6/28日本の医師不足に関して、厚生労働省の見通しが書かれた記事が出ましたね。
いくつか問題点があるように思ったので、まずはその記事を見て下さい。
医師の不足や偏在の解消に向けて、厚生労働省は28日、「医師の需給に関する検討会」に報告書案を示した。
病院などに勤務する医師の超過勤務を是正するには、最大で約5万6000人の医師が必要になると推計。
同省の04年調査によると、病院や診療所で働く医師の数は約26万8000人。
医師の全体数は毎年約4000人ずつ増えているが、医療現場での医師不足は深刻化しており、同省研究班の05年調査でも勤務医の勤務時間は週平均63.3時間に達する。
報告書案では、すべての勤務医の勤務時間を仮に週48時間まで減らすためには、どれだけの医師数が必要かを推計。
病院にいる時間を「勤務時間」とみた場合、必要となる医師数は約32万4000人で、04年調査時と比べ約5万6000人不足。
勤務時間を診療や会議などの時間に限定したとしても、約27万7000人の医師が必要となり、約9000人足りないとした。
ただ、将来推計では、病院や診療所で働く医師数は、2015年に約28万5000人、25年に約31万人、35年に約32万1000人と順調に増加すると推定され、同省は「全体では必要な医師数は供給される」と結論づけた。
「goo ニュース 2006年 6月28日 (水) 23:16」
この厚生労働省の見通しというか、希望的観測なんですが。
まず前提となる点にいくつか問題となる点があると思います。
あくまで、私個人の意見で、新聞やネット以外に裏情報を持っている訳ではないんですけどね。
私が記事を読んで、思った事を書いてみますね!
1,調査の信憑性
>同省研究班の05年調査でも勤務医の勤務時間は週平均63.3時間に達する。
この調査かどうかわかんないですけど、去年私の所にもアンケート用紙が来ました。
私は、その週100時間位働いていたのですが、さすがに労働基準法の問題とかもあるだろうし、本当の事は書けないなーと思って、週40時間労働って書いてしまいました。
周りの医者も、そこまで働いてはいないかもしれませんが、殆どの医師は、本当の事書いたらまずいだろう、と言って、本来働いている時間よりも、大幅に少ない時間を書いていました。
という事は、このような医者が世の中にも結構多いんじゃないかなーって言う事です。
まあ、あくまで私の周りだけ少なめに書いていて、他の人たちは正確に書いているかもしれませんから、なんとも言えないんですけどね。
私の感覚では、勤務時間が週63.3時間以下の医者は2〜3割位じゃないですかね。
まあ、私の周りの医者しか知りませんけどね。
みんな勤務医だし。
私が所属する循環器内科に関しては、勤務時間が週平均63.3時間以下の医者は100人中2,3人位じゃないですかね。
私が知っている循環器内科医は院長、副院長クラスでも、それ以上働いていますね。
ま、あくまで私の周りの医師に限ってですけどね。
2,労働基準法の勤務時間の問題
まあ、百歩譲ってアンケートか調査の精度が確かだとしましょうか。
それでも、日本の労働基準法では、労働者は週40時間労働って決まっているんです。
特殊な職業などで、44時間ってものもありますけどね。
>すべての勤務医の勤務時間を仮に週48時間まで減らすためには、どれだけの医師数が必要かを推計。
って、前提となる労働時間が、すでに労働基準法違反なんですが。
日本の医者は、最も残業をしている職業と言われています。
残業そのものの時間も、サービス残業の時間も恐らく一番か、もしくは上から何番目かでしょう。
で、世界中で恐らく日本が一番、残業やサービス残業の多い国でしょう。
と言うことは、日本の医者は、世界一残業、サービス残業をしている職業と言っても過言ではないと思います。
その医者の労働時間の前提となる時間を、最初の基準になる段階から、20%も増やしているんです、なぜか。
全く根拠はわかりませんが。
最初の前提となる時間を労働基準法に違反した時間にして、40時間から20%も水増しした週48時間労働を基準にして。
更に、少なめのアンケート結果を基にしても、現時点で医者は、約5万6000人不足って事ですね、少なくとも。
しかも、これは都会に医者が多くいて地方には少ないという、医師の偏在化は全く考慮せず、全ての医者が均等に仕事をしているって前提ですね。
各科毎の仕事量の違いについても、もちろん考慮していません。
私がこのブログを通して、最も皆さんに伝えたい事のうちの一つが、
「医者だって、人間なんだ。
人間だから、間違う事もあれば、疲れる事もある。」
そういう事です。
当然、なんの注意もしないで、間違いを繰り返したり、やってはいけないことを、周りの注意も無視してやる医者を擁護するつもりはありません。
しかし、人間ですから、間違える事もあるんです。
しかも、過労や睡眠不足になれば、間違ったり医療ミスをする確率は、絶対に高くなるんですよ、人間ですから。
だからこそ、医者の過労を減らすようなシステムを作る必要が有ると言っているんですね。
いままでは、医者の「善意」でやっていたんですが、それも限界に近づきつつありますから。
そして、もう一つ
「医者を都合の良い時だけ特別扱いするな。」
って事です。
医者は自分で医学部に入って、医者になったんだから、大変で当たり前。
患者の命を救うのが仕事なんだから、その為に医者の体がどうなろうが知ったこっちゃない。
というか、医者の体の事なんか、最初から考えた事もない。
どんなに沢山働いて、睡眠不足になっても、絶対にミスをしてはいけない。
結果がちょっとでも、都合の悪い事になると、医者は訴訟を起こされて悪者。
そういった間違った考えを、国もマスコミも世間に流して、その結果多くの国民が、それを信じてしまっている。
そういう現状があるんではないかと思います。
だからこそ、こういう見通しとか、前提となる根拠はきちんとしたものを使って、客観的に判断するべきだと思うんですよ。
医者だから労働基準法は関係なく、週48時間労働を前提とするってのは、あきらかに間違った特別扱いだと思います。
ちょっと最後の方は、本題と違う話になってしまったんですが。
他にも将来の見通しの甘さに関しても問題があるんですが、長くなってしまったので続きは次回って事にしますね!
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いくつか問題点があるように思ったので、まずはその記事を見て下さい。
医師の不足や偏在の解消に向けて、厚生労働省は28日、「医師の需給に関する検討会」に報告書案を示した。
病院などに勤務する医師の超過勤務を是正するには、最大で約5万6000人の医師が必要になると推計。
同省の04年調査によると、病院や診療所で働く医師の数は約26万8000人。
医師の全体数は毎年約4000人ずつ増えているが、医療現場での医師不足は深刻化しており、同省研究班の05年調査でも勤務医の勤務時間は週平均63.3時間に達する。
報告書案では、すべての勤務医の勤務時間を仮に週48時間まで減らすためには、どれだけの医師数が必要かを推計。
病院にいる時間を「勤務時間」とみた場合、必要となる医師数は約32万4000人で、04年調査時と比べ約5万6000人不足。
勤務時間を診療や会議などの時間に限定したとしても、約27万7000人の医師が必要となり、約9000人足りないとした。
ただ、将来推計では、病院や診療所で働く医師数は、2015年に約28万5000人、25年に約31万人、35年に約32万1000人と順調に増加すると推定され、同省は「全体では必要な医師数は供給される」と結論づけた。
「goo ニュース 2006年 6月28日 (水) 23:16」
この厚生労働省の見通しというか、希望的観測なんですが。
まず前提となる点にいくつか問題となる点があると思います。
あくまで、私個人の意見で、新聞やネット以外に裏情報を持っている訳ではないんですけどね。
私が記事を読んで、思った事を書いてみますね!
1,調査の信憑性
>同省研究班の05年調査でも勤務医の勤務時間は週平均63.3時間に達する。
この調査かどうかわかんないですけど、去年私の所にもアンケート用紙が来ました。
私は、その週100時間位働いていたのですが、さすがに労働基準法の問題とかもあるだろうし、本当の事は書けないなーと思って、週40時間労働って書いてしまいました。
周りの医者も、そこまで働いてはいないかもしれませんが、殆どの医師は、本当の事書いたらまずいだろう、と言って、本来働いている時間よりも、大幅に少ない時間を書いていました。
という事は、このような医者が世の中にも結構多いんじゃないかなーって言う事です。
まあ、あくまで私の周りだけ少なめに書いていて、他の人たちは正確に書いているかもしれませんから、なんとも言えないんですけどね。
私の感覚では、勤務時間が週63.3時間以下の医者は2〜3割位じゃないですかね。
まあ、私の周りの医者しか知りませんけどね。
みんな勤務医だし。
私が所属する循環器内科に関しては、勤務時間が週平均63.3時間以下の医者は100人中2,3人位じゃないですかね。
私が知っている循環器内科医は院長、副院長クラスでも、それ以上働いていますね。
ま、あくまで私の周りの医師に限ってですけどね。
2,労働基準法の勤務時間の問題
まあ、百歩譲ってアンケートか調査の精度が確かだとしましょうか。
それでも、日本の労働基準法では、労働者は週40時間労働って決まっているんです。
特殊な職業などで、44時間ってものもありますけどね。
>すべての勤務医の勤務時間を仮に週48時間まで減らすためには、どれだけの医師数が必要かを推計。
って、前提となる労働時間が、すでに労働基準法違反なんですが。
日本の医者は、最も残業をしている職業と言われています。
残業そのものの時間も、サービス残業の時間も恐らく一番か、もしくは上から何番目かでしょう。
で、世界中で恐らく日本が一番、残業やサービス残業の多い国でしょう。
と言うことは、日本の医者は、世界一残業、サービス残業をしている職業と言っても過言ではないと思います。
その医者の労働時間の前提となる時間を、最初の基準になる段階から、20%も増やしているんです、なぜか。
全く根拠はわかりませんが。
最初の前提となる時間を労働基準法に違反した時間にして、40時間から20%も水増しした週48時間労働を基準にして。
更に、少なめのアンケート結果を基にしても、現時点で医者は、約5万6000人不足って事ですね、少なくとも。
しかも、これは都会に医者が多くいて地方には少ないという、医師の偏在化は全く考慮せず、全ての医者が均等に仕事をしているって前提ですね。
各科毎の仕事量の違いについても、もちろん考慮していません。
私がこのブログを通して、最も皆さんに伝えたい事のうちの一つが、
「医者だって、人間なんだ。
人間だから、間違う事もあれば、疲れる事もある。」
そういう事です。
当然、なんの注意もしないで、間違いを繰り返したり、やってはいけないことを、周りの注意も無視してやる医者を擁護するつもりはありません。
しかし、人間ですから、間違える事もあるんです。
しかも、過労や睡眠不足になれば、間違ったり医療ミスをする確率は、絶対に高くなるんですよ、人間ですから。
だからこそ、医者の過労を減らすようなシステムを作る必要が有ると言っているんですね。
いままでは、医者の「善意」でやっていたんですが、それも限界に近づきつつありますから。
そして、もう一つ
「医者を都合の良い時だけ特別扱いするな。」
って事です。
医者は自分で医学部に入って、医者になったんだから、大変で当たり前。
患者の命を救うのが仕事なんだから、その為に医者の体がどうなろうが知ったこっちゃない。
というか、医者の体の事なんか、最初から考えた事もない。
どんなに沢山働いて、睡眠不足になっても、絶対にミスをしてはいけない。
結果がちょっとでも、都合の悪い事になると、医者は訴訟を起こされて悪者。
そういった間違った考えを、国もマスコミも世間に流して、その結果多くの国民が、それを信じてしまっている。
そういう現状があるんではないかと思います。
だからこそ、こういう見通しとか、前提となる根拠はきちんとしたものを使って、客観的に判断するべきだと思うんですよ。
医者だから労働基準法は関係なく、週48時間労働を前提とするってのは、あきらかに間違った特別扱いだと思います。
ちょっと最後の方は、本題と違う話になってしまったんですが。
他にも将来の見通しの甘さに関しても問題があるんですが、長くなってしまったので続きは次回って事にしますね!
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近の政府の医療費削減の舵取りを財界のお偉方の政府諮問委員会がとっています。
政府諮問委員会の強気のごり押しの背景には 米国の年次別の要望があるのをご存知でしょうか?
いわゆる規制緩和の範疇ですが、ゼネコンのからんだ公共事業への参入は失敗しましたが、医薬品、医療器械の参入はおおむね成功です。ついで保険業、病院経営の参入も文面ですが、きちんと要望しています。色々調べると最近のニュースアーカイブにちょいちょいのっていますよ。さらに米国の会社が負担する膨大な従業員の健康保険料の負担も最終的に製造品のコストを上げるので競走上不公平、日本の会社の負担が少なすぎるじゃないのと やつあたりです。日本の会社も社会保険の半分負担は実は重荷で、早く個人保険のみの医療システムにしてくれよ、病気のカバーは個人でどうぞといわんばかりで 社会保険の支払いが嫌で長期雇用を渋っている中小企業が増えてきたと ニュースでも私の外来でも直接耳にします。高い国民保険は払うのは辛いと。そりゃそうです。
赤字病院の建て直し、ほら旧聞に属しますが、国有銀行や不動産業の不良債権を債権したハゲタカファンドによる経営再建と同じ手法で行うんでしょうね。
小児科の先生に申し上げるのは胸が痛みますが、本来小児科や産婦人科をリストラすることは、経営改善になるのだという認識が いづれの公的病院でもあったのは事実で そういった口吻でしゃべる事務職のスタッフをよくみかけました。。
助産師人件費や当直、待機費などから、訴訟リスク、賠償保険などなどです。 そういう病院では 赤字部門の医師の要望、高度医療機械の購入、労働条件の改善、アメニティの改善は一切撥ね付けて、お宅は赤字部門なので言う資格はないと直接ののしられた経験も 私自身幾度となくあります。
大学や大学病院の独立行政法人化をむかえ、似たような口調を中央官庁からの天下り事務員がするようになりました。経営の改善だそうです。やつらからすると 10年後にならないと臨床にfeed backしないかもしれぬ不確かな基礎研究などにうつつを抜かす医師なんて銃殺ものでしょうね。実験棟を何とかして 患者さんのための病棟に配置転換できないかという事務方の議論にはもう慣れました。大学医学部のありかたも随分変わって行きそうです。間違いなく悪い方向に。
医師が足りなくて現場から悲鳴が上がっても 人件費が下がるのでいいじゃないかといわんばかりの知らん振り、経営側は地域住民のサービスの低下とかは関係なく、定員を割ったために保険点数が自動的に減れば、医師の自助努力が足らぬとのたまい、住民から苦情が出始めてやっと気づいた振りをした。住民の要望を錦の御旗にかかげ、同じ医師数で24時間外来患者を断るな、いやいや医師が最初に電話に出てはならぬ、救急患者を断るからな。事務員が出て はいはい いつでもどうぞと言い、住民皆満足。 医者ますます倒れる。。
実際の収益で判断し、赤字の小児科、産婦人科 そして脳神経外科はお荷物。
黒字になる部門を充実させてこそ、地方自治体に顔向けができて、自分たちの地位保全、給料が出る仕組みと知っています。
外国からの資本参入による製薬会社の事例を 私は実に身近に話を聞きます。赤字部門の切捨ては本当にドラスティックです。ある朝出社したら、机がなかったとか、部屋に集められ、今後のライフプランを応援するから レポートを出せとか例は様々です。そういえば3年以上 同じ会社や支社に残っていてお付き合いするMRさんって本当に少ないです。患者さんと5年、10年、いや患者さんが死ぬまで一生付き合うことになる、地域医療のあるべき姿と 単年度ごとに前任者よりも収益の実績をあげないと昇進させない米国の企業文化とは相容れないことは自明なのに、国内外を通じて有能な会社経営者のニックネームの多くがコストカッターなのに、どうしてこのようなことを我々の政府はやすやすと聞き入れるんでしょうか。
防衛庁のセントラル コンピューターはWindowsだそうです。
やがていづれは この国の健康に関わるお金はすべて外国に吸い取られ、治療の内容は民間保険会社のさじ加減、もっとも根源的な個人情報である疾患や遺伝子情報はいつのまにか、海の向こうに行ってしまうんでしょうか?
政府は本当に我々日本人の何を守ってくれるんでしょう?

先生、こんばんは。先生の労働時間はながいのですね。いくら好きで医師になっても、自分の生活がある程度満たされなければ、続けることはつらいと思いますし、将来医師になる方も減ってしまうような気がします。
勤務医で長時間労働の先生はたいへんだと思います。また、疲弊している先生に診られるのもいやです。なにかいい打開策はないものでしょうか?
勤務医で長時間労働の先生はたいへんだと思います。また、疲弊している先生に診られるのもいやです。なにかいい打開策はないものでしょうか?
Dr.Iさん、はじめまして。九州の田舎で薬剤師をしているめぐといいます。いつも読ませてもらっています。ブログにコメントを残すのは初めてなので、ちょっと緊張してます。
この記事は私も読んでちょっと呆れてしまいました。
医者が疲弊している状態で、良い医療を受けるなんで絶対に無理ですよね。心身ともに健康だから他人の健康に目を向けることができると思うのに、「医者なんだから、多少の無理は当たり前」という考えは理解できません。
それに「勤務時間を診療と会議に限定」ということは、基本的に当直は仕事時間に含まれないってことですよね。
そして、2035年には32万人になるからOKって、今から30年は過労状態を続けろ!ってことですよね・・・
お役人ってすごい考え方をしますね。
ある意味感心します。
この記事は私も読んでちょっと呆れてしまいました。
医者が疲弊している状態で、良い医療を受けるなんで絶対に無理ですよね。心身ともに健康だから他人の健康に目を向けることができると思うのに、「医者なんだから、多少の無理は当たり前」という考えは理解できません。
それに「勤務時間を診療と会議に限定」ということは、基本的に当直は仕事時間に含まれないってことですよね。
そして、2035年には32万人になるからOKって、今から30年は過労状態を続けろ!ってことですよね・・・
お役人ってすごい考え方をしますね。
ある意味感心します。

国民のことなんて考えてない としか思えませんよ。何が国益なんだか分からんけど、国民を守ることを切り売りして、米国に取り入っている。それが日本のために結果的になるのかすら、頭の悪いわたしにはよくわかんない。仮に日本のためであったとしても、本末転倒もはなはだしいと思う。

そのアンケート用紙、僕のところにも来ました。
僕は病院からの圧力で、1日8時間くらいしか働いていない内容で回答しました。
本当は12時間は軽く働いています。
Dr.Iさんのような現場の意見を、声を尊重してくれる厚生労働省であればいいのですが、現実はそうではないようです・・・
僕は病院からの圧力で、1日8時間くらいしか働いていない内容で回答しました。
本当は12時間は軽く働いています。
Dr.Iさんのような現場の意見を、声を尊重してくれる厚生労働省であればいいのですが、現実はそうではないようです・・・
そうですか。
医師の姉をもつ友人が言ってました。勤務医だったんだけどあんまり忙しいから開業したって。こんなエピソードからもお医者さんが忙しいんだろうなぁというのは想像がつきます。
ただ、一方でこんな話もききました。産業医と一般のお医者さんといっしょにしてはいけないのかもしれないですが、健診の有所見者に対して産業医の面談を義務づけるといったことを厚労省が指針だったか通達だったか出したそうです。これを医者の食いぶち確保だねっという声もあります。
私も医師不足についてブログでちょいちょい書いてまして、また近いうち取り上げたいと思ってますが、ようするに日本は医療については最高レベルだけれど栄養が最低レベルだと思うのです。労働基準法の最低賃金がありますが、優良企業はそれ以上の賃金を従業員にあげています。そもそも法律なんて最低ラインであって、その上をいくことが望ましいのではないでしょうか。
栄養基準は法律ではないですが、ガイドラインだから似たようなものですよ。なのに栄養については最低基準しか守っていない。専門家であるはずの栄養師が最低レベルの栄養量をいかに食事から効率よく摂るかにしか心をくだいていないという現状。このギャップが医師不足を招いているのではないかと思います。
医師の姉をもつ友人が言ってました。勤務医だったんだけどあんまり忙しいから開業したって。こんなエピソードからもお医者さんが忙しいんだろうなぁというのは想像がつきます。
ただ、一方でこんな話もききました。産業医と一般のお医者さんといっしょにしてはいけないのかもしれないですが、健診の有所見者に対して産業医の面談を義務づけるといったことを厚労省が指針だったか通達だったか出したそうです。これを医者の食いぶち確保だねっという声もあります。
私も医師不足についてブログでちょいちょい書いてまして、また近いうち取り上げたいと思ってますが、ようするに日本は医療については最高レベルだけれど栄養が最低レベルだと思うのです。労働基準法の最低賃金がありますが、優良企業はそれ以上の賃金を従業員にあげています。そもそも法律なんて最低ラインであって、その上をいくことが望ましいのではないでしょうか。
栄養基準は法律ではないですが、ガイドラインだから似たようなものですよ。なのに栄養については最低基準しか守っていない。専門家であるはずの栄養師が最低レベルの栄養量をいかに食事から効率よく摂るかにしか心をくだいていないという現状。このギャップが医師不足を招いているのではないかと思います。
自民党、小泉、竹中ラインがアメリカべったりなのは、それなりに知っているつもりではあります
国が大赤字なのも、公共事業や役人の天下り先など、目先の自分たちの利益を守る事ばかりしたために、これだけ赤字が大きくなって、それを少しでも減らす為に弱い患者や病院などが迷惑を被っている。
そういう状況でしょうね、残念ながら。
政府は金持ちしか守りませんから、自分の身は自分で守るしかないでしょう。
国が大赤字なのも、公共事業や役人の天下り先など、目先の自分たちの利益を守る事ばかりしたために、これだけ赤字が大きくなって、それを少しでも減らす為に弱い患者や病院などが迷惑を被っている。
そういう状況でしょうね、残念ながら。
政府は金持ちしか守りませんから、自分の身は自分で守るしかないでしょう。
ま、去年は大学にいましたからね。
今はそこまで忙しくはないんですけどね。
突然良い方法が何もない所から出る、って事はないと思うので。
地道にこういう場で、現場の実態を訴えていくというのが、一つの方法だと思っています。
今のところ、直接政府に言っても全く取り合ってはくれないでしょうから。
こういうところで地道に発信していって、世論を動かすのが一番の近道だと私は考えています。
今はそこまで忙しくはないんですけどね。
突然良い方法が何もない所から出る、って事はないと思うので。
地道にこういう場で、現場の実態を訴えていくというのが、一つの方法だと思っています。
今のところ、直接政府に言っても全く取り合ってはくれないでしょうから。
こういうところで地道に発信していって、世論を動かすのが一番の近道だと私は考えています。
はじめまして。
緊張しないで、気軽にコメントして下さいね!
>「勤務時間を診療と会議に限定」
それ私もちょっと気にはなっていたんですが。
当直や医者にしか書けない書類を書くことは、医者の仕事ではない、と言っているみたいですね。
なら、誰が替わりにやってくれるのか代案を出して欲しいんですけどね。
30年後はオーケーっていう試算も、かなり見通しが甘いんですよ。
それに関しては次回書きますね。
緊張しないで、気軽にコメントして下さいね!
>「勤務時間を診療と会議に限定」
それ私もちょっと気にはなっていたんですが。
当直や医者にしか書けない書類を書くことは、医者の仕事ではない、と言っているみたいですね。
なら、誰が替わりにやってくれるのか代案を出して欲しいんですけどね。
30年後はオーケーっていう試算も、かなり見通しが甘いんですよ。
それに関しては次回書きますね。
国のため、って言葉は使っているかもしれませんが。
国の為じゃなくて、目先の自分達の利益の為に動いているんですよ、彼らは。
少なくとも、患者や国民の事は考えてはいないでしょう。
一部の官僚とか、土建屋とか政治家とか事を彼らは、「国」と呼んでいるんでしょう。
国の為じゃなくて、目先の自分達の利益の為に動いているんですよ、彼らは。
少なくとも、患者や国民の事は考えてはいないでしょう。
一部の官僚とか、土建屋とか政治家とか事を彼らは、「国」と呼んでいるんでしょう。
あ、先生の所にも来たんですか。
私は圧力があった訳ではないんですが。
でも、なんとなくそういう雰囲気に全体がなっていましたね。
厚生労働省にそんな事期待したら駄目ですよ。
最初から期待しない方が、後で受けるショックも少ないですから。
私は圧力があった訳ではないんですが。
でも、なんとなくそういう雰囲気に全体がなっていましたね。
厚生労働省にそんな事期待したら駄目ですよ。
最初から期待しない方が、後で受けるショックも少ないですから。
>健診の有所見者に対して産業医の面談を義務づけるといったことを厚労省が指針だったか通達だったか出したそうです。これを医者の食いぶち確保だねっという声もあります。
うーん、どうなんですかねー。
あんま、知らないんですが、その件に関しては。
医者の数ってのは限られてるんで。
それ専門の医者が増えたら、他の医者が減るっって事なので、残った医者の仕事がより増えるんで、正直言って止めて欲しいですね。
>日本は医療については最高レベルだけれど栄養が最低レベルだと思うのです。
それはあるかもしれませんねー。
うーん、どうなんですかねー。
あんま、知らないんですが、その件に関しては。
医者の数ってのは限られてるんで。
それ専門の医者が増えたら、他の医者が減るっって事なので、残った医者の仕事がより増えるんで、正直言って止めて欲しいですね。
>日本は医療については最高レベルだけれど栄養が最低レベルだと思うのです。
それはあるかもしれませんねー。
暑くて
寝ていられなくて思わず早起きしてカキコしています
「お医者さん」=懐ぬくぬく、楽なホワイトカラー職種、横柄、
庶民の敵
こういう心無い図式は無責任なマスコミのせいだと思うし、そのせいで悪意が諸先生方や病院に向けられて
慢性の医師不足が起き、自分たちの首を絞めることになっている現状は、健康なうちでは判らないのですよねぇ。
ちなみに提案なんですけれど、病院って小学生とかの「社会見学」をさせてはくれないのですかねぇ?邪魔だから…というのもありますけれど。
子供の「曇りのない目」できちんと病院という現場での医師の活躍や大変さ、すばらしさを見てもらえば長い目で見ると変な大人にならないような気もするし、「テレビで言ってたことと全然違うよ?」とバカな大人を窘めてくれる起爆剤にもなりそうなのですが。それに現場を肌で感じて医師を将来目指してくれる子も出てこないかなぁ??
理想論でしょうか。
追伸 全然関係ないですけれど、てんつゆ先生のトコのコメントに同じ名前の「來夢」ってハンドルのヒトを発見しました♪キャラかぶってないと思うのですが、別人なんです


「お医者さん」=懐ぬくぬく、楽なホワイトカラー職種、横柄、

こういう心無い図式は無責任なマスコミのせいだと思うし、そのせいで悪意が諸先生方や病院に向けられて

ちなみに提案なんですけれど、病院って小学生とかの「社会見学」をさせてはくれないのですかねぇ?邪魔だから…というのもありますけれど。
子供の「曇りのない目」できちんと病院という現場での医師の活躍や大変さ、すばらしさを見てもらえば長い目で見ると変な大人にならないような気もするし、「テレビで言ってたことと全然違うよ?」とバカな大人を窘めてくれる起爆剤にもなりそうなのですが。それに現場を肌で感じて医師を将来目指してくれる子も出てこないかなぁ??


追伸 全然関係ないですけれど、てんつゆ先生のトコのコメントに同じ名前の「來夢」ってハンドルのヒトを発見しました♪キャラかぶってないと思うのですが、別人なんです

政府の人たちは、自分達はお金があるから、最高の治療を最高の病院で受けられるし、年金もたくさんもらえる。
だから、「痛み」を知らないから、勝手な内容のことがいえるのですよね。
事件は現場で起きています
と言いたいですよね。
政府では本当の医療現場を見ているのでしょうか。
上のほうばかり見ててもだめですよね。
もっと本当の意味の医療現場を見に行かないと。
頑張れ、日本のお医者さんたちp(^o^)q
だから、「痛み」を知らないから、勝手な内容のことがいえるのですよね。
事件は現場で起きています
と言いたいですよね。
政府では本当の医療現場を見ているのでしょうか。
上のほうばかり見ててもだめですよね。
もっと本当の意味の医療現場を見に行かないと。
頑張れ、日本のお医者さんたちp(^o^)q

小学生に医療の現場を見せるっていうのは、良いですねー。
どこかやってる所はあるんでしょうかねー。
てんつゆ先生の来夢さんは、別人でしたか(汗)
どこかやってる所はあるんでしょうかねー。
てんつゆ先生の来夢さんは、別人でしたか(汗)
そうなんですよ。
政策を作っている官僚や役人は、自分の事とは関係ない事だから、数字合わせしかしないんですよ。
これが問題なんですね。
政策を作っている官僚や役人は、自分の事とは関係ない事だから、数字合わせしかしないんですよ。
これが問題なんですね。
すべての国民は健康で文化的な生活をおくらなきゃダメなのに~(T_T)医者の不養生になってしまいますよね…。
友達が家族の労災を申請しているのですがその手続きも大変そうでした。しかも辛い状況を沢山思い出したり書類に書いたりしなくてはならないheavyな作業の連続です。認定を祈るばかりですが、過労で亡くなった人は戻らないのですよね…。
友達は「二度と他の人に同じ思いをして欲しくないから」と言う気持ちもあって頑張ってます。エビも力になりたい。
お医者さんも患者さんも本当は闘うのは病であって、制度とかお上の狡猾さなんかと闘ってる暇なんてないのに…。
Dr.I先生や皆さんがあげている声がきっと実を結ぶと思います(^O^)
友達が家族の労災を申請しているのですがその手続きも大変そうでした。しかも辛い状況を沢山思い出したり書類に書いたりしなくてはならないheavyな作業の連続です。認定を祈るばかりですが、過労で亡くなった人は戻らないのですよね…。
友達は「二度と他の人に同じ思いをして欲しくないから」と言う気持ちもあって頑張ってます。エビも力になりたい。
お医者さんも患者さんも本当は闘うのは病であって、制度とかお上の狡猾さなんかと闘ってる暇なんてないのに…。
Dr.I先生や皆さんがあげている声がきっと実を結ぶと思います(^O^)

>医者の不養生
まさにその通りですね。
役人と戦う無駄な時間があれば、その分患者を診て病気を治す事に時間を使いたいんですけどねー、ホントは。
まさにその通りですね。
役人と戦う無駄な時間があれば、その分患者を診て病気を治す事に時間を使いたいんですけどねー、ホントは。
こんばんは!sophia97です。
私も医師不足のことは、新聞で知りました。
医師が不足していても増やすのには、10年サイクルで考えなくてはなりませんよね。
それなのに、政府が無策なのは信じられません‥
私も医師不足のことは、新聞で知りました。
医師が不足していても増やすのには、10年サイクルで考えなくてはなりませんよね。
それなのに、政府が無策なのは信じられません‥
役人や、政治家は自分たちが作った政策が間違っているとは、決して認めませんからね。
自分たちは正しいからって、根拠をねじ曲げたり、いい訳をするのは上手なんですけどね。
ま、しっかり中身を吟味すれば、それは間違いだって事はわかるんですが。
マスコミもそういう検証をあまりせずに、そのまま流す傾向がありますからねー。
全く信じられません。
自分たちは正しいからって、根拠をねじ曲げたり、いい訳をするのは上手なんですけどね。
ま、しっかり中身を吟味すれば、それは間違いだって事はわかるんですが。
マスコミもそういう検証をあまりせずに、そのまま流す傾向がありますからねー。
全く信じられません。