現役医師、循環器内科医(Dr. I)が医療について、詳しくわかりやすく解説するブログ。 引用、転載は自由ですが、その際は必ず引用元を明記して下さいね!
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医師(勤務医)の仕事
医師不足、特に勤務医が日本では不足している。
というのは、他の先進国と比べて、日本では
人口当たりの医師が少ないので。
まあ、当たり前といえば当たり前で。
その事が、医療崩壊医療破壊の原因の一つです。

医療崩壊という言葉は、最近よくマスコミとかでも
使われるようになってきましたけど。
医師数抑制政策、医療費抑制政策というのは、
政府の政策ですから。
医療崩壊というよりは、医療破壊の方がふさわしい。
というのは、以前に書いた通りです。

医療崩壊医療破壊の原因として、大きいのは、
医師不足医療費不足の二つなんですけど。
その他にも、医療崩壊医療破壊の原因はあります。

これも、最近よくマスコミでも取り上げられている、
医師勤務医の過労です。

医師の数が少ないから、過労になるのは当たり前、
といえば当たり前なんですけど。
そもそも、

医師勤務医)の仕事って何よ?

って思いませんか。
医療関係者以外は、医者の仕事っていうのが
どんな事か知らない人も多いでしょうから。
ざっと、ここで医師勤務医の仕事を書いてみましょうか。


勤務医の仕事

外来
入院患者の回診
検査
手術
当直
当番
書類書き
後輩医師の指導
医学の勉強
地域の学校への検診
往診
くだらない会議
看護学校、看護師等への教育


とりあえず、ざっと思いつくだけ上げてみました。
それぞれについて、解説していきましょうかね。


○外来

外来、っていうのは循環器内科であれば、高血圧とか
狭心症とか糖尿病とか心不全とか。
そういう、持病で定期的に病院に通院している患者
診察する仕事です。

まあ、持病はないけど、風邪とか動悸がするとか、
そういう患者も診るんですけどね。

ほとんどの一般的な方がイメージしている医師の仕事
っていうのが、いわゆる「外来」の業務の事です。


○入院患者の回診

入院している患者の診察です。
外来に通院するだけでは、治療が難しい。
という人が、基本的には入院するので。
入院患者っていうのは、基本的には重症です。

明日、明後日にでも退院できる人もいるし、
いわゆる社会的入院の人もいますから。
全員が重症というわけではないのですけどね。

基本的には、入院患者っていうのは、重症患者です。


入院患者そのものを診察、治療する。
っていうのが、もちろん一番の仕事なんですけど。
重症の患者ですから。
一定の危険性が伴う、検査とか治療、それから輸血とか、
そういう医療行為も行う事が多いんですよ。

そんな時には、患者の家族に説明をしなければいけません。

アメリカ等の国だと、患者への説明は専門のスタッフが行う、
というところもあるようですけど。
日本では、全て医師が行います。

まあ、補足を看護師が行う事もあるとは思いますけど。
基本的には100%医者の仕事です。

今の時代、「説明義務違反」って事で、
裁判で何千万円も支払わされる事もあるので。
大変手間のかかる仕事です。

でも、どんなに丁寧に患者や家族への説明を行っても、
医者には一円も入らないんですよ

はっきり言って、これはおかしいと思います。
説明義務違反」とか言っておいて、裁判では
大金を支払わされる事もあるのに。
その対価はゼロ

これは、やっぱりおかしいのではないでしょうか。


○検査

循環器内科だと、心エコーとか、心臓カテーテル検査とか、
運動負荷試験とか、そういう検査です。

他の科だと、胃カメラとか、眼底検査とか、
そういう検査の事です。

エコーとかだと、忙しい病院だと検査技師が中心になって、
検査をする病院も多いのですけど。

危険性の伴う検査の場合は、基本的に全て医師が行います。


○手術

手術をするのは、基本的には外科系の医師で、
内科系の医師はほとんど手術は行わないのですけど。
循環器内科だと、ペースメーカーを植え込む手術とか、
心臓の表面の血管(冠動脈)を広げる、血管内手術
という手術は行います。

心臓カテーテル検査をやって、すごく血管が狭いとか、
詰まっているという時は、その場で血管内手術をやるし。
胃カメラ
をやって、大量に血が出ていればその場で、
止血する治療をやりますから。

内科の場合は、手術と検査、っていうように、
完全に分ける事は難しい場合もあります。


○当直

いわゆる「病院」というところには、
夜でも病院内に医師が待機していなければならないので。
当直という業務が当たります。

年齢が一定以上の医師とか、地位が高い医師では、
免除される場合もあるのですけど。
まあ、だいたいある程度以下の年齢の医師は全員、
当直という業務をやります。

本当は、入院患者に何かあった場合にのみ備えるもので、
患者を診察した場合は、当直料とは別に残業代を貰える
そして、外来に来た患者は診る義務はない
というのが、労働基準法という法律で決まっているのですけど。

ほとんどの病院では、これが守られていません。

夜から朝まで、当直でびっちり働いて、
その次の日も普通に朝から、通常業務。

という事も多々あるので、それが医療ミスの原因にもなります。

問題なのは、そういうシステムなのですけど、
違法状態は放置
されており、一向に改善の気配はありません。


○当番

待機」っていう言葉も使われます。
夜だろうが明け方だろうが、病気が悪くなる人はいるし、
病院に来る患者もいます。

そういう時は、まず当直医が診察するのですが。
(本来であれば、当直医に時間外の患者を診る義務はないですけど)
自分の手には負えない、これは専門医の判断が必要だ。
という時には、その科のその日の当番の医師が呼ばれます。

当然、時間外に呼ばれる事が多くなります。
大きくて忙しい病院だと、夜中に呼ばれる回数も多いので、
非常に大変です。


○書類書き

入院したら、入院した患者、家族への書類。
退院の時も書類。
検査をするにも、治療、輸血、血液製剤を使うにも、
患者に説明をして、その都度書類を書かなければなりません。

保険会社への診断書とか、生活保護、リハビリの書類
大量にあります。

これらの書類のほとんどは、病気によって
パターンが決まっていますから。
医師以外も書くことは可能なんですけど。
今のところ、ほとんどの病院では、
全て医師の仕事
になっています。


○後輩医師の指導

大学病院じゃなくても、医者が複数いれば、
たいていは上下関係がありますからね。

医者15年目20年目とか、
両方が一人前だとそういう事はないのかもしれませんが。

2,3年目とか5年目位だと、まだ医師として
一人前ではありませんから。
それより上の医師は、若手医師の指導をする事になります。
もちろん、研修医への指導も含みます。

研修医への指導は、ほとんど義務ですけど。
それ以外の若手医師への指導は、
個人によるところが多いかな。


○医学の勉強

医療というのは、非常に猛スピードで進歩しているので。
仮に一人前の医師だとしても、常に医師には勉強が必要です。

患者や病気の事は全てわかる。
なんて医者は、いないんですよ。
医者神様じゃないんだから

だから、わからない事があったら、当然本やネットで調べたり、
他の医師に聞いたりします。

でも、医学の勉強っていうのは、厚労省に言わせれば、
医師の仕事ではない」らしいですよ。

個人が勝手にやる事らしいです。

役人や政治家が答弁の為の書類を作ったり、勉強するのは
役人や政治家の仕事ではない
っていう事なんでしょうかねー。


○地域の学校への検診

病院にもよるし、季節にもよりますけど。
春なんかだと、地元の学校検診医師がかり出される事も
結構あります。

ちゃんとした病院だと、きちんと報酬が出るのですけど。
地方自治体病院だと「公務員の副業は認めない」って事で、
ただ働き」させられる事もあります。


○往診

これも、病院や医師にもよりますけど。
病院に来られない患者の家に行ったり、
老健施設なんかに往診にいく医師もいます。


○くだらない会議

ある程度以上のキャリアの医師になると、
くだらない会議のメンバーにされますね、たいてい。
まあ、他の職業でも一緒なのかもしれませんけど。
医師でも、そういうのはあります。

本来は、医療ミスをなくそうとか、
経営を良くしようとか、っていう意義があるんですけど。
とりあえず、会議を行うのが目的になっている、
って場合が多いですね、正直。

平均時給3000円医師看護士、技師10人集めて、
一ヶ月に一回、一時間の会議を行うと、一年間で

3000x10x1x12=36万円

のコストがかかるんですよ、本来は。
週一回だと130万円くらいですか。

36万円の価値がない会議であれば、損だから会議を止める
という意識を病院の経営者側には持ってもらいたいものです。

一時間くだらない会議に出たら、
一時間患者を診察する時間が減るしね。


○看護学校、看護師等への教育

地方自治体の病院とか、医師会関係の病院だと、
関連の看護学校を持っている病院も多いです。
そういう病院に勤めると、看護学校の講師をやらされます。
テスト作ったりしなきゃならなくて、結構面倒くさいっす。

たいてい、雀の涙ほどの給料は出ますけどね。
正直言って、ないようなもんです。

他に、病院にいる看護師とかに頼まれて、
勉強会をやって欲しいとか、って言われる事も多いです。

こっちは、完全にボランティアですね。



ざっと思いつくままに上げてみましたが、
医者の仕事ってのは、こんなもんです。

もっと偉い先生になると、講演もあるようですけどね。


医療関係者以外には、医者の仕事ってわからないだろう。
というように、冒頭では書きましたけど。
厳密に言うと、看護師とか検査技師とか、
医者と一緒に働いている人達でも。
医者の仕事の全部はわかっていないと思いますよ。

入院病棟の看護師は、医者外来や夜中に呼ばれる
当番の業務
とかは、あんまり知らないでしょうし。
外来なら、入院の事は知らないでしょうからね。

医局の中で、地道に書類書いているなんて、
医者以外は誰も知らない事ですしね。


開業医っていうのは同じ医者でも、
いわゆる中小企業の社長ですから。
経営とか、そういう事務仕事がもっと多いのでしょうね。
私には、詳しい事はわかりませんけど。

そのかわり、手術や検査が減ったり入院患者がいない
クリニックだと、入院患者はいないし
当番とか、そういうのもなくなるんでしょう。


まあ、そんな感じで、今後医師不足の話とか、
そんな話はたくさん出てくると思うんですけど。
その際に、参考にしてみて下さいね!


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この記事へのコメント
あけまして&おひさしぶりです
年明け早々精力的にブログ更新ご苦労様です。
医者の仕事の内訳は一般の方には意外と知られてないでしょうね。なにしろ以前病棟の看護士さん(少なくともキャリア5年にはなる)から「えっ?医師(せんせい)って当直明け帰れないんですか?」と今更知りましたって邪気のない顔で驚かれて脱力しましたしね。普段一緒に何年も働いている人でこの有様ですから。
ニーレ[URL] 2008/01/04(金) 02:45 [EDIT]
大変な業務量ですね……
Dr.I様>

 医師の方のお仕事、想像以上の仕事量ですね。
 厚生労働省も国民も医師の方々が「高給取りである」という「根拠の無い思い込み」で「それぐらい仕事しても当たり前」だと批判しますが、これはそれで済まされる量ではありませんね。まあ、「不払い残業」をやっているのは民間も公務員も同じかもしれませんが、「自分が残業手当を請求しない」(「できない」というのは言い訳でしょう、「法に基づいた権利を行使しない」のは「法は、法の下に安住するものを保護しない」という原則に反しますからね)ことを言い訳に、他人の「法に基づいた権利」の主張を「わがままだ」というのは、単なる妬み・やっかみに過ぎないのですから。
Lich[URL] 2008/01/04(金) 08:20 [EDIT]
Where there's a will, there's a way!
blogの更新時間が何より物語ってるぅ(ToT)ねんねしなきゃアプー!

病状説明の他にも、エビ父は疾患により公的な助成を受けられたのですが、その事も先生が教えて下さりまちた。
そういう書類も写真を貼ったり、色々書いたり立派なもので、手間がかかると思います。
いつも丁寧コメントのLichさんがお書きのとおりで業務量がハンパないのと、気持ちの面で受け止める量と質も、エビならパタンキューでちゅ。

なんとかしようという動き、なんちゃって救急医先生のとこで第二試案反対の署名の記事見まちた。医師連盟で集約してるみたいね。
意志のあるところに、道はあるのでchu!
エビ[URL] 2008/01/04(金) 17:32 [EDIT]
他人の仕事を知る、って難しいものです
エリートである公務員の一部の方は、ほんの一日(のさらに数時間だけ)視察して、全ての仕事が分かるスーパーマンでいらっしゃるようですが(笑)
「でも、俺達の仕事だって忙しいんだ」と仰る業種も多種あるでしょうが、それでもほとんどの仕事よりも医師の方が忙しいと思います。

>でも、どんなに丁寧に患者や家族への説明を行っても、
>医者には一円も入らないんですよ。

もし混合診療になったら、そのうち導入されるかもと思っているもの。
「説明料金」:医師からの説明がほしい場合に発生。分単位で、かかった時間に応じて金額がきまる。ここには書面準備時間も含まれる。説明を求めない場合は説明を受けない代わりに費用を払わなくて良いが、「説明がなかった」という文句には当然ながら「所定の手続きを取りさえすれば説明したのに、それを自分から要求しなかった・拒否したのはあなた」という返事になる。包括的な説明の内容に対してではなく時間に対して料金を取らないと、「この部分の話を聞かなかったから払わない!」「これは聞いていなかった!訴える!」と言い出す人が出て来そうですね。

こんなのになったら(医師は困らないけど)、金額次第では患者さんや家族が困るだろうなあ。
今までの世の流れでは、説明に関してのコストは取れない(ほとんどの医療は保険診療だから)のに「説明責任」という仕事を義務であるように押し付けられています。
コストを取れないが仕事をさせる、というのは不可解(顧客の要求としては理解できるが、それを受ける必要はないはず。仕事が増える分のコストを要求するのが本筋)に思うのですが。
万が一、説明のコストまで含めてあの診療報酬点数なのだとしたら「人の健康を守るための医療」というものが如何に軽く見られているか、ということですね。
桜井純一郎[URL] 2008/01/04(金) 17:34 [EDIT]
院外薬局の薬の説明
「説明責任」
院外薬局の薬の説明や問診?は、ちゃんと保険点数を取っています。
患者にすれば「医者でもない薬剤師に体の事をあれこれ聞かれたくない、プライバシーもないし」
「いつもの薬でのみ方は医者に聞いてわかってる。うるさいんだよ」
と非常に不評ですが、保険点数は結構高いと思う。
薬剤師は偉い。
医療は少ない医療原資を、医療職で分け合うのだが、医師の配分は仕事の割に少ない。
だからこそ文句が出ているわけだが、薬剤師、看護師らのような力がないからだろうか?
保険診療に固執する限り、医師の報酬が増える可能性は・・・
混合診療医[URL] 2008/01/04(金) 17:55 [EDIT]
>ニーレ先生
あけましておめでとうございます。

そうなんですよね。
看護師は医者は大変だ、ってみんな言いますけど。
一部しか見ていなくてもそうやって言うんですよね、みんな。
ホントは、もっともっと忙しいんだけど、っていっつも思いますわ。
Dr. I[URL] 2008/01/04(金) 19:19 [EDIT]
>Lichさん
確かに。
残業代くれないから、って申請しないのは、その医師が悪いですね。

ただ、奈良県立医大のように、訴訟になっても法で認められた残業代を払わない病院っていうのもありますから。
そういうのまで、個人の責任にされるとつらいです。
Dr. I[URL] 2008/01/04(金) 19:20 [EDIT]
>エビさん
絶対に、一般の人は知らないだろうな、って思って。
医師であれば、みんな知っている事なんですけど、敢えて記事にしてみました。

ホントに、みんなが思っているのは一部なんです。
Dr. I[URL] 2008/01/04(金) 19:22 [EDIT]
>桜井純一郎さん
公務員はエリートですから。
きっと、そんなんでわかるんですよw

混合診療になったら、そうなるかどうかはわかりませんけど。
やはり、保険の中でも、非常に重要な事なのだから、コストを取るって事を行って欲しいものですね。
Dr. I[URL] 2008/01/04(金) 19:24 [EDIT]
>混合診療医先生
院外薬局の薬の説では、コスト取れるんですから。
保険の中でも、医者の説明で取れるはずなんですよ。
やる気になれば。

やはり、政治力っていうのはあるんでしょうけどね。
Dr. I[URL] 2008/01/04(金) 19:25 [EDIT]
くだらない会議
医療事故や院内感染の会議は、病棟を持つ病院が監査などで突っ込まれる要件なんですよ。マニュアルを作るのも、ちゃんと会議をしているかっていう議事録の提出を求められる。やらずに偽の議事録を作ってやったことにみせかけるようなところもあるでしょうけれども、病院だと規模が大きいので、内部告発のリスクを考えると、まあ、やるしかないんでしょうね。うちもやってますよ。ほんとにしょうもない。監査通してもらうための会議のための会議を。
りん[URL] 2008/01/04(金) 19:29 [EDIT]
もちろん
医師の仕事内容はわかってるつもりですよ。
うちだと、定期的に開業医に顔を出す医師もいらっしゃいますね。
ま、その病院の特性にもよりけりでしょうけど。。

会議を時給として考える方法、ちょうど会議を減らせないか院長より知恵を求められていたので実践してみますね。
のりくろ[URL] 2008/01/04(金) 22:24 [EDIT]
逃散の原因
いろいろある業務のうち、うちの病院の逃散の原因は当直です。
外傷以外は「とりあえず内科」と言われてしまうので、内科医が地雷を踏みやすいこともあり、内科医の逃散が止まりません。

逃げた分の補充には熱心ですが、逃げないような工夫無しに応募があるはずがないことは理解されないようです。
bamboo[URL] 2008/01/05(土) 11:09 [EDIT]
確かに意味のない雑用が多いですね
はじめまして、Dr.I様。
見事に網羅されましたね。仕事の見直しの参考になりました。
確かに業務量に対して医師やスタッフ不足であることは間違いないですね。ただ日本の医師はその仕事の意義や効果を顧みずに漫然と繰り返す、という面もあるように思います(自戒を込めて)。今時教授回診している医局はないでしょうが、だらだらと症例報告や検討会をやっているのは小生の病院だけでしょうか?
あらかじめメールなどで電子会議をやって議題を煮詰めておいて決定事項のみを会議でやれば効率的だ、と提案しているのですが院長事務長からは相手にされません(泣)。
欧米で臨床経験がある方はご存知でしょうが、無駄な時間がほとんどなく、合理的に時間を遣って仕事が終わればさっさと帰るシステムですよね。あの考え方を導入できればいいのですが。
無駄な会議をやってる管理職がいてはとても無理ですか(苦笑)。
Bundo[URL] 2008/01/05(土) 11:51 [EDIT]
雑用を減らせたら
・書類作成
・伝票整理
・検査のオーダリング
・受診や検査スケジュールのコーディネート
これだけでも誰かにやってもらえれば、私たちDrは本来為すべき仕事にもっともっと時間が使えると思います。
私の研修医時代は1日の大半をこんな仕事に費やしていましたが、医者としてのレベルアップには何の役にも立ちませんでした。全くもって時間の無駄でした。これからの病院はクラークをもっと導入して、医者でなくてもいい仕事は人に任せて、研修医には本当の意味で実のある研修をしてほしいと思っています。
小児科医@最果ての地[URL] 2008/01/05(土) 12:20 [EDIT]
>りん先生
その監査、っていうのが。
意味がないので。
根本的に、そっちの方をどうにかしてもらいたいですねー。
Dr. I[URL] 2008/01/05(土) 16:45 [EDIT]
>のりくろさん
コストの問題もそうですし。
不必要な会議をしたら、その分、必要な仕事は減らされているんだ。
っていう意識が必要です。

足し算ばっかよりも、むしろ引き算の方が良い場合が、多いですね。
こういう時は。
Dr. I[URL] 2008/01/05(土) 16:48 [EDIT]
>bamboo先生
大きいのは、当直と時間外の業務ですね。
やはり。
それが、勤務医にとって一番の負担になると思います。
それに対応するには、患者の意識を変えるなど、結構難しいものがありますね。

診察に関しては、医師以外はできませんし。
Dr. I[URL] 2008/01/05(土) 17:02 [EDIT]
>Bundo先生
役人だけでなく、今までやっていたことを、効率を考えずに、ただ継続している人達って多いですよね。
多分、どこの職場でも同じだと思いますが。

やっぱり、アメリカはそういうの進んでいるのでしょうねー。
Dr. I[URL] 2008/01/05(土) 17:04 [EDIT]
>小児科医@最果ての地先生
鋭い。
実は、その事を書こうと思って、その前段階で、医師の仕事について書いたら。
思ったより長くなったので。
次の記事に書こうと思っていたのですよ、それ。

Dr. I[URL] 2008/01/05(土) 17:08 [EDIT]
2度目のカキコすいません
私は、従業員でいわゆる有資格者を、誰でも、経験も知識も資格がなくてもできるような仕事は、経験も知識も資格もない職員にやらせたいと思うし、やらせようと努力はしてるんですよね。だって、人件費がぜんっぜん違うじゃないですか。それを言ったら、Drなんて、一番人件費高いでしょう?患者診てナンボなんですから。なるべく医者じゃなくてもできる仕事はそういう人に振って、医者は医者の仕事をするべきだとは思いますね。それに監査のための会議ですから、その会議への出席ですら、人件費がかかるわけですよ。たんに監査にひっかからないようにするだけってだけで、一文の利益にもならんのです。あれもこれもと質を求めるなら、それだけの見返りをしてもらいたいとも思いますし、行政が質を上げるためにやろうと出す対策は、いつもいつも、ただただ、医者やNsが書く書類が増えるだけで、結果、患者と向き合う時間が減り、質があがったと評価するのでしょうが、実質、質は下がっていますよね。。。。 あーもう こんなん現場の人間にしかわかんねえだろうな。
りん[URL] 2008/01/05(土) 22:35 [EDIT]
>りん先生
アメリカなんかは、そういうのしっかりしていますから。
高い給料貰ってる医者にそんな事させたら損だ。
って事わかってるので。
その分、安い人件費で何人も事務員とか、医療秘書とかみたいな人雇って、仕事やらせていますね。

病院評価機構とかって、厚労省の天下り先のせいで、書類関係はホント、増えましたよね。
Dr. I[URL] 2008/01/06(日) 15:01 [EDIT]
民間では医師は診療に専念できる
病院機能評価の話がきたら、医師みんなで無視すればいいと思う。
私には、文句を言いながら、機能評価の会議に出席する医師の気がしれない。
無視して、何か実害がありますか?


また、民間病院では、医師は診療に専念させてもらえます。
組合の強い公立病院では、組合のない医師に雑用全般が押し付けられる。
組合員は、雑用をしなくてよいように守られている。
医師は組合を作らない。
また、文句を言いながら公立病院に勤務し続ける。
それでは、医師以外誰も困らないから、改善される道理がない。
給料も組合が強いから、医師以外は恵まれている。
民間病院は、医師に雑用させるのは非効率なので、コスト的に効率よく医師を働かせるように、雑用フリーになっている。
給料も医師が特別に良い。
だから、民間病院に移ればいいと思う。
そして、公立病院が潰れると、国策である集約化も進むというもの。
公立病院で医師が過労に耐えて頑張っても、患者は評価しないと思う。
接遇が悪いなど文句しか聞かれない。
民間病院に移り、効率よく短時間だけ勤務し、十分な給料をもらう方が「いい先生」でいられるのではないだろうか?
混合診療医[URL] 2008/01/06(日) 16:24 [EDIT]
>混合診療医先生
病院機能評価に通ってないと、点数もらえないんじゃなかったでしたっけ。
私は経営者ではないので、あんまり詳しくないのですけど。

民間病院の方が、確かに働きやすいですよね。
まあ、医局のしがらみとかがあって、なかなか全員がそこに行く、ってわけにはいかないんでしょうけどね。
Dr. I[URL] 2008/01/06(日) 22:52 [EDIT]
取っておかないとマズイんじゃないか、と煽られて
将来、病院機能評価を取ってないと保険点数に差をつけられるかもしれない、と脅かされて、それで取っておかないとマズイんじゃないか、と煽られて、経営側が取りたがると思ってます。
でも、保険点数に差をつけられたとしてもですよ、勤務医に何の関係があるんですか?
仕事しやすくなりますか?
あり得ないですよね。
タイムカードつけさせても、時間外手当もらえないんじゃ、意味ないし。
どうして、みんな文句言いつつ、5時過ぎからの会議に出席して残業代も出ないのに、機能評価に合格するために超過勤務するんだろう?
どうしてですか?
誰か教えて下さい。
みんなで無視したらいいのに。
混合診療医[URL] 2008/01/06(日) 23:56 [EDIT]

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