現役医師、循環器内科医(Dr. I)が医療について、詳しくわかりやすく解説するブログ。 引用、転載は自由ですが、その際は必ず引用元を明記して下さいね!
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議員が実名で医療費削減反対表明
8/7に、全国医師連盟国会議員に行った、
医療に関するアンケートの結果が出たようですね。
キャリアブレインに載っていました。


国会議員の88%が「2200億円撤回を」
―全医連アンケート

全国医師連盟(黒川衛代表)はこのほど、
国会議員アンケート結果(速報)を発表した。
社会保障費の毎年2200億円の削減を堅持すべきか
との問いに対しては、88%が「撤回すべき」と答えた。

アンケートは、7月14日に衆院480人、
参院242人の合わせて722人の議員を対象に、
郵便と電子メールでアンケートを送付。

25日を期限に回収した。
速報は、30日午前の時点での
有効回答86人分について、集計を行った。

政党別の回答者数は、自民党18人、
民主党40人、共産党16人、社民党6人、
国民新党3人、無所属が3人だった。

設問1は、望ましいと思われる人口当たりの
医師数について聞いている。
現状の人口千人当たり1.75‐2人よりも
少なくすべきという回答はゼロで、
同2.5‐3.5人との意見が最も多かった。


設問11


設問2では、当面目標とする
年間当たりの医師養成数を聞いた。

やはり現状の7500-8000人より減らすべき
という意見は皆無で、「医現場の危機打開と
再建をめざす国会議員連盟」の示した
1万2000人との数字に近い、年間9000-1万3000人
との意見が最も多かった。

ただ、政党間に多少のばらつきが見られ、
共産党や民主党の議員が高めの目標を
設定していることが読み取れる。


設問22


設問3では、社会保障費の2200億円を
機械的に削減することの是非を問うた。

削減は撤回すべきとの意見が圧倒的に多かったが、
自民党議員の22%、民主党議員の2%で
削減を堅持すべきとの主張が見られた。


設問32

 
道路特定財源の一般財源化に伴い、
どの程度を医療・福祉に回すべきか
を聞いたのが設問4。
回答には大きなばらつきがあったが、
最も多かったのは「1兆円程度」との回答。
回答項目を選択せず、コメントを記した議員も目立った。


設問42



設問5は、医療費の対GDP(国内総生産)比の
当面の目標を尋ねた。
最も多かったのは、ドイツ、フランス、スイスなどと
並ぶ10.0-15.0%との回答。
わずかではあるが、現状より低い数字を挙げた議員もいた。


設問52


参照:『2008/08/08:キャリアブレイン』


全国医師連盟722人議員アンケートを送って。
有効回答数が86人ですから。
有効回答率は12%ですか。

数だけ聞いたら、少ないように思うかもしれませんが。
これ、非常に多いと思いますよ。

7月14日―25日までだから、11日しかないんですけど。
この時期って、サミットが終わった直後
もしかしたら、その頃に、衆議院の解散があるかも。
って言われていた時期だし。
夏休みですからね。
国会議員の多くの方は、地元に帰っていたでしょうね

しかも、アンケートをしたのは、
全国医師連盟」っていう、つい最近できたばかりの、
今のところはマイナーな団体ですよ。

そいでもって「実名記入」ですから。
いい加減な事書けないですよ。
馬鹿な回答したら、それがそのまま、
インターネットを通じて全国に発信されますからね。

まして、自民党の議員であれば、自民党の方針に
反対するような内容もありますからね。

よっぽどの覚悟があって、きちんと勉強した人でないと、
難しいでしょうね、
回答を送るのは。


そういう中で、88人もの国会議員から回答をしてもらった。
というのは、すごい事だと思いますよ。
やはり、国会議員医療に対しては
非常に感心が高いんでしょうねー。


回答の詳細に関しては、記事に書いてある通り。
おおざっぱに言えば、ほとんど全員が
今よりも、もっと医師の数を増やして、
医療費も増やした方が良いですよ。
と、そういう事ですね。
皆さん、実名でそう言っています。


特記すべき事は、

設問3
社会保障費の2200億円を機械的に削減することの是非。


野党の人は、ほとんど全員反対。
っていうのは、当たり前だとは思うんですが。
与党、自民党の議員でも67%は反対
という事ですね。

最も、各党別の有効回答数を見ると、
参照:『第1回 全国医師連盟 国会議員アンケート結果 (速報)』

自民党の議員で回答したのは18名
自民党の議員390名のうちの4.6%しかいませんから。
ちょっと、人数が少なすぎて
なんとも言えませんけどね。

でも、回答した人の多くが実名で反対した
っていう事は事実だと思います。


ロハスメディカルブログ川口さんも言ってるけど。
参照:『CBも木から落ちる』

>国会議員の88%が「2200億円撤回を」

という表現は、良くないのかもしれませんね。
実際は全国会議員722人のうちの76人ですから。

「回答した」国会議員の88%
という表現を使わないと駄目なんでしょうね。
厳密に言うと。

実際に回答した議員
76/722=10.5%
ですもんね。

でも、回答してない人でもこう思っている人は
たくさんいるはずなので。
国会議員の10.5%が反対。
という表現も違うような気がします。


上にも書いた通り。
実名回答で、しかもそれを公開する。
と、いう前提で送られたアンケートですから。
回答した人っていうのは、
「回答した答えが、ネット上で全国にさらされても
恥ずかしくないような答えを書ける、
医療に関してきちんと勉強している人。」

っていう事になるので。

この回答が、全ての国会議員の代表
という事にはならないとは思います。

普通のアンケート調査っていうのは、
性別とか年齢とか。
そういうのが偏らないように「無作為抽出
っていうのでやるんだけど。
そういうアンケートだと、サンプル数を多くする
(たくさんの人に回答してもらう)と、
その結果がだいたい母集団
(今回の場合だと国会議員全体
の結果と同じ様になる確率が高い。
っていう事がわかっているんですけど。

今回の国会議員へのアンケートに関しては、
無作為抽出」ではなくって、「バイアス(偏り)
がありますから。
この調査結果が、多くの国会議員の考え方だ。
っていう事にはならない
んですけどね。

でも、多くの議員医療費医師の数を
もっと増やした方が良い。
と言っている事は事実
だと思います。



キャリアブレインの記事のタイトルは良いとして。
国会議員の回答で、優秀なものがありますね。


【設問5】 当面目標とする理想的な医療費総額
   (対GDP比)についてお考えをお聞かせください。


a. - 6.0%(北朝鮮、韓国、中国、スイス)
◆篠原 孝(民主党) 

医療費は少しでも少ないほうがまし。
増えた方がいいなどと答える者はいるのか。


『第1回全国医師連盟国会議員アンケート コメント集5』


医療費が減ったら、医療の質も落ちる。
っていう、基本的な事もわかってないのかしら。
この方は。
しかも、みんなもそう考えていると
思ってるみたいですよ。


って、この人じゃなくて、これ!

【設問3】 社会保障費の自然増のうち、
  2200億円/年の削減を堅持すべきか否かお聞かせください。

【設問5】 当面目標とする理想的な医療費総額
  (対GDP比)についてお考えをお聞かせください


■三日月 大造 ( 民主党 )  

わが国の社会保障制度は、「先進国」として不自然、
相応しくない状態に抑制され続けてきました。
その抑制された少ない枠内で、保健・医療・福祉(介護)が
汲々とコストシフティングを繰り返してきたのが
この間の「制度改革」の実情です。

先進国水準への社会保障費の適正化こそが
「社会保障制度改革」であり、
国民にとっては無意味な「骨太の方針2006」
閣議決定の廃止はまずその第一歩といえるでしょう。

小泉長期政権のツケを負うかのような
安倍・福田両政権ですが、最大のツケを
払い続けさせられているのは
国民であることを忘れてはなりません。


■三日月 大造 ( 民主党 )  

現在の医療費増加は、過去のインフレや
医療機器・薬剤費増大と異なり、
高齢化による自然増が主要因。

その状態で医療費抑制のみを追求すれば、
低コスト医療の純化もしくは、保険から自己負担、
医療から介護といった単純なコストシフティング
(付け替え)に向かうしかありません。

医療費抑制・患者負担拡大が重ねられた結果、
日本の医療費の対GDP比は2004年に
主要先進国(G7)で最下位に転落、
逆に患者負担割合は最高という状態。

その帰結として2006年改正を前後し、
地域医療医療保険の崩壊として医療需給の
両面から眼に見える形となって噴出してきたのでしょう。

このような状況での当面の「医療費適正化」は
イギリス・ブレア政権に習いヨーロッパ諸国平均値の
対 GDP 比 9%までの引き上げが
ひとつのポイントになるのではないかと思っています。

医療サービスでは「コストとアクセスと医療の質」
のうち2つについては両立できるが
3つの両立はありえないとされます。

日本では前2者の維持に「医療の質」、
特にモノ(高額医療機器・薬剤・建物等)
はまだしもヒト(配置基準・育成等)が
犠牲にされてきました。

医療改革ではニーズにかなった「質」と
リーズナブルな「価格」の困難な両立以外に
国民合意は得られない。

イギリス同様、医療の質から
「あるべき21世紀の日本の医療
の追求に着手すべきです。

奇しくも 2007 年は主要産業別の就業者人口で
医療福祉産業 591 万人」が「建設業 577 万人」
を初めて逆転した年でした。

この未来型産業分野を健全に育成していくことは
きわめて重要です。
国民常識と乖離した道路計画などに象徴される
発展途上国型の「土建国家」から、
国民合意で先進国型の「保健・医療・福祉国家」への
転換を是が非でも急がなくてはなりません。



うーん、すごいね、この人。
恥ずかしながら、私は今回初めてこの方を知りました。
すごく勉強していますよね、この人。
アンケートの後に、いくら勉強しても
こんな話を書けるはずないですからね。

滋賀県第3区で、当選2回の若手ですね。
参照: 「フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』」

ホームページもあるみたいですよ。
『三日月大造 - 元気サイト -』

私は、民主党を応援している訳ではありませんが。
この方が言ってる事は、正論だと思います。
こういう議員がたくさん増えれば、
日本の医療も良くなると思うんですけどねー。
まだまだ、遠いかな。


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この記事へのコメント
いつもこちらのブログで勉強させていただいてます。某医大学の6年の者です。

こういった意見が多くでてくるのはいいことですね。

理想とする医師の総数で2.5~3.0人がもっとも多いようですが、これは現在のほぼ2倍ですよね。

ということは、医師養成数も現在の倍の15000-16000人ということになりますよね。
もちろん、医師になる人と辞める人のバランスもありますし、単純には言えないことですけど。
でも、当面の12000人では足りるのか、きちんと計算してるのかっていうのが少し疑問に思います。


StudentT[URL] 2008/08/10(日) 23:22 [EDIT]
意識の変化は……
Dr.I様>
 国会議員の意識の変化は、着実に起こっているようですね。
 あとは、それがどう医療を良くすることにつなげるか、ですが……なかなか難しいでしょうね。どうすればそうなるのか、考えていかないとですね。
Lich[URL] 2008/08/11(月) 02:39 [EDIT]
拙ブログへのコメント及び言及ありがとうございました。
暗算間違いしていたことに気づきました。
穴があったら入りたいです。。。

それはさておき
今回回答した国会議員は元から社会保障分野に関心が高かったと判断するのが妥当ではないでしょうか。
回答者に明らかに偏りがあるので
やはり何%がどうのこうのという言い方はマズイと思います。
ロハスメディア・川口[URL] 2008/08/11(月) 11:32 [EDIT]
>StudentTさん
設問では、現状の人口当たりの医師数は、人口千人当たり1.75‐2人と書いてありますが。
今、だいたい1000人当たり2人です。
まあ、80歳以上の医師とか、産休中の医師とかも含めてなので、実働の人数とは違うのですけどね。
理想というか、OECD平均っていうのは、1000人当たり3人ですから、だいたい1.5倍になりますかね。

それでも、12000人で、そこまでいくのには、数十年かかりますから。
そういう事は、きちんと計算すべきでしょうね。
Dr.I[URL] 2008/08/11(月) 23:34 [EDIT]
>Lichさん
選挙向けっていうのも、多少はあるとは思いますが。
それでも、やっとここまで来たか、って感じですね。
あとは、これをいかに実行に移すかってとこでしょうね。
Dr.I[URL] 2008/08/11(月) 23:36 [EDIT]
>ロハスメディア・川口さん
いやー、なんとなく書いて間違うのは、結構ある事ですから。
しょうがないですよ。

今回の回答には、明らかにバイアスがかかっていますからね。
傾向としては、とかそういう言い方しかできないとは思いますね、仰るとおり。
Dr.I[URL] 2008/08/11(月) 23:37 [EDIT]
エントリとは直接関係ない話題で申し訳ありません。以下は日本電波ニュース社報道部の真々田弘氏がNPO「医療制度研究会」の8月9日の夏季研修会で発言した内容です(CBニュースより)。社名がちょっとアレですがw、NHK、日本テレビ、読売テレビ、テレビ朝日、フジテレビの番組を手がけている歴史ある会社のようです(HPに「日本で初めてのテレビニュース通信社」とあります)。耳には痛いですが、彼の意見は傾聴に値すると思います。医療系ブロガーの方、ブログにコメントされている皆様はどのように感じられますか?

救急医療に関するドキュメンタリー番組の制作などを手掛ける真々田氏は、「現場を見ることが取材に対する姿勢」と語った上で、これまでの活動を紹介した。(中略) 真々田氏によると、取材を続けるうちに制作スタッフは医療者の現状を理解していった。視聴者目線ではなく、医療者側の立場で番組を作ろうと意識が変わり、テレビ局のスタッフも番組の放送直前になって「医療と裁判は相性が悪い」と理解した。
 当初は視聴者からの批判を懸念していたが、予想外に反応が良かったという。真々田氏は「きちんと伝えれば分かってくれるのだと思った。『こんなに医者が頑張っていると知らなかった。もっと伝えてほしい』との感想があった」と紹介した。 
 真々田氏は、取材を続けるうちに感じた思いを、次のように語った。
 「5、6年前に比べ、潮目が変わっている。視聴者は『自分たちが医療を受けられなくなるかもしれない』と皮膚感覚で感じているから、こういう番組が受け入れられるようになってきた。医療者が発する言葉を視聴者が待っている。医療をどう守っていくかの提言を番組として出したが、困っている。取材をする中で、個々の医者が頑張っている姿しか見えず、医療者の集団が見えてこないからだ。日本医師会も学会も勤務医の声を代弁していない。誰の声を聞けばいいのか。集団としてのまとまりのなさに、ある種情けなさを感じる。日雇い派遣(の業界では、)制度を見直させている核となる人間の数は1000人いないかもしれないが、声を上げて政治を動かしている。26万いる医師たちは何をしてきたのかと思わざるを得ない。医療が悪くなっていることを伝えてこなかったわたしたちは『マスゴミ』と呼ばれても仕方がないと責任を痛感する。では医療者は何をしてきたか。現場で毎日が厳しくなり、医者が足りなくなっていると、医療界全体として発言してきたのか。医療を今後、どんなものにしてほしいか、医療界が知恵を集めて提言してきたことがあったか。 (中略) 今がチャンス。メディアも変わりつつある。医師のつらく苦しい現場が開かれれば、わたしたちは入る。特に今は視聴者が求めているから発信できる。医療者は総意や知恵を集め、何らかのアクションを起こしてほしい。わたしたちはそれを支えていけると思っている」
通りすがりの医師[URL] 2008/08/13(水) 19:04 [EDIT]
>通りすがりの医師さん
ありがとうございます。
実はこれ、私も聞きに行ったんですよね、実は。
というか、真々田弘さんをこういう場に出したのも、元はと言えば私のせいだったりしてw
Dr.I[URL] 2008/08/13(水) 23:30 [EDIT]
Dr.I様

突然変な書き込みをしてすみません。いつも先生のブログは興味深く拝見しております。先生の意見は非常にバランスが取れていて素晴らしいと思います。真々田氏は先生のお知り合いでいらしたんですね。今の医療者の置かれている苦境はこれだけ医療者ブログが隆盛の今でも大多数の国民は医療に興味がなく、医療を守るのは結局自分たち次第と認識していない事が大きな原因の一つであると思います。逃散というメッセージで国民に危機感を持ってもらうという医療者ブロガーの方々の方法論は確かに一定の有効性はあると思いますが、そこまで自覚的な医師はまだ少数派であるため、速やかに医療崩壊が達成されないと我々医療者側も大きなダメージを蒙ってしまう可能性を危惧しています。マスコミは総体として見れば間違いなく医療崩壊の主犯の一人ですが、決して一枚岩ではありませんし、TV・新聞などの影響力を考えれば「敵もうまく利用する」ぐらいの(いい意味での)狡猾さがなければ医療者の立場はどんどん追いつめられていくのではないかと危機感を覚えます。患者さんの言いなりになるのはもちろん間違っていますが、国民の声がたとえ無知による誤解であったとしても無視するのは自分たちの首を絞めることになると思います。
通りすがりの医師[URL] 2008/08/14(木) 00:41 [EDIT]
ダガシだけど、上の人のコメント読んで思ったのは、
 どんどん逃散とやらをやってくれ、
 どんどん、どんどん、開業してくれ、
 今ある日本の病院など、六割は要らない。
 なぜなら、そもそも日本人は、医者に掛かりすぎるから。

 どんどんどんどん開業医が増えて、競争してくれ。
 そして自分の医院を存続させるという、その結果を出せばいい。
 経営者というタノシミとクルシミを、存分に味わってくれ。

 ダガシは勤め人根性ってのが、大の大嫌いだから。

 だけど、お医者ってのは、開業医だっても、本当の経営者じゃありませんよ。

 その理由は三つあって、
 一つめは医者商売は規制がいっぱいあって、その親方は厚生省という国家だからだという事。

 二つめは、親方である厚生省が商品の単価を決めてて、お医者は自分で自分の商品の値段を決められないという事。
 それは今はもう、現代のお医者さんには、自分で自分の商品の値段を決める能力も意志もないから。
 なぜならば自分が生まれたときから、医療の値段は国家が決めてくれてたから。それが当たり前だと思考停止してるから(I さんも、そうでしょう?笑)。そしてコスト意識も無いから。

 三つめは、医療にとっての売上は、医療保険や、今の人々の、いっぱい死ぬほど医者にかかりてえという意識で、今現在は保証されてるから。
 だから経営者としての売上を上げるっていうクロウは、しなくても済むから(してるなんていう院長は、世間の社長たちから言わせれば、チャンチャラオカシイと言われます)。

 私が望む医療機関のかたちというのは、お医者さんの一人一人が、経営者という形で仕事してくれるということと(だけど経営者といっても、自分のとこの利益を上げるためには、クライアントを幸せにしなければ、自分の利益に、はね返ってきませんから)、
 そしてもっともっとお医者を増やして、仕事が出来ない人は、お医者の業界から退場してくれることが、医療へ望むことです。
 ちなみに、ダガシの思ういいお医者さんの基準は、人当たりが良くて、注意深い人ということです。まあ、何の商売でも同じだと思いますが。

 ごめんなさい、長くなって、演説になって、すみませんでした。
ダガシ[URL] 2008/08/14(木) 19:24 [EDIT]
>通りすがりの医師さん
「医者の前で話すのは、これが2回目です。」
って彼が、この講演で言っていたんだけど。
一回目に講演を依頼したのが、実は私なんですよ。

マスコミの報道も、最近はちょっと変わりつつあって。
その走りになったのが、彼の「news zero」とかその辺の番組なんで。
私が信頼している、マスコミ関係者の1人です。

マスコミを利用してでも、医療の現場を伝えよう。
って、私は以前から言っていますけど。
やっぱ、医者の中では、そういう考えの人少ないんですよねー、実際は。
Dr.I[URL] 2008/08/14(木) 23:43 [EDIT]
>ダガシさん
私は、医者の数をもっと増やして、できの悪い医者は退散してもらう、っていう世の中の方が良いと思いますよ。
でも、今の日本は、やぶ医者でもいなかったら困る。
というような状態なんですよね、残念ながら。

開業医が本当の経営者じゃない、というのは、確かにそうなんですけど。
10年以上前なら、診療報酬がそこそこで、患者の数は多かったので。
銀行なんかでも、開業する、ってい言ったらなんぼでも金を貸してくれた時代もあったようですけど。

最近は、診療報酬もどんどん削減されているので。
逆に、採算が合わなくても単価を上げる事ができない、っていうのがデメリットになっている面もあるんですよ。

Dr.I[URL] 2008/08/14(木) 23:46 [EDIT]

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元財務省課長補佐の村上正泰氏が「文芸春秋2008年9月特別号」で「医療費削減の戦犯はだれだ」というタイトルで持論を述べられていた。愉快痛...  [つづきを読む]
アルバイト医師の日記 | 2008/08/16(土) 09:51
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