現役医師、循環器内科医(Dr. I)が医療について、詳しくわかりやすく解説するブログ。 引用、転載は自由ですが、その際は必ず引用元を明記して下さいね!
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ボールペンで産科医療を救う!
医療崩壊の最前線である、産科医療に関しては、
ほとんど毎日のようにテレビや新聞などの
マスコミでも報道されていますよね。

福島大野病院事件」に関しては、
このブログでもかなり力を入れて報道してきました。

日本の医療崩壊をなんとかしよう。
特に、産科医療の崩壊を止めよう。
という事で、医師ブロガーのカリスマ、
新小児科医のつぶやき」のYosyan先生が中心になって、
ボールペン作戦が始まりましたよ!

その名も
「産科医サポータープロジェクト
ボールペンで福島大野事件を支援します」


『福島事件支援プロジェクト』
の記事が元になって、「新小児科医のつぶやき」の
常連コメンテーターでもある、moto-tclinic 先生
もう実際にボールペンを作っているようですね。

しかも、実名でキャリアブレインの記事になってるし(汗)



ボールペン作戦で「医師の刑事免責確立を」

医師として善意で患者のために一生懸命やったのに、
手錠を掛けられるようになっては委縮医療が進む。

加藤医師は無罪と信じる。
この事件をきっかけに、
医師の刑事免責確立を呼び掛けたい」―。

福島県立大野病院事件で現在公判中(5月16日に結審)の
加藤克彦被告への支援の輪を広げて
医師の刑事免責確立を実現しようと、
インターネット上に集まった医師らを中心にした活動
ボールペン作戦」が展開されている。

活動に携わる医師の一人、深谷元継さんは
ボールペンという日常的に使うものを通して、
自分たちがお互いにつながっているという意識を
共有でき、皆が頑張っているという励ましになる。
善意や思いを共有していきたい」と話し、
運動の輪が医師の刑事免責確立につながってほしい
と願っている。


ボールペン作戦は、5月10日にネット上で
趣旨に賛同した医師らが準備を始め、
5月18日に開始された。

趣旨に賛同した人が「我々は福島大野病院事件
逮捕された産婦人科医の無罪を信じ支援します」
との文言が書かれたボールペンを使用し、
周りの人たちと事件などの話題を共有することで、
医師の刑事免責についての理解を深めていく活動だ。
現時点で100本のボールペンが用意されている。


1本目は無料で配布するが、2本目以降は
製作費用として一本につき90円以上の
寄付金を納めてもらう。

100本の配布が終わったら、集まった寄付金で
さらに100本を製作して活動を広げていく。
既に4万円の寄付が集まっているが、
次の100本を製作する費用がなくなった場合は、
残金を福島県産婦人科医会内の
「加藤克彦先生を支える会」に寄付する。

深谷さんは「8月20日の判決がタイムリミットなので、
それまでになるべく多くの人に支援の輪を広げたい。
医師が善意でやったことが刑事事件として
逮捕されては委縮医療を招く。
『刑事免責』と言っても、言葉が抽象的で
心に訴え掛けないが、加藤先生の
具体的な話があればなじみやすいのでは」と語る。


福島県立大野病院事件は、2004年12月、
帝王切開手術中の女性を、子宮に癒着した胎盤の
剥離(はくり)による大量出血で失血死させたとして、
当時の産婦人科医長、加藤克彦被告が
業務上過失致死などの罪に問われて
06年に逮捕・起訴された事件。
今年8月20日に判決が言い渡される。

公判では、剥離を続けた判断の妥当性などが争点となり、
弁護側は加藤被告の無罪を主張している。
現場の医師からは、「産婦人科医が一生に一度、
遭遇するかしないかと言われるまれな症例で、
医学的にみても治療に誤りはなかった」
との声が上がっているが、訴訟リスクを懸念する
医師らが臨床現場を離れ、重症患者を
引き受けなくなる委縮医療を招いている。


『2008/05/19:キャリアブレイン 』


とりあえず最初は100本って事だったので。
あんまりたくさん買ったら迷惑かな、
と思って、数本注文しようとしたら。

記事では4万円、ってなっていたのに。
昨日見たら34万円になってるし。
ちょっと前に見たら、もう45万円
寄付が集まっているようですね。

100本とか、500本とかって
言ってる人もいるようですし。
滑り出しは好調のようですね。


はじめは、インターネットから派生していますけど。
これを、リアルの世界に広げる、っていう事が
非常に大事な事だと思いますよ。

このブログを以前から読んで頂いている読者の方は、
もう既に「福島大野病院事件」って言ったら、
どんな事件か、とか。
だいたい理解されているとは思いますが。
はっきり言って、世間では少数派ですからね。

医師ならば、そこそこ知っているかもしれませんが。
医療従事者と言っても、看護師とか薬剤師であれば、
知らない人もかなり多いですよ。

この間、研修医に聞いたけど、
あんまりよくわかっていなかったみたいだし。


日頃から、インターネットや医師ブログを読んで、
医療の情報を収集している人は、もう良い。
って言ったら失礼だけど。
そういう人は当然として。

それ以外の、あんまり今まで興味なかった人にも、

「このボールペン、何?」
福島大野病院事件って何?」


というように、興味を持っていただいて、
その後に、こういう事件があったんだ。
その結果、日本では産科医1人の病院では、
お産ができなくなりつつあって、
産科医療が崩壊しつつある、とか。

萎縮医療が進んで、「患者受け入れ不可能」なのに、
患者受け入れ拒否」とか「たらい回し」だって、
現場の医師がマスコミに叩かれたりしているんだ。

とか、っていう話を周りの人達にしてもらって。
1人でも多くの人達に「福島大野病院事件」とか、
産科医療についてとか、医療訴訟、医療崩壊について、
知って貰えれば良いな、って思っています。


それにしても。
Yosyan先生は、すごいねー。
尊敬しちゃいますわ。


実際にボールペンを申し込みたい人は。

ボールペンの申し込みは、120円切手を張った
返信用封筒(住所、氏名記載)に赤字で
「ボールペン希望」と明記の上、
「〒460-0012 名古屋市中区千代田5-20-6 
フクヤビル1F 鶴舞公園クリニック 深谷元継」まで。

ボールペンを複数希望する場合は、
振込予定日と額、振込者名を書いた紙も同封し、
返信用封筒に切手を張る
(2本=120円、3-5本=140円、6-7本=200円、
8-12本=240円、13-25本=390円)。
宅配便希望の場合はその旨も記載する。
 
寄付金の送り先は、銀行振り込みの場合は
「三菱東京UFJ銀行 鶴舞(つるまい)支店 
普通1203866(ふかや もとつぐ)」まで。
インターネット決済の「Paypal」の場合は
pen@tclinic.jpに送金する。

詳細については、
『ボールペン作戦メインサイト』


医療を崩壊させないためには、これも読んでね!

→ 医療崩壊―「立ち去り型サボタージュ」とは何か
小松 秀樹 (著)


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この記事へのコメント
こうした……
Dr.I様>
 こうした、地道な取り組みが、医療崩壊を防ぐ一助になってほしいです……が、周りがよってたかって「破壊」してる現状ではなんともはや(涙)。
Lich[URL] 2008/05/22(木) 10:27 [EDIT]
TBありがとうございます
moto先生が主役であって私は脇役です。いや脇役と言うより単なる協力者にすぎません。地味な企画ですが、個人的には素晴らしい着想と思っていますし、実行力も尊敬しています。

もっとも最初は「饅頭はどうか」、から始まったというのは公然の秘密です。
Yosyan[URL] 2008/05/22(木) 12:27 [EDIT]
>Lichさん
ものすごい簡単な解決策はないですから。
こういう風に、地道にやってくしかないんじゃないっすかね。
Dr.I[URL] 2008/05/23(金) 06:13 [EDIT]
>Yosyan先生
いやいや。
やっぱ、先生クラスの人が音頭をとっていかないと、物事は進みませんから。
それにしても、moto先生も、すごい行動力だと思います。
Dr.I[URL] 2008/05/23(金) 06:14 [EDIT]

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