現役医師、循環器内科医(Dr. I)が医療について、詳しくわかりやすく解説するブログ。 引用、転載は自由ですが、その際は必ず引用元を明記して下さいね!
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全国医師連盟発足
『6/8、全国医師連盟設立集会』
の記事でも書きましたけど。
ついに「全国医師連盟」が正式に発足しましたね。

全国医師連盟」っていうのは、
開業医中心の「日本医師会」とは別の、
患者の為の」、勤務医中心の医師の団体です。

私は、循環器内科という比較的忙しい科が専門で。
そいで、ブログメルマガも書いるので。
自分の事で手一杯であまり余裕がないので、
あんまり内部に入っての協力というのはできないんですが。
全国医師連盟」の前の段階、
全国医師連盟、準備委員会」の、
かなり初期の段階から参加させて頂いております。

厳しい言い方ですけど。
今のところ、まだ出来たばっかりで、
何の実績もない団体なんですけど。

どうやら、私と向かっている方向性が
似ている
ようなので。
今の所、ブログで紹介、等の方法のみですが
協力させて頂いております。


個人的な都合がいろいろあって、
講演が最後まで聞けなかったのが残念でしたが。
おおかた良かったと思いますよ。

講演者6人+上先生の話があったから、
予想通り時間は足りなかったですけどね。
やはり、そこは反省点だと思います。

特に最初の2人は医療訴訟の具体的な話だから。
どうしても医学的な話とかが多くなっちゃうので。
一般の人達も来ているので、
もう少し時間をかけないと難しいかなー。

よく考えたら、同じ日に
秋葉原で殺人事件があったんですね。
秋葉にも時間があったら行こうかな、
って思っていたので。
間違わなくてよかったですわ、ホント。

事件がなければ、マスコミの方達も
結構たくさん来ていたようですから。
全国医師連盟」の話もテレビや新聞等の
マスコミでも、もっと報道される予定だったようですが。
あまり放送はされていないようですね。

今のところ、日テレTBSのニュースだけかな。
テレビで放送されたのは。

ちなみに、日テレの放送はここから見られますよ。
→ 『日テレニュース24』


私が一番楽しみにしていた講演は、
佐藤一樹先生の
 【被告人の立場からみた
  東京女子医大心臓手術事件の経緯】


これっす。

『「紫色の顔の友達を助けたい」』
のブログでだいぶ前から読んではいたけど。
やっぱり、本物の講演は違いますねー。
非常におもしろかったです。


キャリアブレインで「全国医師連盟設立」の話と
佐藤先生の講演内容を紹介しているので、
ちょっと引用させてもらいますね。



医師の労働環境改善など訴え―全医連設立集会

全国医師連盟(黒川衛代表)が
6月8日に開いた設立集会では、
医療事故裁判の被告の佐藤一樹元助手や、
過労自殺した小児科医の遺族の中川のり子氏、
リハビリテーションの日数制限を定めた
診療報酬改定の告示の撤回などを求めて
行政訴訟を起こした勤務医、澤田石順氏らが、
医療現場の抱える問題点を
それぞれの立場から指摘した。
(熊田梨恵、兼松昭夫)


■「組織守るため、医師に事故責任を転嫁」

2001年に心臓手術を受けた12歳の女児が
死亡した「東京女子医大事件」で、
業務上過失致死罪で起訴された被告で、
現在保釈中の佐藤一樹・元東京女子医科大学病院
循環器小児外科助手は、
「特定機能病院の資格を剥奪(はくだつ)されたくない
大学病院側の、組織的責任を逃れようとする
裏工作があった」と述べ、
内部調査報告書の虚偽作成や、
警察による作為的な実地検証などにより、
大学病院が責任逃れのために
佐藤元助手個人に事故責任を負わせようとした
と主張した。

佐藤元助手は「現場の医師
大学病院には利益相反がある。
業務上過失致死は法人でなく個人が対象。
その意味で病院管理者と
警察の利害関係は一致した。

真実も正義もなく、裏の世界は
『白い巨塔』レベルではなかった」と述べた。
同院が特定機能病院の資格を
剥奪されたくないために警察の捜査に
協力したとの見方を示し、意図的に
虚偽の調査報告書を作成して
現場の医師らに見せないまま遺族に提出し、
外部評価委員会も利益保護のために
関係者で構成されており、
警察による実地検証も
作為的なものだったと主張した。

また、「医局の主任教授から
パワーハラスメントを受けていた」と述べ、
心臓血管外科専門医の認定を
取得するに当たって妨害されたり、
佐藤元助手を支援するための
カンパ活動をやめさせられたり、
電話を盗聴されたりしたと訴えた。

佐藤元助手は、個人ではなく
組織を守ろうとする大学病院
システム的な問題が、原因究明や再発防止、
遺族とのコミュニケーションなどを
阻んでいると述べた上で、
「患者が亡くなったのは大変悲しいこと。
事故で亡くなった場合は、
原因を正しく調べて解明・分析して
遺族に伝え、今後はそのようなことが
起きないようにするのが医師の務め。
不誠実な態度で患者の死を
無駄にしてはいけない」と締めくくった。


『2008/06/09:キャリアブレイン』


この記事の中にはないけど。
供述調書」の話も出ていましたね。

一番大事な事は、
100%納得しなければ署名しない。
唯一の武器はサインしないこと。

という事をおっしゃっておりました。

どっかの雑誌で見た事はあるんですが。
やっぱり、当事者が言うと説得力が違いますねー。

これも、彼のブログに詳しく書いてあったので、
一部だけ引用させてもらいますね。
勉強になりますよー。


供述調書の特徴

推測したことが、私が話をした形になっていて、
そのときどきどう思ったかが書かれる。
「アドバイス」が「指示」したになっていたりする。

警察は説明に納得しないと問答問答形式になって
書く傾向があるがこれが曲者。
問答は微妙に違っている。
供述調書は閲覧できるので
必ず手にとって読ませてもらう。
訂正をもとめることがある。

わざと小さい間違えをすることがある。
訂正しなかったらサインしない。
サインは義務ではない。
10でも20でも全部いう。

「こんなにいっぱいか。
俺達が一生懸命つくったのに。」
→「訂正してください。」

ニュアンスの差に気をつける。
「どう思った。」に注意。
修正に応じなかったら、サインしない。

「内容に誤りがあり、以下のような申し立てがあって、
修正した。」と書いて、1つのことが書いてあって、
それだけが修正項目だと思われ
この調書は正しいとさてしまう。

警察はマイナーなところだけを訂正する。
消して直すこともあるが、
調書の末尾に付けるだけの事もある。
これを使い分ける。
末尾に付加して書くときは一つだけ書いて、
何でもないそのことを強調しようとする。
ワープロで直してもらう。
一つの調書ごとに全部訂正をしてからサインする。

「サインをしないのはやましいことがあるからだろう。」
など脅しでくるが、へっちゃら。
それを貫くのは難しいことだが、大切。

19時過ぎて調書が終わらなかったらサインせずに帰る。
相手はどんどん勝手なことを作るので、
少しのニュアンスの違いがある。
なんとなく罪を認めているような書きぶりになっている。
閲覧時間はいくら時間があっても良い。

ここは難しいが頑張る。
一つ一つ根気よく直す。
多いと忘れるので、一つ一つ直す。
先に進もうとしたら止める。
閲覧が終わらなかったら、
「また次にやりますから。」といって帰る。
「この前そう言ったじゃないか。」
といっても、言ったとか言わないとかを
説得しても意味がないので
「ここは違うので訂正してください。」



先に間違ったことをいってから直すのは難しい。
たぶんこうであってんだろう、
こういうはずだ、ということが後で間違うことが多い。
はっきり確実な事実をいっていればよい。

事実は何か。
外に現れたことは何か。
言葉を発したのは何かが大切。
事実は微細なもの。
事実は複雑なもの。

「どうしてやらなかったんだ。」「はい。」
「どう思ったんだ。」「はい。」
「また、思い出します。」
評価は関係ない、倫理上と法律上は違う。
先走って思い出さない。
向こうのメモは思い違いや嘘もある。
わからないならわからない。

ちょっとでもいったことを調書にするから気をつける。
何と言われようと同じように答える。
どんどん話していると警察の思いどおりの
ストーリーになるそれ以上の話はしていない。

新たに呼ばれたからといって、
新しい説明をすることはない。

供述調書は全部納得がいくまで
訂正してからサインする。
事実は簡単ではない。


とりあえずは禁物こちらの武器は署名しないこと。
こちらのいうことを書くのが調書。

読んで違うなら署名しない。
言ったじゃないか。
この時言ったのはこうだからという説明はいらない。
理由はいらない。
こうだからという説明はいらない。
医者は向こうの話をよく聞いてそうかな
などと思って署名してしまう。
インテリはそうかなと思って署名することが多い。

調書は100%思ったことを書くようにする。
調書は一つずつ完結する。
言ってしまったことを否定しなくてもよい。
私の調書に私の思ったことを考えだけを
書いてもらう自分の調書を作る。


100%納得しなければ署名しない。
唯一の武器はサインしないこと。
今が正念場説明はいらない。
納得はいらない。
理由はいらない。
嘘でないからでなく納得してから署名する。
言いたくないことは言わない。
読むときに事情の知らないヒトが読むつもりで読む。


『冤罪にならないための-任意事情聴取注意点-喜田村先生から』


私は見ることができませんでしたけど。
設立総会の後の記者会見の様子は、
ロハスメディカルブログに書いてありましたよ。

→ 『全国医師連盟、ハスメディカルブログ、』


大学病院についてもっと知りたい人は、これも読んでね!
→ 「大学病院のうそ」 ~
現役医師(Dr. I)が暴露する、大学病院の秘密



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この記事へのコメント
これから
全医連も産みの苦しみはしっかり味わったわけですから、これを糧にして大きく育って欲しいところです。決起集会から設立総会の半年に学習した事はきっと活かされると信じています。

本格的なスタートラインまでようやく漕ぎ着けたのですから、「これから」を期待しましょう。
Yosyan[URL] 2008/06/10(火) 08:23 [EDIT]
これからが……
Dr.I様>
 全医連、いよいよスタートですね。
 これからの活動が楽しみです……が、前途多難なのも事実で、難しいですね。がんばっていただきたいものです。
Lich[URL] 2008/06/10(火) 14:16 [EDIT]
>Yosyan先生
やっとここまで来ましたからね。
これからに期待しましょうか。
Dr.I[URL] 2008/06/11(水) 00:40 [EDIT]
>Lichさん
まあ、きっといろいろあるんでしょうけど。
頑張って貰いたいですね。
Dr.I[URL] 2008/06/11(水) 00:40 [EDIT]

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