事故米、事故米って、テレビや新聞でも
最近その話題ばっかですけど。
どうやら、医療施設や福祉施設で
給食にも使われていたようですね。
大阪、京都、和歌山
給食業者に汚染米流通か、中国産もち米
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080911-00000086-san-soci
■医療・高齢者施設へ
米粉加工販売会社「三笠フーズ」
(大阪市北区)による汚染米の
不正転売問題で、同社が販売した
事故米の中国産もち米が食用として
大阪市内の高齢者福祉施設や
医療施設に配食している13の給食業者に
流通していたことが11日、わかった。
また京都、和歌山の府県の福祉施設など、
少なくとも13カ所に事故米が
納入されていた可能性があることが判明。
和歌山県内の施設では
もちとして食べられていたという。
事故米はこれまで焼酎メーカーなどへの販売が
確認されているが、三笠フーズの米が
給食業者にも納入されていたことで、
汚染米の被害がさらに広がる恐れが出てきた。
三笠フーズの九州工場(福岡県)から、
各地に出荷された事故米を
追跡調査している同県が調査を要請していた。
大阪市などによると、福岡県にある
三笠フーズの事務所が事故米として購入した
中国産もち米が大阪府内の食品流通業者に
売却され、この段階で30キロの袋に分けられた。
その後、大阪市内の米穀流通業者が、
このもち米約3000キロを購入、
このうち5~7月にかけて約700キロを
大阪府内の業務用食品流通業者に販売。
この業者は1キロのパックに詰め替え
複数の給食業者に販売、このうち大阪市内では
13業者に供給されていた。
給食業者は、市内の医療施設や老人保健施設に、
食事を配食する業務をしており、
購入した量はいずれも数パック単位。
すでに消費されている可能性が高いが、
これまでに健康被害の報告はないという。
一方、和歌山県内に供給した給食業者は
調理施設を借りる形で事業展開していた。
那智勝浦町の老人保健施設では、
今年6月から今月6日までに
計4キロのもち米を、もちの材料として使用。
和歌山市内の2施設でも
給食事業を行っていたという。
県食品・生活衛生課によると、この給食業者
は特定の問屋を通じて米やもち米を仕入れており、
問屋への販売元に三笠フーズが含まれていた。
県はもち米が残されていた場合は
使用しないように、施設に通達するとともに、
関係業者からの聴取を進め、
もち米の流通ルートの全容解明を急いでいる。
また、京都市では、民間の給食施設など
少なくとも10カ所に三笠フーズの米が
納入された可能性があり、
各保健所が確認を急いでいる。
市生活衛生課では「一般消費者が
直接購入していた可能性は
今のところ確認されていない。
実際に消費されているかも含め、
調査を迅速に進めたい」と話している。
『2008年9月11日:産経新聞』
焼酎なんかに、農薬やカビが混入した
事故米が入っていた。
というのも、非常にまずい事だと思いますけど。
医療施設とか福祉施設の給食にも、
この事故米が使われていた、って事は
それ以上にまずいですよね。
直接、お米を食べてる訳だし。
しかも、それを食べたのは、
高齢者とか病人とか、体の弱い人達ですからね。
けしからん話だと思います。
「事故米は全て破棄しろ。」
って野田消費者行政担当大臣は
言っているようですけど。
そもそも、この事故米を買ったのは、
日本政府なんですよ。
日本は、国内の農家を保護するために、
お米に、べらぼーに高い関税をかけているから。
替わりに、海外から「ミニマムアクセス米」っていうのを
購入することが義務付けられています。
米の自由化って事で、一時期話題になりましたよね。
1年間の日本人の米の消費量の8%は、
海外から輸入しなければいけないことになっています。
んで、どんな米を買うか、って事が
具体的に決まってる訳じゃないし。
米を買う政府(農林水産省)も、
使うお金は「国民の税金」ですから。
自分たちの金じゃないんですよ。
役人にとっては。
だから、いい加減。
ろくに検査もしないで、海外からお米を買ってる。
きちんと検査しないで、高いお金を払って、
中国やベトナムから、お米を買っているんですよ。
もしかしたら、そういう事を相手の国もわかっていて。
足下見られて、他の商社には買って貰えないような、
残留農薬やカビが入った、くず米(事故米)を
わざと日本政府に売っているのかもしれませんね。
そいで、日本の政府(農林水産省)が、
お米を買った後に検査してみたら、
農薬とかカビがたくさんついてるから。
こりゃ、事故米だ、って事で。
買った金の1/10とか、べらぼーに安いお金で、
ただみたいな額で、他の業者に買って貰っています。
そんな農薬とかカビが入ってる米なんか、
みんな買いたがらないんだけど。
三笠フーズって会社だけ、やたら積極的に
いろんなとこから、
この事故米を買いあさっていた、と。
政府は、余った事故米の処理に困っているところに、
三笠フーズが、大量に買ってくれた。
しかも、相場よりもちょこっと高い。
そうなると、政府もちょっとだけ、
赤字が減りますから。
検査をする、って言っても手心が加わって、
いつ検査しますよ、とか教えてしまう。
そういう、体質があったから、
この事件が起こった、とも言えるんですよ。
一番悪いのは、農薬やカビが混ざった事故米を、
そうではない米だ、と偽って売った「三笠フーズ」。
これは、間違いのないところなんですけどね。
そもそも、その原因となったのは、
政府が海外から、お米を買う時に、
きちんと検査をしていなかったから。
という事なんですよね。
「三笠フーズ」に対して、
ずさんな検査しかしてなかったから。
政府や農林水産省も悪い。
とう論調もありますけど。
中国から輸入された、「メタミドホス餃子」
の時もそうなんだけどね。
そもそも、末端まで行った全ての物や食品を検査する、
って事はできなんですよ。
検査したら、その食品や物品は
使えなくなっちゃいますからね。
だから、そういう不正が行われないような、
「システムを作る」という事が非常に重要です。
もちろん、不正は絶対にゼロにはなりませんけど。
不正の行いにくいような、システムを作る。
という事は、非常に重要です。
BSEが流行った時の、牛肉
(ハンナンだったかな)の時もそうですけど。
はっきり言って、不正が簡単に行えるような、
システムっていうのが、非常に多いんですよね。
日本は。
現場を知らない官僚や役人が
システムを作っているからでしょうかね。
まあ、それは置いておいて。
メタミドホスのような、毒とかが入った事故米を、
大量に安い金で買い付けて。
それを、そうではないお米だ、と偽って売った
三笠フーズは、もちろん悪い事をしたのですから。
これは、厳しく罰せられても、当然です。
マスコミとかの論調では、
抜き打ちで検査しなかった農林水産省(政府)も、
けしからん、って言ってもいますけど。
たしかに、政府、農林水産省が、
抜き打ち検査をしなかったのも悪いけど。
それ以上に、
「ろくに検査もしないで、
海外から事故米を買っていた。」
という事が、悪いと思いますよ、私は。
事故米を海外から買ったのも、政府(農林水産省)。
事故米を三笠フーズに売ったのも、政府(農林水産省)。
これは、事実ですから。
まずは、その事について、政府(農林水産省)は、
きちんと悪かった、という事を謝って。
その後に、それに対しての対策を練るべきだと思います。
医療の場合でも、いつもそうなんですけど。
いつも、政府(厚生労働省)は、何かあったら、
末端の病院とか、医者のせいにするんですよね。
私が大嫌いな言葉「たらい回し」でも。
療養のベッドが減ったり、長期入院だと
診療報酬が減るから、3ヶ月で患者に退院してもらう。
とか、そういうのも、「政策」のせいなんですけど。
いつも、現場の病院とか医者のせいにするんですよね。
政府は。
今回の件でも、元はと言えば、
政府(農林水産省)が、海外からろくに検査もしないで、
お米(ミニマムアクセス米)を買って。
それが、汚染されていたからって、
政府が三笠フーズに事故米を売ったのが原因ですから。
そんなもん、海外からお米を買う前に政府が
検査すりゃ良かった、ってだけの話なんですよ。
それをやらなかったから、
今回の事件が起こったんです。
今回の事を「三笠フーズ」という、
末端の会社が勝手に行った、一つの事件。
という事で、お茶を濁して終わらないで。
元はと言えば、政府(農林水産省)が悪いんだ。
という事は、はっきりさせるべきだと思います。
マスコミも、三笠フーズに対する検査が甘かった、
っていう事だけでなくって。
政府が海外からお米を買う前に、検査しなかったから、
こんな事になったんだ。
って事も、もっと報道していくべきだと思います。
この後に及んで、太田誠一農相は
「メタミドホスの濃度はたいした事ない」とか言っているんで。
全く、期待できませんかねー。
<事故米転売>太田農相、事態軽視?
「じたばた騒いでない」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080912-00000118-mai-soci
『2008年9月12日:毎日新聞』
『「大学病院のうそ」 ~現役医師(Dr. I)が暴露する、大学病院の秘密』
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最近その話題ばっかですけど。
どうやら、医療施設や福祉施設で
給食にも使われていたようですね。
大阪、京都、和歌山
給食業者に汚染米流通か、中国産もち米
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080911-00000086-san-soci
■医療・高齢者施設へ
米粉加工販売会社「三笠フーズ」
(大阪市北区)による汚染米の
不正転売問題で、同社が販売した
事故米の中国産もち米が食用として
大阪市内の高齢者福祉施設や
医療施設に配食している13の給食業者に
流通していたことが11日、わかった。
また京都、和歌山の府県の福祉施設など、
少なくとも13カ所に事故米が
納入されていた可能性があることが判明。
和歌山県内の施設では
もちとして食べられていたという。
事故米はこれまで焼酎メーカーなどへの販売が
確認されているが、三笠フーズの米が
給食業者にも納入されていたことで、
汚染米の被害がさらに広がる恐れが出てきた。
三笠フーズの九州工場(福岡県)から、
各地に出荷された事故米を
追跡調査している同県が調査を要請していた。
大阪市などによると、福岡県にある
三笠フーズの事務所が事故米として購入した
中国産もち米が大阪府内の食品流通業者に
売却され、この段階で30キロの袋に分けられた。
その後、大阪市内の米穀流通業者が、
このもち米約3000キロを購入、
このうち5~7月にかけて約700キロを
大阪府内の業務用食品流通業者に販売。
この業者は1キロのパックに詰め替え
複数の給食業者に販売、このうち大阪市内では
13業者に供給されていた。
給食業者は、市内の医療施設や老人保健施設に、
食事を配食する業務をしており、
購入した量はいずれも数パック単位。
すでに消費されている可能性が高いが、
これまでに健康被害の報告はないという。
一方、和歌山県内に供給した給食業者は
調理施設を借りる形で事業展開していた。
那智勝浦町の老人保健施設では、
今年6月から今月6日までに
計4キロのもち米を、もちの材料として使用。
和歌山市内の2施設でも
給食事業を行っていたという。
県食品・生活衛生課によると、この給食業者
は特定の問屋を通じて米やもち米を仕入れており、
問屋への販売元に三笠フーズが含まれていた。
県はもち米が残されていた場合は
使用しないように、施設に通達するとともに、
関係業者からの聴取を進め、
もち米の流通ルートの全容解明を急いでいる。
また、京都市では、民間の給食施設など
少なくとも10カ所に三笠フーズの米が
納入された可能性があり、
各保健所が確認を急いでいる。
市生活衛生課では「一般消費者が
直接購入していた可能性は
今のところ確認されていない。
実際に消費されているかも含め、
調査を迅速に進めたい」と話している。
『2008年9月11日:産経新聞』
焼酎なんかに、農薬やカビが混入した
事故米が入っていた。
というのも、非常にまずい事だと思いますけど。
医療施設とか福祉施設の給食にも、
この事故米が使われていた、って事は
それ以上にまずいですよね。
直接、お米を食べてる訳だし。
しかも、それを食べたのは、
高齢者とか病人とか、体の弱い人達ですからね。
けしからん話だと思います。
「事故米は全て破棄しろ。」
って野田消費者行政担当大臣は
言っているようですけど。
そもそも、この事故米を買ったのは、
日本政府なんですよ。
日本は、国内の農家を保護するために、
お米に、べらぼーに高い関税をかけているから。
替わりに、海外から「ミニマムアクセス米」っていうのを
購入することが義務付けられています。
米の自由化って事で、一時期話題になりましたよね。
1年間の日本人の米の消費量の8%は、
海外から輸入しなければいけないことになっています。
んで、どんな米を買うか、って事が
具体的に決まってる訳じゃないし。
米を買う政府(農林水産省)も、
使うお金は「国民の税金」ですから。
自分たちの金じゃないんですよ。
役人にとっては。
だから、いい加減。
ろくに検査もしないで、海外からお米を買ってる。
きちんと検査しないで、高いお金を払って、
中国やベトナムから、お米を買っているんですよ。
もしかしたら、そういう事を相手の国もわかっていて。
足下見られて、他の商社には買って貰えないような、
残留農薬やカビが入った、くず米(事故米)を
わざと日本政府に売っているのかもしれませんね。
そいで、日本の政府(農林水産省)が、
お米を買った後に検査してみたら、
農薬とかカビがたくさんついてるから。
こりゃ、事故米だ、って事で。
買った金の1/10とか、べらぼーに安いお金で、
ただみたいな額で、他の業者に買って貰っています。
そんな農薬とかカビが入ってる米なんか、
みんな買いたがらないんだけど。
三笠フーズって会社だけ、やたら積極的に
いろんなとこから、
この事故米を買いあさっていた、と。
政府は、余った事故米の処理に困っているところに、
三笠フーズが、大量に買ってくれた。
しかも、相場よりもちょこっと高い。
そうなると、政府もちょっとだけ、
赤字が減りますから。
検査をする、って言っても手心が加わって、
いつ検査しますよ、とか教えてしまう。
そういう、体質があったから、
この事件が起こった、とも言えるんですよ。
一番悪いのは、農薬やカビが混ざった事故米を、
そうではない米だ、と偽って売った「三笠フーズ」。
これは、間違いのないところなんですけどね。
そもそも、その原因となったのは、
政府が海外から、お米を買う時に、
きちんと検査をしていなかったから。
という事なんですよね。
「三笠フーズ」に対して、
ずさんな検査しかしてなかったから。
政府や農林水産省も悪い。
とう論調もありますけど。
中国から輸入された、「メタミドホス餃子」
の時もそうなんだけどね。
そもそも、末端まで行った全ての物や食品を検査する、
って事はできなんですよ。
検査したら、その食品や物品は
使えなくなっちゃいますからね。
だから、そういう不正が行われないような、
「システムを作る」という事が非常に重要です。
もちろん、不正は絶対にゼロにはなりませんけど。
不正の行いにくいような、システムを作る。
という事は、非常に重要です。
BSEが流行った時の、牛肉
(ハンナンだったかな)の時もそうですけど。
はっきり言って、不正が簡単に行えるような、
システムっていうのが、非常に多いんですよね。
日本は。
現場を知らない官僚や役人が
システムを作っているからでしょうかね。
まあ、それは置いておいて。
メタミドホスのような、毒とかが入った事故米を、
大量に安い金で買い付けて。
それを、そうではないお米だ、と偽って売った
三笠フーズは、もちろん悪い事をしたのですから。
これは、厳しく罰せられても、当然です。
マスコミとかの論調では、
抜き打ちで検査しなかった農林水産省(政府)も、
けしからん、って言ってもいますけど。
たしかに、政府、農林水産省が、
抜き打ち検査をしなかったのも悪いけど。
それ以上に、
「ろくに検査もしないで、
海外から事故米を買っていた。」
という事が、悪いと思いますよ、私は。
事故米を海外から買ったのも、政府(農林水産省)。
事故米を三笠フーズに売ったのも、政府(農林水産省)。
これは、事実ですから。
まずは、その事について、政府(農林水産省)は、
きちんと悪かった、という事を謝って。
その後に、それに対しての対策を練るべきだと思います。
医療の場合でも、いつもそうなんですけど。
いつも、政府(厚生労働省)は、何かあったら、
末端の病院とか、医者のせいにするんですよね。
私が大嫌いな言葉「たらい回し」でも。
療養のベッドが減ったり、長期入院だと
診療報酬が減るから、3ヶ月で患者に退院してもらう。
とか、そういうのも、「政策」のせいなんですけど。
いつも、現場の病院とか医者のせいにするんですよね。
政府は。
今回の件でも、元はと言えば、
政府(農林水産省)が、海外からろくに検査もしないで、
お米(ミニマムアクセス米)を買って。
それが、汚染されていたからって、
政府が三笠フーズに事故米を売ったのが原因ですから。
そんなもん、海外からお米を買う前に政府が
検査すりゃ良かった、ってだけの話なんですよ。
それをやらなかったから、
今回の事件が起こったんです。
今回の事を「三笠フーズ」という、
末端の会社が勝手に行った、一つの事件。
という事で、お茶を濁して終わらないで。
元はと言えば、政府(農林水産省)が悪いんだ。
という事は、はっきりさせるべきだと思います。
マスコミも、三笠フーズに対する検査が甘かった、
っていう事だけでなくって。
政府が海外からお米を買う前に、検査しなかったから、
こんな事になったんだ。
って事も、もっと報道していくべきだと思います。
この後に及んで、太田誠一農相は
「メタミドホスの濃度はたいした事ない」とか言っているんで。
全く、期待できませんかねー。
<事故米転売>太田農相、事態軽視?
「じたばた騒いでない」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080912-00000118-mai-soci
『2008年9月12日:毎日新聞』
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Dr.I様>
今回の事件も、呆れた話ですね。
まあ、事故米に限らず「輸入してみたら基準を満たしていなかった」というケースは結構ある(最近で言うと、コーヒー豆の、いわゆる「モカ」にあたるものに基準値以上の農薬が含まれていることが明らかになって輸入停止になり、コーヒー業界が困っている、というケースがありました)わけですが、そういうケースでは迅速に輸入停止処置を取るのに、米についてはミニマムアクセスを理由に検疫を十分に行わない、というのは、いやはや、見事なダブルスタンダードですね。しかも、コーヒーのような「嗜好品」ではなく、主食でそういう対処をしているわけですから、呆れたものです。
どうにも日本のシステムは「機能不全」を起こしているものが多いですが、一度、様々なシステムに対して総点検を行う必要があるような気がします。
今回の事件も、呆れた話ですね。
まあ、事故米に限らず「輸入してみたら基準を満たしていなかった」というケースは結構ある(最近で言うと、コーヒー豆の、いわゆる「モカ」にあたるものに基準値以上の農薬が含まれていることが明らかになって輸入停止になり、コーヒー業界が困っている、というケースがありました)わけですが、そういうケースでは迅速に輸入停止処置を取るのに、米についてはミニマムアクセスを理由に検疫を十分に行わない、というのは、いやはや、見事なダブルスタンダードですね。しかも、コーヒーのような「嗜好品」ではなく、主食でそういう対処をしているわけですから、呆れたものです。
どうにも日本のシステムは「機能不全」を起こしているものが多いですが、一度、様々なシステムに対して総点検を行う必要があるような気がします。

最初から基準をもうけて、それ以上だったら輸入しない。
っていう事にすれば良いだけの話なんですけどねー。
それやらないから、くず米を売りつけられて、それをずるく利用する人も出てきた、っていう構図だと思うんですが。
その事には、あんまり触れないんですよねー、みんな。
っていう事にすれば良いだけの話なんですけどねー。
それやらないから、くず米を売りつけられて、それをずるく利用する人も出てきた、っていう構図だと思うんですが。
その事には、あんまり触れないんですよねー、みんな。
トラクバックをしていただきありがとうございます。
わたしはブログを書くとき
感覚で書いてしまうのですが、
I先生はきちっと記事をトレースして
先生なりに論理を組み立てて文章にされているので
すごいなぁといつも感心しきり
これからもよろしくお願いします
わたしはブログを書くとき
感覚で書いてしまうのですが、
I先生はきちっと記事をトレースして
先生なりに論理を組み立てて文章にされているので
すごいなぁといつも感心しきり
これからもよろしくお願いします
販売元の偽装はなかなか見抜けるものではありません。でもご自分の病院で出されている食事についてはご存知のはず。入院患者さんが健康な人と同じ栄養所要量でいいと思いますか? 厚労省の食事摂取基準に基づいて献立が立てられているのですよね、Dr.Iさんがお勤めになる病院では? そのことに問題を感じませんか? 何か行動起こしてますか?
やっぱり、専門じゃないと、書いた後からわかる事も多いんで。
結構、大変なんですけどねー。
でも、やっぱこういうのは、ちょっとおかしいかな、と思って書いてみました。
結構、大変なんですけどねー。
でも、やっぱこういうのは、ちょっとおかしいかな、と思って書いてみました。
基本的には、厚労省の基準で食事を作っていますよね、病院は。
少しずつ、意見する事はあるんですが。
コストの問題とかもあって。
出来る範囲では、やっているつもりです。
少しずつ、意見する事はあるんですが。
コストの問題とかもあって。
出来る範囲では、やっているつもりです。
栄養って大切だと思いますが、なぜかこのことになるとトーンダウンのDr.Iさんと思うのは私だけでしょうか。コストの問題、どこの世界でもつきあたる問題です。本当のところは、同僚や上司たちの栄養の知識が薄いなかで問題提起したところで浮いてしまう、といったところではないですか。実際、ビタミンCがコラーゲンやインターフェロンの助酵素であることをいまだに知らない医師たちがいます。そんな医師がますます増えるかと思うと背筋が凍りつきます。
患者さんたちにもっと栄養あるものを食べされば、入院、通院日数の短縮、投薬量も減少するでしょう。医療費の節約になります。とても大事なことなのに、現場の方からどうして声があがらないのか不思議でなりません。
患者さんたちにもっと栄養あるものを食べされば、入院、通院日数の短縮、投薬量も減少するでしょう。医療費の節約になります。とても大事なことなのに、現場の方からどうして声があがらないのか不思議でなりません。
モモちゃんタロちゃん様>
それは、やっぱり、「実証データが少なすぎる」からではないでしょうか。そこまで強く主張されるには、根拠が弱すぎると思いますが……。
それは、やっぱり、「実証データが少なすぎる」からではないでしょうか。そこまで強く主張されるには、根拠が弱すぎると思いますが……。

Lichさん
ビタミンCがコラーゲンの助酵素であるということは動かがたい事実であり、医師であれとも否定することはできないんですよ。それを実証が少ない云々言われることはご自分の無知をさらけ出すようなものですよ。こんなことも知らずに患者さんを診ていたのですか?
実証、実証と言われますが、例えばビタミンC剤を買うとどんな人によいかということが記されています。病中病後や妊娠・授乳期とも。
用量は一日最大2g(2gでも少なすぎると思いますが)
医薬品として売られているものですから、当然実証がされてなければ書けないはずですよ。
薬事法については私以上に貴方の方がお詳しいですよね。
病院では一日最大100㎎程度しか患者さんたちに与えてないですよね。
それでも実証実証と、言われるのですか?
ビタミンCがコラーゲンの助酵素であるということは動かがたい事実であり、医師であれとも否定することはできないんですよ。それを実証が少ない云々言われることはご自分の無知をさらけ出すようなものですよ。こんなことも知らずに患者さんを診ていたのですか?
実証、実証と言われますが、例えばビタミンC剤を買うとどんな人によいかということが記されています。病中病後や妊娠・授乳期とも。
用量は一日最大2g(2gでも少なすぎると思いますが)
医薬品として売られているものですから、当然実証がされてなければ書けないはずですよ。
薬事法については私以上に貴方の方がお詳しいですよね。
病院では一日最大100㎎程度しか患者さんたちに与えてないですよね。
それでも実証実証と、言われるのですか?
モモちゃんタロちゃん様>
どこかのエントリーのコメントにも書きましたが、私は単なる一市民で、医師でも薬剤師でもなんでもないんですが……^^;
その上で、素人ながらにあえて申し上げますが、ビタミンC=コラーゲンの助酵素というのは周知の事実ですが、それとビタミンCの大量摂取=健康に繋がる、とういのは強引過ぎませんか?無論、それを否定するデータもありませんが、それを肯定するデータもなく、「どの程度摂取すればどの程度効果があるか」についても全く実証データはありませんよね。その段階で「日本の病院ではビタミンが不足している」といわれても、まるで説得力を感じませんが……。もちろん、病中病後にいい、と書かれてはいますが、当然個々の病態にもよりますし(壊血病になるほどの不足と言うのでもない限り)「ビタミンCを大量にとりさえすれば病気が治る」といった主張は、言葉は悪いですが、「超臨○水を飲めば万病に効く」「アガリ○クを食べればがんが治る」という類の「オカルト」にしか聞こえませんが……(すいません、極端な表現で)。
どこかのエントリーのコメントにも書きましたが、私は単なる一市民で、医師でも薬剤師でもなんでもないんですが……^^;
その上で、素人ながらにあえて申し上げますが、ビタミンC=コラーゲンの助酵素というのは周知の事実ですが、それとビタミンCの大量摂取=健康に繋がる、とういのは強引過ぎませんか?無論、それを否定するデータもありませんが、それを肯定するデータもなく、「どの程度摂取すればどの程度効果があるか」についても全く実証データはありませんよね。その段階で「日本の病院ではビタミンが不足している」といわれても、まるで説得力を感じませんが……。もちろん、病中病後にいい、と書かれてはいますが、当然個々の病態にもよりますし(壊血病になるほどの不足と言うのでもない限り)「ビタミンCを大量にとりさえすれば病気が治る」といった主張は、言葉は悪いですが、「超臨○水を飲めば万病に効く」「アガリ○クを食べればがんが治る」という類の「オカルト」にしか聞こえませんが……(すいません、極端な表現で)。

まあ、難しい問題もあるんですよね。
実際は。
一部の人に良い、という事は認めますけど。
ちょっとずつ改善していければ良いのですが。
やはり、その為にはもっとデーターが欲しいところだと思いますね。
実際は。
一部の人に良い、という事は認めますけど。
ちょっとずつ改善していければ良いのですが。
やはり、その為にはもっとデーターが欲しいところだと思いますね。
おっしゃる通り、今のところまだデーターが少ないし、そこまで一般的でもないですよね。
Lichさん
もちろん個々の病態について考慮されるべきでありますが、
現状は全部一括りにされているから問題なのです。
塩分摂取調整ができるくらいですから、ビタミンなどもそれにならえばよいのです。
医療関係者でないのなら、覚えておかれるとよいと思います。
薬事法はとても厳しくて、医薬品でなくても効果効能をむやみやたらと謳うことはできません。
そうしたなかで、最大2gとはいえ通常の20倍の用量を記してもお上からお咎めがないことに着目してください。
病人や薬物代謝にビタミンCが効果があるとも記してあることも心にとめてください。
よく使う例ですが、わかりやすい例でご説明しましょう。
厚労省の栄養摂取基準、あれは最低の基準と思ってください。
労働基準法の最低賃金や建築基準、いろいろありますが、あれは最低守らなければならない基準ですよね。
法律で縛らないと、ただ同然の低賃金で働かされる労働者が出てくるからです。建築にしても耐震基準を下回る建物の発覚がありましたが、単に基準を満たしている建物よりさらに頑強な建物の方がいいですよね。Lichさんは最低賃金で幸せかもしれませんが、多くの人がそれよりたくさんもらいたいはずです。それがふつうの感覚です。
栄養基準も同じです。最低でもこれくらいは摂取してくださいねというガイドラインです。これを決めておかないと、コスト低減とかいって栄養不足の給食を出すところが出てくるかもしれないのです。よってあれは最低であるはずなのに、ベストと思ってる勘違い人間(栄養士までもが)が多く困ったものです。
免疫機能が低下してしまっている患者さんたちならなおさらではないですか。もちろん病態にもよるでしょうが、ほとんどが最低基準を上回る量が必要なはずです。
データが少ないといわれますが、医療と製薬業界の関係もありますね。栄養なんかで薬の量が減らされてたまるか、というのもあるかもしれません。これもなかなか現場から製薬会社とのつきあいに関して出てきませんが、そうしたしがらみが阻んでいるのかもしれません。
最低の栄養基準に基づいて患者に給食しているのが今の
日本の医療ということを認識してください。
もちろん個々の病態について考慮されるべきでありますが、
現状は全部一括りにされているから問題なのです。
塩分摂取調整ができるくらいですから、ビタミンなどもそれにならえばよいのです。
医療関係者でないのなら、覚えておかれるとよいと思います。
薬事法はとても厳しくて、医薬品でなくても効果効能をむやみやたらと謳うことはできません。
そうしたなかで、最大2gとはいえ通常の20倍の用量を記してもお上からお咎めがないことに着目してください。
病人や薬物代謝にビタミンCが効果があるとも記してあることも心にとめてください。
よく使う例ですが、わかりやすい例でご説明しましょう。
厚労省の栄養摂取基準、あれは最低の基準と思ってください。
労働基準法の最低賃金や建築基準、いろいろありますが、あれは最低守らなければならない基準ですよね。
法律で縛らないと、ただ同然の低賃金で働かされる労働者が出てくるからです。建築にしても耐震基準を下回る建物の発覚がありましたが、単に基準を満たしている建物よりさらに頑強な建物の方がいいですよね。Lichさんは最低賃金で幸せかもしれませんが、多くの人がそれよりたくさんもらいたいはずです。それがふつうの感覚です。
栄養基準も同じです。最低でもこれくらいは摂取してくださいねというガイドラインです。これを決めておかないと、コスト低減とかいって栄養不足の給食を出すところが出てくるかもしれないのです。よってあれは最低であるはずなのに、ベストと思ってる勘違い人間(栄養士までもが)が多く困ったものです。
免疫機能が低下してしまっている患者さんたちならなおさらではないですか。もちろん病態にもよるでしょうが、ほとんどが最低基準を上回る量が必要なはずです。
データが少ないといわれますが、医療と製薬業界の関係もありますね。栄養なんかで薬の量が減らされてたまるか、というのもあるかもしれません。これもなかなか現場から製薬会社とのつきあいに関して出てきませんが、そうしたしがらみが阻んでいるのかもしれません。
最低の栄養基準に基づいて患者に給食しているのが今の
日本の医療ということを認識してください。
モモちゃんタロちゃん様>
なるほど、おっしゃることはよくわかりました。現状が「最低水準」になっている、というご指摘はごもっともだと思います
ただ、それでは、「どの程度必要か」というのは、全く指標がないですよね。それを示す研究がないと、本当に「不足しているか」という判断もできないわけですし、一食で食べることが出来る量には限度がある(入院患者ならなおさらそうですね)以上、「なんでもかんでも」メニューに組み込めない以上、ある程度客観的な数字がないと、「偏った食事」になるのはあきらかで、その意味で「基準となる研究」がなされないと、なかなか「こうすればいい」とは言えないと思いますが……。
なるほど、おっしゃることはよくわかりました。現状が「最低水準」になっている、というご指摘はごもっともだと思います
ただ、それでは、「どの程度必要か」というのは、全く指標がないですよね。それを示す研究がないと、本当に「不足しているか」という判断もできないわけですし、一食で食べることが出来る量には限度がある(入院患者ならなおさらそうですね)以上、「なんでもかんでも」メニューに組み込めない以上、ある程度客観的な数字がないと、「偏った食事」になるのはあきらかで、その意味で「基準となる研究」がなされないと、なかなか「こうすればいい」とは言えないと思いますが……。

Lichさん、厚労省も上限値を定めている栄養素もありますから、それを目安にすることができます。ビタミンCは上限がありませんから、病人は10gとか摂取してもよいかもしれません。基準となる研究が・・・といわれますが、抗加齢医学会やビタミン学会等でその手の研究が活発にされてますから、標準化される日は近いと思います。
Dr.Iさん、何が難しいのか、具体的にお話しいただければと思いました。(なかなか難しいとは思いますが)
他のテーマに関しては舌鋒鋭いわけですから、このテーマについてもじっくり語ってほしいです。大事な問題ですから。
Dr.Iさん、何が難しいのか、具体的にお話しいただければと思いました。(なかなか難しいとは思いますが)
他のテーマに関しては舌鋒鋭いわけですから、このテーマについてもじっくり語ってほしいです。大事な問題ですから。
現時点では、まだ一般的ではないですからねー。
明らかに、これが良いというデーターが出ていないので、全員にこれをやる、って決めるのは難しいんですよ。
個人が自分の判断でやるのとは違うので。
仰るとおり、抗加齢医学会やビタミン学会等でその手の研究がされて、標準化されて一般化された後であれば、それに従ってやると思いますが。
その前に独自の判断で、というのは難しいと思います。
明らかに、これが良いというデーターが出ていないので、全員にこれをやる、って決めるのは難しいんですよ。
個人が自分の判断でやるのとは違うので。
仰るとおり、抗加齢医学会やビタミン学会等でその手の研究がされて、標準化されて一般化された後であれば、それに従ってやると思いますが。
その前に独自の判断で、というのは難しいと思います。