残念ながら、来年度の診療報酬は結局、
診療報酬全体では0.82%下がりました。
それは、『診療報酬引き下げへ』の記事に
書いた通りなんですが。
以前から言っているように、日本の医療費は激安です。
先進国中最下位です。
医療費(診療報酬)の中でも、医師の技術料は、
お話しにならないくらい安いです。
具体的にどのくらい、安いのか、ってことを、
アメリカの診療報酬と比べてみてみましょうか。
アメリカの診療報酬の値段は、
アメリカで開業医を営む、DAICHAN先生のブログ
「アメリカ開業医の独り言」の中の
『激安な日本医療報酬と自殺問題』から。
日本の診療報酬は、
診療点数早見表、2006年4月版からです。
日米診療報酬比較
○初診料
<アメリカの診療報酬>
家庭医の場合: 1万2千円
専門医の場合: 3万円から5万円以上
(日本の診療報酬)
研修医でも専門医でも 2700円
○再診料
<アメリカの診療報酬>
8千500円
(日本の診療報酬)
200床未満の病院 570円
200床以上の病院 700円
診療所 710円
○抗生物質筋肉注射
<アメリカの診療報酬>
5千500円(薬剤費込み)
(日本の診療報酬)
筋肉注射の処置代 180円
薬剤費(ペニシリンカルシウム 20万単位) 1660円
○気管支拡張吸入
<アメリカの診療報酬>
4千800円
(日本の診療報酬)
120円
入院患者は0円
薬剤費(メプチン 0.3cc) 10円
○血液採取と準備費
<アメリカの診療報酬>
3000円
(日本の診療報酬)
110円
○心電図
<アメリカの診療報酬>
1万3000円
(日本の診療報酬)
1500円
○短いギブス
<アメリカの診療報酬>
4万円
(日本の診療報酬)
手、指、足(片側) 4900円
○長いギブス
<アメリカの診療報酬>
7万円
(日本の診療報酬)
上肢(手)、下肢(足)(片側) 12000円
○小さいオデキの切開
<アメリカの診療報酬>
3万円
(日本の診療報酬)
10センチ未満 4700円
○大きいオデキの切開
<アメリカの診療報酬>
6万円
(日本の診療報酬)
10-20センチ 8200円
○小さい傷の縫合
<アメリカの診療報酬>
2万円
(日本の診療報酬)
4700円
○大きい傷の縫合
<アメリカの診療報酬>
3万円から6万円
(日本の診療報酬)
8500円
○火傷の治療
<アメリカの診療報酬>
1万円
(日本の診療報酬)
100Cm2未満 1350円
100~500cm2未満 1470円
DDAICHAN先生のブログを元に、同じ様な内容を
「診療点数早見表、2006年4月版」を読んで書いたので。
弱冠違うところがあるかもしれませんけど。
全く同じとは限りませんけど、ほとんど同じ内容で、
これだけ値段に差があるんですよ。
技術料は、医師の技術料だけでなく、
看護師とか技師への技術料も不当に安いですよね。
これ見る限り、平均で10倍くらいでしょうか。
5~50倍くらいの差があるように思えます。
これはあくまで、「診療報酬」の値段ですからね。
例えば、200床未満の病院の再診料は570円ですけど。
患者が病院で払うお金は、これの3割とか1割とかだから。
実際に病院の窓口で払うお金は、3割負担なら、171円。
1割負担なら、57円って事です。
心電図も、3割負担なら、450円です。
めちゃくちゃ安くないですか、これ。
アメリカの医者と比べて、1/10しか仕事してない
わけじゃないんですよ、日本の医者って。
仕事量だけでいったら、絶対に日本の医者の方が多いし。
技術に関しても、日本の医者がアメリカに劣る、
って事はないですよ。
100歩譲っても、最先端の医師同士だったら、
アメリカの方が進んでいる場合もあるけど。
1/10って事はないですよ、絶対に。
診療報酬の本体部分が0.38%上がった。
って喜んでいる場合じゃないんですよ。
10倍にしろ、とまでは言いませんけど。
適正な価格にする必要はあるはずですよ。
日本の医療機器は、アメリカの3倍位なんですから。
どう考えても、バランスがおかしいのですけどねー。
どうにかして欲しいです。
医者のホンネが知りたい人は、こちらから!
→ 『医者のホンネが丸わかり!(改)』
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診療報酬全体では0.82%下がりました。
それは、『診療報酬引き下げへ』の記事に
書いた通りなんですが。
以前から言っているように、日本の医療費は激安です。
先進国中最下位です。
医療費(診療報酬)の中でも、医師の技術料は、
お話しにならないくらい安いです。
具体的にどのくらい、安いのか、ってことを、
アメリカの診療報酬と比べてみてみましょうか。
アメリカの診療報酬の値段は、
アメリカで開業医を営む、DAICHAN先生のブログ
「アメリカ開業医の独り言」の中の
『激安な日本医療報酬と自殺問題』から。
日本の診療報酬は、
診療点数早見表、2006年4月版からです。
日米診療報酬比較
○初診料
<アメリカの診療報酬>
家庭医の場合: 1万2千円
専門医の場合: 3万円から5万円以上
(日本の診療報酬)
研修医でも専門医でも 2700円
○再診料
<アメリカの診療報酬>
8千500円
(日本の診療報酬)
200床未満の病院 570円
200床以上の病院 700円
診療所 710円
○抗生物質筋肉注射
<アメリカの診療報酬>
5千500円(薬剤費込み)
(日本の診療報酬)
筋肉注射の処置代 180円
薬剤費(ペニシリンカルシウム 20万単位) 1660円
○気管支拡張吸入
<アメリカの診療報酬>
4千800円
(日本の診療報酬)
120円
入院患者は0円
薬剤費(メプチン 0.3cc) 10円
○血液採取と準備費
<アメリカの診療報酬>
3000円
(日本の診療報酬)
110円
○心電図
<アメリカの診療報酬>
1万3000円
(日本の診療報酬)
1500円
○短いギブス
<アメリカの診療報酬>
4万円
(日本の診療報酬)
手、指、足(片側) 4900円
○長いギブス
<アメリカの診療報酬>
7万円
(日本の診療報酬)
上肢(手)、下肢(足)(片側) 12000円
○小さいオデキの切開
<アメリカの診療報酬>
3万円
(日本の診療報酬)
10センチ未満 4700円
○大きいオデキの切開
<アメリカの診療報酬>
6万円
(日本の診療報酬)
10-20センチ 8200円
○小さい傷の縫合
<アメリカの診療報酬>
2万円
(日本の診療報酬)
4700円
○大きい傷の縫合
<アメリカの診療報酬>
3万円から6万円
(日本の診療報酬)
8500円
○火傷の治療
<アメリカの診療報酬>
1万円
(日本の診療報酬)
100Cm2未満 1350円
100~500cm2未満 1470円
DDAICHAN先生のブログを元に、同じ様な内容を
「診療点数早見表、2006年4月版」を読んで書いたので。
弱冠違うところがあるかもしれませんけど。
全く同じとは限りませんけど、ほとんど同じ内容で、
これだけ値段に差があるんですよ。
技術料は、医師の技術料だけでなく、
看護師とか技師への技術料も不当に安いですよね。
これ見る限り、平均で10倍くらいでしょうか。
5~50倍くらいの差があるように思えます。
これはあくまで、「診療報酬」の値段ですからね。
例えば、200床未満の病院の再診料は570円ですけど。
患者が病院で払うお金は、これの3割とか1割とかだから。
実際に病院の窓口で払うお金は、3割負担なら、171円。
1割負担なら、57円って事です。
心電図も、3割負担なら、450円です。
めちゃくちゃ安くないですか、これ。
アメリカの医者と比べて、1/10しか仕事してない
わけじゃないんですよ、日本の医者って。
仕事量だけでいったら、絶対に日本の医者の方が多いし。
技術に関しても、日本の医者がアメリカに劣る、
って事はないですよ。
100歩譲っても、最先端の医師同士だったら、
アメリカの方が進んでいる場合もあるけど。
1/10って事はないですよ、絶対に。
診療報酬の本体部分が0.38%上がった。
って喜んでいる場合じゃないんですよ。
10倍にしろ、とまでは言いませんけど。
適正な価格にする必要はあるはずですよ。
日本の医療機器は、アメリカの3倍位なんですから。
どう考えても、バランスがおかしいのですけどねー。
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Dr.I様>
なんともはや、すさまじい値段の差ですね。
ここまで差があると、、もはや、保険制度を解体するしかないのでは、という気にもなりますね。
こういった現実を、厚生労働省は、全く示さず、医師だけに損をさせることで現実を糊塗しようとしているのだから、無責任極まりない話ですね。さてはて、どうしたものでしょうか……(嘆息)。
なんともはや、すさまじい値段の差ですね。
ここまで差があると、、もはや、保険制度を解体するしかないのでは、という気にもなりますね。
こういった現実を、厚生労働省は、全く示さず、医師だけに損をさせることで現実を糊塗しようとしているのだから、無責任極まりない話ですね。さてはて、どうしたものでしょうか……(嘆息)。

>保険制度を解体するしかないのでは
国保加入しない若者が半数います。
社保は強制的に天引されているから、仕方なく皆保険に加入させられているというのが現実ではないでしょうか?
月収15万円で保険に3万円。
たった月3万円で、国民等しく医療が受けられるというのに、その権利を放棄する時代。
3万円が払えないというけど、携帯に月1万円以上は払います。
要するに、医療にお金をかける気がないという事。
医療の世話になるのは、人生のごく一部に過ぎない。
そんな一部のために、毎月毎月お金を何万円も払う気になれないという事。
月3万円という激安価格で、等しく医療が受けられるわけだが、実際は、月3万円の掛金だけでは全然足りないから税金から補てんされている。
そういう事も国民は無関心。
皆保険の掛金+税金+窓口の自己負担金によって医療費が賄われる。
だから、財源に限りがある。
アメリカのような適正価格にアップしたくても、財源が許さない。
アメリカ並の適正価格にしたいなら、自由診療にするしかない。
産科、美容外科、それらは自由診療だから適正価格だ。
保険診療にこだわる限り、アメリカ並の適正価格になりようがない。
繰り返すが、若者の半数は国保未加入である。
今の安い掛金ですら、高すぎて払う気になれないのである。
携帯代やブランド品、海外旅行に行くお金はあってもである。
本当にお金がない人は、生活保護で現物支給で医療が受けられる。
国保加入しない若者が半数います。
社保は強制的に天引されているから、仕方なく皆保険に加入させられているというのが現実ではないでしょうか?
月収15万円で保険に3万円。
たった月3万円で、国民等しく医療が受けられるというのに、その権利を放棄する時代。
3万円が払えないというけど、携帯に月1万円以上は払います。
要するに、医療にお金をかける気がないという事。
医療の世話になるのは、人生のごく一部に過ぎない。
そんな一部のために、毎月毎月お金を何万円も払う気になれないという事。
月3万円という激安価格で、等しく医療が受けられるわけだが、実際は、月3万円の掛金だけでは全然足りないから税金から補てんされている。
そういう事も国民は無関心。
皆保険の掛金+税金+窓口の自己負担金によって医療費が賄われる。
だから、財源に限りがある。
アメリカのような適正価格にアップしたくても、財源が許さない。
アメリカ並の適正価格にしたいなら、自由診療にするしかない。
産科、美容外科、それらは自由診療だから適正価格だ。
保険診療にこだわる限り、アメリカ並の適正価格になりようがない。
繰り返すが、若者の半数は国保未加入である。
今の安い掛金ですら、高すぎて払う気になれないのである。
携帯代やブランド品、海外旅行に行くお金はあってもである。
本当にお金がない人は、生活保護で現物支給で医療が受けられる。

循環器のカテもアメリカの値段の6倍だものね。
診療の制度に対する予見と考え方は色々あるけど。
先ずは弱者に優しくあろうとするI先生の考え方が大好きでちゅ。
あかがま先生やあつかふぇ先生のも同じhigh-mindedが伝わるエントリー、秀逸でちた◎
若き両親共に手厚く最期を診て戴けたのは現行の保険制度で、低い報酬の中での高い技術&高い志の現場の先生のおかげだったんだなぁと、空を見上げて「ありがたかったね!お医者たんを守ってね!」と今夜は聖夜の星に叫んでみまちゅ。聞こえるかな?
メリークリスマスでchu!
診療の制度に対する予見と考え方は色々あるけど。
先ずは弱者に優しくあろうとするI先生の考え方が大好きでちゅ。
あかがま先生やあつかふぇ先生のも同じhigh-mindedが伝わるエントリー、秀逸でちた◎
若き両親共に手厚く最期を診て戴けたのは現行の保険制度で、低い報酬の中での高い技術&高い志の現場の先生のおかげだったんだなぁと、空を見上げて「ありがたかったね!お医者たんを守ってね!」と今夜は聖夜の星に叫んでみまちゅ。聞こえるかな?
メリークリスマスでchu!

>若き両親共に手厚く最期を診て戴けたのは現行の保険制度で、低い報酬の中での・・・
そうです「低い診療報酬」がキーワード。
安い方がいい。
日本の診療報酬が、アメリカのように数倍~10倍の適正価格になれば、患者の自己負担も10倍になりませんか?
医療財源のアテは、今でもない。
医療費は全額税金でもよいと思う。
自己負担はゼロ円でもいい。
しかし、アメリカのような高額な診療報酬を医師が受取るなら、医師にとってはメリットがあるが、医療費を(税金として)負担する国民の負担は確実に増える。
北欧など収入の7割が税金。
月給50万円なら15万円が手取り。
日本もそうなればいい、というのだろうか。
繰り返すが、今の日本は、弱者に優しい。
生活保護であっても、大金持ちと受ける医療は等しい。
そうです「低い診療報酬」がキーワード。
安い方がいい。
日本の診療報酬が、アメリカのように数倍~10倍の適正価格になれば、患者の自己負担も10倍になりませんか?
医療財源のアテは、今でもない。
医療費は全額税金でもよいと思う。
自己負担はゼロ円でもいい。
しかし、アメリカのような高額な診療報酬を医師が受取るなら、医師にとってはメリットがあるが、医療費を(税金として)負担する国民の負担は確実に増える。
北欧など収入の7割が税金。
月給50万円なら15万円が手取り。
日本もそうなればいい、というのだろうか。
繰り返すが、今の日本は、弱者に優しい。
生活保護であっても、大金持ちと受ける医療は等しい。

実際に比較してみないと、医者でもほとんど知らない事ばかりですね、これ。
私もやってみて、ここまでとは、って驚きました。
全部、医者に押しつけてきたつけが、今出ているのかもしれませんね。
私もやってみて、ここまでとは、って驚きました。
全部、医者に押しつけてきたつけが、今出ているのかもしれませんね。
>繰り返すが、今の日本は、弱者に優しい。
良い事じゃないですか。
それを、弱肉強食の世界にして壊そうとしているのが、今の政権なので。
それは、反対、って事です。
私の意見は。
たしかに、財源に関しては厳しいです。
無駄な公共医療や、公務員、天下りなどたくさんあるので。
まずは、それを減らすって事が第一ですが。
それでも足りなければ、消費税などの税金が必要になるかもしれません。
それは、国民が決める事だと思いますよ。
良い事じゃないですか。
それを、弱肉強食の世界にして壊そうとしているのが、今の政権なので。
それは、反対、って事です。
私の意見は。
たしかに、財源に関しては厳しいです。
無駄な公共医療や、公務員、天下りなどたくさんあるので。
まずは、それを減らすって事が第一ですが。
それでも足りなければ、消費税などの税金が必要になるかもしれません。
それは、国民が決める事だと思いますよ。
正直言って、今の日本の医師の技術料は格安です。
そのせいでというか、そのおかげで、日本の医療費が抑えられてきた、という事は事実ですね。
そのせいでというか、そのおかげで、日本の医療費が抑えられてきた、という事は事実ですね。
>弱肉強食の世界にして壊そうとしているのが、今の政権なので。
今の政権というより、今の団塊の世代が若者の頃
「アメリカは実力主義だ。
日本は、平等主義だからダメだ。
日本も能力主義になるべき!!
悪平等反対!!
年功序列反対。
歳とっただけで給料が上がっていくのはおかしい!!
アメリカは、転職が当たり前。
日本のような終身雇用はダメ!!
古い日本はたたき壊せ!!」
という価値観でこの40年、日本人は頑張ってきたから、その成果が今になって現れたって、私は思ってます。
私はその少し下の世代でしたが、当時の若い世代はそういう主張が心地よかったみたいで、同調している若者が多数いた。
正直「おいおい、能力主義になって、アンタ生きていけんの?能力低そうだけど」って思ってた。
あれから40年。
リストラオヤジになった元若者が多数。
自分で自分の首を絞めただけなんですよね。
でも、40年前は、若さゆえ、能力主義絶賛してたんですから。
「能力のないオヤジは、無駄飯食いだー。首だー」って息巻いていたんですから。
それが、将来の自分の姿になるとも思わず。
弱肉強食を良しとしたかった、当時の若者の気持ちは理解できたが、私はずーっと反対の気持ちでした。
でも、人間、やってみなけりゃ、わからない事ってあるのかなと。
当時は、敗戦を引きずっていましたからね。
当時の若者の親は、戦争に行ってた世代だから、反発もあったのだと思う。
今は、いろんな意味で、昔の日本の良かったところは見直すべき時期なのかも。
混合診療=自由診療の時代に突入し、ただただ保険屋がもうかるだけ、日本人の財産が無駄に保険屋に流れ、医療に流れないというのは阻止すべき。
ただ、どうすれば国民にそれをわかってもらえるか?
マスコミは、すでに保険屋から莫大な広告収入を得ているから、味方につけるのは難しそう。
今の政権というより、今の団塊の世代が若者の頃
「アメリカは実力主義だ。
日本は、平等主義だからダメだ。
日本も能力主義になるべき!!
悪平等反対!!
年功序列反対。
歳とっただけで給料が上がっていくのはおかしい!!
アメリカは、転職が当たり前。
日本のような終身雇用はダメ!!
古い日本はたたき壊せ!!」
という価値観でこの40年、日本人は頑張ってきたから、その成果が今になって現れたって、私は思ってます。
私はその少し下の世代でしたが、当時の若い世代はそういう主張が心地よかったみたいで、同調している若者が多数いた。
正直「おいおい、能力主義になって、アンタ生きていけんの?能力低そうだけど」って思ってた。
あれから40年。
リストラオヤジになった元若者が多数。
自分で自分の首を絞めただけなんですよね。
でも、40年前は、若さゆえ、能力主義絶賛してたんですから。
「能力のないオヤジは、無駄飯食いだー。首だー」って息巻いていたんですから。
それが、将来の自分の姿になるとも思わず。
弱肉強食を良しとしたかった、当時の若者の気持ちは理解できたが、私はずーっと反対の気持ちでした。
でも、人間、やってみなけりゃ、わからない事ってあるのかなと。
当時は、敗戦を引きずっていましたからね。
当時の若者の親は、戦争に行ってた世代だから、反発もあったのだと思う。
今は、いろんな意味で、昔の日本の良かったところは見直すべき時期なのかも。
混合診療=自由診療の時代に突入し、ただただ保険屋がもうかるだけ、日本人の財産が無駄に保険屋に流れ、医療に流れないというのは阻止すべき。
ただ、どうすれば国民にそれをわかってもらえるか?
マスコミは、すでに保険屋から莫大な広告収入を得ているから、味方につけるのは難しそう。

たしかに。
今の団塊の世代が若いこと言っていた事が、現実になった。
という側面もありますね。
ただ、完全に自由主義、能力社会なのではなく、ずるい事をやって、既得権益を持っている、コネを持っている人とかが得をする社会なんで。
そういう政策を取っている、政府の責任って事もあると思いますよ。
まあ、政治家を選んだのは国民なのですけどね。
今の団塊の世代が若いこと言っていた事が、現実になった。
という側面もありますね。
ただ、完全に自由主義、能力社会なのではなく、ずるい事をやって、既得権益を持っている、コネを持っている人とかが得をする社会なんで。
そういう政策を取っている、政府の責任って事もあると思いますよ。
まあ、政治家を選んだのは国民なのですけどね。
>ずるい事をやって、既得権益を持っている、コネを持っている人とかが得をする社会なんで。
医者なんて、そういうずるい人種と思われてるんだろうな。
「医療も、まず無駄を省くのが先決」
とテレビで与党政治家が言う。
「そうだ、そうだ」
と頷くコメンテーター及び司会者一同。
どの業界も、自分の業界には無駄はあまりないけど、他業は無駄ばかり、と主張するように思う。
医者なんて、そういうずるい人種と思われてるんだろうな。
「医療も、まず無駄を省くのが先決」
とテレビで与党政治家が言う。
「そうだ、そうだ」
と頷くコメンテーター及び司会者一同。
どの業界も、自分の業界には無駄はあまりないけど、他業は無駄ばかり、と主張するように思う。

団塊の世代は全共闘世代とも言われ、当時政権打倒を叫んでいたのは左翼です。目指していたのは共産主義革命でした。実力主義なんかではありません。
労働環境の悪化については、労働運動と左翼活動の区別も付かずに、労働者の権利を守ることに無頓着だった(むしろ毛嫌いしていた)団塊以後の世代の責任が大きいと私は思っています。
もちろん団塊の世代と言っても、意見はいろいろです。自分の周りの団塊の世代の言っていることを、団塊の世代全般の意見だと思っては困ります。私自身は、終身雇用は日本的家族主義にマッチした、良い習慣だと思っています。
労働環境の悪化については、労働運動と左翼活動の区別も付かずに、労働者の権利を守ることに無頓着だった(むしろ毛嫌いしていた)団塊以後の世代の責任が大きいと私は思っています。
もちろん団塊の世代と言っても、意見はいろいろです。自分の周りの団塊の世代の言っていることを、団塊の世代全般の意見だと思っては困ります。私自身は、終身雇用は日本的家族主義にマッチした、良い習慣だと思っています。
臓器移植が必要な人は健康な人に比べて当然健康度が低いはずなのに、移植した臓器を非自己とみて猛攻撃をします。生体には異物を排除しようとする機能が備わっていて、それは健康度が低くても失われないようですね。つまりその攻撃が自分の細胞にまで命中することによる炎症が諸悪の根源なのではないですか。警察が泥棒に発砲したつもりが背後にいた善良な市民に流れ弾が当たってしまったようなものです。
弾が命中しても細胞膜が破壊されなければ大丈夫ですから、破られなくする作用のあるステロイド(免疫抑制剤)を投与するわけです。インフルエンザのワクチンや抗生剤は侵入者を特定して選択的に攻撃しようとする方法といったらよいでしょうか。侵入者が想定していた相手でなかったらまったく効き目はありませんし、たとえドンピシャだったとしても相手は変幻自在に姿を変えます。(耐性菌)
無駄なことだと思いませんか?
要は流れ弾が当たっても細胞膜が破れなければよいわけで、ビタミンEがその役目を担ってくれます。日本人のVE摂取量は少なすぎるし、血中濃度も低値の人が多いと思いますよ。ちなみにステロイドも自家生産できます。外からの投与でなく自分でつくってやればいいのに、その材料となるコレステロールを減らそう減らそうとこれまたお薬を投与(それも一生)しようとするんですから、素人からするといったい何やってんだろう、それってマッチポンプって言いたくたなってしまうのです。
弾が命中しても細胞膜が破壊されなければ大丈夫ですから、破られなくする作用のあるステロイド(免疫抑制剤)を投与するわけです。インフルエンザのワクチンや抗生剤は侵入者を特定して選択的に攻撃しようとする方法といったらよいでしょうか。侵入者が想定していた相手でなかったらまったく効き目はありませんし、たとえドンピシャだったとしても相手は変幻自在に姿を変えます。(耐性菌)
無駄なことだと思いませんか?
要は流れ弾が当たっても細胞膜が破れなければよいわけで、ビタミンEがその役目を担ってくれます。日本人のVE摂取量は少なすぎるし、血中濃度も低値の人が多いと思いますよ。ちなみにステロイドも自家生産できます。外からの投与でなく自分でつくってやればいいのに、その材料となるコレステロールを減らそう減らそうとこれまたお薬を投与(それも一生)しようとするんですから、素人からするといったい何やってんだろう、それってマッチポンプって言いたくたなってしまうのです。
残念ながら、世間ではそう思っている人も、多いのでしょうかねー。
ああ、先生は団塊の世代でしたか。
まあ、たしかに。
いろんな意見はあるんでしょうねー。
まあ、たしかに。
いろんな意見はあるんでしょうねー。
おっしゃる通り。
病気にならないようにするのが、一番大事ですよ。
私のブログやメルマガも、予防が一番、って事をメインで書いているつもりです。
ブログの方はそれ以外の事を書いている事も、多いですけどね。
病気にならないようにするのが、一番大事ですよ。
私のブログやメルマガも、予防が一番、って事をメインで書いているつもりです。
ブログの方はそれ以外の事を書いている事も、多いですけどね。
こんにちは、はじめまして。
確かに大きい格差ですし、医療側からみると是正を求めたくなるのもわかりますが、基本治療が高くなることに関して賛成するような庶民はいますかね?
アメリカは保険が高くて入れない人も沢山いるし、結果治療費の問題で病気になっても何もしない、できない現実に生きている人も山ほどいるはずです。
そういう社会をお望みなんでしょうか?
確かに大きい格差ですし、医療側からみると是正を求めたくなるのもわかりますが、基本治療が高くなることに関して賛成するような庶民はいますかね?
アメリカは保険が高くて入れない人も沢山いるし、結果治療費の問題で病気になっても何もしない、できない現実に生きている人も山ほどいるはずです。
そういう社会をお望みなんでしょうか?

はじめまして。
誰でも、値上げに関して、賛成する人はいないでしょう。
でも、このまま行ったら、病院が大赤字になって、病院に行くのもにも時間がかかる。
待ち時間も多くなる。
そしたら、ちょっと値上げする以上に交通費も時間もかかる。
そういう視点で、ものを考えていただくしかないと思いますよ。
このままいったら、多くの病院が潰れる。
救急車が行く先もなくなる。
って事をわからずに、「値上げ反対、賛成」ということだけを論じたら、反対に決まっていますから。
私は、アメリカのような社会にしないように、こうしたほうが良い、という提案をブログで行っていますので。
ブログの他の記事も読んでいただけると、ありがたいです。
宜しくお願いいたします。
誰でも、値上げに関して、賛成する人はいないでしょう。
でも、このまま行ったら、病院が大赤字になって、病院に行くのもにも時間がかかる。
待ち時間も多くなる。
そしたら、ちょっと値上げする以上に交通費も時間もかかる。
そういう視点で、ものを考えていただくしかないと思いますよ。
このままいったら、多くの病院が潰れる。
救急車が行く先もなくなる。
って事をわからずに、「値上げ反対、賛成」ということだけを論じたら、反対に決まっていますから。
私は、アメリカのような社会にしないように、こうしたほうが良い、という提案をブログで行っていますので。
ブログの他の記事も読んでいただけると、ありがたいです。
宜しくお願いいたします。
すみません。値上げのほうにばかり目がいってしまったもので。
先生の誠意を否定するものではありません。
とはいえ、今のままで値上げをすることが良いことなのかはやはり疑問です。
保険屋に流れる、本当ですね。
そういう政治的なことも含めた是正になるとさらに難しいと思われます。
うーむ。
先生の誠意を否定するものではありません。
とはいえ、今のままで値上げをすることが良いことなのかはやはり疑問です。
保険屋に流れる、本当ですね。
そういう政治的なことも含めた是正になるとさらに難しいと思われます。
うーむ。

まずは、日本の医療費、特に技術料は、ものすごく安い。
という事を、みんなに知って貰う事が必要ですね。
そして、診療報酬といっても、医師に払われる分は、だいたいその中の8~12%ですから。
一割くらいなんですよ。
それなのに、医師の報酬などの診療報酬とか、って大新聞とかにも書かれちゃいますからねー。
それ以外に、どこにいってるのか、とか。
事実を知って貰うって事が先決かな、とは思いますね。
という事を、みんなに知って貰う事が必要ですね。
そして、診療報酬といっても、医師に払われる分は、だいたいその中の8~12%ですから。
一割くらいなんですよ。
それなのに、医師の報酬などの診療報酬とか、って大新聞とかにも書かれちゃいますからねー。
それ以外に、どこにいってるのか、とか。
事実を知って貰うって事が先決かな、とは思いますね。
TB*URL

TFCっていうメーリングリストでは、ときどき医師と製薬企業との付き合い方がテーマになる。 その時の面白いのは、岩田健太郎先生という最近感染症で売り出し中の亀田総合病院の医師の意見だ。 常日頃、指導している研修医に伝えているのは、「製薬業界からデータを手に入れ [つづきを読む]
