目的の「クレーマー」、暴力に訴えるもの、etcetc...。
モラルの話になってますが、
「待たせて具合が悪くなったら医療ミスだろ!!!」と熱の子供を連れて待合でわめく真摯(?)なものなど、少々自分勝手なクレームとも思いますが、「モンスター」とまで言うつもりはありません。
嫌な思いをして、改善を期待してクレームを届けようと決意した方々も、明かに理不尽なクレームと同列に「クレーマー」と言われてしまったら、不本意ではないですか。
何だか、様々なレベルの「クレーム」をそれぞれが自分の定義で議論に参加して、コメント欄が荒れ気味になってる印象です。
自分も医者のはしくれなのでI先生の話は非常に共感できるのですが…。
「社長をだせ!―実録クレームとの死闘(川田 茂雄 著)」とかにも書いてますが、いろいろな種類のクレームがありますよね。真摯なものから、謝罪を要求するもの、金品目当てのもの、クレームが目的の「クレーマー」、暴力に訴えるもの、etcetc...。
モラルの話になってますが、
「待たせて具合が悪くなったら医療ミスだろ!!!」と熱の子供を連れて待合でわめく真摯(?)なものなど、少々自分勝手なクレームとも思いますが、「モンスター」とまで言うつもりはありません。
嫌な思いをして、改善を期待してクレームを届けようと決意した方々も、明かに理不尽なクレームと同列に「クレーマー」と言われてしまったら、不本意ではないですか。
何だか、様々なレベルの「クレーム」をそれぞれが自分の定義で議論に参加して、コメント欄が荒れ気味になってる印象です。

薬の処方や検査のことであれば医師に普通に相談すればいいことでは?これでいきなり暴言を吐いたり暴力をふるうような方が問題になるのです.あと多くの薬や必要ないと思われる注射をやめようとすると決して納得せず診察室で延々ねばる患者さんも決して少なくないのが現実です.

結局は、こうした問題が生じるのは医療と言う「現時点ではどうしようもないことを扱う」分野において「医療者にのみ」責任ありとして、「医療者がなんでもできないといけない」とすることが問題なのではないでしょうか。
それぞれがそれぞれの責任を負う、という当たり前のことをやるべきなのだと思います。
それぞれがそれぞれの責任を負う、という当たり前のことをやるべきなのだと思います。

>そんな“小さな事?”の積み重ねが膨大な医療費
>につながっているのではありませんか?
>患者のモラル低下を指摘するならば、医師のモラ
>ル低下も指摘して欲しいと思います。
シェフさん,
1. 医療費が膨れる一番の原因は高額医療であり,ご指摘のポイントは医療費増大の原因としては順位的にはかなり下位にしか位置していません.
2. 論点がすり替えられていますが敢えて書きます.いないとは言いませんが,そんな医師はわずかです.
マスコミが騒ぐ医者とはどんな医者のことでしょうか?マスコミは適切な医療を行っている医師であっても,「結果が悪かっただけ」で「これは悪い医師だ」というイメージを植え付けるような書き方をしています.割り箸事件,大野事件,大淀事件などの医師はみな「適切な医療を行っていた」と言えます.マスコミが医療報道に関して(他の報道も?)如何にデタラメであるのか理解できていないようですね.「あるある」なんて氷山の一角に過ぎないんですね.「カスペ」なんてにせ医者を出して医師をこき下ろしていたようですし...
>につながっているのではありませんか?
>患者のモラル低下を指摘するならば、医師のモラ
>ル低下も指摘して欲しいと思います。
シェフさん,
1. 医療費が膨れる一番の原因は高額医療であり,ご指摘のポイントは医療費増大の原因としては順位的にはかなり下位にしか位置していません.
2. 論点がすり替えられていますが敢えて書きます.いないとは言いませんが,そんな医師はわずかです.
マスコミが騒ぐ医者とはどんな医者のことでしょうか?マスコミは適切な医療を行っている医師であっても,「結果が悪かっただけ」で「これは悪い医師だ」というイメージを植え付けるような書き方をしています.割り箸事件,大野事件,大淀事件などの医師はみな「適切な医療を行っていた」と言えます.マスコミが医療報道に関して(他の報道も?)如何にデタラメであるのか理解できていないようですね.「あるある」なんて氷山の一角に過ぎないんですね.「カスペ」なんてにせ医者を出して医師をこき下ろしていたようですし...
私が思うにですね、モンスターペイシェントの定義があいまいかと思います。
モンペってのは、医者、看護士、医療技術者などの、対応の良し悪しに関係なく、無理難題を押し付けるような人の事だと思うのです。
なので、医療者の態度が悪いとか、医療ミスの後に、患者から訴えがあったとしても、それはモンペではなくて、「クレーム」なのです。
悪い意味での「クレーム」ではなく、正当な「クレーム」。
それに対して現在多くの病院で、医療者たちは、それらをなくすために、研修会などで「技術、話し方、対応の仕方の問題点、改善点」などなど「患者満足について」を話あったり、学んだりしてると思います。
それは昨今、患者側が声をあげ、クレームが増え、また病院の生き残りもかけて、今どこも必死にやってることではないでしょうか?成果は分かりませんが・・・・
でもここで言うモンペとは、そういったクレームとはちがって、
どうにもならない、常識を逸脱した「クレーム」を言う方々のことですよね。
問題提起として、医療者の対応を問題視するのは、かまいませんが、モンペにからめて報道するのはいかがなものかと思います。
>シェフさん
>本当に必要なの?と考えさせられるお薬を何種類も、しかも何年も処方し続けている医師もいます。検査も同様・・。要求されるがままに薬を処方し、食事改善や生活改善で必要無くなるものもあると言うのに・・・予防・体質改善をせず、何年、何十年と処方し続けている医師がいます。
たしかにその通り。
しかし、現実問題、必要のない薬を減らしたり、必要のない入院を短くしたり、必要のない検査を要求する患者も少なくないのです。
なぜ必要ないのか説明しても、「いい加減なやぶ医者め!」とののしられる。
なぜなら、薬や入院や検査に安心感を覚えているのです。
タミフルの危険性が報道されても、インフルエンザが良くなるなら「自分は大丈夫だから処方しろ!」
別になくても大丈夫ですよって言っても、薬のある安心感から、欲しいと言うのです。そしてそれを完全に拒絶すれば切れる・・・・。う~ん板ばさみって話を聞いて思いました。
そして、中には生活指導をしても従わず、飲酒、喫煙、暴飲暴食。心筋梗塞とか、脳疾患とか、大きな病気になって初めて自覚する人が少なからずいるのも現状です。
みな自分だけは大丈夫とおもっているのです。だって大丈夫って思いたいでしょ?私もそう思いたいですもの。
なので、医者の技量もあげる必要がありますが、ちまたで言われる「患者力」を磨くことも大切だと思います。
そして「患者力」とは、病気や治療の知識を身につけることだけでなく、一人一人が生活習慣を見直す努力から始め、病気にならないように日々予防に心がけること、検診を怠らず、早期発見を心がけることだと思います
だらだら生活し、検診もうけず、どうにもならなくなって医者に丸なげし、「治せ!医者だろ!治らなかったら訴えてやる!」ではモンペ寸前かと思われます。
医療者、患者、双方が歩み寄って初めて良い医療が達成されるのではないでしょうか?
モンペってのは、医者、看護士、医療技術者などの、対応の良し悪しに関係なく、無理難題を押し付けるような人の事だと思うのです。
なので、医療者の態度が悪いとか、医療ミスの後に、患者から訴えがあったとしても、それはモンペではなくて、「クレーム」なのです。
悪い意味での「クレーム」ではなく、正当な「クレーム」。
それに対して現在多くの病院で、医療者たちは、それらをなくすために、研修会などで「技術、話し方、対応の仕方の問題点、改善点」などなど「患者満足について」を話あったり、学んだりしてると思います。
それは昨今、患者側が声をあげ、クレームが増え、また病院の生き残りもかけて、今どこも必死にやってることではないでしょうか?成果は分かりませんが・・・・
でもここで言うモンペとは、そういったクレームとはちがって、
どうにもならない、常識を逸脱した「クレーム」を言う方々のことですよね。
問題提起として、医療者の対応を問題視するのは、かまいませんが、モンペにからめて報道するのはいかがなものかと思います。
>シェフさん
>本当に必要なの?と考えさせられるお薬を何種類も、しかも何年も処方し続けている医師もいます。検査も同様・・。要求されるがままに薬を処方し、食事改善や生活改善で必要無くなるものもあると言うのに・・・予防・体質改善をせず、何年、何十年と処方し続けている医師がいます。
たしかにその通り。
しかし、現実問題、必要のない薬を減らしたり、必要のない入院を短くしたり、必要のない検査を要求する患者も少なくないのです。
なぜ必要ないのか説明しても、「いい加減なやぶ医者め!」とののしられる。
なぜなら、薬や入院や検査に安心感を覚えているのです。
タミフルの危険性が報道されても、インフルエンザが良くなるなら「自分は大丈夫だから処方しろ!」
別になくても大丈夫ですよって言っても、薬のある安心感から、欲しいと言うのです。そしてそれを完全に拒絶すれば切れる・・・・。う~ん板ばさみって話を聞いて思いました。
そして、中には生活指導をしても従わず、飲酒、喫煙、暴飲暴食。心筋梗塞とか、脳疾患とか、大きな病気になって初めて自覚する人が少なからずいるのも現状です。
みな自分だけは大丈夫とおもっているのです。だって大丈夫って思いたいでしょ?私もそう思いたいですもの。
なので、医者の技量もあげる必要がありますが、ちまたで言われる「患者力」を磨くことも大切だと思います。
そして「患者力」とは、病気や治療の知識を身につけることだけでなく、一人一人が生活習慣を見直す努力から始め、病気にならないように日々予防に心がけること、検診を怠らず、早期発見を心がけることだと思います
だらだら生活し、検診もうけず、どうにもならなくなって医者に丸なげし、「治せ!医者だろ!治らなかったら訴えてやる!」ではモンペ寸前かと思われます。
医療者、患者、双方が歩み寄って初めて良い医療が達成されるのではないでしょうか?

I先生、いつも楽しくブログを拝見しています。先生の意見に全く同感です。
モンスターペイシェントはクレイマーの増加とは全く次元の違う問題と私は感じています。ただのクレイマーとは訳が違います。犯罪にすれすれか、一部は犯罪そのものです。私の勤務する病院でも暴言くらいは日常茶飯事ですが、私はこういう人までモンスター呼ばわりするつもりはありません。医療の基本は医者と患者の間の信頼関係。これは絶対です。暴言をはく患者でも、どこまでも誠実にこちらも腹を割って話せば最後には大抵わかってくれます。小児科医15年の経験からこれは言い切れます。しかし、モンスターは違います。初めから悪意をもっていることが多く、理不尽な要求を突きつけたり、脅したり、暴力に出たり、次元の違う輩なのです。まったくたちが悪く、対話など成立しないのです。誠実に対応してもムダですし、モタモタしていたら医者自身の危険だけでなく周囲の患者への迷惑もありますから、毅然とした、断固たる対応が必要です。
>医療過誤や病院の不十分な説明に対する不信が
>患者側に蓄積し、暴力や暴言を引き起こしている。
飯田弁護士のこの発言は、とりようによっては「暴力容認」ともとれる大変な問題発言と私は思います。
モンスターペイシェントはクレイマーの増加とは全く次元の違う問題と私は感じています。ただのクレイマーとは訳が違います。犯罪にすれすれか、一部は犯罪そのものです。私の勤務する病院でも暴言くらいは日常茶飯事ですが、私はこういう人までモンスター呼ばわりするつもりはありません。医療の基本は医者と患者の間の信頼関係。これは絶対です。暴言をはく患者でも、どこまでも誠実にこちらも腹を割って話せば最後には大抵わかってくれます。小児科医15年の経験からこれは言い切れます。しかし、モンスターは違います。初めから悪意をもっていることが多く、理不尽な要求を突きつけたり、脅したり、暴力に出たり、次元の違う輩なのです。まったくたちが悪く、対話など成立しないのです。誠実に対応してもムダですし、モタモタしていたら医者自身の危険だけでなく周囲の患者への迷惑もありますから、毅然とした、断固たる対応が必要です。
>医療過誤や病院の不十分な説明に対する不信が
>患者側に蓄積し、暴力や暴言を引き起こしている。
飯田弁護士のこの発言は、とりようによっては「暴力容認」ともとれる大変な問題発言と私は思います。
上手く表現出来なくてすみません。
たくさんの医師が睡眠時間も取れず、休みもとれず、低い賃金で、身を削り、激務をこなされているのは、私も存じ上げています。驚異的な精神力でこなされているのでしょう・・と尊敬しています。燃え尽きてしまうのでは・・と心配もしています。 でも、悲しいかな、それは一部の最先端と言われる医療を行っている医師達。
未だに20年以上も前の医療を淡々と続けている医師も多いのです。 だから、患者は大きな病院だったら、きちんと診てくれるのでは・・と待ち時間を覚悟し、中には何ヶ月も前から予約をし、専門医を受診しているのです。
こちらにいらっしゃる先生方は、最先端医療をなさっているように感じます。“自分達は一生懸命やっている・・”実際そうなのでしょう。 だから、あえて・・・末端医療の現状をもっと知って欲しいので、コメントさせていただきました。医師全員を否定したわけでは無いのです。
患者も・・もっと勉強し、自らの体は自らが治す。医師はその手伝いをしてくれるという意識が芽生えれば、予防医療ももっと浸透するのではと感じています。
患者ももっと勉強するべきだと思いますし・・・はるか昔の医療を頑なに信じ、無知な患者を作り出している医師もまた勉強すべきだと思っています。
論点に戻りますが、医療従事者の姿勢を正す意味でも、クレームは必要かと思いますが、理不尽なクレームに対しては断固たる対処が必要かと思います。でも・・・クレームと理不尽なクレームを線引きするの事は難しく、それは、個々の判断と言う事になるのでしょうか・・。
>・・(他の報道も?)如何にデタラメであるのか理解できていないようですね。by.Lvel3さん
私は、今回の理不尽なクレームの件に対しても、他の諸々の医療事故の報道についても、マスコミ報道を信じておりません。昨今は新聞もニュースもゴシップ化していますし・・実際のところ、その場にいたわけでは無いので私には判断できませんが。事実は歪められ伝えられていると感じています。 決して医療サイドが悪いと思っていません・・何らかの意図が感じられ悲しく思っています。
たくさんの医師が睡眠時間も取れず、休みもとれず、低い賃金で、身を削り、激務をこなされているのは、私も存じ上げています。驚異的な精神力でこなされているのでしょう・・と尊敬しています。燃え尽きてしまうのでは・・と心配もしています。 でも、悲しいかな、それは一部の最先端と言われる医療を行っている医師達。
未だに20年以上も前の医療を淡々と続けている医師も多いのです。 だから、患者は大きな病院だったら、きちんと診てくれるのでは・・と待ち時間を覚悟し、中には何ヶ月も前から予約をし、専門医を受診しているのです。
こちらにいらっしゃる先生方は、最先端医療をなさっているように感じます。“自分達は一生懸命やっている・・”実際そうなのでしょう。 だから、あえて・・・末端医療の現状をもっと知って欲しいので、コメントさせていただきました。医師全員を否定したわけでは無いのです。
患者も・・もっと勉強し、自らの体は自らが治す。医師はその手伝いをしてくれるという意識が芽生えれば、予防医療ももっと浸透するのではと感じています。
患者ももっと勉強するべきだと思いますし・・・はるか昔の医療を頑なに信じ、無知な患者を作り出している医師もまた勉強すべきだと思っています。
論点に戻りますが、医療従事者の姿勢を正す意味でも、クレームは必要かと思いますが、理不尽なクレームに対しては断固たる対処が必要かと思います。でも・・・クレームと理不尽なクレームを線引きするの事は難しく、それは、個々の判断と言う事になるのでしょうか・・。
>・・(他の報道も?)如何にデタラメであるのか理解できていないようですね。by.Lvel3さん
私は、今回の理不尽なクレームの件に対しても、他の諸々の医療事故の報道についても、マスコミ報道を信じておりません。昨今は新聞もニュースもゴシップ化していますし・・実際のところ、その場にいたわけでは無いので私には判断できませんが。事実は歪められ伝えられていると感じています。 決して医療サイドが悪いと思っていません・・何らかの意図が感じられ悲しく思っています。

ひどい患者がいてその対応に悩まされてるというのは分かります
うーんしかし医師のコミュニケーションレベルが下がってるというのも確かかと思います。医師の方もいろいろ闘病関係の患者ブログにも目を通し、そちらの方をこそ啓蒙していただきたいわけで。医師ブログの中だけで声をあげてるのもどうかと思います。
リンク張ったのは検診で医師に心無い言葉をぶつけられ爆発した患者さんの記録です見てみてください。患者だけモンスターという場合でもないと思います。コメントに見る医師不審の種をどうしていくか考えるのも医師の仕事かなと思うんですよね
うーんしかし医師のコミュニケーションレベルが下がってるというのも確かかと思います。医師の方もいろいろ闘病関係の患者ブログにも目を通し、そちらの方をこそ啓蒙していただきたいわけで。医師ブログの中だけで声をあげてるのもどうかと思います。
リンク張ったのは検診で医師に心無い言葉をぶつけられ爆発した患者さんの記録です見てみてください。患者だけモンスターという場合でもないと思います。コメントに見る医師不審の種をどうしていくか考えるのも医師の仕事かなと思うんですよね
医師のコミュニケーションレベルがさがっているという統計学的なデータでもあるのですかね?
以前,同じように医師はコミュニケーションが下手な人が多いという何の根拠もない意見もありましたね.
診察時間が極めて短い(説明する時間が取れない!!)というところに根本的な問題があると思います.
一人の医師あたりの診察患者数が諸外国よりずば抜けて多い現状で充分な説明などできるわけがありません.
過労死レベルで働いてる人に,他人の心を慮る余裕がなくなるのは仕方ないと思います.
医師の労働環境の改善を国をあげて何とかしなければならないと思います.
以前,同じように医師はコミュニケーションが下手な人が多いという何の根拠もない意見もありましたね.
診察時間が極めて短い(説明する時間が取れない!!)というところに根本的な問題があると思います.
一人の医師あたりの診察患者数が諸外国よりずば抜けて多い現状で充分な説明などできるわけがありません.
過労死レベルで働いてる人に,他人の心を慮る余裕がなくなるのは仕方ないと思います.
医師の労働環境の改善を国をあげて何とかしなければならないと思います.

医療のみではなく、一般に、フリーアクセス、高いクオリティー、低コストのすべてを同時に満たすことは不可能です。国際的に低い医療費の中では、医療は「公共財」として、みんなが大切に扱うべきだと思います。最近の患者さんの一部には、医師に対して、神のような完全性を求めながら、奴隷のような労働を求める人がいるのも事実だと思います。モンスターペアレントやモンスターペイシェントに対して眉をひそめる人がほとんどだと思いますが、権利ばかりを主張する人、立場の違う他者を思いやれない人が多くなっているように思います。
「医療崩壊」にも出てくる東大名誉教授、大井玄氏は読売新聞の「論点」で医療をサービスと扱うことに対して警鐘を鳴らしています。以下に引用します。
(引用はじめ)
医療費の適正化をめぐる最近の論議を聞くと、医療サービスヘの期待が混乱しているように見える。問題の核心は、医療サービスは限られた資源を平等に利用すべき「公共財」なのか、通常の物や、サービスのような市場が評価する普通の財なのかという点である。
戦後の日本や西欧諸国は前者の立場を、米国は後者の立場をとってきた。しかし、英国はサッチャー政権以来、競争原理や民間企業の手法を導入した。それがもたらした結果について、英国で権威ある医学誌『ランセット』は今年4月30日号の社説で、こう評価した。
「すべての政治家が、医療サービスの改善を妨げる最も重要な要因への対応に失敗した。医師の破局的な士気低下である。国民医療保健制度(NHS)の下で、医師は全く勤労意欲を喪失している」
たしかに、英国の保健制度の効率の悪さは世界的に注目される。入院待ち患者が100万人を超え、入院までの平均待ち日数4か月、数万人が外科手術を1年以上待っている。しかし、この有り様でも、同国の医療は「平等」という正義が保たれているため、世界保健機関(WHO)は、6人に1人が医療保険のない米国よりも上位に評価する。米国は技術は高いが、正義に欠け、倫理的評価は低いというわけだ。
『ランセット』誌の社説は、ブレア首相が率いる労働党政権が進める医療改革で、患者中心をうたう「消費者主義」を持ち込むことは間違いだと言う。
その理由の一つに、医療サービスには市場経済原理は適用できないことを挙げる。市場経済は、消費者が十分な情報を平等に入手することを前提に、競争するゲームだが、医療でこの前提が成立した事例はない。情報へのアクセスは恐ろしく不平等だ。
二つ目に、医療はみんなが利用する公共財であり、競争を持ちこめないと主張する。
医療サービスは「平等」が重要で、患者は消費者ではなく患者だ、という論理である。私には、この主張が妥当に思える。日本は、同誌が批判する英国と同じ道を歩みつつある。例えば、小児救急センターの小児科医は昼の仕事に続いて、一夜に50、60人の子どもを不眠不休で診る。入院は、100人に1~2人に過ぎないが、不安な親は納得のいく説明(情報)を要求してやまない。対応には時間が要る。待ち時間は延びる。しびれを切らした親はついにどなる。
「お前! 2時間待たせやがって!」親は、当然な抗議行動だと思うかも知れない、しかし、真実を知らない。小児科救急は「志」の行為であり、営利事業ではないことを。小児科を生涯の天職にしよう、過酷な重労働でも誇りと生きがいを感じる若い医師が、親の一言で小児科を断念したことを。センターのやりくりがつかず、小児科救急医療がこうして崩壊しつつあることを。
医療の正義を維持することは、重いみこしをかつぐことに似ている。全員に「忍耐」が求められる。自分だけが楽をする権利があると錯覚した時、みこしは土に落ち、崩壊する。
読売新聞 「論点」 2005年11月14日
(引用終わり)
「医療崩壊」にも出てくる東大名誉教授、大井玄氏は読売新聞の「論点」で医療をサービスと扱うことに対して警鐘を鳴らしています。以下に引用します。
(引用はじめ)
医療費の適正化をめぐる最近の論議を聞くと、医療サービスヘの期待が混乱しているように見える。問題の核心は、医療サービスは限られた資源を平等に利用すべき「公共財」なのか、通常の物や、サービスのような市場が評価する普通の財なのかという点である。
戦後の日本や西欧諸国は前者の立場を、米国は後者の立場をとってきた。しかし、英国はサッチャー政権以来、競争原理や民間企業の手法を導入した。それがもたらした結果について、英国で権威ある医学誌『ランセット』は今年4月30日号の社説で、こう評価した。
「すべての政治家が、医療サービスの改善を妨げる最も重要な要因への対応に失敗した。医師の破局的な士気低下である。国民医療保健制度(NHS)の下で、医師は全く勤労意欲を喪失している」
たしかに、英国の保健制度の効率の悪さは世界的に注目される。入院待ち患者が100万人を超え、入院までの平均待ち日数4か月、数万人が外科手術を1年以上待っている。しかし、この有り様でも、同国の医療は「平等」という正義が保たれているため、世界保健機関(WHO)は、6人に1人が医療保険のない米国よりも上位に評価する。米国は技術は高いが、正義に欠け、倫理的評価は低いというわけだ。
『ランセット』誌の社説は、ブレア首相が率いる労働党政権が進める医療改革で、患者中心をうたう「消費者主義」を持ち込むことは間違いだと言う。
その理由の一つに、医療サービスには市場経済原理は適用できないことを挙げる。市場経済は、消費者が十分な情報を平等に入手することを前提に、競争するゲームだが、医療でこの前提が成立した事例はない。情報へのアクセスは恐ろしく不平等だ。
二つ目に、医療はみんなが利用する公共財であり、競争を持ちこめないと主張する。
医療サービスは「平等」が重要で、患者は消費者ではなく患者だ、という論理である。私には、この主張が妥当に思える。日本は、同誌が批判する英国と同じ道を歩みつつある。例えば、小児救急センターの小児科医は昼の仕事に続いて、一夜に50、60人の子どもを不眠不休で診る。入院は、100人に1~2人に過ぎないが、不安な親は納得のいく説明(情報)を要求してやまない。対応には時間が要る。待ち時間は延びる。しびれを切らした親はついにどなる。
「お前! 2時間待たせやがって!」親は、当然な抗議行動だと思うかも知れない、しかし、真実を知らない。小児科救急は「志」の行為であり、営利事業ではないことを。小児科を生涯の天職にしよう、過酷な重労働でも誇りと生きがいを感じる若い医師が、親の一言で小児科を断念したことを。センターのやりくりがつかず、小児科救急医療がこうして崩壊しつつあることを。
医療の正義を維持することは、重いみこしをかつぐことに似ている。全員に「忍耐」が求められる。自分だけが楽をする権利があると錯覚した時、みこしは土に落ち、崩壊する。
読売新聞 「論点」 2005年11月14日
(引用終わり)

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>mpさん
>リンク張ったのは検診で医師に心無い言葉をぶつけられ爆発した患者さんの記録です見てみてください。患者だけモンスターという場合でもないと思います。コメントに見る医師不審の種をどうしていくか考えるのも医師の仕事かなと思うんですよね
医師の心無い発言に対するクレーム、爆発は当然の事です。どんどん言いましょう。そういった患者の声が、今後その医師、病院のためでもあるのです。その声をうけて、反省し、改善がなされていくのです
しかしここで言うモンスターはそういった医療者の対応不備によるものではなく、想像を絶するようなクレームをいう方のことです。
例えば・・・
いきなり病院に来て「入院させろ!」と騒ぎ、どこも悪くないので入院は出来ないと言うと暴言を吐く。
困り果て家族に連絡したところ、家族と喧嘩し、家を追い出され、行く所がないので入院したいと・・・・
家族にも見放され、だれも迎えに来ないことを知ると、悔しさからか、さらに暴れる・・・・とか・・・。
そういうどうにも対応しきれない患者の事なのです。
医師のコミニケーションの低下と言いますが、一昔前の「医者は大先生」と崇め、ふんぞり返っていたような医師は現在では少なくなったように思います。
私は開業医なんかは、丁寧すぎると思います。
しかし、勤務医は不機嫌な方もいらっしゃいます。
皆さんの言うように、忙しいせいもあると思います。
中にはその本人の生来の性格で、態度が悪い人もいますから、そういった方は患者から声をあげ、病院をあげて反省、改善を促す必要があるのでしょう。
しかし、全体的にさほど低下はしていないと思います。
なので私は身内や知り合いが医療者の対応で憤慨した話を聞いたときは、たとえそれが自分の勤務する病院でも、きちんと病院に投書するように言いますよ。そうしないと、表ざたになりませんし、改善されないからです。
ですからここで言うモンスターと、通常のクレームとは切り離して考えねばならないと思います。
>リンク張ったのは検診で医師に心無い言葉をぶつけられ爆発した患者さんの記録です見てみてください。患者だけモンスターという場合でもないと思います。コメントに見る医師不審の種をどうしていくか考えるのも医師の仕事かなと思うんですよね
医師の心無い発言に対するクレーム、爆発は当然の事です。どんどん言いましょう。そういった患者の声が、今後その医師、病院のためでもあるのです。その声をうけて、反省し、改善がなされていくのです
しかしここで言うモンスターはそういった医療者の対応不備によるものではなく、想像を絶するようなクレームをいう方のことです。
例えば・・・
いきなり病院に来て「入院させろ!」と騒ぎ、どこも悪くないので入院は出来ないと言うと暴言を吐く。
困り果て家族に連絡したところ、家族と喧嘩し、家を追い出され、行く所がないので入院したいと・・・・
家族にも見放され、だれも迎えに来ないことを知ると、悔しさからか、さらに暴れる・・・・とか・・・。
そういうどうにも対応しきれない患者の事なのです。
医師のコミニケーションの低下と言いますが、一昔前の「医者は大先生」と崇め、ふんぞり返っていたような医師は現在では少なくなったように思います。
私は開業医なんかは、丁寧すぎると思います。
しかし、勤務医は不機嫌な方もいらっしゃいます。
皆さんの言うように、忙しいせいもあると思います。
中にはその本人の生来の性格で、態度が悪い人もいますから、そういった方は患者から声をあげ、病院をあげて反省、改善を促す必要があるのでしょう。
しかし、全体的にさほど低下はしていないと思います。
なので私は身内や知り合いが医療者の対応で憤慨した話を聞いたときは、たとえそれが自分の勤務する病院でも、きちんと病院に投書するように言いますよ。そうしないと、表ざたになりませんし、改善されないからです。
ですからここで言うモンスターと、通常のクレームとは切り離して考えねばならないと思います。

エントリー記事にも書こうと思ったのですが。
マスコミの論調は、いじめられっ子は、いじめられる方が悪い、みたいな論調と一緒ですよね。
この問題に関しては。
マスコミの論調は、いじめられっ子は、いじめられる方が悪い、みたいな論調と一緒ですよね。
この問題に関しては。
医者は悪くない、とは言い切っていませんよ、私。
記事にも書いてある通り、医療関係者側にも反省点はあるので。
そちらに関しては、反省すべきだ、と。
しかし、その割合は少ないのに、医者や病院のせいで、モンスターペイシェントのモラル低下が起きている。
というマスコミの論調に反対しているだけなので。
記事にも書いてある通り、医療関係者側にも反省点はあるので。
そちらに関しては、反省すべきだ、と。
しかし、その割合は少ないのに、医者や病院のせいで、モンスターペイシェントのモラル低下が起きている。
というマスコミの論調に反対しているだけなので。
そこ、実はポイントなんですよね。
あくまで「理不尽な」クレームや暴行、暴言を行う患者の事を「モンスターペイシェント」と言う。
と定義してはいるのですが。
その「理不尽」というのが、人によってばらばらですからね。
単なるクレーマーであれば、病院側にも反省すべき点はある。
と本文でも書いてあるのですが。
そこら辺が、難しい問題かと思いますね。
あくまで「理不尽な」クレームや暴行、暴言を行う患者の事を「モンスターペイシェント」と言う。
と定義してはいるのですが。
その「理不尽」というのが、人によってばらばらですからね。
単なるクレーマーであれば、病院側にも反省すべき点はある。
と本文でも書いてあるのですが。
そこら辺が、難しい問題かと思いますね。
そうですね。
医者側の問題の場合もありますけど。
むしろ、患者が点滴してくれ、とか検査してくれ、って事の方が多いような気がします。
確かに、一部の開業医で、そういう人がいることは否定はしませんけど。
医者側の問題の場合もありますけど。
むしろ、患者が点滴してくれ、とか検査してくれ、って事の方が多いような気がします。
確かに、一部の開業医で、そういう人がいることは否定はしませんけど。
医療問題のほとんどは、医者個人や病院の責任というよりは、政府の政策のせいなのですが。
そこら辺を、医者個人のせいにするマスコミの論調が、今回も変わっていないな、って事ですねー。
それだと、何の解決にもならないのですが。
そこら辺を、医者個人のせいにするマスコミの論調が、今回も変わっていないな、って事ですねー。
それだと、何の解決にもならないのですが。
おっしゃる通りです。
全く問題がない、とは言いませんけど。
それよりも、もっと大きな原因があるのに、その事については触れずに医者の責任にする、という論調には問題がある。
というスタンスです、私は。
全く問題がない、とは言いませんけど。
それよりも、もっと大きな原因があるのに、その事については触れずに医者の責任にする、という論調には問題がある。
というスタンスです、私は。
おっしゃる通り。
モンスターペイシェントに関しては、定義があいまいなんですよね。
我々は、かなり理不尽な患者を見て。
その人達の事を言っているのですけど。
他の一般の方達は、そんな事を知らないですからね。
「理不尽」って言ったって、どの程度なのか、普通の方はわからないので。
そこら辺が、議論がすれ違う原因なのかな、って思います。
モンスターペイシェントに関しては、定義があいまいなんですよね。
我々は、かなり理不尽な患者を見て。
その人達の事を言っているのですけど。
他の一般の方達は、そんな事を知らないですからね。
「理不尽」って言ったって、どの程度なのか、普通の方はわからないので。
そこら辺が、議論がすれ違う原因なのかな、って思います。
そうなんですよ。
モンスターは、レベルが違うので。
はっきり、定義はしていなくても、だいたい医療関係者なら、こんな人達の事だな。
って理解はできるのですけど。
一般の人達は、単なる正当なクレームをつけている患者まで、ごっちゃにしている印象がありますね。
この弁護士は、いじめられるのは、いじめられっ子が悪い、って言うのでしょうね、きっと。
モンスターは、レベルが違うので。
はっきり、定義はしていなくても、だいたい医療関係者なら、こんな人達の事だな。
って理解はできるのですけど。
一般の人達は、単なる正当なクレームをつけている患者まで、ごっちゃにしている印象がありますね。
この弁護士は、いじめられるのは、いじめられっ子が悪い、って言うのでしょうね、きっと。
もちろん、医者も反省すべき点はありますよ。
でも、1人当たり3分しか時間がなかったら、できる事は限られるんですよ。
できる限りで改善はすべきですが。
しかし、もっと根本的な事を変えないと、原因の解決にはならないと思います。
リンクも読ませて頂きました。
参考にさせて頂きます。
でも、1人当たり3分しか時間がなかったら、できる事は限られるんですよ。
できる限りで改善はすべきですが。
しかし、もっと根本的な事を変えないと、原因の解決にはならないと思います。
リンクも読ませて頂きました。
参考にさせて頂きます。
おっしゃる通り。
時間が短ければ、コミュニケーション不足になるのは当たり前だし。
過労が続けば、いらいらもしますから。
もっと根本的な原因を改善する必要があると思います。
時間が短ければ、コミュニケーション不足になるのは当たり前だし。
過労が続けば、いらいらもしますから。
もっと根本的な原因を改善する必要があると思います。
2年も前に、読売新聞で良いこと言ってるんですね。
ありがとうございました。
私の記事よりも、はるかに良い解説ですね。
今度ブログのどこかで、引用させて頂くかもしれません。
ありがとうございました。
私の記事よりも、はるかに良い解説ですね。
今度ブログのどこかで、引用させて頂くかもしれません。
昔と比べて、当然の自己主張をされる患者は増えたと思います。患者にしてみれば当然の自己主張であるが、医療者にとっては不可抗力であることも多い。医師自身に問題があるときもあると思いますし、システム上已むを得ないことも多いと思います。
私の経験ですが、月曜日など1日80人の新患が来る病院勤務時代がありました。午後は手術日で手術予定を入れています。13時半ごろ開始が多く、13時半に新患80人が終わるわけありません。また、月曜日は休日明けということもあって、診断書や紹介状を書く患者も多く、また時間がかかります。手術の執刀予定が入っていない医師が外来に残りますが、午前中は予約診察の医師も空いた時間に新患を少しずつこなし、新患担当医師二名でやっていても80人を13時半に終わらせるのは厳しく、午後に入れば、1名外来に残って残りの新患をこなしていくため、さらに待ち時間が増える。受付では待ち時間が長いことを言ったり、何時くらいの診察になるから御昼を食べに行って戻ってきてもらってもかまわないなど配慮もしていた。医療者にとっては、待ち時間が長く、早く次の患者を診ようと1人当たりの時間が短くなってその結果説明不足だと言われたとしても、不可抗力だ。しかし、患者にしてみれば、診察の結果、ちょっと消毒して薬もらっておしまいだったら、そんな診療のために6時間も待たせやがってとクレームつけるのは当然の自己主張だと私は思います。クレームつけられたとしても、どうしようもないのですが・・・。なるべく月曜日は手術件数を少なく組むように工夫したりもしてましたが、緊急の場合もありますし・・。
患者さんも、医療者の裏側を知らないにしても、大変なのだろうと察して我慢される方が、消費者の当然の権利を主張するようになったことを、モンスターと言っている様な印象があります。こういう患者さんは確かに増えたと思います。
しかし、本当に私がモンスターだと思うのは、話し合いではどうしようもない、明らかに悪意を持った、ゆすり・たかり・暴力の類の患者さんです。こういう方が昔と比べてひどく増えたとは、あまり思いません。本来モンスターはこういう患者だろうと思います。私もこういう患者さんに何度も遭遇しています。怖いです。外来中に突然の診察室への怒鳴り込み、毎日のように昼時間や当直帯にやってきては、明細書の説明をさせ、医療ミスだと騒ぎ、こちらも誠意を持って対応しようと文献を読み漁って説明しても、説明し始めから聞く態度ではなく、説明をさせてもらえず、今だったら○○円でカンベンしてやると、私や受付に来ては、断られるとドアを蹴って窓を割り、埒が明かないとなると、市役所へ投書と市長へ怒鳴り込み、これもうまくいかないとなると、さらに悪質なストーカーのような行為、これもうまくいかないと知ると、脅し脅しです。脅しだけならいいのですが、実行されましたので、非常に怖い。患者のためと思って、たとえ時間外手当がつかなくとも、深夜に出てきて処置をした結果がこれです。でも、こういう方がすごく増えたとは思いません。
私の経験ですが、月曜日など1日80人の新患が来る病院勤務時代がありました。午後は手術日で手術予定を入れています。13時半ごろ開始が多く、13時半に新患80人が終わるわけありません。また、月曜日は休日明けということもあって、診断書や紹介状を書く患者も多く、また時間がかかります。手術の執刀予定が入っていない医師が外来に残りますが、午前中は予約診察の医師も空いた時間に新患を少しずつこなし、新患担当医師二名でやっていても80人を13時半に終わらせるのは厳しく、午後に入れば、1名外来に残って残りの新患をこなしていくため、さらに待ち時間が増える。受付では待ち時間が長いことを言ったり、何時くらいの診察になるから御昼を食べに行って戻ってきてもらってもかまわないなど配慮もしていた。医療者にとっては、待ち時間が長く、早く次の患者を診ようと1人当たりの時間が短くなってその結果説明不足だと言われたとしても、不可抗力だ。しかし、患者にしてみれば、診察の結果、ちょっと消毒して薬もらっておしまいだったら、そんな診療のために6時間も待たせやがってとクレームつけるのは当然の自己主張だと私は思います。クレームつけられたとしても、どうしようもないのですが・・・。なるべく月曜日は手術件数を少なく組むように工夫したりもしてましたが、緊急の場合もありますし・・。
患者さんも、医療者の裏側を知らないにしても、大変なのだろうと察して我慢される方が、消費者の当然の権利を主張するようになったことを、モンスターと言っている様な印象があります。こういう患者さんは確かに増えたと思います。
しかし、本当に私がモンスターだと思うのは、話し合いではどうしようもない、明らかに悪意を持った、ゆすり・たかり・暴力の類の患者さんです。こういう方が昔と比べてひどく増えたとは、あまり思いません。本来モンスターはこういう患者だろうと思います。私もこういう患者さんに何度も遭遇しています。怖いです。外来中に突然の診察室への怒鳴り込み、毎日のように昼時間や当直帯にやってきては、明細書の説明をさせ、医療ミスだと騒ぎ、こちらも誠意を持って対応しようと文献を読み漁って説明しても、説明し始めから聞く態度ではなく、説明をさせてもらえず、今だったら○○円でカンベンしてやると、私や受付に来ては、断られるとドアを蹴って窓を割り、埒が明かないとなると、市役所へ投書と市長へ怒鳴り込み、これもうまくいかないとなると、さらに悪質なストーカーのような行為、これもうまくいかないと知ると、脅し脅しです。脅しだけならいいのですが、実行されましたので、非常に怖い。患者のためと思って、たとえ時間外手当がつかなくとも、深夜に出てきて処置をした結果がこれです。でも、こういう方がすごく増えたとは思いません。

待ち時間が長いのは、システム上やむを得ない。
医者や病院以外の原因も大きいのですが。
その事に関して、正当にクレームを付ける方は、モンスターペイシェントだとは思いませんよ、私も。
やはり、モンスターは全く別物だと思います。
患者の数が増えて、待ち時間が増えたのも原因の一つかもしれませんが。
でも、本当のモンスターは、それとは別に存在しますね。
医者や病院以外の原因も大きいのですが。
その事に関して、正当にクレームを付ける方は、モンスターペイシェントだとは思いませんよ、私も。
やはり、モンスターは全く別物だと思います。
患者の数が増えて、待ち時間が増えたのも原因の一つかもしれませんが。
でも、本当のモンスターは、それとは別に存在しますね。
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ありがとうございます。
参考になりました。
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特にシェフさんとmpさんのコメントは色々と考えさせられました。いやはっきり言って彼らの言っていることは論理性などの面では少しおかしいのかもしれない。ただ「彼らがなぜこのようなコメントを書こうと思ったのか」を考えると結構発見はあります。先日医療の限界を2人の友達に読ませたのですがその感想は「なんで医療者側の問題点はちゃんと書いてないの?」「書いてある事は事実なんだろうけど自分たちへの不利益に対して本を出すとネットで騒ぐ以外に医者は実際的な解決手段をとろうとしてるの?」でした。まぁ彼らも知識と読解力の面で問題があるのかもしれませんが、ただ言ってることが100%間違ってるとも思いません。われわれ医療従事者側も声を上げるなら無駄な誤解が出ないようにそれこそ0から解説する、その上で反論を予想しながら文を書く、といったことが必要なのかもしれません。

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いつも興味深く拝見させいていただいております.
私たちの声を世間に届けていただいていることに感謝します.
確かに近年「もんぺ」に近い方が増えている気がします.というか確実に増えています.I先生や我々は現場で実際に感じることですが、学校に現れる「もんぺ」などと全く同じでこれは社会全体の問題でもあると思います.
今の世の中はバブルがはじけて以降、大きな経済成長も見込めず、閉塞感が支配しています.そして競争原理に溺れたマスコミがゴシップ記事を垂れ流し、競争社会の中で人々は不安に煽られながら生きています.
そして人々の心が狭くなり、それがモンスターとなって具現化しているように思います.世間一般の友人達と話をしていると、自分はそんな人間ではないと勝手に思い込んでいても、現代の社会では誰もが無理なクレーマーや果てはモンスターとなってもおかしくないと感じます.我々医療関係者も、自分のフィールドではモンスターになることはないですが、フト気づけば他の分野でクレーマーになっていたりするかもしれません.
今のニホンジンは幸せすぎるのでしょう.日々せせこましくてすぐまわりの小さな幸せに誰も気づかなくなっています.皆がある程度運命を受け入れて、もっと心のゆとりを持てる社会になって欲しいものです.
抽象的なことばっかですみません.
私たちの声を世間に届けていただいていることに感謝します.
確かに近年「もんぺ」に近い方が増えている気がします.というか確実に増えています.I先生や我々は現場で実際に感じることですが、学校に現れる「もんぺ」などと全く同じでこれは社会全体の問題でもあると思います.
今の世の中はバブルがはじけて以降、大きな経済成長も見込めず、閉塞感が支配しています.そして競争原理に溺れたマスコミがゴシップ記事を垂れ流し、競争社会の中で人々は不安に煽られながら生きています.
そして人々の心が狭くなり、それがモンスターとなって具現化しているように思います.世間一般の友人達と話をしていると、自分はそんな人間ではないと勝手に思い込んでいても、現代の社会では誰もが無理なクレーマーや果てはモンスターとなってもおかしくないと感じます.我々医療関係者も、自分のフィールドではモンスターになることはないですが、フト気づけば他の分野でクレーマーになっていたりするかもしれません.
今のニホンジンは幸せすぎるのでしょう.日々せせこましくてすぐまわりの小さな幸せに誰も気づかなくなっています.皆がある程度運命を受け入れて、もっと心のゆとりを持てる社会になって欲しいものです.
抽象的なことばっかですみません.

全くその通りですね。
一応、反論が来る事も予想して。
それで、結構練ってから文章を書いたつもりではあったのですが。
医療関係者とそれ以外の方の認識の差は大きいな、と再認識させられました。
でも、こういう溝を埋めていくのも、私の役目かな、って思っているので。
これからも、地道に書いていこうかな、って思います。
一応、反論が来る事も予想して。
それで、結構練ってから文章を書いたつもりではあったのですが。
医療関係者とそれ以外の方の認識の差は大きいな、と再認識させられました。
でも、こういう溝を埋めていくのも、私の役目かな、って思っているので。
これからも、地道に書いていこうかな、って思います。
気を遣って頂いて、ありがとうございます。
なかなか難しいですよね。
なかなか難しいですよね。
モンスターペイシェントも、モンスターペアレントも、社会の問題ですね、多くは。
そこら辺を、マスコミももっと報道すべきだと思います。
確かに、立場が変われば我々がモンスターになる事もあり得ますが。
そうならないように、自分たちで意識するしかないと思いますよ。
そこら辺を、マスコミももっと報道すべきだと思います。
確かに、立場が変われば我々がモンスターになる事もあり得ますが。
そうならないように、自分たちで意識するしかないと思いますよ。
はじめまして、病院で勤務しております。
この記事については同感です。
短い診療時間に多くの外来患者さん。
色々と変わっていく診療報酬。
医療費削減に伴い、病院もある程度の経営を
考えると、むやみやたらな増員もできず・・・
待ち時間のクレームや、病室についてのクレーム、
食事の質や量・味、駐車場、いろんなクレームが
あがります。
改善できる部分については改善していきますが、意味不明な事を大きな声で騒いでいく方・・・
今医療では「説明」「カンファレンス」「書類」業務が多く義務化されています。
でも一人あたりの仕事量はどのくらいと考えているのでしょうか・・・
政府(診療報酬・医療費)の問題も大きいと思います。
この記事については同感です。
短い診療時間に多くの外来患者さん。
色々と変わっていく診療報酬。
医療費削減に伴い、病院もある程度の経営を
考えると、むやみやたらな増員もできず・・・
待ち時間のクレームや、病室についてのクレーム、
食事の質や量・味、駐車場、いろんなクレームが
あがります。
改善できる部分については改善していきますが、意味不明な事を大きな声で騒いでいく方・・・
今医療では「説明」「カンファレンス」「書類」業務が多く義務化されています。
でも一人あたりの仕事量はどのくらいと考えているのでしょうか・・・
政府(診療報酬・医療費)の問題も大きいと思います。

はじめまして。
やっpり、モンスターはどこの病院でもいるんですよね。
政府の方針の影響も大きいと思いますねー。
やっpり、モンスターはどこの病院でもいるんですよね。
政府の方針の影響も大きいと思いますねー。
こんにちわ
僕が思うにサービス業の概念がおかしいんだと思いますよ。
サービス業というのはもともと形の無いものを提供する業という意味ですからヘイコラしなくてはならないなんてこと無いんです。
ただ形の無いものを扱う業の人はヘイコラすることも含めて提供物とする形態が多いのでサービス業=ヘイコラという勘違いが発生しただけです。
またサービスという言葉には奉仕とか貢献という意味がサービス業という言葉とは別に存在するのでちょっと英語が苦手な人が勘違いしちゃってるんじゃないですかね。
そもそもサービス業だからって居丈高に対応してくる人とは付き合いたくないですね。
サービスの質が低ければ単純に値段に含まれていないだけと認識して、次から高くても別の店に行くだけです。
僕が思うにサービス業の概念がおかしいんだと思いますよ。
サービス業というのはもともと形の無いものを提供する業という意味ですからヘイコラしなくてはならないなんてこと無いんです。
ただ形の無いものを扱う業の人はヘイコラすることも含めて提供物とする形態が多いのでサービス業=ヘイコラという勘違いが発生しただけです。
またサービスという言葉には奉仕とか貢献という意味がサービス業という言葉とは別に存在するのでちょっと英語が苦手な人が勘違いしちゃってるんじゃないですかね。
そもそもサービス業だからって居丈高に対応してくる人とは付き合いたくないですね。
サービスの質が低ければ単純に値段に含まれていないだけと認識して、次から高くても別の店に行くだけです。

たしかに。
形のないもの、って意味ではそうなのかもしれませんね。
思いっきし、勘違いですけど。
値段を自由に決められないって時点で、既にサービス業じゃないんですけどね、医療。
形のないもの、って意味ではそうなのかもしれませんね。
思いっきし、勘違いですけど。
値段を自由に決められないって時点で、既にサービス業じゃないんですけどね、医療。
始めまして。ちょっと風邪を引いたくらいで必要のないお薬出す日本は?です。。
抗生物質必要ないのに、飲まされたり、まるで家畜の豚ですよね?
健康なのが一番ですね。。中には、本当に悪質な医者がいてこれが医療不信につながるのでしょうね。。
応援ポチ!!!
抗生物質必要ないのに、飲まされたり、まるで家畜の豚ですよね?
健康なのが一番ですね。。中には、本当に悪質な医者がいてこれが医療不信につながるのでしょうね。。
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ちょっと風邪引いたくらいなら、家で寝てるか。
せいぜい、薬局に行けばよいのですけどねー。
せいぜい、薬局に行けばよいのですけどねー。