現役医師、循環器内科医(Dr. I)が医療について、詳しくわかりやすく解説するブログ。 引用、転載は自由ですが、その際は必ず引用元を明記して下さいね!
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日本医師会の大罪
日本医師会の大罪」に関しては、
いろんな医師ブログで取り上げられているので、
ちょっと出遅れた感じはしますが。

このブログでも何回も紹介している本。
医療崩壊」と、「医療の限界」の作者、
虎の門病院、泌尿器科の小松秀樹先生から、
ロハスメディカルブログの川口さんに
興味深い文章が届いたので。
このブログでも、紹介させて頂きますね。
長崎で開かれた講演会で話した内容だそうです。


『医療事故調査委員会』の記事を書いた段階では、
もしかしたら現場の医師にとっても、
良い制度ができるかな、って思っていたのですが。
なんか、まるっきり逆の方向に動き出しているみたいですね。
残念です。

そもそも、「診療行為に関連した死亡究明等の
在り方に関する試案
」いわゆる
第二次試案」ってやつは、
医療事故を繰り返さないために作る。
その為に、航空機事故のような制度を作る。
って事だと思ったのですがね。

航空機の事故の場合、今後二度とこういう
事故を起こさない、という事を第一

考えていますので。
真実を追究する、というのを一番の目的にしています。

パイロットは包み隠さず、本当の事を話しなさい
その替わり、罪には問いませんよ
ってシステムです。


裁判では、自分に不利と思われる証言はしなくて良い。
って事になっていますよね。
ドラマなんかでも、「あなたには黙秘権がある」
とか、って出てきますよね。

これは憲法で保障された基本的人権なのですから。
それが、悪い事だというわけではありません。

届け出をしなかったら罰する」っていう事は、
その憲法で保障された権利すら、
医師には与えない、って事です。

しかも、結局そんな変な制度を作ったら、
真実を解明する、もう二度とこんな事は起こさない
っていう本来の主旨からは、逆に遠くなってしまいます。


現場の医師にとっても、遺族にとっても、
それを裁く法律家にとっても良い制度を作ろう。
って事で新しい制度を作ろうとしたはずなんですが。
それが、なんだか全く別の物になりそうな勢いですね。

しかもその案に開業医の団体「日本医師会」は、
賛成しているんですよ。



以下引用。

日本医師会の大罪
 虎の門病院 泌尿器科
         小松秀樹

国民と患者のため、医療の改善と向上のため、
現場の医師による自律的な集団が必要である。
厚生労働省は医師に対する全体主義的な
統制を行う強大な力を手に入れつつある。

過剰な統制は自律性を奪い、医療システムを破壊する。
日本医師会の役員の一部は
全ての現場の医師を裏切り、厚労省に加担した。
いま、日本医師会に対し、
現場の医師は自らの意見を明確に主張しなければならない。
国民と患者には、自分達自身と家族のために、
現場の医師を支援していただきたい。


07年10月17日、厚労省は診療行為に関連した
死亡に係る死因究明等の在り方に関する
第二次試案を発表した。

その骨子は以下のようなものである。

1)委員会(厚労省に所属する八条委員会)は
 「医療従事者、法律関係者、遺族の立場を代表する者」
 により構成される。

2)「診療関連死の届出を義務化」して
 「怠った場合には何らかのペナルティを科す」。

3)「行政処分、民事紛争及び刑事手続における
 判断が適切に行われるよう、」
 「調査報告書を活用できることとする」。

4)「行政処分は、委員会の調査報告書を活用し、
 医道審議会等の既存の仕組みに基づいて行う」。


第二次試案は、この制度の検討会の座長で
刑法学者である前田雅英氏の主張
「法的責任追及に活用」(讀賣新聞07年8月14日)
に一致している。

法的責任追及という理念の実現が目的であり、
これが現実に人々に何をもたらすのかを、
多様な視点から考えた形跡がない。

日本の刑法学はマルキシズムと同様、
ドイツ観念論の系譜にある。
理念が走り始めるとブレーキがかかりにくい。
ここまでの統制が、医療に対して求められなければ
ならないとすれば、他の社会システム、
例えば、裁判所、検察、行政、政党、株式会社、
市民団体などにも、相応の水準の
統制が求められることになる。
理解しやすくするためにこの状況を
メディアに置き換えてみる。


1)報道被害調査委員会を総務省に
 八条委員会として設置する。
 事務は総務省が所管する。

2)委員会は「報道関係者、法律関係者、
 被害者の立場を代表する者」により構成される。

3)「報道関連被害」の届出を
 「加害者側」の報道機関に対して義務化し、
 怠った場合にはペナルティを科す。

4)行政処分、民事紛争及び刑事手続における
 判断が適切に行われるよう、
 調査報告書を活用できることとする。

5)ジャーナリストの行政処分のための
 報道懲罰委員会を八条委員会として
 総務省に設置する。
 報道被害調査委員会の調査報告書を活用して、
 ジャーナリストとして不適切な
 行動があった者を処分する。
   

厚労省医政局の幹部には歴史的視点と
判断のバックボーンとなる哲学が欠如している。
そもそもわが国の死亡時医学検索制度の
貧弱さこそが問題なのだという現状認識すらない。

このような異様な制度は、
独裁国家以外には存在しない。
独裁国家ではジャーナリズムが
圧殺されたばかりでなく、
医療の進歩も止まった。
私は、自由とか人間性というような主義主張のために、
過剰な統制に反対しているのではない。
この制度が結果として適切な医療の提供を
阻害する方向に働くからである。

システムの自律性が保たなければ
そのシステムが破壊され、機能しなくなる。
「システムの作動の閉鎖性」(ニクラス・ルーマン)は、
社会システム理論の事実認識であり、
価値判断とは無関係にある。

機能分化した個々のシステムの中枢に、
外部が入り込んで支配するようになると、
もはやシステムとして成立しない。

例えば、自民党の総務会で市民団体、
社民党、共産党の関係者が多数を占めると、
自民党は成立しない。
内部の統制は内部で行うべきであり、
外部からの統制は裁判のように、
システムの外で実施されるべきである。

そもそも厚労省は、医療を完全に支配するような
強大な権力を持つことの責任を
引き受けられるような状況にあるのだろうか。

当否はべつにして、厚労省はメディア、
政治から絶え間ない攻撃を受け続けてきた。
政府の抱える深刻な紛争の多くが
厚労省の所管事項である。

憲法上、政治が上位にあるため、
厚労省は攻撃にひたすら耐えるしかない。
しばしば、攻撃側の論理を受け入れて、
ときに身内を切り、現場に無理な要求をしてきた。

現在の厚労省に、社会全体の利益を配慮した
ブレのない判断を求めることは無理であり、
強大な権限を集中させることは、
どう考えても危険である。

第二次試案発表から15日目の07年11月1日、
ほとんど報道されなかったが、日本の医療の
歴史を大きく変えかねないような重要な会議があった。

自民党が、医療関係者をよんで、
厚労省の第二次試案についてヒアリングを行った。
厚労省、法務省、警察庁の担当者も出席した。

日本医師会副会長の竹嶋康弘氏、
日本病院団体協議会副議長の山本修三氏、
診療行為に関連した死亡の
調査分析モデル事業事務局長の
山口徹虎の門病院院長(立場としては学会代表)が
意見を述べた。

私はめったなことでは驚かないが、
この会議の第一報を聞いたときには、びっくりした。
全員、第二次試案に賛成したのである。

なぜ驚いたか。07年4月以来、
この制度について検討会で議論されてきた。

ヒアリングに出席した山口徹モデル事業事務局長、
日本医師会の木下勝之理事、
日本病院団体協議会の堺秀人氏、の三氏は
検討会の委員として、この間、議論に加わってきた。

私自身、第二回検討会で意見を述べる機会を得たが、
検討会では猛スピードで議論がすすめられた。
議論はかみ合わず、かみ合わせようとする努力もなしに、
多様な意見が言いっぱなしになった。

8月24日に発表された「これまでの議論の整理」も、
多様な意見が併記されていただけだった。

自民党の働きかけが、モデル事業、日本医師会
日本病院団体協議会の三者に、
第二次試案に対し賛成か反対か態度を
鮮明にすることを迫った。

自民党の迫力に背中を押されて、
三つの団体が賛成の機関決定をした。
結果として、自民党に対し、大半の医師
第二次試案に賛成しているというメッセージを送った。

日本医師会はなぜ賛成したのか。
前会長は、小泉自民党と対立した。
現会長になって、自民党につきしたがうようになったが、
それでも邪険にされつづけている。

日本医師会の最大の関心事は診療報酬改定である。
現在、診療報酬の改定作業が進行中である。
厚労省の第二次試案に賛成することが、
自民党を支えることになり、
診療報酬改定で自分たちが有利になる
との期待があると考えるしか、
日本医師会の行動を合理的には解釈できない。
だとすれば、目先の利益を、
今後数十年の医療の将来に優先させたと
非難されるべきである。

よく考えると、日本医師会の行動が、
目先の利益につながるのかどうかも疑わしい。
自民党内にも、第二次試案に対する疑問の声はある。

第二次試案の真の姿が、
社会に広く理解されるようになったとき、
第二次試案でよいとする説得力のある理由が
用意できていなければ、
日本医師会の信頼性が更に低下する。

実際、一部の医師会役員は、
執行部が第二次試案に賛成したことを知って
激怒したときく。

私には、日本医師会
時代から取り残されているように思える。

現場で働く開業医と議論すると、
日本医師会の中枢を占める老人たちとの間に、
越え難い溝があることがよく分かる。
この危うい状況を本気で検証して、
対策を講じないと日本医師会に将来はない。

現場の医師はどうすべきか。
このままだと、医療制度の中心部に
行政と司法と「被害者代表」が入り込み、
医師は監視され、処罰が
日常的に検討されることになる。

この案に反対なら、それを示さないといけない。
自民党の理解では、医師がこの案に
賛成していることになってしまったからだ。

モデル事業運営委員会、日本医師会の指導者、
病院団体に意見を撤回させて、それと同時に、
多くの医師がこの案に反対していることを
自民党にも分かるようにしなければならない。

学者は無視して、ここは、行動の対象を
最大の政治力を持つ日本医師会
一部役員に絞るべきである。

第二次試案では、勤務医のみならず、
開業医も厚労省のご機嫌を伺いながら、
常に処分を気にしつつ診療することになろう。

積極的な医療は実施しにくくなる。
開業医勤務医の共通の問題と捉えるなら、
日本医師会内部で執行部に抗議をして
撤回を迫るべきである。

しかし、第二次試案開業医より、
勤務医にとってはるかに深刻な問題である。

第二次試案は主として勤務医の問題といってよい。
産科開業医等を除くと、日本の診療所開業医
高いリスクを積極的に冒すことによって
生死を乗り越えるような医療にあまり関与しない。

勤務医の多くは、目の前の患者のため、
リスクの高い医療を放棄できない。

日本医師会には多くの勤務医が加入している。
勤務医日本医師会の関係が問題になる。
端的にいうと、日本医師会が勤務医の意見を
代弁してきたのかということである。

勤務医は収入が少ないので、
会費が安く設定されている。
このためかどうか知らないが、
代議員の投票権がない。
発言権がないといってよい。

それでも、日本医師会医師を代表する
団体であるとして振舞いたいので、
勤務医の加入を推進してきた。

勤務医開業医が対立すると、
厚労省のいいように分割統治されるので、
勤務医日本医師会に加入すべきだ」
という論理が使われてきたが、日本医師会は、
常に、開業医の利害を代弁し、
勤務医の利害には一貫して冷淡だった。

最近、日本医師会の役員が、勤務医の利害を
配慮してこなかったと反省を表明するようになったが、
今回の問題でそれが
リップサービスに過ぎないことが明白になった。

どうみても、勤務医は「だしにつかわれてきた」
と考えるのが自然である。

そこで勤務医のとるべき態度である。
これは、日本医師会に抗議すれば
済むような生易しい利害の抵触ではない。

第二次試案に賛成か、反対かを確認するだけで、
抗議する必要はない。
生命を救うためにぎりぎりまで努力する
医師を苦しめ、今後数十年の医療の混迷を
決定づける案に日本医師会が賛成していることが
確かならば、すべての勤務医
日本医師会を脱退して、
勤務医の団体を創設すべきである。

開業医勤務医の大同団結を説く声をよく聞く。
従来、その立場をとってきた友人が、
今回の日本医師会の行動をみて、
医師会に期待することの
限界を感じたと連絡してきた。

そもそも、勤務医医師会の第二身分に
据え置かれるような形が続く限り、人間の性質上、
勤務医が本気で医師会と協調することはありえない。

勤務医の組織ができて初めて、
協調の基盤ができる。

今では医師会の理不尽なルールそのものが、
医師会の正当性を阻害し、開業医の利益を損ねている。

まず実施すべきことは、勤務医医師会の創設と、
患者により安全な医療を提供するための、
勤務環境改善を含めた体制整備である。

この中には、再教育を主体とした医師
自浄のための努力も含まれる。
自浄作用がないような団体が、
自分の利益を言い募っても、
周囲には醜く映るだけで説得力はない。

臨床医として活動する医師の登録制度を
自律的処分制度として活用している国が多い。
全ての勤務医と一部の開業医だけでも、
なんとか工夫をして、国の力を借りずに
自浄のための制度を立ち上げたい。
これは国民に提供する医療の水準を向上させ、
かつ、医師が誇りを持って働くことにつながる。


引用元:『小松秀樹先生より』


この、「診療行為に関連した死亡究明等の
在り方に関する試案
」いわゆる
第二次試案」っていうのは、
どういうものかっていうと、

本文にも書いてあるけど。

診療関連死があったら、絶対に届けなさい。
じゃないと、罰します。
しかも、その委員会には、遺族も入ります。
ホントの事を言って下さいね。
その結果、判断するんですけど。
下手したら、自分で出した証拠によって、
医者が逮捕される事もありますよ。


って言う案ですよ。
簡単に言うなら。


中立な第三者が、証拠をきちんと判断して。
それで、次に同じ様な悲劇が起こらない為に。
それを参考にしたいから、事実を出しなさい。
事実を追求したいので、医師を罪に問う事はしませんよ
っていう、ごく当たり前の、航空機事故とか、
他の先進国でやっているような制度であれば、
多くの医師は賛成すると思いますよ。

最近は、医師はいつ逮捕されるか、って事で
びくびくしながら、診療していますからね。
みんな。
その状況が変わるなら良いかな、って思いますから。

それが、むしろまるっきり逆

ただ、届け出をしないだけで、罰しますよ。
しかも、届け出を出して、証拠を提出したら、
その証拠によって、自分が逮捕されるかもしれない。
って。

そんな訳のわかんない案ですよ、これ。

それに、なんと日本医師会賛成したんですよ。


一般の人からみたら、
日本医師会」っていう団体は、
日本の医師全員を代表する団体で、
日本の医師全員
日本医師会」に入っているのかな。
って思うかもしれませんが。

これは、大間違いです。

日本医師会っていうのは
開業医」の団体です。

医者っていうのは、大きく分けて2種類。
勤務医開業医にわかれます。

勤務医っていうのは、病院に勤めて、
ある一定の給料を貰っていますから。
はっきり言うと、「サラリーマン」と同じです。
別の言い方をすれば「労働者」です。

開業医っていうのは、自分のお金で
自分の病院診療所を作って、それで稼いでいますから。
一言で言うと、「社長」です。

社長っていっても、大企業の社長とか、
小さい企業の社長とかいろいろいますけど。
別の言い方をすると「資本家」です。


労働者資本家の違いは、
人に雇われる方か、人を雇う方か、って事で、
給料の金額自体は、全く関係ありません


はっきり言って、雇う方雇われる方
会社で言うと、企業労働者や労働組合
の関係ですから。

そういう意味では、全く別の人種なんですよね。
医療を行う、医師免許を持っている、
って事は同じなんですけどね。

だから、双方に利益になる事、っていうのは、
あんまりないんですよね、実は。

企業は、労働者の賃金が減ったら嬉しいけど、
逆に労働者は、賃金が減ったら悲しいですよね。

それと同じです。

立場が違う人が、同時に利益を得る
って事は非常に難しいんですよ。


日本医師会っていうのは、主に「開業医
つまり、資本家、社長達の集まりです。
それに、一部労働者、勤務医が入っている
団体なので。

多くの病院に勤めている医師には、
全く関係のない団体
なんですよ。

多分、医師ブログ書いている人も、
多くの医師は、日本医師会には入っていません。
私も、入っていません。

だって、年会費何万円も取られるけど、
全くメリットないんですから。

開業医の年会費は、もっともっと高いようですけどね。


で、日本医師会の幹部っていうのは、
開業医しかなれないようになっているんですよ。

だから、当たり前なんですけど。
日本医師会の意見っていうのは、
開業医に都合の良い意見になります。

開業医にも勤務医にとっても、双方にとって
メリットのある事であれば、
それに賛成してもらっても良いのですけど。

開業医にはメリット勤務医にはデメリット
という案があったとしたら。
間違いなく、開業医にとってメリットのある案に、
賛成するんですよ。
日本医師会っていう団体は。


今回の「診療行為に関連した死亡究明等の
在り方に関する試案
」いわゆる
第二次試案」ってやつは、
はっきり言って、勤務医にとっては
何のメリットもありません。

むしろ、デメリットだらけです。

開業医は、患者が自分たちの手に負えない
って思ったら、
最終的には病院に送る場合が多いですから。
開業医にとっては、あんまり関係ないんですよ。

でも、勤務医にとっては、死活問題というか。
下手したら、これで辞める医者もでるかもしれません。

ここで譲歩したら、もしかしたら診療報酬で、
開業医にとってメリットあるかも
っていう安易な考えで、
日本医師会っていう団体は、
日本の勤務医全てを敵に回した
と言っても、過言ではないと思います。

だから、「怒れ勤務医」、「勤務医よ、行動しろ
って言ってるんですよ、
小松先生は。


でも、残念な事に。
世の中の大半の医者は、そんな事が起こっている
事も知らずに、ただ診療をしているんですよ。


正直言って、残念ですね。
私は。

自分の運命を決める重大な事が決まりかけているのに、
それに対して全く興味を持たない医師が多いなんて。



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この記事へのコメント
罪に問われる可能性があれば、証言を拒否できるというのは、憲法に記載された基本的人権じゃないですか。もし、この人権を認めないとしたら、それはその人を人間とはみなさない奴隷のような存在だとしてしまうことに等しい。

ですから、
>罪に問われるかも、って思ったら自分に都合の悪い事は話さないに決まっていますからね、人間。
こういう見方は、何か違和感を感じます。

都合が悪いから話さない、話してくれなければ制度として有効にならない、じゃ、話さないような不心得者にはより思い罰を科そうってことになりませんか。
そうじゃなく、これは憲法で保障された基本的人権なのだ、それを制度として否定することは人を否定することに等しいことなのだというのが、もっと強調されるべきじゃないかと。

それと、もう一点違和感を感じたのは、なんか敵の分断策に乗っかってしまっているような。分断策ってのは、奴隷支配の古来からの鉄則です。そして、現在でも非常に有効でもある。
私は医師会員で、かつ開業医(町医者)です。もう20年も前に逃散した(その当時は、まだ逃散先があったってこと)。しかし、政府および与党は、その逃散先をつぶしにかかってます。あの、開業医の年収は勤務医の何倍だとかいう政府のデマなんて、その典型じゃないでしょうか。
勤務医と開業医は、別人種じゃない、同じ医師です。共闘しないと。
敵の分断策の乗っかっては、絶対にいけない。
ある町医者の診療日記[URL] 2007/11/29(木) 06:44 [EDIT]
確かに……
Dr.I様>

 ひどい話ですね。
 今試案通りの制度だと、およそ「公正な裁判」を行うために必要な鉄則である「裁定者の中に利害関係者が入ってはいけない」って原則が覆されるわけで、しかも「医師の自律を阻害する」のだから、話になりませんね。
 医師会には「広い視野にたって」判断して欲しいものです。

ある町医者の診療日記様>

 確かにおっしゃるとおりですね。
 黙秘は憲法に保障された権利(偽証は犯罪ですが)であり、しかも「何人たりとも」とわざわざ但し書きの付いた権利なのですが、それを侵害することを合法化する今回の精度試案は、そうした面からも批判されるべきですね。
 あと、「分断政策」ですが、先に乗っかったのは開業医の方で勤務医ではないのでは?「同じ医師であるのだから団結しよう」と呼びかけるなら、まず折れるべきは開業医のような気がしますが……と、医師でもなんでもないのに差し出口を叩いて申し訳ありません。
Lich[URL] 2007/11/29(木) 10:10 [EDIT]
by our joint effort
ロハスメディカルブログで一連の記事は拝見してまちた。あとあかがま先生のとこ解りやすい。

11/22にロハスメディカルの川口様のところに小松先生から届いた文章で最後の部分に感動しました。引用します。→「多くの若い医師がネットを利用して、横断的な組織を作りつつある。日本の医療の根幹部分を勤務医が支えていることは間違いない。いつまでも弱者と思わずに、自信を持って行動して欲しい。流れは我々にある。」←引用終わります。誇りを感じます。

開業の先生と勤務医、小松先生のこのお考えにロハスメディカルでも疑問を呈するコメントがありましたが、ロハスの川口様が「(小松先生は)恐らく未だ方法論を模索中と思われいくらでも改善の余地はあるはずです」旨、お返事をされていました。
難しいことはわかりません、ただ、分裂、分断…”分”という文字には物々しい言葉もありますが、政治的に相入れないorganizationを今後もし作られたとしたら、その中でもなるべくbenefitを”分かち合う”ことがどこかで出来るような流れが見つかるといいなと思いまちゅ。
エビ[URL] 2007/11/29(木) 11:29 [EDIT]
全く
興味がないわけではないんですけどねぇ・・・。

正直、あきれてものが言えない人が多いのではないでしょうか。

犯罪者に黙秘権を認めているのに、医師は「都合の悪いことも包み隠さずに話せ、でないと罪に問うぞ。そしてその証言で逮捕してやるからな。」なんて言われて黙っているのは無抵抗にも程があります。

しかしこれは、開業医も困ることになると思うんですがねぇ。

それにしても・・・、ここまで虐げられる職種は他に見たことがありませんね。
RDM[URL] 2007/11/29(木) 15:02 [EDIT]
はじまして☆
こないだはわたしのブログにコメントを頂き、ありがとうございました。URLを辿ってお邪魔させて頂きました。
とても難しい問題を取り上げておられるのですね。わたしは医者ではありませんし具体的にコメントするのはとても難しいのですが、こういう問題はお医者さん以外の人も考えてみるべき大切な問題だと思います。国やお医者さんに一方的にお任せしているだけでは、結果的に患者も満足できる医療を受けることはできないと思うからです。
また勉強しにお邪魔させて頂きます☆
渋谷ナオ[URL] 2007/11/29(木) 17:14 [EDIT]
>ある町医者の診療日記先生
なるほど。
前半の部分は、たしかにその方が良いですね。
本文も、変更させていただきました。

後半の部分に関してですが。
分断作戦に乗っているっていうのは、考え方次第ですが、
あまりに、勤務医の反応が鈍いので。
勤務医の皆さんも考えて下さい、っていう問題提起です。

ちょっと過激な表現かもしれませんけど、あえてそういう表現を使いました。

勤務医と開業医が敵対する、とは思っていないのですが。
一方は労働者で、もう一方は資本家、という考え方っていうのは、実は医者でもあんまり意識していないので。
そういう事を再確認してもらう、っていうのもあって、敢えてそういう書き方をしました。

労働者と資本家、っていう意味では反対の人種って意味では、間違っていないので。
これを訂正する事はしません。

ただ、敵対関係にある、とは私は思っていませんよ。
Dr. I[URL] 2007/11/29(木) 20:47 [EDIT]
>Lichさん
ホントに、ひどい案なんですよ。
しかも、それに賛成する日本医師会って(汗)

正直言うと、そんな事やるなら医師会を見切るぞ、って事くらい言って、勤務医が医師会のお偉いさんにプレッシャーをかける、って事をしてほしいのですよ。

その結果、仲間割れして欲しいわけではありません。
Dr. I[URL] 2007/11/29(木) 20:49 [EDIT]
>エビさん
私も、全く小松先生と同じ考え、っていうわけではないのですが。
勤務医に立ち上がって欲しいという気持ちは同じなので。
敢えて、そのまま引用させていただきました。

Dr. I[URL] 2007/11/29(木) 20:51 [EDIT]
>RDM先生
多分、こういうブログを読んで、コメントまでしてくれている医師は、考えている方だと思いますよ。
まあ、ブログ読んでいない人に、ブログで書いても通じないんですけどね(笑)

医者は、犯罪者以下、って事っすかね(涙)
Dr. I[URL] 2007/11/29(木) 20:53 [EDIT]
>渋谷ナオさん
はじめまして。

ちょっと今回のは、難しい話だったので。
そのまま載せるのは、どうしようかな、って思ったのですけどね。
中身は良い事書いてあったので、そのまま引用しました。

医者以外の人達にも考えて貰う、って事も非常に大事な事だと思いますよ。
Dr. I[URL] 2007/11/29(木) 20:54 [EDIT]
虎の門
単純な疑問ですが、だれも突っ込まないので。

院長と副院長が割れても不思議はないが、
> 山口徹虎の門病院院長
も賛成したと・・・。

小松氏は現場の病院でどう思い、どう行動するのだろうか。私なら講義した後即辞めです。
雪の夜道[URL] 2007/11/30(金) 02:48 [EDIT]
わたしも開業してから医師会入りました。開業すると、医局とも疎遠になり、地域のなかで医師会に入っていないと、見えない報復を受けるような、仲間はずれにされるような、ただならぬ雰囲気があります。私など医師会の中で末端中の末端ですが、そんなことがあったとは知りませんでした。山のように通達が毎日のように医師会から届き、すべて目を通す時間もありません。
開業医の私が言うのもなんですが、医師会の医師は、患者のためにどうこうというよりも、患者を取った取られたでまじめに怒っている先生もいて、切なくなります。儲けをとられたと言っているようなもので。
残念ながら、市民病院に急変患者を送るのは已むを得ません。そのかわり慢性期医療を開業医で受入して、急性期は市民病院などの中核病院へ集めるような分業ができればよいと思っていますが。あ 本来の趣旨をはずれたコメントですね。すいません。
りん[URL] 2007/11/30(金) 14:17 [EDIT]
>雪の夜道先生
鋭い。

でも、わざわざ
>山口徹虎の門病院院長(立場としては学会代表)

って()をつけてかいていますので。
その後に、なんか話しているんだと思いますよ。

どんな事はなしたか、すごく興味ありますがw
Dr. I[URL] 2007/11/30(金) 20:04 [EDIT]
>りん先生
ほんと、医師会って。
なんか閉鎖的で、封建社会っていうか。
誰の為にあるんでしょうかね、あの団体。

既得権益の塊なんでしょうか。

多分、悪いのは上の方の人だけなんでしょうけど。
でも、嫌になっちゃいますよね。
Dr. I[URL] 2007/11/30(金) 20:05 [EDIT]

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責任の所在
クジラ救出作業中の死亡事故で減免署名約8300人(11月28日 産経新聞)  [つづきを読む]
kameの いい味出してね | 2007/11/29(木) 13:25
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