現役医師、循環器内科医(Dr. I)が医療について、詳しくわかりやすく解説するブログ。 引用、転載は自由ですが、その際は必ず引用元を明記して下さいね!
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「全国医師連盟」設立へ
全国医師連盟」っていう新しい医師の団体が、
設立する事になりましたよ!

「日本医師会の大罪」
「勤務医よ、立ち上がれ!」
の記事でも書いたように。
日本医師会というのは、おおざっぱに言うと、
開業医の利益を考えて動く団体です。

日本医師会のメンバーには、開業医だけでなく、
勤務医もいるのですけど。
いわゆる幹部と言われる人達は、
ほとんど全員、開業医ですから。
当然、日本医師会勤務医の事よりも、
開業医の利益の事を優先的に考える事になります。

以前の記事でも書きましたけど。
日本医師会に力があって、開業医にも、
勤務医にもメリットがある団体であるうちは
良かったのですけど。

だんだん、日本医師会自体の力が弱くなって。
結局、勤務医の事まで考える事ができなくなって、
あげくの果てには、勤務医を売る
という始末になってしまいました。


まあ、今回の件だけでなく。
前回の参議院選でも、日本医師会が推薦した
武見氏が選挙で落ちましたけど。
これって、勤務医等の医師日本医師会見限って、
投票しなかったから
ですから。
これ以前から、日本医師会に対する医者
特に勤務医の不満というのは貯まっていました。

はっきり言ってしまえば、日本医師会というのが、
開業医の利益のみを求める単なる圧力団体に
成り下がってしまった
ので。
まともな医者の多くが、日本医師会を見限った
という言い方もできるかもしれません。


日本の医療政策が駄目な原因として、
現場の事をわかっていない人間が政策を作っているから
というのがあると思います。

日本医師会でも、いろいろ要求しているお偉いさんは、
所詮現場の事なんか、何もわかっていませんから。
その人達の言う事を聞いても、しょうがないんですよね。
残念ながら。

まあ、それすら聞いていませんけどね、厚労省は。


だったら、現場の医師が中心になって、
現場の声を届ける団体を作ろう。
という事で、新しくできた団体が、
全国医師連盟」と言っても良いでしょう。

その全国医師連盟設立準備委員会 総決起集会
というのが、2008.1.13に行われるそうです。

「勤務医よ、立ち上がれ!」
で、小松先生が言っていた。

>多くの若い医師がネットを利用して、
横断的な組織を作りつつある。


というのが、これでしょうかね。


集会の名称: 1.13全国医師連盟 
          設立準備委員会 総決起集会

日時 :開始 2008 年 01 月 13 日 13 時 00 分
    :終了 2008 年 01 月 13 日 17 時 30 分

場所       東京ビックサイト、会議棟7階
        東京ビックサイト(東京国際展示場)
        会議棟703号室


参加資格 
   準備委員会会員および新組織設立に賛同される方
   (参加事前登録が必要です。)先着150名

集会内容 :
  1、小松秀樹先生による医師への激励挨拶(約20分)
  2、本田宏先生による激励講演(約100分)
  3、主催者による報告と行動提起

会費      医師 2000円、その他 1000円  

主催      全国医師連盟 設立準備委員会

*参加事前登録  非会員の場合は、
氏名、住所、職業、所属、年齢、
連絡先(アドレス)を記入の上、
【1.13集会参加希望】 と明記して
zai@doctor2007.com まで御連絡ください。



このブログでも何回も本を紹介している、
小松秀樹先生本田宏先生
両方の先生が参加されるようですので。
非常におもしろい集会になりそうですね。

私も、興味ありますわ。
私が中枢でかかわっている訳ではないのですが、
団体の主旨には、非常に共感できますので。
なんとか、応援していきたいと思います。


全国医師連盟準備委員会の発起人である、
座位先生の意気込みを、
ブログから引用させて頂きますね。



医師新組織設立の決意

○どういう想いで、新組織を作ろうとしているのか?

今の日本の社会にとって、何が重要かと問われたら
まずは、国民の健康な生活という事になると思います。

幸いなことに、僕らの見える範囲では、
日本には戦争は起こってないし、
飢餓が蔓延しているわけでもない。


そうなると、健康な生活、
これが一番重要なのではないか?

僕ら医師の初心は、なんといっても、やはり、
【病気で困っているひとを助けたい】
というのがあるわけだけど、
その助ける技術というのは
10年以上かかって習得しているし、
文字通り、血と汗と涙とで大変な苦労や
修行をして得ている。
その後も生涯研修をしているという
自負と誇りがある。

ところが、この僕らの誇りは、
傷つけられようとしている。


医療費亡国論をすり込まれた人たちには、
命の安全保障である医療費を抑制する勢力、
国民の健康を軽視する支配勢力に
踊らされていると思う。

国にとって一番重要な再生産能力ともいえる、
出産や小児医療救急医療をはじめとする
医療全般、医療体制が崩壊しつつあることを
気づいていない方が多い。

これは、国の医療体制偽装ともいえるもので、
医療費を家事労働によって浮かせようとする
高齢者の在宅医療や労働基準法無視の
医師酷使政策で、危険な診療環境を放置したり
医師配置基準の無視や、救急医療現場で
医師だけは交替制勤務をとらないなど、
多くの医療制度偽装がまかり通っている。

僕たち、医師は、それでも懸命に
医療体制を守ってきたように思う。
それが、限界にきて、医療崩壊が起きている。


医師バッシングで、国は医療崩壊の本質を
隠そうとしているのではないか?
現場の医師達は、その医療体制偽装を、
自らの体力と善意でもって補っていたのに、
偏向した医療事故報道や、不当な医療裁判、
不当な行政指導が目立ってきている。

そのような報道や判決を前にして、僕たちは、
明日は我が身と考えている。

現場を死守する医師が選択的に
不当な圧力がかかるこのような現実を前にして、
ハイリスク医療から逃散する以外の選択枝が
いったいあるのだろうか?

医療界の中の封建制や、一部の医師の医療犯罪も、
多くの医師達が心を痛めている問題である。
 

医療界を代表する日本医師会
医学部長病院長会議や医学会の重鎮は
このような医療崩壊を前にして、
何ら有効な手を打っていないように見える。
自らの封建制を自省することなく、
医療崩壊に対峙できるはずもないと思う。


既成のアカデミアやギルドに依存することなく、
僕たちは、勤務医、研究医、開業医の区別なく、
医師と医療の真の社会貢献に向けて、
逃散以外のもう一つの選択をしたいと思う。
僕らの初心と誇りを社会は迎い入れてくれるはずだ。


座位の夢想
「医師新組織設立の決意」より


私が何故ブログを書き続けているかっていうと、
日本の医療崩壊を食い止めたいからです
そのためには、医療の現場を一般の人に知って貰う
という事が非常に重要な事だと思います。
世界と比べて、日本の医療がどうだ、って事もですけどね。

なんでかっていうと、医療現場っていうのは、
一般の人達が思っている以上に過酷なんですよ。
そして、医療そのものには、常に危険が伴います

ほとんど寝ていない医者に、手術とか検査とか、
されたくないでしょ。

睡眠不足で手術する時の集中力って、
酔っぱらった時と同じくらいしかないんですよ
そんな医者に、診てもらいたくないでしょ。
睡眠不足で集中力がなくなれば当然、
危険度も高くなるんですよ。

医者過労になれば、結局損するのは患者なんですよ。
過労が嫌で医者が辞めたら、診察してもらう
医者がいなくなる
、って事ですしね。


世界と比べて、日本の医師少ない
医療費も先進国で一番少ない
でも、WHOでは、世界一の医療と認定されている。

その日本の医療が、崩壊しかけているんですよ。

日本の医療が崩壊して、一番困るのは、
医師ではありません。

極端な話、医者は時給にしたら、安いですけど。
総額では、そこそこ給料もらっていますから。
一流企業とかマスコミ関係者と比べたら少ないけど。
それでも、平均的なサラリーマンよりは、
少し給料は高いです。

そして何より、医学的知識がありますから。
医者が病気で困っても、ある程度なんとかなります。

日本の医療が崩壊して一番困るのは
普通の患者さんなんですよ
特に、一部の大金持ち以外の、
普通の患者さんです

でも、はっきり言って、そういう人達は、
政治家にとっては金にならないし。
役人の天下り先が増える訳でもないから。
どんどん切り捨てられているんですよ、今。

医者は、患者の事を、よくわかっているので。
本来は、医師の団体である「日本医師会」が、
一般の患者を守る役目をするべきなのですが。
残念ながら、現状は単なる自分たちの利益しか考えない、
圧力団体
に成り下がってしまっているようです。

だから、新しい医師の団体が必要だと思います。
患者の声、医療現場の声を届ける、医師の団体が。

それができる団体が「全国医師連盟」だと思います。

この「全国医師連盟」というのは、
勤務医だけの団体ではありません。
日本の医療崩壊を憂う医師であれば、
誰でも入れる団体です。

近い将来、全国医師連盟の力が強くなって、
患者や医療現場の声が、
政府に届くようになれば良いのですが。


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この記事へのコメント
応援します
Dr.I先生、こんばんは。

「全国医師連盟」、すごく期待しています。
医療者と患者が手を携えて病気と闘うという、当たり前で健全な医療の現場が再生することを願っています。
もちろん医療者にすべて丸投げということではなく、自分のこととして考えていかなくてはと思いますし、そういう意味でも「全国医師連盟」を応援したいと思います。
淡紫[URL] 2007/12/05(水) 01:16 [EDIT]
この団体が……
Dr.I様>

 新団体が、日本の医療を良くするために活躍することを期待したします。同時に、初志を忘れて、単なる「第2の圧力団体」に成り下がらないことも祈ります。
Lich[URL] 2007/12/05(水) 11:04 [EDIT]
>淡紫さん
私も、すごく期待していますよ。
今後どうなるか、見守っていきたいです。

Dr. I[URL] 2007/12/06(木) 19:26 [EDIT]
>Lichさん
そうなんですよね。
大きくなったら、どうなるか。

そうならないように、なんとかしてもらいたいですね。
Dr. I[URL] 2007/12/06(木) 19:27 [EDIT]

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マッシュアップサーチラボ | 2007/12/05(水) 17:11
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{{{        1.13全国医師連盟 設立準備委員会 総決起集会 日時       開始 2008 年 01 月 13 日 13 時 00 分          終了 2008 年 01 月 13 日 17 時 30 分 場所       東京ビックサイト、会議棟7階        東京ビッ...  [つづきを読む]
うろうろドクター | 2007/12/06(木) 16:12
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「やぶ医師のつぶやき」~健康、病気なし、医者いらずを目指して | 2008/01/26(土) 16:46
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